カラードもORCAもMG2丁でゴリ押せるね(フラジールを除く)
特にラインアーク守ってフラジールのチェーンガン手に入れてからまーヌルゲーですわ
「その程度かテルミドールよ!」って言いたくなりました
お前よりよっぽどフラジールの方が苦戦したわ!
あと月輪さん強い、コジマこわい
暁達に抱き枕にされてから何時間経ったのだろうか、すでに窓から見える空は明るみ始めていた
眠れないのは慣れているため特に辛くはないのだが、両腕が塞がっているので何もできないのが辛い
「5時か…そろそろ起きたい時間だが…」
「ん…」
起きあがろうとすると力を込めて離れないよう抱きついてくる、剥がそうにも反対の腕も同じような事になっているためどうにもならない
「気持ちよく寝てるところを申し訳ないが…」
腕に張り付いてる暁と雷を起こそうと腕を強めに振りながら呼びかける
「暁、雷すまないが起きてくれないか」
「ん〜雷ぃ〜あと5分〜」
「ハッ!おはようございます!エドガーさん!」
「おはよう雷、ほら暁俺は雷じゃないぞ」
雷はスッと起きてくれたが、暁は中々起きない
「…おりゃ」
「あうっ!?」
かなり手加減したデコピン
「目ぇ覚めたか」
「ええ、ごめんなさいエドガーさん…いたたた…」
効果は抜群だ、少し赤くなったでこを抑えながら暁も渋々起きる
「悪いな、ちょっと行きたいところがあるんだ」
「そうなの?じゃあ響達も起こすわね」
「いや両手が空けば十分だ」
腰辺りに引っ付いている響と電を引っ剥がし立ち上がる
「数時間ぶりの自由だな」
伸びをすると身体中からミシミシと音が鳴る、やはり動けないのは辛かった
「ところで今から何処へ行くの?」
「ACのところにな、色々とやりたいことがある」
エドガーは海上に浮かぶために、いつもより高出力でブースターを運用していたのが気になっていた
ハイブーストやグライドブーストに長時間耐えれるためそのくらいの運用でどうということは無いだろうが、ACを失ってしまったらエドガーは何もできなくなってしまう、できることなら長期間運用できるように状態を把握しておきたかった
「さて、行ってくる」
「「行ってらしゃい!」」
暁と雷に見送られ部屋を出る、目指す先はガレージ、といってもAC用ではないが
「行っちゃったわね」
「そうね…」
暁と雷はエドガーが出て行った扉を眺め続ける
絶望的なあの状況から救い出してくれたエドガーが出て行った扉を
「エドガーさんあったかかったなぁ…」
「そうね、今日も一緒に寝てもらえるかしら」
「…あれ?暁?こんな時間に起きてるなんて珍しいね」
「早起きはレディーの嗜みだもの!」
「いつも雷に起こされてるくせに」
「うっ…」
「ふぁ…」
「電も飽きたわね、そろそろ総員起こしの時間だから着替えましょう」
艦娘達を生み出したり、装備を開発するための施設「工廠」
側には先の大戦の名残りである使われてない人間用の基地航空隊の設備がある、その中の航空機用のハンガーにACが駐機されていた
「さてと…まずは燃料弾薬の確認からだな」
機体の側面を器用によじ登り、ハッチが開きっぱなしのコックピットの中を覗くと
「「…」」
「うおっ!?」
死んだ顔をした夕張と何故か頭から突っ込み腰から下しか見えない明石が狭いコックピットにぎゅうぎゅう詰めになっていた
2人でACを解析していたことは知っているが、何をどうしたらこんな状況になるのか分からない
「おい、大丈夫か?」
「あっ!エドガーさんおはようございます!」
「ああおはよう、ところでなんでそんなことになってるんだ?」
「それがですね…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーー
夕張はエドガーに教えてもらった手順でACのテストモードを起動しようとしていた
[メインシステム、テストモードを起動します]
「やった!できた!」
ディスプレイに機体の様々な情報が映し出され、エドガーから貸し出されたチェックリストを順番に確認していく
「どうでしたかー?」
ACの足元にいる明石が、夕張に向かって作業状況を聞く
「すごいですよ!簡単なチェックリストですが技術者として興味をそそられるような内容ばかりです!」
「本当ですか!どれどれ…」
明石はACをするする登り夕張の作業を眺める
「へぇ…こんな小さいジェネレーターでこんな鉄の塊を動かせるほどのエネルギーが得られるなんて…」
「出力を急激に上げることができるブースターに戦艦の砲撃すら弾く装甲…一回全部バラして調べたいです」
「命の恩人の機体なんですからそんなことできませんよ」
「そうですよね〜…ん?右腕破損?」
「壊れてるってことですよね?見た感じなんともなさそうですが」
「明石さんちょっと調べてきてくれません?」
「了解です」
そう言って明石が立ち上がろうと足に力を入れた時
ズルッ
「あっ」
「へ?」
「「きゃー⁉︎」」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「というわけなんです」
「なるほど…とりあえず明石を引き摺り出すか」
明石の足を掴み引っ張りだす
「プハッ!ありがとうございます…」
引き上げた明石の顔は何かに挟まれていたのか赤くなっていた
「夕張ちゃんのふくらはぎです」
「聞いてねぇよ」
「柔らかかったです」
「聞いてねぇよ」
「気持ちよかっ」
「もう一回落としてやろうか」
「ちょっ!それ私にも被害が!」
3人で騒いだ後ACから降りる
「で?どうだったんだ?」
夕張と明石に解析の結果を尋ねる
夕張がエドガーの問いに答えた
「補給と整備ですか?それなら可能でした!」
「そうか!」
これでエドガーの最大の不安が解消された
これが可能ならば機体自体のガタが来るまで使い続けられる
「しかし一つ問題があって…」
「ん?なんかあったのか」
「それが…燃料や弾薬、つまり資源の消費量がものすごいんです」
「?弾薬のはわかるがこの機体はそこまで高燃費なわけじゃないと思うんだが」
「説明させていただくと私たちが使う資源は普通の資源とは違い、燃料、弾薬、銅材、ボーキサイトが各一種類ずつあります、普通の兵器でしたらそれぞれにあったものを用意しなければなりませんが私たちはこの4つの資源だけで補給も修復もでき、戦うことができます」
「そりゃ便利だな」
「はい私たちが使う資源は使い分ける必要がない代わりに艦娘によって消費量が違ってきます、駆逐艦と戦艦だったら戦艦の方が断然消費量は多いです」
「なるほど…てことはつまり…」
「はい、武器の威力も装甲の硬さも規格外であるこのACの資源消費量は尋常じゃないことになっています、先の3回戦闘での弾薬と銅材の消費が約一万2千、燃料の消費が2万5千ほどです」
「わーお…」
エドガーにはこの数値が多いのか少ないのか分からなかったが2人の表情からして決して痛くはない消費ではないことが伺えた
「ですがボーキサイトは何故か正規空母と同等です、むしろ安いぐらいですよ」
「まぁアルミはACにはあまり使ってないからな」
「幸いにも前提督が大和型を建造するために大量に溜め込んでた資源があったので対応はできましたが次出撃したら鎮守府の資源は火の車です」
「そうか、ありがとう夕張、明石」
そう言うとエドガーは2人の頭を撫で始めた
元はパートナーの姉妹の願いから始めたことで、いつのまにか女の子に対して感謝を伝えるときは撫でるのをセットにすることがエドガーの普通になっていた
姉妹がこうすると女の子は喜ぶと女性経験皆無のエドガーに入れ知恵したからである
実際明石は少し恥ずかしがっていたが夕張は蕩けた顔になっていた
「でゅへへ〜」
「いえ、命の恩人の貴方の為です、ロボットを調べてみたいという下心もありますが」
「そういえば、機体の整備はどうしたんだ?」
なでなでに夢中な夕張の代わりに今度は明石が答える
「それはですね、この機体に妖精さんがいてなんと艤装判定になっていたんですが、私たちがコックピットから抜け出せなくなっていたときに急に妖精さんが集まってきて直したんです」
「妖精さんってこのぬいぐるみみたいなやつか」
近くにいた妖精達に目をやると、その妖精達がウィンクしながら親指を立てた
よくACを見てみると、腕の破損どころかそこらじゅうに刻まれていた傷や弾痕が全て無くなり新品同然になっていた
「…そういえばACにいた妖精ってどんなやつなんだ?」
「あれ?そういえばエドガーさんがくる直前までACの肩にいたんですが…」
明石が言い切る前に嫌な予感がしたエドガーはその場でしゃがむと、頭のすぐ上で縄が空を切る
「やっと会えた…初めましてパイロット」
「おう、てことはお前がACの妖精か」
「そう、貴方の愛機バロッツァクローリクです」
エドガーが後ろを向くと、そこには少女が縄を持って立っていた
身長は150㎝程、短い黒に近い灰色の髪をした頭にはウサギの耳が生え、足は膝から下がウサギの脚になっている
そして赤色の瞳には光がなかった
「ところでそのロープは何だ?」
「これですか?そこらへんに落ちていたものですけど、パイロットを捕まえるのにはちょうどいいかなと」
「なんで俺を捕まえようと?」
「大好きだからです」
「なるほどわからん」
「じゃあ直接教えてあげます!」
クローリクがエドガーに飛びかかる
ウサギの脚の為か、かなり勢いがあったがエドガーは避けようとせずに構えをとった
エドガーの間合いにクローリクが入った瞬間、首と腕を掴み背負い投げを決めた
それは柔道のように相手に怪我をさせないようにするような技はなく、ただただ相手を無力化するためだけの背負い投げだった
「きゅう……」
コンクリートの床に思い切り叩きつけられたクローリクは気の抜けるような声を漏らして気絶した
「お見事…」
側で見ていた明石が賞賛の声を送る
「ありがとう、…さて」
大の字に伸びているクローリクに目をやる
「悩み事が減ったと思ったら…面倒事が増えたな…」
最初クローリクはボクっ娘にする予定でしたがタイタンフォール2 のモナークに恋したのでこうなりました
脱出の時に「いつまでも。」と言われたのがトドメです
すまんモナーク…外だと思ったら室内だったんだ…
まさか敵陣営のど真ん中に落とされるとは思わなかったんだ…