皆さん、おはようございます。月山波留です。
現在、海鳴市の山側にある温泉地に向かっている車内です。
「連休は家族そろって温泉に行こう!!」
と言う父親の一言で今回の《海鳴温泉2泊の旅》が決行されることになりました。今回泊まる温泉宿はペットOKの宿なので、アリアとリニスも同行します。ちなみにお店は、臨時休業にしています。
この2日間は魔法の訓練も休みにするということなので俺も年相応に遊びながらゆっくりしますか。
宿に到着した直後、計画していたことが見事に崩れ去りました。
「「何でここにいるの~。」」
波留とアリサが見事にハモリ、なのはとすずかは
「なんで?なんで?」
と驚いている。
まさかと思い、親の方に視線を向けるとドッキリ大成功みたいな顔をしている父・孝夫の姿があった。
どうやらこの宿の事を士郎さんから聞いたらしく、今回の計画を思いついたんだとか。
小学生組は一切知れされていなかった為、まんまとドッキリ?にはまったのだ。
今回の温泉参加者
・月山家4人+猫2匹
・高町家5人+フェレット
・アリサ、すずか、しのぶ、ノエル、ファイン姉妹(2人は月村家のメイド)
以上、総勢14名とペット3匹と大所帯になった。
何はともあれ温泉を楽しもうと思う波留だった。
波留はさっそく温泉につかっている。恭也さんも一緒だ。両親たちはそれぞれの時間(ラブラブ)を他の皆も、温泉に入ったり各々の時間を過ごしている。ちなみにアリアとリニスは後で温泉にと言って、今は部屋でくつろいでいる。
温泉から出た波留は、先に出ていたなのはたちを見つけると一人の女性となにやら揉めていた。
女性が去った後に近寄り
「どうしたの?」
「あっ、波留君。」
「なんか人違いだったみたい。」
「失礼な人よ!昼間っからお酒でも飲んでんじゃないの!」
波留の質問に、なのは・すずか・アリサの順で答える。
◇
その日の夜中
近くでジュエルシードの反応があった。
隣で寝ていたなのはが飛び起きて出て行った。波留もこっそり後をつけようかと思ったが亜樹の抱き枕にされて動けない。
仕方ないので、念話でアリアとリニスに
〘ゴメン。2人とも。俺は動けないからなのはをお願い。〙
〘わかりました。〗
〘分かった。〙
2人はなのはの後をおいかけた。
◇
……結果は、なのはの負け。
ジュエルシードも奪われた。
戻ってきたリニスは
〘やっぱりあの子たちでした。〙
そうつぶやいて寝てしまった。
『とんだ温泉旅行になったなぁ。』
波留はそう思いながら目を閉じた。
数日後
朝から上の空のなのはに
「いい加減にしなさいよ!」
アリサの怒鳴り声が教室に響いた。
なのはに文句を言いわると、アリサは教室を出て行ってしまった。
すずかは、なのはと少し言葉を交わすとアリサを追いかけていった。
「なのは?どうした?」
「あ、波留君。ううん。何でもないの。
今のは、なのはが悪いから。」
その日、なのはたちは言葉を交わさず学校が終わった。
◇
放課後、高町家稽古の日だったので、恭也さんと美由希さんに聞いてみた。
「最近のなのはの様子?」
「はい。何か変わったことはありませんか?」
ストレッチをしながら聞く波留に恭也は
「どうしたんだ?突然。」
「実は今日、学校で……。」
今日の事を、二人に話した。
「そっかぁ。アリサちゃんを怒らしちゃったかぁ。最近、夜に出かけてるのが何か関係あるのかな。恭ちゃん。」
『気づいてたんだ。
二人ともさすがだな。』
二人は、なのはがジュエルシードを探すために夜、出かけているのに気づいていたのだ。
『しかし、家族に内緒で出ていたのか。』
「父さんも気づいてるぞ。
まぁそろそろ俺からも注意するよ。なのはに。」
その答えに、やっぱ凄いなこの人たちはと思う波留だった。
その日の夜、事件は起きた。
街中でジュエルシードを強制発動させて、見つけようとするフェイトたちの魔法が放たれた。道場で稽古中だった波留はそれに気づき、向かおうとする。
するとリニスに呼び止められた。
「急がないと、今回のは手遅れになる!」
慌てる波留にリニスは
「なら、なおさらこれを使ってください。」
そう言うと、一振りの刀を出した。
「できたのか?」
「ええ。苦労したんですよ?
この、かたな?にデバイスの機能をつけるの。」
エヘンッと胸を張りながらが答えるリニス。
それは、波留の守刀である”小烏丸”だった。
以前からリニスに
「魔導士にはデバイスが必要ですよ。なんなら私が作りますよ?」
等と言われていたので
「それなら、これをそのデバイスに出来ないか?」
と渡したのが小烏丸であった。
”小烏丸”
マスター・月山波留
マイスター・リニス
アームドデバイス
元は月山家にあった一振りの刀。波留の五歳の誕生日に父・孝夫から守刀として譲り受ける。
「ありがとう。リニス。
行くぞ小烏丸。
セットアップ!」
〈Get lady
set up〉
足元に月光色の魔法陣が現れ光に包まれる波留。
ネイビーブルーの騎士甲冑が装着されていく。
最後に黒いマントが肩にかかり胸の前で蝙蝠の羽の形をした留め具で固定される。
「よし!行こう!!」
「ああ。」「ええ。」
そう言うと、波留・ブリジット・リニスの三人は発動したジュエルシードの元へ飛んで行った。
近くまで行くと結界が発動された。その直後、金色と桜色の封印魔法がジュエルシード目掛けて放たれる。
今回はここまでになります。
言葉がうまく文字に起こせません。語彙力がありません。
言い回し等に変な所があったらご指摘ください。おねがいします。
※波留のバリアジャケットは原作のストラウスが着てた甲冑をイメージしてください。