とある上条さんの恋物語~ラブストーリー~ 作:青色のフリーター
更新遅くなったすいません……
ココ最近仕事忙しくて…………
という訳で2話目です。ちょっと内容を詰め込みすぎてしまった為、読みにくいかもしれません。
それではどうぞ
「えっ…………補習!?」
一日の授業が終わった午後15時30分頃……私、上条当麻は小萌先生に呼び出され、職員室へとやってきていた。
「今回のテストで赤点ギリの上条ちゃんには明日から3日間、補習があるって言ったんです!ちゃんと聞いてるですか!?」
…………思い当たる教科は嫌と言うほどある。そして、その赤点回避のためにわざわざ御坂に頼み込んでまで勉強を教えてもらったのだ……(中学生に教えを乞う上条さんを笑ってくれ)(斯く言う本人は嬉しそうだったが)
なのに…………こんな仕打ちはあんまりじゃないか……?
「という訳で、明日から3日間ちゃんと私の部屋に来るですよ!わかったですか!?」
現実逃避をしていた間に補習を受けることは確定していたようだ。季節は夏、みんなは夏祭りだ海だと騒いでいる中上条さんは1人補習を受けなければならないのだ……
悲しき哉人生…………
「……わかりました」
そう返事した俺は「失礼します」と残し、その場を後にした。
そうして校門前、お決まりの文句を全力で叫ぶ…………
《不幸だぁああぁあぁあああぁああぁああぁあぁあぁああぁぁああぁあぁあ!!!》
・・・・・・一方その頃・・・・・・
「はぁ〜…………終わった〜…………」
授業後、あたしは真っ直ぐ家に帰るわけでもなく、その足で近くのファミレスへと向かっていた。
「それにしても最近暑いよねぇ…………タオルが手放せないよ…………っと……あれ?」
額に滲む汗をタオルで拭い、ふと前を見てみるとそこには見慣れた花飾りを頭に乗せた少女の姿があった。
(…………相手は完全に油断している……狙うならここしかあるまいっ!)
「…………うーいっはっるー!ちゃんとパンツ履いてるかぁー!」
どこぞの蛇宜しくその少女に気付かれずに接近したあたしはその少女のスカートを勢いよく捲り上げる
「ひゃぁぁっ!?」
「おっ、今日のパンツはピンクのシマシマかぁ…………これまた通好みなものを…………ジュルリ」
「ちょっと何してくれてるんですか佐天さん!」
「いやぁ…………一日1回は初春のパンツを確認しないと…………ね?」
「そんな確認しなくてもいいです!ちゃんと履いてますからぁ!」
そう言って顔を真っ赤にして抗議してくる少女の名前は初春飾利、あたしの大事な大親友だ。
そう!大親友ならばちゃんと毎日パンツ履いてるか確認することは必須条件なはず!(何?)
そこのキミ?あたしは断じて変態じゃないゾ♡
「ははっ、ごめんごめん!ちょっと調子に乗りすぎちゃった♡てへっ♡」
「ちょっとって…………毎回じゃないですかぁ…………」
(またまたぁ……そんなこと言って満更じゃないくせにぃ〜♡このこのぉ!)
あたしは内心そう思ったけれど、それは言わないでおく……はずだったのになぁ〜…………
「聞こえてますからね……?もう……勘弁してください…………」
あっちゃ〜…………心の声が漏れていたらしい…………これは失敬…………
「あはは…………そんな事よりさ?初春はこれからどこ行く予定なの?」
「そんな事ですか!?私のスカート捲るのはそんな事なんですか!?」
「まぁまぁ、落ち着いて!代わりにあたしのパンツ見る?」
そんなこと言って見たところで誰もあたしのパンツなんて興味無いのだろうけど…………それはそれでかなしいなぁ…………
「まったく…………今日は風紀委員の仕事があるのでこのまま事務所に向かう予定ですよ?」
「ちぇっ、なんだぁ…………つまんないなぁ……」
我が大親友は今日も治安維持に駆り出されるらしい。
「まぁ……いっか!それじゃ初春、頑張って!」
「はいっ!またこんどどこか行きましょう!」
「そうだね〜、楽しみにしてる!」
そう言うと初春は横断歩道を駆けて行った。
「はぁ…………何やろっかなぁ…………」
あたしはそんなことを考えながらとある曲がり角に差し掛かった。その時
???「おっと〜?君一人なの?良かったら俺たちと遊ばねぇ?ケケケ…………」
はぁ…………あの人の言葉を借りるわけじゃないけど…………
不幸だなぁ…………
・・・・・・・・・・・・・・・
「くっそ…………やっと終わったよ…………」
結局日が暮れるまで小萌先生の部屋に缶詰された俺はやっとの事で補習を終わらせて1人帰路へと着いていた。
辺りは既に日も落ち始めていて、ついさっきまで聞こえていた子供の声も最早疎らになっている。
「はぁ…………これから腹を空かせて待ってるインデックスを宥める時間が始まるのか…………不幸だ…………」
そんなことを言いながら曲がり角を曲がった時
「ん?なんだあれ…………?」
1人の少女…………それもよく見る制服に身を包んだ少女が数人のヤンキーに絡まれているのを見つけた。
「佐天さん……?」
俺はそう言うや否や、その場所へと駆け出す。
「おい涙子!1人でどっか行くなって言ったろ!?まったく……早く行くぞ!」
俺はそう言って佐天さんの手を取ってその場を離れようとする……
しかし、運命は残酷でした……
「おいおい…………テメェこの子のなんなんだよ……ァあ!?」
1人のガタイがいい男に行く手を阻まれてしまった……
本当に不幸だ…………
「えぇっと…………港のヨーコ……?」
「ヨコハマヨコスカ〜じゃねえんだよダボが!」
おっと、刺激してしまったらしい……
さすがにこの数を1人で相手するのはちょいと厳しいかも…………だって上条さん1対1しかやったことないんだもの……ヘタレと思うなら笑っとくれ……
(とりあえず、佐天さんだけは無傷で帰さないと…………ヤルしかないか……)
そう俺は覚悟を決めて、今一度敵さんと向かい合った。
「いいぜ…………やってやるよ!」
???「おい…………こんなとこで何やってんだテメェは
よ…………」
啖呵を切ったところで背後から声をかけられる。
???「ったくよ…………喧嘩売るにしても数を考えろ……」
背後の少年がそう言うや否や目の前の不良2人が後方へ吹っ飛ぶ
「垣根……!」
背後を振り返るとそこには金髪のホストみたいな少年が
たっていた。
「よぉ、久しぶりだな。そして…………性懲りも無く突っ込んでくのは相変わらず治ってねぇみたいだな……」
金髪の少年……垣根帝督はそう愚痴を零すと目の前の不良グループを一瞬にして薙ぎ倒す。
「……悪かったな。にしても、助かったよ……サンキューな。」
「けっ、テメェには借りがあるからな。こんなとこでくたばられてもこっちが困るんだよ。」
「借り……?俺お前にそんなのあったっけ……?」
いかん…………思い出せん……こんな時に限って自らの記憶力の無さを恨めしく思う。
「まぁ……いい。ところで……なんでこんなとこに居るんだお前は……まさか……!」
そう言うや否や垣根は俺からそっと距離を置き始める
「いやちょっと待て!断じてお前が思ってるようなことはない!」
「いやだって…………こんな路地裏に中学生連れ込んで……あんなことやこんなことしようとしてたんだろ?」
いかん……すごい誤解を招いてる…………不幸だ……
━━━━━30分後━━━━━
「だははははっ!お前マジで変わんねぇな!」
「不幸だ…………」
その後、何とか垣根の誤解を解いた俺はその後にさんかした初春さんも含め、近くの喫茶店で一息ついていた。
「あはは…………嫌だなぁもう……」
事の発端である佐天さん自身は素知らぬ顔でコーヒーを啜っている。
「誰のせいでこうなったと思ってんだよ……上条さんは悲しいよ……トホホ……」
「そ、そう言えば……!」
俺が1人ため息をついていると垣根の隣に座っていた初春さんが声を上げる。
「あぁ?どうかしたのか初春?」
「あ、いえ垣根さん……これといって重要なことではないんですけど…………」
「いいから言えよ……」
「あ、あの…………今週末に夏祭りがあるらしいんですよ…………だから、このメンバーで良かったら一緒にどうかなって…………」
…………確か、小萌先生と黄泉川先生もそんなこと言ってな…………あの時は補習のことで頭いっぱいだったし、どうせその日も補習だから関係ないと思っていたけど………
「あ、だったら!」
突如、隣にいた佐天さんが口を開く。というか、まだ居たんですね……てっきり上条さんもう帰っちゃったもんだとばかり…………
「一緒に行きませんか!夏祭り!」
後編に続く
1話で書ききれなかった…………気力が持たなかった……
後編に続きます…………ごめんなさい……