世界の中心でフェイトォォォォ!と叫ぶ俺恋語(オレコイガタリ) 作:スターダストヒーロー
今月中には無印編を終わって、A's編か、違う編に入りたいと思っています。
それでは、母と娘クライマックスをお楽しみください。
俺はプレシアを睨みつけながら、叫ぶ。
「お前、自分の娘をなんだと思ってやがる!!なぜ、あんな酷いことができるんだ!?」
「うるさいわねぇ・・・」
プレシアはゆっくりと部屋の中央に置かれている椅子に座る。
「ところで、あなたは何者なのかしら?」
プレシアはそう言って俺を睨みつける。
「俺か・・・俺はフェイトちゃんの仲間だ!!」
プレシアはそれを聴くと突然笑いだした。
「あなたがあの人形が言っていた・・・それにしても仲間、仲間ねぇ・・・アハハハハハハ!!ちゃんちゃらおかしいわねぇ」
「っ!!?なにがおかしいんだ!?」
「いいこと教えてあげるわ!!フェイト・・・あの出来損ないの人形のことをねぇ」
フェイトちゃんが人形・・・?どういうことだ?
俺の疑問はすぐにプレシアが答えてくれた。
「クローン技術ってあなたは知っていて?」
「クローン・・・?それがなんの関係があるんだよ」
「あの子はねぇ、クローンなのよ!!」
フェイトちゃんがクローン・・・?もしかして・・・
「わたしにはかわいい娘がいたの・・・」
「アリシアちゃん・・・か?」
「っ!!?なぜあなたがアリシアのことを知っているのっ!!」
「っそれは・・・」
夢であったことがある・・・
あれ?なんでだ。言葉にしようとしたのにできない!?
そして、俺はそこで思い出す。
―――これから話すことは他言無用だよ?
あの時の言葉はあの空間での話のみではなく、話している自分のこともということか・・・
あの空間でのできごと・・・詳しく言えば、アリシアちゃんの生存に関しては口に出せなくなっているみたいだ。
「それは言えない・・・でも、俺はアリシアちゃんのことを知っている!」
「答えになってないわ・・・」
この話は追求されても話すことはできないので仕方ない。
話をそらすことしかできない。
「とにかく!!フェイトちゃんを人形というのはやめろ!」
「あの人形はただの道具よ!!全く道具のくせに自分の仕事も満足に出来ないなんて・・・ほんと、失敗作・・・もう捨ててしまおうかしら」
「お前!!」
娘を失った人にこんな事を言うのはダメなんだろうが、俺はもう頭にきた・・・
俺は言いたいように言わしてもらう!!
「あっは、あはははははははは!!!!!そりゃー会えないはずだろうな・・・」
「!!」
俺は両手を広げて、笑いながらそう言った。
プレシアは,突然笑い出した俺を睨みつける。
俺は臆せずに言葉を紡ぐ。
「・・・確かにフェイトちゃんはクローンかもしれない・・・でもな、道具として扱っていいはずがねぇんだよ・・・あんなにも、あんなにも!!あんたのことを思ってる奴を、娘じゃない?最初から愛してなかった?失敗作?用済みになったから捨てる?ふざけんなよテメェ!!!はっきり言ってやる!!あんたに!!子供を持つ資格は無い!!!!」
「あなたみたいに子供を失ったことはおろか、育てたこともないようなガキが・・・偉そうに分かったような口を聞くんじゃないわ・・・」
「ああ、そうさ!でもそれがどうした?あんたを見たら誰だってそう思う。きっと神様って奴だってそう思ってる。だから実際に会えないんだよ!!」
「ならどうしろっていうのよ・・・今更、あの人形をアリシアとしてみろっていうの!?」
「そんなことは言ってないだろうが!!ただ、一人の人間として・・・いや、家族としてみろって言ってんだ!!」
最初は声を荒らげずにいたプレシアも、だんだんと声を荒らげて相手にぶつけるような物言いになる。
「そんなの無理に決まってるわ!!私にはアリシアしかいないのよ!!」
「なんでだよ!?なんでそうアリシアちゃんしか見ることができないだ?」
「私の家族はアリシアだけ!!アリシアだけだからよ!!」
「そうかよ・・・でも、そのアリシアちゃんは自分の妹だっていうはずだ!」
俺はあの不思議な空間でアリシアちゃんが、フェイトちゃんのことを『大切な妹』と言ったことを思い出しながら言う。
「アリシアでも無いのに、あなたにそんなことが分かるわけないわ!!」
「確かに俺はアリシアちゃんでは無い・・・でも、よ-く考えてみろ。あんたのやってる事は本当にアリシアちゃんに顔向けできるのか!?自分に似た妹を、大好きな母親が痛めつける・・・そんなのをアリシアちゃんが見たらどう思うか考えたことはあるのか?」
「あなたに!あなたに、アリシアの何が分かるのよ!!」
「分かるさ!!フェイトちゃんがあんなに母思いで優しいんだ!!!オリジナルであるアリシアちゃんも母思いで優しい子に決まってる!ましてや、親のあんたがそのことを知ってないはずがない!!そうだろ!!」
あの空間で少しの間だけしか話さなかったけど、あの子が人のために悲しむことのできる優しいやつだってことぐらいは分かる!!
「っつ!!・・・もう、いいわ・・・あなたは死になさい!!!」
これ以上喋ることはないと思ったのか、プレシアは立ち上がりゆっくりと杖をかざし魔法を放ってくる。
「いいぜ、あんたがその気なら・・・まずはそのふざけた幻想からぶっ潰す!!」
俺はロックシードを開錠しながら、プレシアに向かって走り出す。
プレシアの魔法が、俺の周りに炸裂、爆発して、煙が俺を覆い隠す。
「変身!!」
《ソイヤッ!!》《ブラッドオレンジアームズ!紅花の道・オン・ステージ》
煙の中から、変身した俺が走りぬけ、一気にプレシアとの距離をつめる。
プレシアに近づきながら俺は言う。
「いいぜ、来いよ!!俺達の間には、始めから話し合いなんて意味はねぇ!!最初から、ぶん殴ってフェイトちゃんの前で謝ってもらうつもりだったしな!!」
そう、俺は初めから分かっていた・・・
きっとプレシアは俺がごちゃごちゃ言ってもどうにもならないだろうと・・・
だから、俺は戦うためにここに来た!!
拳を振りかぶり、放つ。
が、眼に見えない障壁に阻まれた。
即座に俺は後ろに飛ぶ、さっきまでいた場所にバインドが仕掛けられ、そこを雷が通り抜けた。
「あぶねっ!!もう、少しで感電するところだった・・・」
恐ろしいな・・・こっちの攻撃をプロテクションで止めて、バインドで動きを封じ、雷で攻撃する・・・それを瞬時に実行する・・・これが、条件付だけどSS級の魔導師ってやつか!!
「・・・偉そうな事を言う割にはたいしたことないじゃない」
「うるせー、こっからだ!」
また走り出し、距離を詰めようとする。
「真っすぐ進むことしか能がないの?これで終わりよ!!」
そう、プレシアは杖を振り、雷を周囲に発生させながら言う。
「ああ、悪いが今はそれしかないんだよ!」
螺旋丸を放つためには、あの障壁を突破しなければならないからな・・・
思ったよりプロテクションが硬い、多分このままでは途中で螺旋丸が止まってしまうだろう。
そう思いながら走る。
すると、プレシアの周囲の雷が数え切れないくらいの数の球体になっていき、プレシアがいる空間を埋め尽くしていく。
そしてその球体たちが、一斉にバチバチと放電を始める。
「行きなさい・・・フォトンランサー・ジェノサイドシフト!!」
「・・・まじか・・・」
空間を埋め尽くす、雷の球体から一斉に雷の槍が放たれ、迫ってくる。
(どうする・・・!?)
後ろ・・・駄目だ。真っ直ぐ飛んでくるからよけれないっ!!
横も駄目だ。範囲が広すぎる・・・
(なら・・・)
「前だ!!」
俺は無数の光弾を時には無双セイバーで弾き、躱し、かすらせながら進む。
もう少しで届く・・・と思った時、ガクンッと進む足が止まった。
見ると足にバインドが絡まっている。
「あなた・・・真っ直ぐにしか来ないから読みやすいのよ・・・」
「しまった・・・!!」
「さあ、くらいなさい!!」
極大のフォトンランサーが動けない俺に直撃する。
「があああああああああああああああああああああああ!!!」
そのまま、吹っ飛ばされ変身が解けてしまう。
「あら、あっけない・・・」
「まだ・・・だ!!」
俺はなんとか立ち上がり、走り出す。
プレシアはフォトンランサーを打ち出し、それを受け地面を転がる俺。
俺は無言で立ち上がる。
「しつこいわね・・・死になさい」
フォトンランサーが突き刺さり、俺はその場に倒れ伏す。
ゆっくりと起き上がる。
「っつ!!?」
今度は三・四発連続で打ち込まれ、棒きれのように俺の体は舞う。
立ち上がる。
「っく」
立ち上がる・・・
「いい加減に倒れなさい!!」
立ち上がる!!
そして、俺は何度も地面を転がりながら考えていた、この状況を打破する方法を・・・
(・・・ああ、アレがあったな・・・)
俺はフォトンランサーに打たれ、転がりながら、戦極ドライバーを取り出し、フェイスプレート・・・鎧武の顔が書いてある板を取り外し、春菜に作ってもらった物をそこにはめ込む。
(使う、ロックシードは・・・)
速さだ・・・速さが必要だ・・・フェイトちゃんみたいな・・・
なら―――これだ!!
《ブラッドオレンジ》
《チェリーエナジー》
《LOOK ON》
《ソイヤッ!!》
《ブラッドオレンジアームズ!紅花の道・オン・ステージ》
《ミックス!ジンバーチェリー!ハハー!!》
「こっからが俺のステージだ・・・っ!!!」
俺はチェリーエナジーロックシードを使い、強化形態ジンバーへと変身した。
俺の右手にはソニックアローという弓が握られる。
プレシアはその姿に恐怖するかのように一歩下がる。
「っなぜ、立ち上がれるの!?」
「俺は倒れるわけには行かないんだよ・・・!!フェイトちゃんのためにも・・・!!」
(そして、アリシアちゃんのためにも!!)
「あんなクローンの、人形のために!?」
「クローンでも、娘だろ!?自分の娘に向かって間違っても人形なんて言うんじゃねえぇぇぇぇぇ!!!」
一瞬にして懐に入る。
「サジットォォォォ!!」
『OK、マスター!!』
俺の左手に魔力が集まり球体になる。
「っ!!」
プレシアは苦し紛れにプロテクションを貼る。
が、俺の右手のソニックアローで一閃する。
「一撃でっ!?」
「これで終わりだああああああ!!」
「『螺旋丸!!!!!』」
プレシアのガラ空きの腹に螺旋丸をぶち込む。
プレシアは派手にぶっ飛んで行き、壁に背を打ち付け、やっと止まる。
「勝・・・った・・・」
そう宣言するとともに俺の意識もだんだんと闇に引きずり込まれていったのであった。
「・・・ふおああああ・・・・っここは・・・」
俺が目覚めたのは白い空間だった。
周りを見渡すと・・・
「あ、お兄さん。目が覚めたんだね!」
「アリシアちゃん!!と、言うことは、ここは・・・」
「うん、夢の世界だよ」
なるほど、またここに来たっていうことか・・・
っ!?あれは・・・
「プレシア?」
「うん、お兄さんのおかげでママもここに呼ぶことができたの」
「そうか・・・なら、任していいか?俺が言っても聞かないだろうしな」
「任せて!!」
アリシアちゃんがプレシアが寝ているところまで行き、プレシアを揺さぶって起こす。
おっと、お邪魔しちゃ悪いし、隠れてようかな。
俺が身を隠すと同時にプレシアも起きる。
ここから俺は聞き耳を立てることにする。
「うん・・・はっ!!私は・・・?」
「ママ!!」
そう言ってアリシアちゃんがプレシアに抱きつく。
プレシアは最初は困惑していたようだが、アリシアちゃんを抱きしめ返す。
「アリシアなの?でも、どうして・・・」
「ママ、よく聞いて・・・私は生きているの・・・」
「そんな!?でも、私は死体を見たのよ!?」
「《星》の奴らは偽の死体を用意するくらい簡単なんだよ」
「それじゃ・・・アリシア・・・あなたは本当に生きて・・・」
「うん、だから、もう頑張らなくえいいんだよ・・・ジュエルシードなんてものに手を出さなくていいの・・・」
「ああ、アリシア、アリシア!!」
ぎゅっ、と強く強くプレシアはアリシアちゃんを抱きしめる。
「ママ、ジュエルシードを集め終わったら、地球で暮らして・・・お兄ちゃん・・・誠さんに協力してもらえばフェイトと一緒に暮らせるから」
「アリシア、あなたは!!あなたはどうするの!?」
「私はきっと大丈夫!!《星》のアジトから、すぐに脱出するから・・・また一緒に暮らせるよ」
「よかった、本当に良かった!!」
ずっと、抱きしめあったまま動かない。
ポツリとプレシアは「ダメよ・・・」と言った。
「ママ?どうしてダメなの?」
「私は・・・罪を犯しすぎた。そして、フェイトにも・・・ひどいことを沢山言って、叩いてしまった・・・私に今更幸せになることなんてできない・・・」
「ママ、ママは優しい人だよ!!だからこそ悩んでいるんだけろうけど・・・」
「私はフェイトに合わせる顔がないの・・・」
「私にはわかってる。ママはフェイトに厳しく当たる一方でずっと泣いてた。影でリリスにフェイトにずっとごめんなさい、ごめんなさいって謝ってた」
・・・そうか、これで分かったぞ・・・
俺が生身で雷を受け続けても大丈夫だったのは、きっとどこかで自分は間違ってる、自分を止めて欲しい、と思ってたからなんだろう。
それで、無意識に非殺傷設定にしていたから俺は死なずに済んだ・・・
「でも、私がフェイトを傷つけたのは本当よ・・・」
「大丈夫だよ、フェイトは優しいから、きっと許してくれるよ!!」
「でも・・・」
「でもじゃない!!ちゃんと謝って許してもらうこと!!」
「分かったわ・・・」
「うん、よろしい!!」
アリシアちゃんは薄い胸を張る。
「ママ、ありがとう」
「いきなり何よ・・・」
「だって、私との約束守ってくれたもん!」
「約束・・・?あっ!」
――ママ、私、妹が欲しいな!!――
ウェ!?急に頭の中に声が!?
なるほど、この空間では思っていることが分かるのか・・・
「そうね・・・そうだったわね・・・」
「うん、だからありがとう!!」
「アリシア!!・・・え!」
プレシアの体が消えかけてる!?
「もう時間だね・・・ママ、待っていてきっと帰るから・・・」
「待っているわ、フェイトと一緒に・・・ちゃんとフェイトに許してもらって・・・」
そう言葉を残してプレシアは消えた。
「もういいよ!お兄ちゃん!!」
「おう・・・」
俺はアリシアちゃんの方へ歩いて進む。
あれ?なんか青筋立てて怒ってる?
ハリセンを出して振りかぶって・・・
「薄い!!胸で!!悪かった!!ね!!」
「ぐはあああああああああああああああ!!!!!!」LP8000→0ピー
ああ、なるほど・・・
――アリシアちゃんは薄い胸を張る。
これかぁ!!
この空間では思ったことが伝わるんだった。
「申し訳ありませんでした!!」
吹っ飛ばされながら、即座にDO☆GE☆ZAに移行する。
「まあ、子供だから当たり前なんだけど・・・」
「ならなんで殴った!!」
「女の子に向かって言う言葉じゃないからです!!」
「確かにそうだが・・・(思っただけなのに・・・理不尽だ)」
と、おふざけはここまでにして・・・
「なんで嘘ついた?」
「えっ?なんのこと・・・かな?」
「とぼけるな、脱出できるならもうとっくに脱出してるだろ」
「う・・・それはチャンスがなかったから・・・」
「本当になかったのか?もしかしたら何回か脱出しようとして失敗したんじゃないか?」
「・・・・」
「図星か・・・自分でも、もうどうにもならないから俺にプレシアを助けるように言ったんじゃないかと思ったんだ」
「お兄さんはすごいね・・・その通りだよ」
アリシアちゃんはそう言って首を振る。
「私は駄目だよ・・・もう《星》にもこの空間のことを知られてる・・・この空間は使えない・・・」
「と言うことは、まさか・・・」
「うん、もうこれで干渉できるのも最後・・・私はどうなるかわからない・・・」
「そんな・・・なにか方法は・・・そうだ、直ぐにそっちに俺が助けに行く!!」
「無理だよ・・・ここは誰にも見つからない・・・仮に見つかっても、脱出できない・・・」
「なんでだ!?」
「《星》の十人の幹部がいるから・・・幹部は一人一人が、国を取れるほどの力を持っているの・・・」
「でも逃げるだけなら・・・」
「幹部を抜けても、《星》の頭首の力で逃げられない・・・」
そう言ったアリシアちゃんの顔は完全に諦めていた。
確かに無理かもしれない・・・それでも・・・
「諦めるな!!」
「っ!!」
「でもゼロじゃない、ゼロじゃないんだ!!」
「・・・期待してもいいの?」
「任せろ、絶対助ける!!」
「お兄さん、ありが「そこまでだ・・・」っ!?」
アリシアちゃんがお礼を言おうとしたとき、アリシアちゃんの後ろから腕が出てきて、アリシアちゃんの口を塞ぐ。
そして、そのまま黒いコートに身を包んだ男が現れた。
「お前は!?」
「むーむむーむー!!」
「我は、《星》の頭首・・・ギア!!」
「お前が頭首か!!」
俺は身構える。
「まあ、そう身構えるな・・・我は今戦う気はない」
「じゃあ、何しに来たんだよ」
「我はこやつを回収しに来ただけだ。そして、その目的は達成された・・・」
「むー、むーむーむー!」
やつが腕を振ると、黒い風が巻き起こり視界を塞ぐ。
その黒い防風の向こうにいるアリシアちゃんに向かって俺は宣言する!!
「俺は必ず君を連れ戻す!!だから待っていろ!!」
俺は風に吹き飛ばされ、意識が途切れた・・・
「おに・・ちゃ・・・起き・・・」
「・・・んっ!!ここは・・・?」
俺は目を覚ますと春菜が俺を揺さぶっていた。
「そうか・・・帰ってきたのか・・・」
「お兄ちゃん?」
「いやなんでもない・・・それより、プレシアは・・・?」
俺はキョロキョロと周りを見渡す。
春菜が指をちょいちょいと指す。
その方向を見ると、フェイトちゃんと抱き合って互いに涙を流すプレシアがいた。
「目を覚ますと急にプレシアがフェイトちゃんを抱きしめて、ごめんなさいって何度も何度も謝ったんです」
「そうか、良かったな・・・フェイトちゃん・・・」
「それにしてもどんな魔法を使ったんですか?あんなに険しそうだったプレシアに・・・」
「俺は何もしてないさ・・・ただ、一つ言えるのは、愛は強いってことかな?」
「そうですか・・・」
愛と聞いて、春菜の顔が少し曇る。
「ああ、春菜ありがとうな」
俺は春菜の頭を無理やり撫でる。
「何ですか急に・・・」
「お前が治してくれたんだろ、俺の傷。だから、ありがとうな」
「・・・はい!!」
春菜が俺に体を預けてくる。
俺はいつまでも泣き止まないプレシアとフェイトちゃんを見ながら、もたれかかってくる春菜の頭を撫で続けたのだった。
はい、母と娘終了です。
なにか変な感じになってしまいましたが・・・
書きたい言葉を書いてからそれに合わせて文章を書くの難しいですね・・・
どうしても、辻褄があいません。
次回から無印編クライマックスに入っていきます。
これから大変な事になっていくので、次回を楽しみに待っていてください。
それでは次回までさようなら!!
次回予告
「「「決闘《デュエル》!!」」」
「ケンジャキ・・・」
《ドングリ》
「俺はお前を許さない!!」
「悔しいでしょうねぇwwww」
第九話 コンテナの決闘場
「行くぞ、英雄王・・・武器の貯蔵は十分か?」
ご期待下さい!!