世界の中心でフェイトォォォォ!と叫ぶ俺恋語(オレコイガタリ)   作:スターダストヒーロー

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お待たせしました!!
うーん、前回サクリファイス計画のくだりはいらなかったなぁ・・・
無理やりの伏線回収はしないほうがいいですね。

それでは、おしゃべりはここまでにして・・・

どうぞ!!


第十話 そして終りは始まる

 

俺は春菜からの電話があった後、天道達にも一緒に来てもらい、俺の家に来ていた。

 

「春菜、っで?どういうことだ、プレシアさんが捕まったって?」

「そうなんです、これを見てください」

 

――プレシア・テスタロッサは我々が預かった・・・

返して欲しくば、ジェルシードを持って、時の庭園まで来られたし 《星》より――

 

「《星》がプレシアさんを・・・」

「はい・・・」

「母さん・・・!!」

 

俺達が、シリアスな雰囲気を出していると、空気が読めない男がおずおずと切り出してきた。

 

「あの・・・なぜ俺たちまで連れてこられたんだ?」

「それは手紙にジュエルシードを持ってと書いてあったので、一緒にお呼びしたんです」

「それに、お前の治療ができるだろ?」

「ああ、なるほど・・・」

 

それで納得したのか、そのまま黙ってしまった。

まるで、借りてきた猫、みたいな状態だ。

 

「そうだ、春菜頼んでいたものは出来たのか?」

「出来てますよ、えーと、確かここら辺に・・・はい~、こう~がん~ざい~」

「ダミ声出すなよ・・・なるほど、構丸剤といった所か・・・」

 

それを受け取ると、俺は天道に渡す。

 

「あ、ありがとうございます・・・」

「調子狂うなぁ・・・普通にしてもらっても構わんぞ?あ、もしかして、春菜に緊張してる?」

「そんなわけじゃない!!」

 

ん、冗談で言ったんだが・・・

まんざらでもなさそうだなぁ。

と、思っていると、なのはちゃんがすごい目をして春菜を睨んだ。

 

「ひっ!!」

 

春菜は短い悲鳴を上げると俺の後ろに隠れてしまった。

・・・うん怖いよね、あの子。

 

「私は、庭園に乗り込む準備しますね」

 

そう言って、自分の世界に逃げてしまった。

仕方ないので、俺はビクビクしながら、そのなのはちゃんの方を向き、その肩に乗っているフェレットに喋りかける。

 

「なあ、えーとフェレットくん」

「ユーノです、ユーノスクライア」

「えーと、ユーノ君、悪いんだけど、ジュエルシード貸してくれない?それがダメなら、付いてきて欲しいんだけど・・・」

「そ、それは・・・」

「無理なお願いだってわかってる!!でも人の命がかかっているんだ!!頼む!!」

 

俺は土下座をする。

それを見たユーノは、少し迷った後、こう申し出てきた。

 

「・・・わかりました。でも、これが終わればジュエルシード全て僕に渡していただけるのなら、ですが」

「OK、わかった。良かった・・・ほんと良かった、このままじゃプレシアさん助けに行けなかったからな」

 

そうやって、ユーノと話していると天道が口を挟んできた。

 

「ん、ちょっと待て、まさかと思うが俺たちまで連れて行くつもりじゃないだろうな?」

「え?」

「え?」

「ついてきてくれないのか!?」

「・・・逆に聞こう、なぜこの流れからついてくると思った?」

「何!?いろいろある→本気のバトル→和解→ナカーマ、ではないのか!?」

「どこが和解してんだよ!!お前が一方的に俺たちに責任押し付けただけじゃないか!!」

 

マジか・・・家についてくるから、てっきり、もう和解してると思ってた。

ごまかしはやっぱり聞かないか・・・

よし俺も男だ、ちゃんと謝ろう。

 

「済まなかった・・・だから、俺たちと一緒に闘ってくれ!!君の力が必要なんだ!!」

 

そうやって俺は頭を下げる。

すると、天道は少し迷っている。

俺はもう一度、頭を下げ「頼む・・・!!」といった。

天道は、はぁとため息をついた後、こう言った。

 

「だあ、もう!!わかった、わかったよ!!だから、顔を上げろ」

「すまない、助かる・・・」

 

俺はもう一度、そう謝った。

・・・なんとなく俺には、天道の人間性が見えてきた気がした。

こいつは、真摯に対応すれば答えてくれる優しい人間だと、俺は見た。

そして、ひっそりと天道の横につき、天道を守れるようにしていた少女の方にも、俺は頭を下げる。

 

「なのはちゃん・・・だっけ?君もごめんね」

「・・・頭を上げてください。天君にしたことは許せないけど、フェイトちゃんのためだって、分かりましたから」

 

そう言って、笑顔を見せてくれる。

それにしても、なのはちゃんとフェイトちゃん仲良くなったのか・・・

俺が天道と話してる間にフェイトちゃんと何があったんだろう?

 

その後、フェイトちゃんも加えて四人で話をしていると、春菜が準備を終えたらしく、顔をガバッと上げる。

 

「出来たああああああ!!」

「うわっ!!びっくりした!!」

 

俺はびっくりして飛び上がる。

春菜は手に持っているものを俺に見せてくる。

 

「この、『テレテレテレポート』は、どこへでも好きな場所にワープできるすぐれものなんです!!」

「お、おう・・・テレテレテレポート?があればこの人数を運べるんだな」

「はい、できます。ですが、これは二回だけという制限と全員まとめてしかテレポートできないというデメリットが・・・」

「十分だろ?行き帰りしか行かないし、全員まとめても気をつけたらいいだけだ」

「そうですか・・・後、良かれと思って、みなさんのデバイスも見ておきました!!」

「ありがとう」

 

俺は春菜に礼を言う。

 

「あと、あたしもついていきますからね!!}

「えっ!マジで!?」

「回復役は必要ですよね」

「わかった、けど無茶はするなよ」

 

そして、俺たちは早速、集まり最終確認する。

 

「はい、これは通信機。合流は後で、場所はこっちで指示するから」

「わかった」

 

天道が代表として、返事をする。

 

「みんな準備はいいか!!」

「「「「「オー!!」」」」」

 

さて行きますか!!

 

「転移!!時の庭園!!」

 

 

 

そこに俺たちはそこに降り立った・・・

 

「なんだよ、ここ・・・」

 

天道がみんなを代表して、この状況を見て、そう口にする。

 

そこには、崩壊した天井・・・

無数のロボットの残骸・・・

俺たちの目の前に広がるのは、ボロボロになった、時の庭園の姿だった。

 

「とにかく行こう・・・」

 

俺はみんなを促し、先に進む。

 

――――ギギギギギギ

 

そんな音がした。

後ろを見てみると破壊されたロボットがみるみる治っていくではないか。

 

「なあ、これって・・・もしかしなくても敵だよな?」

「ああ、っ!!来るぞ!!」

 

俺の合図で全員が各々の変身アイテムを持ち、叫ぶ。

 

「「「「セットアップ!!」」」」

「変身!!」

 

変身完了と同時に、完全に修復されたロボットが襲いかかってきた!!

 

 

 

「雑魚ども、君たち・・・邪魔だよ」

 

天道の剣がロボットを粉砕していく。

 

「ディヴァイーン・・・バスタァァァァ!!!ふふははは!!粉砕!!玉砕!!大喝采なの!!」

 

なのはちゃんが、十体くらいのロボットを蒸発させていく。

極太ビームが通りすぎたあとは何も残っていない。

・・・なのはちゃん!!恐ろしい子!!

 

「はあああ!!クイックフォーム!!モードランサー!!」

 

フェイトちゃんがクイックフォームになり、槍状のバルディッシュの先のエネルギー刃がロボットをザクザクと突いていく。

って言うか、俺あんな技見せてもらってないぞ!?

 

「頑張ってくださいー!!」

《やれやれ、なぜ私を使わんのだ・・・》

 

春菜もバリアジャケットを着たのはいいが、基本後方支援らしい。

今はやることが無いのか応援をしている。

・・・サジットは置いててもいいよね!!答えは聞いてない!!

 

 

「アルフ!!僕が障壁で守るから!!突っ込んで大丈夫だ!!」

「オッケー、ユーノ!!それじゃ、行くよ!!」

 

フェレット状態のユーノが、アルフの肩に乗り、アルフをサポートする。

アルフはロボットの集団に突撃していき、何体か殴り倒す。

 

「みんな活躍してるな・・・なら、ここからは派手に行くぜぇ!!さあ、刮目しろ!!ライダー系ロックシードの大盤振る舞い!!」

 

《ディケイド!!》

《ソイヤッ!!》

《ディケイドアームズ!破壊者・オン・ザ・ロード!》

 

バーコードの様な顔が落ちてくる。世界を巡るライダー・・・仮面ライダーディケイド、そのアームズだ。

俺はディケイドアームズに変身し終わると同時に、ディケイドの武器ライドブッカーを剣の状態にして、ロボットに斬りかかる。

五体ほど斬り伏せ、次のロックシードを取り出す。

 

《キバ!!》

《ソイヤッ!!》

《キバアームズ!キング・オブ・ヴァンパイア~》

 

ジャックオーランタンのような顔が落ちてくる。

そして、顔が開いていき、吸血鬼のような鎧になる。

ファンガイヤと呼ばれる種族の王・・・仮面ライダーキバ、そのアームズだ。

 

《ソイヤッ!!》

《ウェイクアップ!!》

 

一回、カッティングブレードを倒すと、足にエネルギーが集まりだし翼のようなものを生み出す。

そして、背後に月が現れる。

足にエネルギーをまとったまま、ジャンプし月をバックに蹴りの体制に入る。

 

「はあああああ!!セイハー!!」

 

蹴りが、敵のロボットに突き刺さる。

そのまま、十体ほどなぎ倒しながら止まる。

 

足元を見ると、キバを表すマークが出来ていた。

 

《ファイズ!!》

《ソイヤッ!!》

《ファイズアームズ!!ミスター・ジャスティファイズ!!》

 

記号のφを表す様な顔が落ちてくる。

夢の守人・・・仮面ライダーファイズ、そのアームズだ。

 

《ソイヤッ!!》

《エキシードチャージ》

 

一回カッティングブレードを倒す。

フォトンブラッドと呼ばれる、エネルギーを足にため、相手に放つ。

五体まとめて、赤い円錐状が拘束する。

俺は足を後ろに下げ、前に体重を乗せる。

そして、更に三回倒す。

 

《ソイヤッ!!》

《クリムゾンスマッシュ!!》

 

俺は飛び、赤い円錐状に吸い込まれた。

かと思うと、キックをした体勢のまま背後に現れる。

 

「おっとと・・・」

 

バランスをとりながら着地すると同時に、背後でロボットが爆発を起こし、灰になって風に溶けていった。

 

 

しばらくして・・・

 

「終わったか~」

 

俺はファイズのアームズを解き、武神鎧武に戻り、みんなに声をかける。

 

「全部終わったよ、誠」

 

フェイトちゃんがそう報告する。

 

「そうか、なら先をいそご・・・」

 

俺は背後から聞こえる音に違和感を感じ、一度言葉を切り、後ろを見てみる。

 

「なに!?」

 

思わず声が出てしまった。

なぜなら、俺が灰にしたものや塵も残さず消滅したもの以外のロボットが、まさにビデオの早戻しのように傷が修復されていくではないか。

 

「マジかよ・・・これじゃあ埒があかねぇ!!」

 

どうする、効きそうなファイズはもう使っちまったしどうする!?

言ってなかったが、一度使ったレジェンドライダーロックシードはしばらく使えなくなるのだ。

これではジリ貧だ。まだまだ、《星》の幹部もいるだろうし、こんなとこで体力を使ってられない。

そう思考していると、一歩天道となのはちゃんが出る。

 

「ここは俺に任せろ」

「天道・・・」

「天くん違うよ・・・私たちに、でしょ?」

「なのはちゃん・・・」

 

ほんとにいいのか・・・?

そう俺は天道に視線を送る。

俺の視線を受けて、天道は力強く頷く。

 

「・・・頼んだ。いくぞ、フェイトちゃん」

「いいの?」

「ああ大丈夫だ。あいつらの強さは俺たちが知っているだろう?」

「・・・そうだね!」

 

俺たちはそのばを後にした。

背後から天道の声が聞こえてくる。

 

「さて、楽しませろベイビー?」

 

 

俺たちは先を進み、大きな門の前に立っていた。

 

「ここは・・・」

「うん、大広間多分ここだと思う」

 

フェイトちゃんは門を見つめながらそう言った。

 

「はい、プレシアさんの魔力はこの奥から発信されています」

「そうか、やっとボス戦か・・・」

 

俺たちは、気合いを入れ直す。

 

「よし、開けるぞ・・・」

 

俺はゆっくりと扉を開ける。

 

ギイイィィィィ!!!

 

と、いう音がし、門が開け放たれる。

 

 

「「「!!」」」

 

俺たちの目に最初に飛び込んできたのは・・・

 

血まみれでボロボロになり、床に倒れているプレシアさんの姿だった。

 

「あ、ああ!!母さん!!」

 

フェイトちゃんがプレシアさんに駆け寄る。

 

「すぐ回復します!!」

 

次いで、春菜がプレシアさんに近づき、治療を始める。

 

俺は動くことができなかった・・・

 

なぜなら、部屋の奥から、かなりの殺気やらプレッシャーやらが出てきている。

 

カッツン、と靴の音がし、俺は部屋の奥から出てくる影がある。

 

その影は、小学一年生ほどの身長のフードをかぶった子供だった。

ものすごいプレッシャーを放っているわりに小さい、その姿に俺は眉をひそめる。

 

「・・・お前が《星》・・・か?」

「・・・」

「黙秘か・・・なら、お前がこれをやったのか?」

「・・・」

 

 

相手は無言で、禍々しい雰囲気の剣をデバイスから取り出すと構える。

 

「それは、お前がやったってことでいいんだな?」

「・・・」

 

なおも相手は無言。

そして、剣を持って突っ込んできた。

 

「っは、やる気満々ってわけだ!!」

「・・・」

 

俺はそう言いながら、バックステップで躱し、ベルトを取り出す。

 

「変身!以下略!!」

 

俺は武神鎧武に変身すると、無双セイバーを相手の刃に合わせる。

剣と剣がぶつかり合い、火花を散らす。

 

そのまま数回打ち合う。

 

が、俺は違和感を覚えていた。

 

(・・・あまり強くない?)

 

そうなのだ、お世辞にも剣の扱いが上手いとか、力が強いとか、言えないほどの強さなのだ。

 

(いかんいかん、俺を油断させるための罠かもしれん、しっかりしなくちゃ)

 

俺はそう思い、剣の速度を上げていく。

 

相手は、俺の剣をさばくので精一杯だ。

このまま決める!!と、いう気持ちで俺はさらに剣速を上げる。

そして、剣を打ち払ってしまおうと、相手の剣を切り上げる。

 

が、それがいけなかった。

 

「かかった!!」

「え?」

 

そう声が聞こえたのは、どこからだったのだろうか?

相手はあろう事か、剣を投げ捨てたのだ。

俺が狙った剣はどこかに行き、俺の剣は相手の体を一閃した。

相手は胸から腹にかけて血を出しながら、地面に倒れようとする。

 

 

そして・・・

その衝撃でフードがはずれ、その下の素顔が明らかになった。

 

血をまき散らしながら、倒れていったのは・・・・

 

 

 

 

 

アリシアだった・・・

 

 

「え?あ、アリシア・・・・?なんで、どうして?血が・・・俺が?俺が俺が俺が・・・・・う、うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

俺はその事実を受け入れきれず、膝を折った。

 

パチパチパチ、と手を叩きなが、そいつは現れた。

 

「いや~いい感じの悲劇が演出できましたねぇ~ふふふ、さあ、みなさんお楽しみは・・・ここまでだ!!」

 

「あん、たは・・・!?」

「ええ、お久しぶりですね・・・一膳くぅん?」

 

「広道先生・・・?」

 

 

俺の担任の先生がそこにいた。

 

 

To Be Continued ...

 

 




広道先生「今明かされる衝撃の真実ぅ~」

ヒロミチィィィィィィィィィ!!

はい、おふざけはこのへんでやめまして、いかがだったでしょうか?
まさかの、あの先生が無印編ラスボスです。

うーん、それにしてもシリアスだなぁ・・・
本編がシリアスすぎたので、おまけの短編をどうぞ!


とある脇役の非想運命《カナシイサダメ》

春菜が作業をしてる内にこんな会話があったそうな・・・

「やっと、出番が来たよー!!」
「あれ?ユーノ君いたの?」
「ずっといた!!」
「でも文に書かれてなかったよね?」
「メタ発言禁止!!・・・ずっといたのに・・・フェイトの攻撃からなのはを守ったりしたのに・・・なんでこんな・・・僕が何をしたって言うんだ・・・」

「初登場のユーノ君は不遇キャラなようです」
「春菜?どうしたんだ?」
「いえ、何でもありませんお兄ちゃん」
「そうか・・・」

終わり(ユーノの出番が)



はい、いかがでしたか?
ご安心ください。おふざけで書いたので、ユーノの出番は《たぶん》ありますよ。

あ、それと質問があればどしどし感想覧に書いてください。
答えられる範囲で、あとがきにて答えますので。

次回予告で終わりましょうか!

次回予告

「俺は絶対にお前を許さねぇ!!!」

《ブラッドオレンジアームズ・・・邪の道・オン・ステージ・・・》

「終わりよ!!」

「いけえええええええ!!!!」

「死ねぇ!!小僧どもぉぉぉォォォォォォオオオオオ!!!」



「フェイトちゃん・・・俺はお前のことが・・・大好きだ」


「まことぉぉぉぉぉぉ!!!!」


次回!!無印編最終話!!


『かくして幕は降りる』


見てくださいね!!
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