不整形の豆腐、沈澱したにがり    作:軍政ヒッタイト

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ディストピアものを書く企画締め切り前日に吐き出された痰

 

 

「誰も自分が何を話しているのか分かっていないし、また自分が正しいのか間違っているのか、誰にとっても別に問題ではない」

 

20世紀の哲学者はそう宣った。

 

彼の暗黒の自由時代において、人類はその善良にして無知蒙昧、無邪気で無遠慮な精神性により、誰も正解がわからないまま、皆それぞれが独自の正義を追求していた。

自由こそ正義であり、正義は自由であった。

 

それ故に、地球は人類を投げ捨てた。

22世紀において、自由の主体は120億を突破し、客体たる大地と大気を破綻させたのだ。善良なる市民、善良なる大衆、それらが無垢なる獣として惑星の秩序に牙を剥き、許されるだけの自由を、神の死んだ時代に、神に許された自由を行使した。

 

今、我々はここにいる。太陽系の霊長として横行闊歩した我々ホモ・サピエンス、その残滓としてここにいる。母なる大地より上空152km、かつて見上げた成層圏のはるか上にいる。原子の炎と毒を撒き散らす先の時代の遺産に頼り、アルミやリチウム合金で飾られた方舟にいる。

 

自由はまるでかつての黒死病のように、人から人へ、汚れた魂の器を汚し、人類社会を滅ぼした。

自由な思想、自由な思考、自由に選択し、自由に実行する。これらこそが諸悪である。神が望まなかった結末。先祖が食らったチエの実によって我々は再び考える自由を得てしまった、恥を忘れて。

 

そしてこの始末である。与えられていたはずの510,100,000 km²の楽園において、人類の居場所は万に一つもないのだとケルビムが叫ぶ。

 

愚かな我々は神を、神なき時代に神を頼った。いずれ至ること望んだ空の上へと逃げ延びた。

 

そこは荒野だ、荒れ果てた荒野。もしくは果てのない大海であった。十二の門は開かない。ペテロは鍵を開けない。新しきエルサレムはいずこか?地獄はどこか?黒く澱んだ雲の下がどうなっているかわからない。

エデンは未だ遠い。

 

 

 

 

 

 

(以下露骨極まりない字数稼ぎ)

 

共産国家に高天原成分を落とし込む過程の検討最中

ミカドをアカくする方程式を編み出す為には、それっぽい文法で読み手を殴るしかないのだよ、という結論に至った夜中

 

帝は臣民一億の頂点にある皇帝でありながら、自ら田畑を耕すプロレタリア的側面を持っているので共産主義と親和性が高い理論

 

憲法より

「天皇は日本人民統合の象徴にして全日本人民の総代表、社会主義日本の国際的行動の中核をなし、国家主席として位置づけられ、この地位は代々男系の象徴職分の継承者に受け継がれる」

 




お目汚し
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