【旧版】普通の人間ですけど…ゑ、天才魔法使い?【新版はあらすじから】   作:不審者γ

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どうも、最近いよいよ書くことがなくなってきた匿名投稿者です。

あ、この言い方だと本編が薄いみたいになりますけど、そうじゃなくて(薄くないわけではない)前書きの方ですね。どうしましょ。あ、下にアンケートあります。そういえば、前回クロドの方の説明書いちゃいましたけどそういやアリスの家族書くの忘れてましたね。

アベル・セナール
性別 女 年齢 17歳 身長162cm
目の色 黒 髪の色 黒

概要
アリスの義姉。ランクは普通に3なのだが、魔法陣を描くことに関しては天才級。
本来なら同ランクの魔法陣しか描けないはずなのだが、何故か5つも上のランク8の魔法陣まで描ける。
ただし、魔力量自体は高ランク魔法陣を描けるほど多くないため、紙や地面に書いて使う。

では、本編どうぞ!


初陣とステータス

アリスとバートはそのまま町をうろついていた。と、その時…

「た、大変です!ゴブリンの群れが接近中!」

「ゴブリンの群れ!?どれぐらいの規模だ!」

「数にしておよそ100…ホブゴブリンを筆頭に、槍や弓を使う遠距離のゴブリンまでいる模様!」

「まずいな…!おい!この街のすべての門を閉鎖するよう指示を出せ!急ぎだ!」

「は!」

「伝令!東門がゴブリンの群れによって破壊された模様!」

「なっ…東門といえば…向こうだ!急いで住民に避難指示!戦闘兵を呼べ!」

「了解!」

 

「ゴブリンの群れ…ねぇ。」

普通、ゴブリンと言えば素手や、いっても棍棒やナイフで突撃してくるものである。それが、槍や弓を扱うことが出来るとは…かなり厄介な相手であることは間違いない。

 

「…バート、カードでクロドさんに連絡して。」

 

「わ、分かった。アリスは…行くんだね。」

 

「…うん。とりあえず少しでも被害を減らすよ。」

そう言ってアリスは猛スピードで飛んだ。

東門といえば、ここから500メートル程だ。すぐに着いた。と、

 

「きゃあぁぁぁぁぁ!」

「止めろ…こっちに来るな!」

「皆さん!まずこちらに避難してください!」

「うちの子がいないんです!このままじゃあいつらに…」

もう既に大惨事だった。

ふと聞こえた伝令では100程だと言っていたが、アリスが見る限りは200を超えている。

 

「おい!君!向こうはもうゴブリンだらけだ!早く逃げろ!」

アリスは自分に言われていることは分かったが、それで戻る気もなかった。そして、群れを前に本を取り出し、一言、詠唱、及び魔法の名前を言う。

 

「…毒6魔法、錯乱への誘い…!」

イントゥデリリウムの名前をこの間決めたのだ。流石にそのまま使っているのも原作者様に悪いと思ったからだという。魔法の本質は変わらないが。

 

「!!?」 

ちなみにだが、毒霧の動きもある程度制御できるようになってきたため、ここらへんの人には当てずにゴブリンだけ当てていく。そして光弾が命中すると…

 

「グギャ!?」

シュゥン

消えた。正確には封印結界の中に転移させられた。上手く作動してくれてよかった、と安堵もしつつ、アリスは攻撃の手を止めない。

 

「…クラッシュ。」

合図と共に光弾が20の小光弾に分裂した。回りながら、その光弾も当たっていく。

 

シュゥン…シュゥンシュゥンシュゥン…シュゥンシュゥン…

その効果時間が切れる頃には既に2,30体程しか残っていなかった。

と、

 

「ギャァ!」

 

「っ!しまっ…」

後ろから奇襲をかけてきたゴブリンに気づけなく、ナイフを振りかぶられた。が…

 

「火5魔法、フレアショットッ!」

ゴブリンの横顔に火の矢が命中し、両方消えた。

 

「!バレットさん!」

 

「危なかったなアリスちゃん!油断は…禁物だよっと!」

それなりの距離からバレットが炎の矢を大量に乱射し、命中していく。

 

「大丈夫k…大丈夫そうだな。」

と、少し遅れてやって来たクロドが状況を見て言う。

と、

 

「……悠長に…話してる場合じゃないみたい…」

そっ、とマリオネットがつぶやいた。

 

「何?」

と同時に、

 

ドドオォォォォン…

 

「ガルルルル…」「ウオォォォォォ…」

狼のような形をしたゴブリンと、家ほどある人形のゴブリンが現れた。

 

「……個体名…ウルフゴブリンと…B型ホブゴブリン…おそらくこの襲撃の指揮者……」

 

「でかいな…」

クロドがつぶやいて、腰から剣を抜いた。

 

「…グオオオオアア!」

ドン!とウルフゴブリンは地を蹴り、クロドに飛びかかった…が、クロドは逆に2歩進み、躱して体を180度回転させ、横に一閃、剣を振った。

それと同時にウルフゴブリンは光の粒子となって消えた。

 

「わーお…」

と、上からホブゴブリンが腕を振り落としてきていた…が、それが当たるより早く…

 

「氷6魔法…ブリザードコフィン!」

ヴァイスが空中に飛び、縦横に氷の杖を振ると、その軌道に沿うように氷柱が飛んでいき、ホブゴブリンの頭に命中した。しかし、こちらはこれでは消えずに、後ろに倒れた。

 

「!あのままじゃ誰か怪我する…!」

と、アリスが魔法を発動させるより早く、そして正確に魔法が放たれた。

 

「…火水5魔法…スチームエクスプロード。」

と、マリオネットの言葉と同時にホブゴブリンの背中の部分で小規模な爆発が多数起き、逆にホブゴブリンが起き上がってきた。しかし、それでもまだホブゴブリンは消えなかった。その上…

 

「ゴウアァァァァア!」 

上を向いて咆哮し、そのまま首を下ろし、アリス達の方に火を吐いてきた。が、

 

「風5魔法、ブロックブロウ!」

ジャンヌの放つ風の壁に阻まれ、そのまま消えた。と同時に、

 

「貰った!土剣技、ソイルファング!」

「火6魔法、フレイムトルネード!」

いつの間に移動したのか、ホブゴブリンの足元からルーズとアレグロが上に向かって茶色い大きな手のような斬撃とその周りを回る火の竜巻を繰り出し、ホブゴブリンを上に叩き上げた。が、

 

「っ!しぶとすぎ!あそこまで飛ばされたら攻撃が届かない!」

打ち上げられたホブゴブリンは未だ形を保ち、攻撃に転じようと体勢を整えた。

 

「あの高さなら次で仕留めないと被害が散大する…!」

と、

 

「ふっ…!」

 

「っ!アリスちゃん!?」

()()()()()()アリスが落下予測地点まで跳んでいた。本人も何故か分かっていない。しかし、頭の中に出てきた宣告をし、魔法を放つ準備をする。

 

「毒8魔法…八岐之大蛇の逆襲!」

そして本を開き、足元に大きめの魔法陣を一つと小さめの魔法陣8つを展開し、上に向かって緑と青の混ざった蛇の弾幕を8体、分散させて飛ばし、8方向からホブゴブリンに当て、更に当たったところから空の一部を覆い隠さんばかりの小弾幕が展開された。

 

「ぐぉ…ホアゥォォォォォ…」

そこまでして、ようやくホブゴブリンは光の粒子と化した。

 

「よし…なんとか…」

 

「うへっ…あの威力の魔法食らったらそりゃ残らんわ…転移魔法かかってなかったら今頃スプラッタだ…。」

クロドが苦笑いしながら言った。

 

「というか、B型ホブゴブリンは確かに耐久高いけどさ…あれは硬すぎなかった?」

アレグロの言い分も最もだ。と、マリオネットが…

 

「……さっきのB型ホブゴブリンの吐いた火のブレスと耐久力…それと、力の強さからして……魔王の影響をかなり強く受けてるんだと思うわ…今回の魔王…これまでとちょっと違うみたいね…?」

 

「えぇ…」

と、

 

「あ、あれは…勇者様達じゃないか!?」

 

「嘘!?いや、でもあの強さを考えると…」

 

「ああ…勇者様…!」

こんな感じになっていた。

 

「あ、あはは…やっぱり僕こういうの苦手だなぁ…」

少し苦笑いしながらクロドは頬をポリポリとかいた。

 

「でも一番のファインプレーはアリスちゃんよねー。いち早く到着して被害を最小限にしつつ戦う、牽制の一手だね。」

 

「それは…言葉を間違えてないか?」

 

「細かいことは気にしないっ!」

ルーズが言ったが、アレグロは気にしないらしい。

 

「えぇ…」

アリスも苦笑いであった。ゲーム等ではこういう一行はもう少しなんというか…厳格?な雰囲気があって、ここまで抜けた感じだとは思っていなかった。

 

「…それよりアリス…よくこんなに早く着けたのね……。」

 

「え?」

ふとマリオネットが口を開いた。

 

「……バートから聞いた話じゃ直線距離で行っても500メートル位…ゴブリンは何気に警戒心が強いから……それこそ飛んで行きでもしたら警戒されて迎撃もされる筈…」

 

「……たしかに。そこはちょっと疑問だね…リーダーがあのレベルのやつだったら情報が行き漏れるなんてことは無いはずだし…たしかに妙だな。」

ヴァイスが顎に手を当てて考えていると…

 

「ま、今度でいいんじゃない?とりあえず、今回の魔王退治は今までと色々変わってるから、先も急いだほうがいいと思うよー?」

アレグロが呑気そうに声を上げた。しかし、間違ってもいない。さっきのウルフゴブリンとB型ホブゴブリンの強さからした魔王の強さ、今までとは違う、和平交渉という目的、何より10歳の魔法使いが二人いるのだ。下手に負担はかけられないと思い、クロドは…

 

「そうだね…じゃあ、さっき戦闘に関わってたわけだから…あ、アリスちゃんとバートちゃんにステータスのこと、言ってなかったね。」

 

「あ、それはバートに聞きました。ある程度の事は。」

 

「こう見えて一応お父さんが元騎士団だったので、色々聞いてました!」

あ、そうだったんだ、とアリスは思った。ちょっと想像できない。

 

「、そうか。じゃあ、【ステータス】って言ったら自分のステータスが見れると思うよ。あ、どうやっても人には見えないからね。HPは…大体100あればいいほうかな?MPは普通に魔力値、STRは…700位?INTも同じぐらいか。DEFは200、SPDは…300位か。レベル5を基準とするならね。職業はまだ決まってないから無視するとして…スキルは、多分自分の優勢魔法の属性プラスフィールドって付いてるやつとレベルがあるはず。火属性ならファイヤフィールドLv1とか。称号は…まだないだろうし、いいか。」

 

「(流石にそんな変な値には…なってないと思うけど。というか普通を一番望んでるのになんでこんなになってるんだろ。)」

 

「まあ、じゃあ…「【ステータス】」」

アリスとバートが同時に言うと、ステータス画面の様に画面が目の前に出てきた。

 

《アリス・セナール Lv3 HP 300/300 MP 468000/526000》

 

STR*1 700 INT*2 1400 DEF*3 400 SPD*4 900

 

《職業???》

 

スキル

ポイズンフィールドLv3 状態異常耐性Lv4 気配遮断Lv1 精密攻撃 Lv5

 

 

称号

毒魔法所持者 龍を従えしもの 自身を宿す者

 

 

…で、正直なアリスの反応がこれである。

 

「………………………………はぇ?」

人間、本当に訳がわからないことに出会うと言葉が出なくなる、というのは本当らしい。

*1
物理攻撃力

*2
魔法攻撃力

*3
防御力

*4
素早さ




はい、ステータスがバグりましたね、以上です。
それと、この頃アリスが元男であることがほぼ描写されてないのと…展開上、ちょっと厳しくなるかもしれないので、アンケートを取りたいです。一人称視点か第三者視点か、の二択です。投票してください。8月25日に締め切ります。

フェル・セナール
性別 女 年齢 32歳(享年)
身長 167cm 目の色 青 髪の色 黒

アリスの義母。
かなり優しく、おおらかな感じだが、子供のことになるとちょっとばかし過保護になることがある。校長室の照明パリン事件がいい例。ランクは普通の人にしては異常クラスの6で、優勢魔法は大気。
ランク7の堕魔道士の通り魔により亡くなっている。

(き、享年って書くの何となく嫌だなぁ…あれ、あと二人いたような…あ。by作者)

では、また次にお会いしましょう。
See you!!
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