【旧版】普通の人間ですけど…ゑ、天才魔法使い?【新版はあらすじから】   作:不審者γ

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どうも〜どうもども匿名投稿者でございます。
(…流石に規約引っかからないです…よね?)

今回は職業の説明とその後のちょっとした話です。
あと、投票の結果から、今回から一人称投稿に変わります。この手の書き方は慣れていないのでよろしくお願いいたします。あと視点変更などという高度な技術は持ち合わせていませんので、あまりしません。
イマエさん、評価ありがとうございます!

ヴァイス·アドジョント
性別 男性 年齢 25歳 身長 178cm
目の色 黒 髪の色 銀

概要
フェンリオ魔法騎士団副団長で初期からいるメンバー。
ランク7の水魔法剣士。ただ、属性は水だが、主に扱うのは氷の方らしい。
大体いつも黒い服を着ている…というか黒い服しか持ってないため、夏は暑いらしい。クロドとは幼馴染。

では、本編どうぞ!


役職と野宿

「職業確認できた?」

クロドさんが聞いてくるけど、それどころじゃない。

え、暗殺者って…あの暗殺者?え、敵サイドじゃないの?そういうのって。

ちょっと横を見てみるとバートもまばたきを多めにしたり目を擦ったりしている。…役職何だったんだろ。

 

「二人ともー?」

 

「あ、はい!確認できました。」

 

「は、はい。」

 

「えーと、何だった?」

…バートが目で促してくる…こっちからか。

 

「えーと、暗殺者…?でした。」

なんかカッコ付いてるけど。

 

「、暗殺者か…バートちゃんは?」

 

「し、指揮者でした…」

…うん?指揮者?

 

「うわぁ…二人ともまた難しい役職出してきたねぇ…」

バレットさんが若干苦い顔をしながら言ってくる。難しい…?

 

「えっと、難しい…とは?」

 

「ああ、説明いるよね。えーとまず、戦術的に、職業によってアタッカー、タンカー、ヒーラー、サポーター、っていう役職があるんだけど、暗殺者はアタッカー、指揮者はサポーターにいる。ここはオーケー?」

問題なかったから首を縦に振る。バートも大丈夫だったみたい。

 

「うん、まずは…暗殺者。アタッカーの中には更に近距離、遠距離、中距離、遊撃っていうのがあって、まず近距離は接近戦を得意とする人達、このパーティーではルーズとかアレグロとかだね。で、遠距離は遠くから狙撃する感じの人達。ここではバレットだ。で、中距離は近くでもそれなりの距離でも攻撃のできる人達、ここではマリオネットとかヴァイスがそうか。で…問題の遊撃、これは立ち位置が決まってなくて、時、場合、状況によって臨機応変に戦える人たち、例で言えば…それこそ暗殺者、あとは忍とか盗賊(シーフ)もそうだね。うちの団にはいない。ここまで良い?」

 

「はい。」

特に問題なかったため、返事をする。

 

「で、なんで難しいかなんだけど、立ち位置が決まってないから作戦があまり通用しないんだ。その場での判断力が物を言う職業でね、判断力、思考力、あと純粋な俊敏さと戦闘力も必要だ。隙が少ない相手には正確性もいる。攻撃の要にもなるし、補助側にも回る。だから難しい。」

う、うわぁ…思いの外重役……

というか、そう考えると精密攻撃のスキルと気配遮断のスキルはかなり強いんじゃ…?あれ、最初から暗殺者確定事項?

 

「じゃあ次…バートちゃんの指揮者だね。」

で、バートの職業説明に入る。一応聞いておく。

 

「指揮者はサポーターの要。戦況を確認しながら味方に指示を出す役割だね。」

と、クロドさんがそこまで言うと…

 

「、そう言えばこのパーティー指揮する人いなかったよな。」

 

「まあ、大体自由にやってたし、もしものときの指揮は団長がやってたからねー。でも、一応指揮者ってどのパーティーにも一人か二人いるし、いた方がいいなーとは思ってたんだけど。」

ルーズさんとアレグロさんがちょっと話して、クロドさんの話に戻る。

 

「…まあ、言えば作戦の司令塔だ。その状況に応じてどう動けば良いのか判断して指示を出す。時には後ろから味方に支援をしながらね。」

 

「わ、私にそんな重役…」

 

「…そういえば、ここのオークと戦った時アリスちゃんにフレイムブレスを警告できてたよね。なんで出来たの?」

それは思った。

ほとんど予備動作のない魔法をよく察知できたなーと思ってたけど、よくよく考えればなんでだろう。

 

「あ、頭の中に声が流れてきて…たしか、《ボスオークがフレイムブレスを使用します》って。で、咄嗟に。」

 

「…うん、指揮者の才能あるかもね。もしかして看破のスキル持ってる?」

 

「、あ、はい。もしかしてそれですか?」

 

「…うん。ただ、それってレベル5になるまで発現しなかった筈なんだけどな…」

 

「あ、看破のレベル、今5です…」

 

「……うん、指揮者は任せたよ。それ、「アナウンス」っていってね、相手の考えを看破して攻撃のときに教えてくれるやつなんだ。入手難度は最高レベルだけどね…」

どこかクロドさんが目を遠くして言う。…うん、色々規格外なんだなぁ…

 

「あ、それと、ステータス表に職業スキルが出たと思うから確認しといてね。」

遠い目をしながら固まっているクロドさんの後ろからヴァイスさんが言う。職業スキル?と思ってステータスを開くと、職業欄が、

 

《職業 (暗殺者)》

職業スキル

気配隠蔽 Lv4 (気配察知 Lv1) (演算 Lv1) (暗視 Lv1)

 

に変わっていた。

気配隠蔽…元々持ってたから既にレベルが4…多分最高レベルは10なんだよなぁ…

ってか、このスキルのかっこ何?暗殺者、にもかかってるし…ま、特に何もないでしょ。

 

「よし、職業確認もできたし、何か質問ある?」

と、

 

「あの、ヴァイスさん。」

バートが、ヴァイスさんに聞いた。

 

「指揮者って武器…杖でいいんですか?」

 

「、ああ、むしろ杖とか本のほうが相性がいいね。ただ…暗殺者は…本とかよりも小武器のほうがいいかなぁ…」

あ、やっぱり?

 

「アリスちゃん、もしかしたら小武器とか出せない?」

む、無茶ぶりだぁ…でも、やってみると面白いかも。だいたいこういうのってイメージが大事って言うよね…

目を閉じてナイフの形を想像する。持ち手から刃の先端までどんな形のどんなナイフか…と、何か穴のようなところの中で指先に何かが当たる感触があった。それを掴んで引き抜く。

 

「ふっ!」

と、

 

「で、出来ちゃった…」

ナイフが作れてしまった。しかも…

 

「…これ、アリスちゃんの魔力の関係か、毒属性付いてるね。」

 

「えぇ…」

思いの外強武器だった。でも、これめちゃくちゃ集中しないと出来ない。

と、パッ、と目の前にスキル項目が出てきて、一つ増えた。

 

生成 Lv1

 

 

ほんとにスキル手に入っちゃったよ。

 

 

で、洞窟を出る。

ふぅ…

 

「で、団長、次どこ行くの?」

 

「そういえば、ここの近くの村でちょっと要請があったな、何でも魔獣が出るとか何とかで。その村にしようと思うよ。」

 

「おーけー。」

 

「なんて村ですか?」

 

「確か…トウキョウって言ってたか。」

 

「とっ!?けほっ、ケホ…」

あ、いけね

 

「、どうしたの?アリス。」

 

「い、いや、なんでもない。唾が変なとこ入った…ケホ」

え、トウキョウ?東京?

マジで焦ったんだけど…つか村って言ってる時点で東京ではないか…県の規模で村になったらそりゃやばい。まあ、東京自体は県面積狭いんだけど…いや、そもそもあのトウキョウではないか。

 

「ただ…ちょっと今遅いからね…今晩は野宿になるかもね。」

 

「野宿ー!?うっそぉ…」

アレグロさんがガックリと肩を落とした。

 

「いや、アレグロは前々から野宿もしたことあったろ。元々パーティーメンバーは俺とヴァイス、ルーズ、アレグロだった訳だし。」

あ、そうなんだ。

 

「まあ…そっか。でも早くついたら野宿しなくていいんだもんね!」

というか、今何時くらいなんだろ。

ふと腕時計を見ると…うん、5時27分。まだ明るいとはいえ日が傾き始める時間。アレグロさんには悪いけど、どうやら今日は野宿らしい。

 

_________

____

 

「…って事でとりあえずテント張るか。」

 

「はぁーい…」

現在7時ジャスト。残念ながらトウキョウには着かなかったため、川の近くで野宿となった。

あんまり川の近くって良くないって言うけどそんな急に水が増えることもないよね?

いやまあ、野宿っていうよりキャンプって言ったほうが聞こえはいいよね!

…まあ、どう言おうとアレグロさんは気分沈んでるみたいだけど…。

 

「…にしても…テント張るとは言ったけどよ、お前あれだろ?自動式拡張テントだろ?」

 

「まーね。」

ルーズさんがクロドさんに言う。

自動式拡張テントとは…?

 

「それ。」

と、クロドさんが三角錐形の何かを3つ投げると、ポポポン、といい音を立ててテントが3つ張られた。…なにこれ?

 

「……え…どうなってるの………?」

ふといつの間にいたのかマリオネットさんが呟いた。

 

「ああ、マリオネットも見たことなかったっけ。これが自動式拡張テント。魔力を含ませて軽く衝撃を与えたら一瞬で広がってテントになるすぐれもの。しかも魔力を抜いたらすぐに小さくなるから回収も楽だよ。」

そ、そんなんあったんだ…今初めて知った。

 

「さて、晩飯にしようと思うが…クロド、どうするんだ?」

とヴァイスさんが聞くと…

 

「………あ、」

あ、これまずいやつじゃ…

 

「ざ、材料はあるんだけど…」

 

「調理法がなけりゃ無茶だろ。どうすんだ。」

…あ、あれ使えるんじゃない?

で、とりあえずイメージする。ちなみにナイフを作って投げ作って投げしてたらレベル2になった。

とりあえず毒が混じらないようにまずはステンレスの鍋をイメージして手を引き抜いてみると…

 

「…できた…」

 

「え?…うお、もしかして、生成?」

 

「は、はい。」

できちゃったよ…これ結構まずいやつじゃ?だって大体のもの作れるってことはお金払うことなくなるわけだし、そもそも金貨すら作れるかも…うん。絶対そんなことしない。

 

「まあ…何とかそれ使えば調理はできるか…誰が?」

セルフで聞き始めたルーズさん。

 

「あ、私できますよー!」

で、名乗りを上げたのはジャンヌさん…と、声には出してないけどマリオネットさんもか。

僕?できないことはないけど…多分中の中位?普通だし、こんなところで作ったことない。

 

「…というか、このお鍋見たことないもので出来てますね…鉄みたいですけど…ちょっと違う…?」

あ、今更だけどここステンレス無かったわ。

 

「…まあでも、お鍋に変わりないし大丈夫か!」

意外とジャンヌさんって大雑把な所あるよなぁ…。

 

 

夕食?めっちゃ美味しかったです。

 

 

で、今は寝る時間…なんだけど、ちょっと眠くないから外を歩いてる。ちなみに魔物とかに襲われてもいけないからマリオネットさんが結界を張って更にその外側をメアが巡回してます。暗いから周りからは余計に見えない。メアの方が暗殺者向いてるんじゃない?

ちなみに暗視を鍛えるために明かりは何にも付けてません。…まあ、月明かりだけでも十分明るいんだけど。

 

「にしても気持ちいいなぁ…」

風と水が流れる音がしてる。風流だねぇ…鼻歌でも歌いたくなってくる。まあ、小声なら問題ないんだろうけど。

 

「…〜〜♪…」

思いの外声響いた…でも問題ないぐらいかな。

 

「…〜〜〜〜〜〜〜♪」

少し大きめの岩に座って川を眺める。そういえば、この世界って月が2つあるらしい。一日ごとに上る月が違うんだとか。でも、完全に一日じゃないから、一年に一回だけ、一緒に、空に二つ月が上ることがある。それの次の日が元の世界で言う元旦らしい。

 

「…生成。」

手のひらにナイフを出す。多分一番多くナイフは出してるからいちいち目を閉じなくても出せるようになってきた。実はこれ、魔力を固めてるだけのものだから例えば鉄の塊を出そうとしたら、性質を極限まで鉄に似せた魔力の塊ができるんだよね。だからあの鍋も実質ステンレスではない。

まあそこはいいや。とりあえず投げナイフの練習でもしとくかな。ちなみにだけど今はダーツみたいに投げてるけど、練習してる…というかめざしてるのは某時止め銀髪メイドさんみたいな持ち方。あれができると最大三本…いや、頑張れば親指と人差指の間も含めて4本飛ばせるんだよね。効率はいい。しかも使い捨てじゃなくて消えたら魔力になって帰ってきてくれるから無駄にならない。

 

「…〜〜♪」

まあそこはいいか。

鼻歌も再開させて、自主練を開始した。




はい、次はトウキョウに着きます。
東京ではありません。トウキョウです。…え、大差ないって?…そこは…ね。

ルーズ
性別 男 年齢 25歳 身長 168cm
目の色 青 髪の色 黒

概要
ランク6の土属性重剣士でフェンリオ魔法騎士団の初期メンバー。その時はタンクだったが、ジャンヌが入ってきてから重剣士に仮転職してみたら思いの外馴染んだため、そのまま転職して続けている。クロドとはヴァイスと同様幼馴染。

ではでは、また次にお会いしましょう。
See you!!
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