【旧版】普通の人間ですけど…ゑ、天才魔法使い?【新版はあらすじから】   作:不審者γ

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どうも、匿名投稿者です。

夏休みが…終わってしまった…!(今更感)
学校めんどくさいです…まあ、行くんですけどね。こうやって何も考えずに小説を書いてるのが息抜きです。
俺俺俺様、評価ありがとうございます!

アレグロ
性別 女 年齢 25歳 身長 165cm 
目の色 赤 髪の色 赤

概要
ランク6火魔法剣士。基本お転婆で元気。祖父を師匠に持っている、という設定がある。起こさない限りは永遠に寝るし起こそうと思っても簡単には起きない。フェンリオ魔法騎士団の初期メンバー。

では、本編どうぞ!


トウキョウ

一晩過ごして、次の日、無事にトウキョウにたどり着いた。

 

「ようこそいらっしゃいましたフェンリオ魔法騎士団の皆様!」

で、村長さんの家で挨拶を受けてるところ。

ふと見回してみると、結構小さい村みたい。人口…500人もいないかな?

 

「……ということで、数ヶ月前から魔獣が現れるようになりまして…」

 

「うーん…どんな見た目か、とかは分かりますか?」

 

「はい。闇のように黒く、目は赤く、2メートルほどの大きさ、魔獣なのですが、二足歩行をし、かなり硬い毛に覆われていると…あと、胸のあたりにバツ印のように二本の線の赤い傷が付いている、のことです。」

 

「っ!その特徴って…!」

ジャンヌさんが少し声を上げた。周りのみんなを見る限り全員それが何か察してるみたいだけど…バートと僕は気付いてない。と、クロドさんがその続きを遮るように、

 

「分かりました、ありがとうございます。」

 

「…どうか、よろしくおねがい致します…!」

頭を下げられた。

で、村長さんの家を出て、ジャンヌさんが、

 

「団長、なんで遮ったんですか?」

 

「…無闇に言うことじゃない。下手に尾ひれがついたりしたら余計に不安を煽ることになるだろ?…それに、たしかに確率は高いがまだ不確定だ。」

 

「っ……そうですね…考えが足りませんでした…。」

 

「あの…」

ふとバートが口を開けた。

 

「ああ分かるよ。その魔獣は何なのか…だよね。」

ヴァイスさんが答えた。

 

「…あくまで憶測の範囲内…でも、その特徴的に出てくるのは……

 

 

 

    魔王軍四天王幹部第二、黒魔獣人、マーダーの可能性が極めて高い。」

 

「っ、魔王軍四天王幹部…!?そ、それってめちゃくちゃ強いんじゃ…」

 

「ああ。でも、第四が最高位だから強さは四天王の中で三番。…それより強いのが少なくとも二人…いや、魔王を含めれば三人いる。」

その情報が出てるってことは…「奴は四天王の中でも最弱…」は出ないわけか…あれ、第一の人(人ではない)はどうしたんだろ?…いや、まだ出て来てないだけか…

 

「とりあえず、もしそれがマーダーだとすれば、ここで倒しておくのが良いか…?」

 

「ただ…皆さんはあれでも特に私とバートは今のレベルで足りるかどうか……うん?」

ふと前を見ると家の影からじっとこっちを見てる子がいた。

 

「……?」

少し気になって小さく手を振ってみると走っていったのかスッ、といなくなった。

 

「とりあえず…その魔獣だけじゃなくていくつかの魔物も乗り込んできてるみたいだからそれもとりあえず倒しながら考えよう。そいつもいつ出てくるか分からない。何人かで分かれて回ったほうがいいかもしれない。」

というクロドさんの提案で二人ずつ村を回ることにした。僕はマリオネットさんと、バートはヴァイスさんと。もうこのセットが師弟関係みたいになってる。

 

「……にしても…魔王軍四天王幹部かぁ…」

 

『確かに、そこらへんに残留魔力が感じられる。大きさ的に四天王レベルなのは間違いないだろうな。』

あ、メアってそういうのも分かるんだ。

 

『しかし…なぜこんなところにあいつがいるんだ?それに、残留魔力から推測するにそこまで力も出してないと思われるが…色々と謎が多い。』

 

「え、メアってその…マーダー?って人の事知ってるの?」

 

「……影龍…に限らず、龍っていうのはかなり位の高い魔物だもの……魔王の居場所までは分からなくとも…幹部位なら知っててもおかしくないわ……」

ふとマリオネットさんが言った。

たしかにメアって魔物としてはめちゃくちゃ位高いよね。龍だもん。

 

『まあ、あいつは人ではなくてどちらかといえば魔獣なんだがな。二足歩行はするものの殆ど話も通じん。それでも戦の強さは確かだからな。』

 

「なるほどね…」

 

「……ところでだけど、あなた…そんなところに入ってて窮屈じゃないの……?」

ふとマリオネットさんがメアに言った。あ、そっか、周りから見たら首だけ出してるわけだから胸ポケットじゃ狭く見えるよね。

 

「メアは影を操れるから、体を影と一体化させて厚さを0にできるんです。だから窮屈ではないと…」

 

『うむ。その通り。影さえあれば我は己の体でさえどうとでも出来るからな。』

そう考えるとなかなかチートだよねぇ…だって理論上は全世界を影で覆うことだってできるらしいし。そうなれば無双だし。攻撃は当たらないけど普通に攻撃されるっていうね。

なんて事を話しながら進んでいると…

 

「…!またあの子だ…」

何かビクビクしながら走っている子を見つけた。真っ黒な髪に黒い目の女の子。歳は…7歳頃だろうか。

 

「……何かに怯えてるみたいね……」

と、

 

『あの子供…もしやマーダーに襲われたんじゃないのか?』

 

「えっ!?」

急にメアがえらいことを言い出した。

 

『残留魔力は結構簡単に体に付くが、あれほど濃く体にまとっているということは、襲われた可能性があるぞ。だからあれほど怯えてるのかもしれん。』

 

「…だったら話を聞くぐらいしたほうが…良いのかな…?」

 

『…いや、確かにそうかもしれんが、聞き方を誤ると傷を抉ることにもなりかねん。するなら気を付けるのだぞ。』

 

「う…」

残念ながらそんな器用な事ができるとは思えないため、ひとまず引き下がろう。

でも…そりゃあ魔獣にいきなり襲われでもしたらトラウマにもなるよね…

 

 

その後は特に何もなく、というかちょくちょく出てくるはずのゴブリンすら出てこず、散策は終わった。後から聞いたけど魔獣が出てくるのは大体月に2回、ゴブリンでも週に2回ほどらしい。

 

 

そして、その日の夜…

 

 

「…………………寝れん。」

この頃何故か寝付きが悪い。

 

「はぁ…まあ寝れなくてもある程度はヒールでもかけとけば疲れは取れるけど…」

そういう事じゃないんだよなぁ…

 

「…見回りでもしよっかな。」

何があるか分からない。一応探知結界は村中に張り巡らされてるけど念には念を、ね。

と、

 

「……ー…〜〜…〜…♪」

 

「…ん?」

歌声が聞こえた。少し高めで、小さいけどきれいな声。

 

「…行ってみようか。」

近づいていくと、歌も聞こえてきた。が、英語の歌らしい。

この世界にも英語はある。…正確には英語とは呼びれてなくてイグニルって呼びれてるけど。理由は知らん。まあ、ここイギリスなんて国が無い上、日本語じゃないから英語なんて言い方されないだけだろうけど。

しかも、

 

「この歌……」

 

「…The beasts who be hurt rampage in the end world which was broken by the beasts. But he didn't have malicious〜♪…」

…この世界の母さんがよく歌ってたから、英語が大の苦手な僕も勝手に覚えていた。それとなんとなく曲調が好きだった。

たしか、何かの物語にあった歌だったかな?…内容思い出せないけど。それなりに読んだことあると思うんだけどなぁ…

 

まあそれはさておき、その声の方に近づいていき、同時に村から少し離れると…

 

「……ぁ、」

歌が途切れて小さな声が聞こえた。

ふとその方を見ると、昼間に2回あったあの女の子が崖に座ってこっちを見ていた。

 

「…こんばんは。」

 

「………」

女の子はふっ、と顔をうつむけた。

 

「…ちょっとだけ話、聞かせてもらってもいい?」

女の子は何も言わないまま、少し迷ってから首を縦に振った。

 

「ありがとう。…横、座るね。」

すっ、と横に寄ってくれたのは優しさか遠ざかりたかったのか。

 

「………歌、好きなの?」

 

「っ…………うん…」

蚊の鳴くような声ってこういう事を言うんだなぁ…でも、言葉を出してくれるのはありがたい。

 

「…なんで好き?」

 

「………楽しい、から…」

 

「…そうだ。名前、聞いてなかったね。何ていうの?」

 

「っ…………ェ、エル…」

少し声が大きくなった。ちょっとだけ慣れてくれたかな?

 

「エルちゃん、か。」

 

「お、おねーさん、は?」

 

「私はアリス。アリス·セナールっていうよ。よろしく。」

 

「………………」

さて…どうするか…

 

「…もしかしてさ、エルちゃん……魔獣に襲われたりした…?」

 

「っ!……う、ううん…!襲われてなんかない…!」

必死に首を振って否定するエルちゃん。…こりゃ…何かあるね…

でも、下手に詮索しないほうが吉と見た。

 

「そっか、もしもって事があるからさ。何もないなら良かった。」

 

「…………………」

………うん、死ぬほど空気が重いというか…気が重いというか…

 

「…歌わないの?私ちょっと聴きたいな。」

 

「…!…いい…の?下手っぴじゃない…?」

 

「全然。むしろ私より上手いよ。」

実は…結構僕は音痴だと思う。前世からあまり歌は得意じゃない。…上手いとはたまに言われることは言われるけど多分お世辞。

 

「イグニルの歌しか…知らないけど…」

 

「問題ないよ。」

 

「………ぁ……」

 

「……ふふ、緊張することは無いよ、別に私がいないみたいにいつも通り歌ってくれれば。はい、息吸って…吐いて…吸って…」

とりあえず深呼吸をさせてみる。好きなこともうまくできないと結構ダメージ来るしね。

 

「スゥ…ハァ…スゥ………〜〜〜〜♪」

高くて、すごくきれいな声。うまいなぁ……

 

「……〜〜〜〜〜♪……。」

…一曲終了、か…

そっと拍手をする。

 

「っ、ぁ、ありが…とう…

 

「…やっぱり上手だね。きれいな声。」

 

「…ほん、とに…?」

 

「うん。…いつもこうやって歌ってるの?」

 

「大体…いつも…。」

 

「…じゃあ、たまに聞きに来てもいい?」

 

「……あんまり…人は好きじゃないけど…おねーさんなら、良い。」

うお、嬉しいこと言ってくれる。というか、エルちゃん可愛いよなぁ。あ、いや別にロリコンの気がある訳じゃなくて、普通に。

 

「…じゃあ、次、おねーさんの番…。」

 

「えっ、」

…あ、そういう感じ…?歌…歌か…そういやこの体で歌ったことなかったなぁ。前世が苦手だっただけで案外歌えるかも?

 

「あ、あんまり上手じゃない…というか、音痴の可能性もかなり高いけど、「いい。おねーさんの歌が聞きたいの。」う、うん…」

お、おう…

 

「スゥ……〜〜〜〜〜♪」

あ、思いの外歌えるみたい。少なくとも前世の僕よりは上手い。…まあ、あんまり基準になんないけど。まあ、声が高いから歌いやすい、ってのもあるのかも。詳しくは知らん。

とか、やってると…

 

「…スゥ…スゥ…」

 

「、…ま、そうだよね。」

エルちゃんは眠っていた。まあ、もうすでに0時回ってるっぽいし、むしろこの時間に起きてる方がおかしいか。

ただ、流石にここで寝かせるわけに行かないからなぁ…一応今日は僕の所に連れてくしかないか…

 

で、宿に一度帰り、エルちゃんをベッドに、僕はちょっと考えることがあったため、机に座って色々考えていると、いつの間にか眠っていた。




いやぁ…いつの間にか評価してくださっている方が4人…あと一人で評価バーに色が付く…めちゃくちゃ嬉しいです。

バレット·アラク
性別 男 年齢 32歳 身長 172cm
目の色 黒 髪の色 緑の中に黒が混じっている。

概要
ランク5火魔法弓術士。
命中率はほぼ100%、視力4.5のやばい人。この魔法騎士団で最年長者。肩にゼロ、という蛇のようなトカゲのような生き物を乗せているが、実は火の精霊。フェンリオ魔法騎士団の5人目メンバー。

では、また次にお会いしましょう。
See you!!
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