【旧版】普通の人間ですけど…ゑ、天才魔法使い?【新版はあらすじから】 作:不審者γ
「あれ…?」
いつの間にか周りが白くなってる。
いや書き出しといてどんな状況だって思うけど、実際そうなんだよね…何にもない感じの世界の中に、一人で浮いてるみたいな感じがする。
それと、不快な感じじゃなくてむしろ心地良い感じ。
…ふと、遠くで何かが光った。
「…なんだろ?」
頭の中で向こうに行こうと思えば勝手に体が進んでくれる。
何かが光った所まで進んでみる…と。
「…へっ?」
…スマホだ。
スマホがあった。
いやなんで?
手に取ってみても紛れもなくスマホ。リンゴマークはついてない、アンドロイド端末。電源は落ちてるみたいだけど…つけてみよっか。
右側の一つしか無いボタンを長押しすると、機種が映し出された。少しして、再起動が終わる…と。
画面が真っ黒になって真ん中に白いボールみたいなのが映し出された。
いや本当に何?
と、同時。
「やっと起動したぁ!」
「ひゃああぁぁぁ!?」
うわ、なんか情けない声が出た気がする…
いやそれより。
「え、え、え、?え?」
「やっほー、▓▓▓▓君。…あ、今はアリスちゃんか」
「へ、今なんて?いや、え?」
スマホが…勝手に喋ってる…!?
え、どういう事これ。え?ええ?
「あーいや、ごめん忘れて。それよりね…ちょっとお知らせがあってね!」
「お、お知らせ…ですか?というかあなた誰ですか…?」
何の…?そもそもこの人…いやスマホだった。いやもうそこはどうでもいいけど、これどういう状況…??
少なくとも勝手に喋るスマホなんて見たことないし…あ、いや、もしかしたらクリーフォールならあったり…しそうだけどそうだとするならそもそもここどこ!?
「まーまー、勝手にこんな所に呼び出したらそりゃ混乱しちゃうだろうけどちょっと落ち着いて」
どこか聞き慣れたような声。
聞き覚えはないけど…どこか懐かしさは感じる気がする。
「よしよし落ち着いたね?まあとりあえず質問に答えよう。僕は…そうだね、作者、とでも言っとこうか。あ、概要はそっちの頭の中にいま入れといたからー」
へ?何の…と思った瞬間、頭の中を大量の情報が駆け巡り始めた。
でも知恵熱がどうのこうのとかそういうことは全くなくて、経験として整理された情報が頭に流された感覚に近い。
要するに、
本来なら「はい?」ってなる感じなんだろうけど、腑に落ちるっていうか…なんとなく、スッと納得できた。
「まあ…なんとなく分かりましたけど…お知らせってなんです?
「そうそう!ちょっと僕、物書きの練習しててね。それでまあどんな感じかなーと思って見返してみたんだけど…これ読みづらいね、ってなっちゃって。改装工事って形で直してたんだけどこれがまた面倒くさくてさ。ってことでもうリメイクしちゃおう!ってなって」
「リメイク…」
思わず反芻してた。
つまり?と頭を捻ってる間に、作者さんは続けていく。
「まあ読んでくださってた方々から貰ったアドバイスをできるだけ反映しつつ、何とか再度書けないかなーって感じ。で、新しい小説として書こうと思ったんだけどこれ匿名投稿だからリメイクの通達手段がなくってね。一話としてこういう手を取った、ってわけ」
「なる…ほど?」
まあそういうことらしい。
と、いうことで。
「『普通の人間ですけど…ゑ、天才魔法使い?』改め『転生アリスの魔法譚』!」
「新しい小説のリンクをあとがき部分に貼っておくので、良ければ読んでやって下さい!」
「ところで、何で名前変えたんですか?」
「小説書いてるのバレた友達に名前がダセえって言われたから」
「ガラスメンタル…」
「そんな言わないで…でも後々言ってみたら言ってみたで僕もダサいと思う」
「まあ感性は変わりますからね」