【旧版】普通の人間ですけど…ゑ、天才魔法使い?【新版はあらすじから】   作:不審者γ

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どうも最近忙しくなってきた匿名投稿者です。

この頃色々あって寝るのが1時とか余裕で回ってるんですよ。私の最大の趣味は寝ることなのに。趣味潰しが趣味かコノヤロウ。
…あ、そういえば全然関係ないんですけど、この間何かの動画か何かで見たんですけど、GWってゴールデンウィークじゃなくてゴールデンワークだったんですね。働け働けぇぇ!

では、本編どうぞ。(最近情緒がおかしい)



光と陰

「はっ、はっ、はっ…」

どこに行くかなど全く考えていない。荷物も学校の中だ。それでも、もうアリスはほぼ限界だった。負荷がかかりすぎていたのだ。中身は成人とは言えども、仮説上は魂…精神はまだ齢10ほど。

 

あああああああああああああああああああああああああアアアアアアアアアアアッ!

学校から出て、裏の山辺りまで来たアリスは叫んだ。何かをしないと体も心も狂ってしまいそうだった。

 

「はぁ…はぁ……………っ!」

空は晴れている。快晴だ。こんな自分のドロドロとした心情とはうって変わったような、そんな。

 

「…もう…いっそ死んだ方が楽なのかな…」

ふとそんな思考が出てきた。

 

「!いや、そんなことは…」

ない、そう言ったはずだった。が、その声は自分の耳には聞こえなかった。

 

「え……?」

目の前が突然揺れる。同時に強烈な吐き気と頭痛か襲いかかってきた。

 

「あ…がぁ…ぁ……」

アリスは倒れて身をよじるが、どうにもならない。その時、

 

『…………ぅよ。』

 

「…っ…は…?」

頭の上で何か声がした。

 

『死んじゃおうよ。そうすれば楽になれるんだよ?もうそんなに無理することもないよ。』

 

「…っ、…!?」

ズキンズキンと響く重い頭を持ち上げ、アリスが顔を上げると、目に入ってきたのは……

 

『ふふふ…』

 

「わ、…私…?」

もう一人のアリス…否、正確に言えば、()()()()()()()()()()()()…言うなれば陰がいた。

 

『ほら、もうこうしているのもかなり辛いでしょ?死んだらもう嫌な思いもしなくてすむし、思い出したくない記憶もさっぱり忘れられる。楽になれるんだよ。』

 

「っ………!」

それでも依然、アリスは陰を睨みながら抗う。陰は少し驚いたような顔をして、

 

『、まだ抗えるんだ……ふふ、でも、もうあなたの心はボロボロ。私にも壊せるよ。』

 

「っ!」

すっ、と陰が手を伸ばしてくる。アリスは逃げようとするが、上手く体が動かない。

 

『ふふ、無駄。…もし心が折れちゃったら死んじゃうけど、私が代わりになってあげる。ちゃんと代わりになってあげるから心配しなくていいよ。』

 

「う…やめ……」

 

『じゃあね、バイバイ。』

そのあと、陰はアリスの()()を掴み、手に力を入れ、

 

パキン…

 

やけに乾いた音がした気がした。ガラスのような何かが割れるような音と、糸のようなものが切れるような音。

 

「………」

アリスは何も言わなかった。否、言えなくなった。ただ何も言わずに、何とか起こしていた上半身を倒し、崩れ落ちた。そのあと、立ち上がって崖の方に歩いていっていた。そして、崖の上に立ち、一度下を見て右足を出しそのまま落ち…

 

ガバッ!

 

「!」

 

なかった。誰かがアリスの腕を掴んでいた。そこにいたのは、やはり見たことのある緑の髪と目。

 

「アリス!」

バートがいた。何となく安心できるような声がしている気がしているが、アリスはそんなことを考えていなかった。

 

「………」

()()()()()()()()()()()()()()()()()()アリスは死を求めるようになってしまっていた。

 

「ダメっ…!」

 

「…何で…?何で…止めるの…!?」

アリスは右手に魔力を込め、光弾を打ち出そうとする。

 

「っ…確かに、私にはアリスに死ぬな、なんて無責任なことは言えないし、言う権利もない…と思う…。アリスがどれだけ苦しいか、どれだけ悲しいかなんて、私には計り知れないから……でも、個人的に…というか、私が、アリスに死んでほしくないから…アリスにいつも隣にいてほしいから…!止める理由なんてそれぐらいでいい…!」

 

「…もう疲れたんだよ…!」

右手を出す。

魔力弾が飛び出し、バートに当たる。が、

 

「疲れたんだったら…休めばいいんだよ。無理して進もうとなんかしなくっていいでしょ?でも、だからと言ってリタイア()なんてダメだよ…」

それでも、彼女は手を離そうとはしなかった。

確かに、あれに人を殺すほどの威力はない。が、当たれば相当な痛みも生じる。それでも彼女は手を掴んだまま、アリスに話しかけ続けていた。

 

「……もう諦めたんだって…」

 

「…違う…!」

そのバートの声は明らかに怒りを孕んでいた。

 

「私の知ってるアリスはそんなに弱気じゃない!いつも優しくて、ちょっと無愛想に見られるような所もあったりするけど…私よりずっっと立派な人でしょ!」

 

「……!」

少し、アリスの目に光が宿る。

 

「いつでも私の側にいてくれたのは誰?私の横で笑ってくれたのは誰?私を助けてくれたのはどこの誰!?」

 

「……………」

アリスは何も言えなかった。少し意識がはっきりしてくる。バートは涙を流しながら言い続ける。

 

「アリスだよ。…私の一番の親友で…たまにちょっと抜けてるような…最高の同級生…。そんな…そんな私の…大親友を…()()()()()

その声が響くと同時に、陰が吹き飛ばされ、アリスから離れた。同時に、反動で二人は崖から離された。

 

「!アリス!」

 

「バ…バート…」

 

『っ…!何が…!こうなったら…』

陰が高速でバートに近づき、鎌のような腕を振り…

 

 

()()()()()()()()()

 

 

『っ!?な、何が…』

バートの前にいたのは、アリス。毒を身に纏い、霧の羽織を来た、天人のような彼女の目の縁には少し水が浮かんでいた。

 

「…もう惑わされない。」

ぐっ、と手を握る。

 

 

「…もう死にたいなんて思わない。」

光球が体の周りで回り、どんどん加速する。

 

 

「…もう、誰も死なせない…!」

目が右が真紅、左が茶色に()()()()

 

 

「!」

 

「…だから……いや、これが…」

 

 

決意を込め、一拍──

 

 

LIGHT OF DETERMINATION(ケツイノヒカリ)…!」

その瞬間、辺りがあり得ないほど眩しく光り始めた。太陽の光が全方位から照りつけるような、例えるならば、神光。

 

『が…っ!ぐぁ…があぁぁぁぁぁ…!』

陰は叫び声を上げ、ボロボロと形を崩していき、しまいにはそれこそ()()()()無くなっていった。

 

「…はぁ………ありがとう…ごめん、バート。」

 

「良いんだって…いてて…」

 

「あ、…ちょっと待ってて。」

アリスは緑色の魔法陣を展開し、バートに向ける。()()()と同じように。

 

「…ごめんね。」

ふとアリスが口を開いた。

 

「…ううん、大丈夫。アリスが謝ることなんかないよ。…助けようと思ったら逆に守られちゃったしね。」

 

「いいや、バートがいなかったら私とっくに死んじゃってたよ?正真正銘、バートが助けてくれたから私はここに生きれてるわけだし。」

 

「…良かった……はっ…」

 

「?バート?」

 

「う…しろ……!」

 

「?…!」

バートが指差した方を見ると、さっきバラバラになったはずの陰が、魔力弾を打ち出したところだった。

 

「っ!」

 

ドガアァァン…

 

何とかギリギリでアリスがバリアを張ったため、光弾は通らなかった。

 

『はぁ…はぁ…やりや…がったな…!この…!』

 

「っ…」

アリスは体勢を整えようとし、

 

『はあぁっ!』

 

「!」

一瞬隙ができた。そこに陰は魔力を固めた剣を…

 

「水4魔法、ウエーブスピア!」

ガキィン

 

バートが荒ぶる水の槍を陰に向かって投げた。それを破壊しようと剣を振った瞬間、

 

「油断したな…!毒9魔法…オオスズメバチの猛攻!」

六角形の魔法陣から蜂のような弾幕が大量にばら蒔かれ、更に追尾してくる。勿論魔力で作っているため、生きているわけではないが、オオスズメバチの毒と同じようなもので作っているため、止まられるだけで同じような症状が出てくる。

 

『くっ…な、何だ…これは…っこんなもの…ぐぅっ…』

更にアリスが解除しない限り執拗に追いかけ続ける&殺してもすぐに新しいのが出てくる。が、これにも弱点はある。

 

「……………っ…」

まず、魔力の消耗がかなり早いのだ。持続して使役しているような状態のため、結構消耗が激しい。さらに、水に弱い。これは、オオスズメバチそのものの毒の特性で、水溶性だ。陰は一応生き物…と言えば生き物のため、毒は効くのだろうが、水を使われるとどうしようもなくなり、ただ魔力を浪費しただけになる。

 

『この…水6魔法、フローウィングリバー!』

…こういうことだけ運が良い。本当になぜそうなる。

 

「…っく…」

威力が高いため放ったが、下手に魔力を使いすぎるのは得策ではなかったらしい。

 

「アリス!」

 

「はぁ…はぁ…っ!」

 

『くっ…散々手こずらせてくれて…どうもありがとうね!』

陰が大量の魔力弾を打ち出す。

終わった、二人がそう思った瞬間、

 

「日5魔法、サンレーザー。」

 

ドドドドドドドォン……

 

『なっ…!』

レーザーが横から飛んでき、影弾を打ち消した。そして、

 

『あ、あんたは…』

 

「…その二人はうちの学生だ。とりあえず、消えてもらおうかの。」

ウィルヘム魔法学校校長、老人のような見た目だが、実力は確か。元魔法騎士団、ランク8日魔法使い。今年350歳ジャスト、ラシル・イハトールン。

 

「日8魔法、バーニングフレア。」

 

ヒュウゥゥン…ドガアァァン…

 

熱弾幕が陰を覆い、周りを飛び回りながらどんどん近づいていって、触れた瞬間爆発した。

 

「…ふぅ、大丈夫だったかな?」

 

「は、はい…」

 

「すみません…色々と…」

すっ、と校長の後ろからライ(担任)が出てきた。

 

「まあでも、怪我がないようで良かったよ。…よくあれを相手できていたね。」

 

「あれが何か…知ってるんですか?」

バートが聞くと、校長は少し頷き、

 

「…シャドー。精神状態の不安定な者をそそのかし、自殺させて成り代わりを働く魔物。平均的にランクは3~6とされておる。あいつは恐らく5辺りじゃろう。」

 

「ランク5…ですか。」

アリスはふと呟いていた。

 

「ああ。さて、早く戻りなさい。…アリス・セナールはとりあえず、今日は帰った方がいい。もし心配ならば、勉強はそのお友達から教えてもらうといい。」

 

「…はい、そうします。」

 

「じゃあ、バートさんは戻って、アリスさんには転移を使うよ。」

 

 

まあ、この二人がこのあと、めっちゃ怒られたのは言うまでもない。




わーい自分で何書いてるのか分かんなくなってきたー…本当に何書いてんでしょうね。何したいかがワカラナイ…
まあ、失踪はしませんよ、ええ。一応読んでくださっている方が居ますので。感謝感謝。

では、また次に会いましょう!
see you!
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