本格的な戦闘は次回になります。
◆アイヴォン 森林エリア◆
〜ジークside〜
ゲームが始まった直後、各陣営の
『今あなた方が受け取ったのはマップを表示する端末です。ゲーム開始直後から15分置きに逐次各陣営の
ふーん、どうするのかと思ってたらそう来たか。
まあそんなもの無くても探せるけどね。
まあいいや、とにかく始めよう。
「ダイヤ、お前のカラスたちは?」
「準備できたよ」
横を見るとダイヤがすでに自身の使い魔である大量のカラスを呼び出していた。
「んじゃ、カラスの目をお前の
「ディオドラ?何でまた」
嫌な予感がするんだよなぁ。
不確定要素は真っ先に潰しておきたい。
あとは実験がしたい。
「まあいいや、とりあえず探しとくよ」
「頼んだ」
〜5分後〜
「見つけた」
『早!』
え、いくらなんでも早くね?
「言うてもカラスでショートカットしてるし、魔法でブーストして速度上げてるからね。こんなものじゃない?」
こんなもんか?
「それで、どうするの?」
「こいつを使う」
俺がそう言うと、俺の影から黒い靄状の何かが出てきた。
「……ジーク、それ何?嫌な気配がするのだけれど……」
んー?これはですね〜、
「お前たちにも隠してた俺の眷属」
『…………は!?』
「おいおい、なんだそりゃ。ちゃんと俺たちが納得できる理由があるんだろうな、坊主?」
「あるよ。まず単純に危険ってのが一つ。最近になってやっと言うこと聞くようになった。んでもって存在自体が奇跡みたいなもんなので、できるだけ隠しておきたかったていうのがもう一つ」
「それでジーク、結局これは一体何なのですか?オーフェリアが言ったように嫌な気配がするのですが……」
「……ねえねえ、ジーク。これさ、結構ヤバめなやつだよね」
オーフェリアたちが言った通りです、はい。
ヤバいやつです。
「まあ、見た方が早い。行け、死の体現者よ。『
瞬間、黒い靄が一直線にディオドラ・アスタロトチームの方へ向かった。
〜イッセーside〜
えー、イッセーです。
スタート地点の廃墟群にいるイッセーです。
数キロ先の湿地帯が突如真っ黒な何かに覆われて呆然としているイッセーです。
「いや何あれぇぇぇぇぇぇぇ!?」
「一体何なのよ、あれ……」
「……部長、何か嫌な気配がします」
小猫ちゃん?
震えてる?
「あれは、まるで『死』そのもの……!」
ハハハ、またそんな大袈裟な。
と、暢気に考えていると、アナウンスが聞こえた。
『ディ、ディオドラ・アスタロトチーム、リタイア』
…………は?
〜ジークside〜
おー、期待以上の威力。
「……スゴイっていうか怖いんだけど、あれ。一体何なんだにゃ?」
「兄さんが調べたところによるとあれは『病』という概念の集合体らしい」
あれはかつて世界で猛威を振るった。
様々な呼び名を持ち、ある時は黒死病と名乗り3000万の人間を殺し、ある時はスペイン風邪と名乗り5000万の人間を殺した。
その名はペイルライダー。
その性質ゆえか、ヨハネの黙示録にて語られる死をもたらす第四の騎士の名を冠することになった「病」という一種の概念そのもの。
「んじゃ、当初話した通りに行動を始めてくれ」
『了解』
〜イッセーside〜
俺たちはさっきディオドラ・アスタロトチームがリタイアしたのを知って、身の危険を感じたため絶賛移動中である。
「…………」
朱乃さんさっきからこの調子なんだよなぁ。
ずっと何かを考えてるみたいに。
「朱乃、さっきからどうしたの?」
「……リアス、なぜアスタロトのチームを襲ったチームはこんなにも早く彼らの居場所を知ることができたのでしょうか」
「そうね、普通に考えれば使い魔で探したとかでしょうけど……にしても早すぎるのよね」
ん〜、どうやったんだろ。
とか考えていると木場が空を見上げていた。
「どうしたんだよ、木場」
「……ねぇ、イッセーくん。あれ何かな?」
あれ?と俺も空を見ると一羽の黒い鳥が飛んでいた。
「あれは……カラスか?」
「そうだね、カラスだ。だけどあのカラス、よく見ると両目の上に
え、魔法陣?
そんなの見えないんだけど。
目良すぎだろ。
ん?でもそれってまさか……
「ぶ、部長。もしかしてあのカラスって……」
グレモリー眷属全員の顔が青ざめる。
「まさかどこかのチームの使い魔!?「ッ!イッセーくん、避けて!」裕斗?」
木場が俺にそう言った瞬間、比喩抜きで人型の何かが砲弾のごとく
『防げ、相棒!』
ドライグにそう言われ、俺はとっさに腕を交差させた。
そして俺の腕を衝撃が襲う!
「ぐ、おおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!
イッテェ!とっさに
軽く数十メートル吹っ飛ばされたぞ!?
『無事か!相棒!』
「ゲホ、ゲホッ!ああ大丈夫だドライグ!でも一体何が!?」
「ーーーよお、元気してたか?」
土埃で咳き込んでいると土埃の奥から声が聞こえてきた。
そこにいたのは白いシャツに袖なしの黒いジャケットを着ており、何よりも目を引くのが両腕両足を覆う黒い籠手と脚甲。
「紅、修……!」
ジークハルト陣営最強の
「面白い戦い方するらしいからな。楽しませろよ、兵藤一誠」
〜ゼファードルside〜
今、ゼファードルの前には奇妙な男がいた。
SFと和風を混ぜたような真っ白な服に身を包み、腰には大きなしめ縄を巻いている。そして狐の耳を彷彿とさせる髪型に顔を覆う布。
「なんだ、貴様は。そこをどけ!」
「(´・ω・)」
〜シーグヴァイラside〜
シーグヴァイラの前には禍々しい瘴気を身に纏う女がおり、シーグヴァイラはその膨大な魔力に気圧されていた。
「彼はできたけれど……あなたは私の運命を覆せるかしら?」
音を聞く限り別の場所でも始まっているようだが、合流して協力を得るには少し遠い。
(降参した方が良いかもしれませんね、これは……)
〜ソーナside〜
「ハァ、ハァ、ハァ……まだ、戦え、ハァ、ますか、匙」
「ハァ、ハァ、大丈夫、っす」
まさかこんなにも早く接敵するとは思いませんでしたね。
しかも相手はよりにもよって……
「弱いなぁ。君もそう思わない?ベルクーリ。もうちょっと色々見せてよ」
この男、ダイヤモンド・アルバーンと、
「奇襲仕掛けたんだからこんなもんだろ」
ベルクーリ・ハーレンツ……!
「んー、そうかなぁ」
しかしダイヤモンド・アルバーン。あなたのその両目は……
「その目は何ですか?ダイヤモンド・アルバーン」
彼の両目は普段の糸目と違い開かれていた。
その目は明らかに通常のそれとは違い、黒目白目ともに幾何学模様がびっしりと描かれた眼球。
あれは一体……
「教えなーい」
でしょうね。
しかし残ったのが
「どこか他のチームと合流した方が良さそうですね……」
〜サイラオーグside〜
「ーーー咲け、花たち」
その一言で全てが終わった。
自分とレグルス以外全てが女1人蹂躙された。
「ッ!ここまでとはな、ジークハルトの女騎士」
「お褒めの言葉感謝致します、サイラオーグ・バアル殿。しかし、あなたの相手は私ではありません」
だろうな。おそらく俺の相手は……
「ーーーよお、サイラオーグ。決着を着けに来たぞ」
やはりお前か、ジークハルト……!
「
なっ!
こいつ、なぜレグルスのことを!?身内以外には誰にも話していないはずだし身内の者が漏らすとも思えん。独自の情報網があるのか?
だとすると厄介だな……
いや、ぐずぐずしている場合ではない!
何よりジークハルトは間違いなく強者!
であれば!
「強者と戦えること、これほど嬉しく思うことはない!行くぞレグルス!」
「はっ!」
奴に手加減など不要!最初から本気で行く!
「
全てを奴にぶつける!
「ハハッ!良いねぇ、サイラオーグ。じゃあ俺もお前に応えないとな!来い、鏡面剣ヴァニール」
ジークハルトが剣の名前を呼ぶと奴の足元に黒い波紋が広がり、そこから一本の直剣が出てきた。
一見すると通常の直剣と変わらないが、その刀身は鏡のように周囲を映している。
「
「ああ、そうだ。見覚えあるだろ?さあ、今回はしっかりと決着を着けよう、サイラオーグ」
ディオドラを退場させた理由?
面倒くさかったからだよ。
あと一つ皆さんに質問なんですが、宝具を使う時って「宝具、◯◯を発動せよ」って感じに「宝具」って書いた方が良いですかね?
ハイスクールddには宝具なんて存在しないんでどうしようかと迷ってるんですが。
感想、高評価お願いします。
宝具を使わせる時に「◯◯を発動せよ」の前に「宝具」を入れるかどうか(命令を聞かないと動かないペイルライダーぐらいにしか使わないと思うけど)
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違和感あるから入れて!
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世界観おかしくなるから入れないで!