ハイスクールD×D 〜とある悪魔の物語〜   作:天羽風塵

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やっとできたε-(´∀`; )
学校始まったので投稿ペース落ちます。


第12話

◆アイヴォン 遺跡エリア◆

 

〜イッセーside〜

 

ドサッ

 

会長が槍を振るって真っ赤な門を作ったと思ったら門の中に放り込まれ、たどり着いたのは遺跡のような場所だった。

 

「……何が起きた?」

 

あ!サイラオーグさん!

 

「あなたも一緒に飛ばされたのね、サイラオーグ」

 

「みたいだな……レグルスはどこだ?」

 

「ここに」

 

「よし、いるな」

 

それにしても、これからどうすればいいんだ?

正直色々なことが立て続けに起こって頭の中がぐちゃぐちゃなんだけど。

 

「リアス、そちらでは誰が生き残った」

 

「……私、イッセー、裕斗、小猫の4人だけよ」

 

「俺の方は俺とこいつ、レグルスだけだ」

 

そういえばこのレグルスって人さっきの戦いの時どこにいたんだ?見覚えが無いんだけど。

 

「サイラオーグ、彼は一体何なの?さっきの戦いの時もいなかったみたいだし」

 

「……今更隠すことでもないか。こいつは神滅具の一つ、『獅子王の戦斧(レグルス・ネメア)』だ」

 

『ッ!』

 

「……ですがサイラオーグさん、彼からは人の気配がしません」

 

え、そうなのか?

小猫ちゃんはこいつから人の気配を感じないらしい。

どういうことだ?

 

「所有者はすでに死んでいる。俺が『獅子王の戦斧(レグルス・ネメア)』の本来の所有者を見つけた時、既に怪しげな集団に殺された後でな、神器となる斧だけが無事だった。所有者が死ねばいずれ消滅するであろうその戦斧(バトルアックス)は、あろうことか意志を持ったかの様に獅子に化け、所有者を殺した集団を根こそぎ全滅させていた。俺が眷属にしたのはその時だ。獅子を司る母の血筋が呼んだ縁だと思ってな」

 

そんなことがあったのか……

 

『驚いたな。こんなことが起きるものなんだな。俺の場合は所有者が死ねば、すぐに意識が途切れて、気づいたら次の所有者の神器のなかだったが……』

 

ドライグもレグルスに起きた出来事に驚く。

 

「所有者無しの状態のせいか、力がとても不安定でな。このゲームまではとてもじゃないが出せる代物ではなかった。敵味方見境無しの暴走状態になっては勝負どころじゃなくなるからな。今回、出せるとしたら俺と組めるこの様な最終試合だけだった。いざと言う時、こいつを止められるのは俺だけだからな」

 

「でも、例え神滅具があったとしても勝てるかどうか……」

 

「そうね、裕斗。ジークハルト……悔しいけど彼とその眷属の強さは若手の中じゃ間違いなくトップ。それどころかプロにも引けを取らないわ」

 

マジですか……それにしても信じたくないけどちょっと疑問に思ったことが一つ。

 

「部長、やっぱり今度はこのメンバーでジークハルトさんとその眷属全員と戦わなきゃいけないんですかね?」

 

「信じたくはないけど……そうなるでs「いや、それはない」サイラオーグ?」

 

それはないって、どういうことだ?

 

「普通は全員出てくるもんじゃないんすか?」

 

「普通ならばそうだ。だがやつは最後だけは必ず眷属を引き連れずに1人で向かってくる。俺の時もそうだった」

 

何故かは分からんがな、とサイラオーグさんは言った。

なんで1人だけで?でもそれだったらまだ勝機はあるか……?いや全く油断出来ねぇけども。

 

「やつの臨界移行(フェーズ・シフト)にはまだ()がある。今最も警戒すべきはそれだ」

 

「先?」

 

「俺がかつてのやつと勝負をした時の敗因の最たるものだ……()()だけは、使わせてはならない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

臨界移行(フェーズ・シフト)によって溜め込んだエネルギーを一気に解放する強化形態、『臨界転生(ゼル・シリカ)』だけは……!!」

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

〜ディオドラ・アスタロトチームが全滅した頃〜

 

〜アザゼルside〜

 

「なんだあれはーーーーーーーー!!!!?黒い靄のようなものがディオドラ・アスタロトのチームを覆い尽くしたと思ったらアスタロトチームがリタイアしたーーーーー!!!」

 

「なんじゃありゃ……」

 

観客たちとダニエルが騒いでいる横でアザゼルは考え込んでいた。

マジでなんだあれ、なんかの魔法か?

つうかよ……

 

「気配ヤバすぎだろうが……」

 

見れば分かる。あれは「死」だ。あらゆる生命に、命に等しく与えられる「死」そのものだ。

あとあの気配どっかで覚えがあるあんだよなぁ。どこだ?だいぶ昔だとは思うが。

なんかあの()()()どもと気配が似ているな……そういや第四の騎士だけは会ったことないな、俺。話も聞いたことがない。

 

「……まさか、な」

 

 

 

〜ソーナが紅血魔槍を使った頃〜

 

〜サーゼクスside〜

 

「何やってるのソーナちゃぁぁぁぁぁぁぁん!!!?」

 

さすがに驚いたね、これは……

まさか自分の血を武器にするとは思わなかったよ。

セラフォルーも妹が心配なのか泣き叫んでいる。

 

「でも一旦落ち着こうか、セラフォルー」

 

「サーゼクスちゃん、でも、でもぉぉぉぉ!!」

 

まあ、心配するのは分かるけどね?

それでも一度落ち着こうか。

にしても……

 

「本当に強いですね、あなたの息子とその眷属は。ハルファス卿」

 

「自慢の息子の片割れだよ」

 

今僕たちがいるVIP席にはハルファス家現当主であるギルバート・ハルファス卿が一緒にいる。

 

「……しかし、まさかあの()の所有者がいるとはね」

 

神々の義眼。『眼球の王』、または『眼球王』とも呼ばれることのある至高の芸術品。

誕生経緯は不明であるが、『視る』ことや『眼』にまつわることなら大抵のことはできてしまうという、誕生経緯なんて些細なことが気にならなくなるほど強大な力を持つ。

誕生経緯については過去の文献による堕天使の研究では「『聖書の神』ですら超越する何者かによって生み出された」という説が最も有力らしいが。

……いい眷属を持ったね、ジークハルト・ハルファスくん。

リーアたんを応援する身としては悔しいが、君なら正式なゲームに出場すれば短期間で上位に食い込めるだろう。

励みたまえよ。

 

 

 

 

 

 

〜???side〜

 

「HAHAHA!!スゲェなあいつは!!」

 

まさかあの若さで秘奥をものにするとは思わなかったZE?ジークハルト・ハルファスねぇ……ギルバート・ハルファスにしろ、()()()()()・ハルファスにしろ、あの一族は化け物の巣窟だNA。

赤龍帝も悪かねぇがあいつには負ける。……このゲームはもうあいつの勝利で確定だな、こりゃ。

 

「いつか手合わせしてもらうZE?ジークハルト・ハルファス」

 

それだけ言って結果の知れたゲームには興味を失ったのか、()()()()()()はVIP席から姿を消した。




最後に天帝と新キャラが名前だけ登場!
ヘルムート・ハルファス……一体何者なのか!?(すっとぼけ)

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