なんかおかしかったら感想などで教えてください。
その都度修正しますので。
〜イッセーside〜
よっす!俺イッセー!駒王学園の二年生、オカ研所属の転生悪魔だ!
さっき魔王領ルシファードに着いてから地下鉄に乗って、今ちょうど会場のある一番でかい建物に着いたところだ。
「部長、ここが会場ですか?」
「えぇ、そうよイッセー。ここに私を含めた若手悪魔の
へー、でっかい建物だなぁ。
おっと、ここでエレベーターか。
〜エレベーター内〜
今俺たちは会場に向かうエレベーターに乗っているぜ。
あークソッ。心臓がバクバクいってる……!
「やっぱり緊張するかい、イッセーくん」
「お、おう、木場!さすがにな……」
突然木場が話しかけてきた。
俺も部長の
と、そこで部長が俺たちを見回して言った。
「皆、もう一度確認するわね。何が起きても平常心でいること。何を言われても手を出さないこと。———上にいるのは将来の私たちのライバルたちよ。無様な姿は見せられないわ。特に注意しなきゃいけないのは三人。まずはソーナよ。そして二人目は私の従兄弟でもあるサイラオーグ・バアル、若手の二強の片割れである強敵よ。」
マジか……そんな人がいるのかよ……
「怖気付かないで、イッセー。あなたなら大丈夫よ。それとも、私を助けたときの気概は嘘だったのかしら?」
なっ!!
「そんなわけないじゃないっすか!やってやりますよ!」
「ふふ、その意気よ。さて、話を戻すけど最後にもう一人」
あ、そういえば三人って言ってたな。どんな人なんだ?
「サイラオーグとトップを競い合っている二強の片割れ、ジークハルト・ハルファス」
「ジークハルト……」
「どのような方なのですか、部長さん?」
「なんて言うのかしらね…その…何を考えてるのか分からない、というのが正しいかもしれないわね」
何を考えてるのか分からない?
「基本的に無表情なんですわ、彼」
「無表情?」
「眷属の話では普段は表情豊からしいのだけれどね」
「ちなみに小猫ちゃんの知り合いでもありますわ」
「え、そうなのか?」
小猫ちゃんの?
「…拾われたんです、彷徨ってるところを」
え?彷徨ってる?何があったんだよ……
「あまり詳しく話せませんが、ジークハルト・ハルファスに拾われたあとサーゼクス様経由で保護されてリアスの眷属になりましたの」
「まあそれに関しては追々話すとして、話を戻すわよ。ハルファス家には象徴と言える能力が二つあるわ。一つは
「部長、どんな能力なんすか」
「
「どいうことですか、部長?」
「裕斗、あなたはもし戦っている相手自分よりも強く、かつ戦いが長引くほど強くなる、って聞いたらどう思う?」
うわ、何だそりゃ。
「……恥ずかしながら、『勝てない』と思ってしまうと思います」
だろうな。ん?まさか……
「『
どういうことだ?
「途中から加速度的に強くなっていく。みんないい?もしもいつか彼と戦う時が来たとしても彼とは三分以上戦わないで。この力には致命的な欠点があるの」
「というと?」
「……戦闘が途絶えれば強化がリセットされます。さっき部長が『戦い続ける場合に限る自身の強化』って言ってたでしょう。そんなことも覚えてないんですかイッセー先輩」
あ、そういえば。ってことは———
「一度引き離せばリセットできる、ってことか」
「そういうことよ。でも油断しないで、それが無くても強いと聞くわ」
マジかよ……いや、こんなとこでへこたれるわけにはいかない!俺はこの会合で活躍して部長にご褒美をもらうんだ!
待ってろよ!おっぱい!
「着いたわね。みんな、降りるわよ」
エレベーターから降りるとそこは広いホールになっていて、使用人らしき人がいた。その人は部長や俺たちに会釈をする。
「ようこそ、グレモリー様。こちらへどうぞ」
その人に着いていくと、一角に人が集まっていた。
ていうかめっちゃ人いるな。
「サイラオーグ!」
部長がその中の一人を知っていたみたいで声をかけた。
ん?ちょっと待て、今サイラオーグって言ったか?
「久しぶりだな、リアス」
えぇぇぇぇ!!!いきなり来たーーーー!!?
いやなんて言うんだろ、こう、なんていうか、
「ええ、懐かしいわ。元気そうで何よりよ。さっき話したけど初めての者もいるわね。彼が私の母方の従兄弟でもあるサイラオーグよ」
「俺はサイラオーグ・バアル。バアル家の次期当主だ」
「は、はい!初めまひて!部長の
ヤベッ!めっちゃ噛んだ!
ク、クソ。さっきからどうしたよ俺。いくらなんでもここまで調子が悪いのは「ドササッ」……ん?
何か倒れた音がしたのでそちらを見ると———
「ギャスパー!アーシア!急にどうしたの!?」
「お、おい!アーシア!しっかりしろ!」
———アーシアとギャスパーが倒れていた。
アーシアにはゼノヴィアと木場が、ギャスパーには部長と朱乃さん、そして小猫ちゃんが駆け寄っている。
クッソ、なんだよ急に!
「部長!二人の様子は!?」
「……特に問題はないみたいね。気を失っているだけよ」
「うん、これぐらいならすぐ起きると思うから心配しなくていいよ、イッセーくん」
そ、そうか……
「良かった〜」
「う、う〜ん」
お!噂をすればだ。アーシアが起きた。
「アーシア、大丈夫か?」
さっそくゼノヴィアが安否を聞いている。
「ゼ、ゼノヴィアさん……?あ、そうか…私倒れちゃって……」
「う〜ん…」
あ、ギャスパーも起きた。
「…ギャスパーくん大丈夫?」
「こ、小猫さん?…あ、僕、倒れて…それで……」
ん?なんか顔がだんだんと青ざめてないか?
「あ、あぁ、あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
うお!!全速力で俺の後ろに隠れた!?
「き、急にどうしたんだよギャスパー!何があったんだ!?」
「怖いよぉぉぉぉぉぉ!!!怖いよぉぉぉぉぉぉ!!!鬼がぁぁ、鬼がぁぁぁぁ!!!」
お、鬼?急に何を言って……
ゾ
「…………へ?」
え?は?なんっだ今のは……!
悪寒?威嚇?いや違う!!
これってまさかあれか?殺気ってやつか?殺気ってやつなのか!?
「へぇ、倒れた二人は非戦闘員だから仕方ないとして、あのレベルの殺気に耐えるか」
一人の男がいた。
右側が部分的に黒くなった灰色の髪に
いや、見た目なんてどうでもいい。目の前に立てばそんなものどうでもよくなる。
なんだよこの存在感は!さっきから足がガタガタ言って…………ってあれ?
「……治ってる?」
「突然仕掛けてすまないな、リアス嬢。赤龍帝というのがどれほどのものか見ておきたくてね」
「……にしてもやり方っていうものがあるんじゃないかしら?」
「それに関しては素直に謝ろう。すまなかった。君たち二人も、耐えられずに倒れると分かっていてなお巻き込んでしまったこと、謝罪しよう」
「「い、いえ、大丈夫です……」」
「はあ……イッセー、彼がさっきエレベーターで話した二強のもう一人であるジークハルト・ハルファス。ハルファス家次男であり次期当主よ」
「よろしく赤龍帝、兵藤一誠」
マジかよ……!
この人が、最強の片割れ!
感想、高評価お願いします。
※3月16日 誤字修正&表現編集