ありがとうございます!
〜ジークside〜
「それで、あなたたちはどうして通路にいるの?」
「いやなに、くだらんから出てきただけだ」
「中でゼファードルとアガレスがやりあってんだとよ」
全く、来て早々何やってんだか。
「…………」
「久しぶり、しろ、じゃなくて小猫」
「!はい、お久しぶりですジークさん」
うーん、昔拾った時とはだいぶ変わったなぁ。
まあそりゃそうか、あれからだいぶ経ってるしな。
「今日はお前にとってもサプライズになる出来事が起こるからな、楽しみにしてろ、小猫」
「?分かりました」
さーてと、
「そろそろ中に入らねぇか?いくらバカ2人がやり合ってるからってずっとここで待つ訳にはいかねぇし」
「それもそうか。まあ、正直気は進まないがな」
「そうね。それにしてもジークハルトあなた……ずいぶん印象が変わったわね」
「なんだ藪から棒に?」
「いえ、今までの貴方って無表情なのに加えて無口だったから、なんだか新鮮で。身内以外ともほとんど関わろうとしてなかったみたいだし」
うーん、それに関しては矯正されたんですよ。主にシルヴィとかオーフェリアとかアリスとかに。もう少し他人と関われー、って。
「まあ、あれだ。俺にも色々あったんだよ」
「そう?」
「そうか?前に俺と戦った時は表情豊かだったがな……」
「そうなの?サイラオーグ」
「ああ、『やっと同年代で俺とやり合えるやつを身内以外で見つけた!!』とかなんとか」
あー、そんなこと言ったけか、そういや。
身内ならやり合えるやつ結構いるんだけどね。他となるとどうもなぁ。
「とは言っても戦った当人である俺は生きた心地がしなかったがな」
……すんません。
と、俺たちが話していると突如、
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!
建物が大きく揺れてバカデカい破砕音が聞こえてきた。
何があったんだよ。
ほら、鈩も驚いて変な顔(?)しているぞ。
「((((;゚Д゚)))))))」
ほらね?
他のみんなも呆れた表情してるし。
っておい、躊躇いなく行くなリアス嬢。
恐怖心ってもんが無いのか?
え、俺は大丈夫なのかって?おいおい、冗談よせよ。恐怖心なんてあると思うか?
〜会場内〜
「とりあえず俺はバカ二人を止めてくる。ジークハルト、お前は初めて会うリアスの眷属に自分の眷属を紹介しておいたらどうだ」
「ああ、そうしとく」
そう言ってサイラオーグがいなくなると、俺たちはリアス嬢一行と向き合った。
「さて、改めて自己紹介させていただく。ハルファス家次期当主、ジークハルト・ハルファスだ。初めてのやつらはよろしく。って言っても、
「「「「「……」」」」」
「?どうしたよ、初めましての5人」
「いえ、何というか……」
「聞いていたのとだいぶ違うと思ってな」
えーっとこいつらは確か……
「元聖女と聖剣使いか」
「「!」」
「それに加えて赤龍帝にハーフヴァンパイア、それに……」
ふーん、
「聖剣計画の生き残り、か」
「っ!ジークハルト、あなたなぜそれを!?」
「んー?ああ、それなら」
「こいつの知り合いにやたら感知能力の高いやつがいるんだよ。俺たちが色々知ってるのはそのおかげってわけ」
人のセリフ取るんじゃねぇよ、おい。
「えーっと、あなたは確か……」
「紅修、
まあいいや、そのぐらい。
シュウが自己紹介終わって次はっと。
「んじゃ次僕。ダイヤモンド・アルバーン、
「オーフェリア・ランドルーフェン……
「ベルクーリ・ハーレンツだ。坊主の
「アリス・ツーベルクです。小父様と同じく彼の
おいこら待てや赤龍帝、アリスが美人なのは確かだがその目はやめろ、殺すぞ。
「!」
「どうしたのイッセー?」
「いや、なんか今悪寒が」
「アリスを嫌な目で見てたんで。あとオーフェリアをそういう目で見なかったのがむかついた」
「え、オーフェリアさんなら良いんですか?」
「いや普通に殺すけど」
「理不尽!?」
知らんな。
さてあとは鈩とシルヴィか。
「( `・ω・´)ノ ヨロシクー」
「こいつは鈩。俺のもう1人の
『……………』
どうしたこいつら。急に黙りこくって。
「あの、ジークハルトさん。この方は一体……」
こいつは元聖女か。名前は確か……アーシア・アルジェントつったか。
「何度も言うけど俺のもう1人の
『は、はあ』
にしてもシルヴィが来ねぇな、どうした……っていたわ。
「シルヴィ!こっちだこっち」
「ごめんごめん、こういう場所ちょっと珍しくて。改めまして、ジークくんの
「ん?シルヴィア・リューネハイムって確か歌手の?でも見た目違うし……」
「本人ですわよ、イッセーくん」
「へ?」
まあ変装してるしな、だいぶ印象変わるよね。
帽子被るし、髪は茶髪になるし。
「どうする?変装解く?」
「まあそうだな。解いてやってくれ」
「はーい」
と言ってシルヴィが帽子を取った瞬間、彼女の体を光が包んだ。
光が消えるとそこには先程とはだいぶ印象が変わった紫色の長髪の少女が立っていた。
「あぁ!シルヴィア・リューネハイム!え、まじで!?本物!?あ、あの俺大ファンなんです!握手してもらってもいいっすか!?」
「ダメ」
「なんであんたが拒否してんの!?」
お前だけはなんかやだ。
俺のシルヴィが汚れてしまう気がする。
「久しぶりね、
「お久しぶりですわ」
「うん!2人とも久しぶりー!小猫ちゃんも!」
「お久しぶりです、シルヴィアさん」
「シルヴィで良いってばー、むー」
えーっと、とりあえずうちは全員自己紹介終わったってことでいいのかな?
んじゃさっそく、
「会場に入るか」
「そうね、もう入りましょう。イッセー、みんな、行くわよ」
さて、いいかげんバカ2人は止まったかな?
止まってるといいなー、面倒ごとはごめん
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