ハイスクールD×D 〜とある悪魔の物語〜   作:天羽風塵

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第7話

〜ジークside〜

 

すでにパーティ会場に着いていた俺たちチーム・ハルファスは各々自由行動をしていた。

俺はシルヴィとオーフェリアと一緒に適当な席に座ってゆっくりしていた。

ちなみにオーフェリアは目を閉じて俺の肩にもたれかかっている。(結構恥ずかしい……)

どうやらリアス嬢一行が来たみたいなんだが……

 

「なんか様子がおかしいな」

 

「ねぇ、ジークくん。なんか緊張してる感じしない?」

 

うーん、確か今日親父来てるんだよね。

どっかで鉢合わせたか?

 

「よお、リアス嬢。どうしたそんな緊張して」

 

「……さっきあなたの父親と鉢合わせたのよ!」

 

そうか、すまん。

あの人サプライズ好む傾向があるから。

まあ、なんというか、

 

「大変だったな」

 

「そんな他人事みたいに……」

 

実際家族ってこと以外他人事だしな。

 

「や、ジークくん」

 

「来るって言っといて見当たらないからどこ行ったかと思ったら何やってんだよ、親父」

 

「いや何、サーゼクスくんが度々自慢してくるものだからね。ちょっと気になっちゃってさ」

 

この時、この場にいるほぼ全員の頭の中にシスコンという単語が浮かび上がったが、それはまた別の話。

 

「お兄様……!」

 

あーあ、どうなっても知らねぇぞ、サーゼクス様。

まあ、それよりもだ。

 

「じゃあ僕はこれで。戦いの前の宴だ。みんな楽しんでいってね」

 

『はい』

 

そして親父がいなくなり……

 

「リアス嬢、お前らもなんか食うか?腹減ってるだろ」

 

「そうね、本当ならそうしたいのだけれど……」

 

「?どうしたんすか、部長」

 

ああ、そうか。お前ら来たばっかだし……

 

「挨拶回りか」

 

「ええ、というわけでイッセー、行くわよ」

 

「うぇぇ!?おれ!?」

 

行ってらっしゃい。

 

「それじゃあ、私たちは好きにしまs「まあ待て、リアス嬢の女王(クイーン)」はい?」

 

「お前らの名前俺らまだよく知らない」

 

そう、前回は俺らが自己紹介しただけでこいつらのことはほとんど知らない。

とは言っても独自のルートである程度の情報は掴んでいるが。

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

「改めまして、リアスの女王(クイーン)をしています。姫島 朱乃です」

 

俺たち3人は今リアス嬢の眷属の自己紹介を聞いている。

他のやつらに聞くかどうかを聞いたら大体のやつが「めんどいからパス」みたいなことを言っていなくなった。

まあベルクーリは奥さんに会いに行っただけだけどさ。

 

騎士(ナイト)の木場 裕斗です」

 

「同じく騎士(ナイト)のゼノヴィア・クァルタだ」

 

こいつら俺ほどじゃないけどなかなか厄介な剣持ってるんだよな。

片方は聖剣と魔剣のハイブリッド。

もう1人は攻撃力が自慢の聖剣を持つ。

ていうかさぁ、

 

「なあ、小猫。こいつ戦車(ルーク)じゃないの?」

 

「……違います」

 

ええ……

 

「ア、アーシア・アルジェントです!僧侶(ビショップ)です!」

 

「ギ、ギャスパー・ヴラディです。僕も僧侶(ビショップ)です」

 

うん、そこの少年。少年?え、合ってるよな。まあいいや。とにかく君。女の子の後ろに隠れてないで前に出ようか。

 

「知っていると思いますけど塔上 小猫、戦車(ルーク)です」

 

「……私は初めて話すわね」

 

「はい、よろしくお願いします、オーフェリアさん」

 

と言って2人は握手した。

 

「…………」

 

「……どうかしましたか?オーフェリアさん」

 

「……いえ、彼の眷属になるまでこうやって他人と握手することも出来なかったから……」

 

……そう、オーフェリアは能力の特性上基本的に人、というより生物に触れることが出来なかった。

まあ、ちょっと色々やって能力が制御できるようになって触れるようになったけど。

制御できるようになったばかりの頃は凄い可愛かった。

暇さえあればめっちゃ擦り寄ってくるの。

その度にシルヴィとアリスが引っぺがそうとしてた。

頑なに離れようとしなかったけど。

今は多少減ったよ?それでも偶に擦り寄ってくるけど。

 

「あ〜ちかれた」

 

と、話してたところで挨拶回りに行っていた赤龍帝が帰ってきた。

どうやらリアス嬢は向こうで他の女性悪魔と談話中らしい。

今朱乃嬢も向かった。

木場裕斗は女性悪魔に拐われていった。

ほっといていいのか、あれ?

 

「大丈夫だろう、あいつなら」

 

ゼノヴィア嬢はそう言うがホントか?

 

「ていうかゼノヴィア嬢、お前その両手に持ってる大量の皿は何だ。つうかどうやって持ってる」

 

「む、そうだった。イッセー、アーシア、ギャスパー。料理をゲットしてきたぞ、食え」

 

食い物か、なるほどそれで席を離れてたと。

 

「ゼノヴィア、悪いな」

 

「いや、何。このぐらい安いものだ。ほら、アーシアも飲み物ぐらい口にした方がいいぞ」

 

「ありがとうございます、ゼノヴィアさん……。私、こういうの初めてで、緊張して喉がカラカラでした……」

 

ていうか、薦めるだけ薦めて俺ら何も食ってないな。

 

「なんか適当に食い物取ってくる。少し待っててくれ」

 

「はーい」

 

「分かったわ……」

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

食い物取って戻ってきたわけだが……

 

「これ今どういう状況?」

 

金髪縦ロールが赤龍帝と騒いでた。

 

「!初めまして、ジークハルト・ハルファス様。フェニックス家長女、レイヴェル・フェニックスですわ。以後お見知り置きを」

 

おー、綺麗なお辞儀。

 

「これはどうも。ジークハルト・ハルファスです。よろしく、レイヴェル嬢」

 

兄よりも優秀だと聞くが、実際どうなんだろうか。

 

「それではイッセーさん、私はこれで」

 

「おお、またな、レイヴェル」

 

まあ、実力を見る日もいつかはくるだろ。

それまでは忘れとこう。

ってあれ?

 

「小猫は?」

 

「さっき黒歌ちゃんと話すっていなくなったよ?」

 

ふーん。

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

〜小猫side〜

 

今私は目立たない場所に姉様と一緒にいるのですが……

 

「それで白音?ぶっちゃけジークのことどう思ってるにゃ?」

 

ウグ、ゲホッゲホッ

 

「き、急に何を……///」

 

お、驚いてむせてしまいました……!

 

「いやー、ね?なんか一週間から二週間に一回の頻度で修行つけてもらってるらしいじゃない?なーんかそれだけが目的じゃないような気がして」

 

お、思ったよりも感づかれてる?

なんで?隠せてると思ったのに?

 

「うにゃ〜〜///」

 

(白音、顔真っ赤っかで可愛いにゃん♪)

 

「ライバルも多いしねー、私も白音も頑張らないと」

 

   とは言っても、現在は正妻の座を取り合っているところですが」

 

「あれ、アリスだにゃん」

 

騎士(ナイト)のアリス・ツーベルクさん。

こうやって面と向かって話すのは初めてでしょうか。

……やっぱり綺麗な人だなぁ。

やっぱりジークさんもこういう風にスタイルのいい人がいいのかな。

シルヴィさんもオーフェリアさんも姉様もみんなスタイル良いし……それに比べて私なんか……

 

「小猫、いえ白音でしたね。あなた今『どうせ自分なんか』とか考えたでしょう」

 

 

「いいですか?彼は見た目だけで人を判断したりはしません。それに———」

 

———彼はあなたの気持ちに気付いてますよ。

 

その言葉を聞いてまた顔が熱くなった気がした。

 

「一緒に頑張ろうね、白音♪」

 

「は、はい……///」

 

(これで5人ですか。まあ、さすがにもう増えないと思いますが)




最後のアリスの思ったことはフラグになるかどうかは未定。

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