東方曲戯録   作:Sanc.マッドカイン

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前回の投稿から一二日、時の流れって速いですね。

今回もルーミアとフランが出てくるルミフラのお話です。




九話 深みに嵌める

広大な新緑の森を一人の少女が歩いている。

ふらふらと、とぼとぼと、宝石がぶら下がったような羽を揺らしながら。

 

少女は、吸血鬼。とある欠陥を抱えた吸血鬼。

 

時は、早朝。

 

夜の気に誘われ、安息を求める少女は、早朝にも揺るがなくある闇を求めて、森に入る。

 

「はぁっ、はっ、うぅ。」

苦しげな声が、漏れ胸の辺りを何か押さえつけるかのように掴み、森の奥へ、奥へと入っていく。紅魔館からできるだけ離れるために。

 

別に、体力がないから、疲労しているというわけではない。

 

生まれつきの体質で特質である『狂気』が、彼女の内側から外に溢れ出ようとしている。

故に1人きりの空間が必要だった。

 

彼女が狂気に呑まれた際に、誰かが周りにいたならば、有り余る破壊衝動をその人に向けることになり、傷つけることになる。そして確実に殺してしまうだろう。

 

静かで周囲よりも一層暗く、他の気配はしない。

紅魔館からもかなり離れた位置にあるので、狂気で暴走してもそうそうバレることはない。

 

森の深部はフランにとっては、都合のいい隠れ場所だった。

 そして、彼女にとって唯一の友達が、住む場所でもあった。

 

漸くたどり着いた。身体は熱っぽく今にも火を吹きそうなくらい熱い。

夏でもないのにうだるような熱気が意識に靄をかけ、視界が滲む。

 

 

「あれ?いない・・・。」

 

いない。いつもなら、私を待ってくれているはずなのに。

 

視界を右に左に、巡らせてもどこにも見える影はない。翻る金髪も鬼灯のように紅いリボンも。

 

「はぁ、はぁ。」

 

呼吸が浅くなる。

 

 

コワイ。

 

 

コワイ。

 

 

1人が、怖い。

 

 

彼女に協力してくれるその心優しい妖怪が、現れる気配は、しばらく待っても依然ない。

 

 

能力を使おう。それでいくらか気分がマシになるはずだ。

 

「ごめんね。」

周囲に生えている木々の一本に、掌を向け、能力を行使する。

フランの短い謝罪の声とともに、『目』を砕かれた木は、幹から根と枝に至るまでを粉々に破壊された。

樹木の欠片がパラパラと、フランの足元に転がってくる。

 

 

木片が、風に運ばれていく最中で、フランはゆっくりと、もう一本の木に狙いをつけ、掌を握り込んだ。

 

 

 

そんなフランの様子を少し離れた木陰から見守る者がいる。他でもないルーミアだ。見守るというよりもその行為は彼女からすれば観察である。

 

フランと初めて出会った日、私は彼女のすべてを知った。

それは、私が見た心の闇、その正体が狂気であること、だ。取り除く方法は皆無。何故って?

 

文字通り、フランを構成する精神の一部分だから、表と裏であるくらい、彼女に取り憑いた狂気は根深くまた異物ともそれは言い難い。

 

取り除くことは、すなわち精神のバランスが崩れることを意味する。無理に狂気を引き剥がしたり干渉して壊そうとすれば、フランの人格はたちまちにして廃人化してしまう。

 

ややこしいけど、裏がなかったら、表も存在できない、そういう理屈。

 

生きているものは、対立する何かがないと、バランスが悪くなって結局早死してしまうものだから。

それでも生きていられる奴らこそ本当に狂ってるって言うんだけど。細かいことを話してたら長引きそうだ。

 

 

重要なのは、フランは生きている限りは狂気とは切っても切れない関係ということ。

成長とともにいかなる形に変えるかは分からないから、最終的にどうなるのかは分からない。

確実に言えるのはこの幼少期に当たる時間はフランにとって苦しくてしょうがない病気ってこと。

 

『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』、フランが持つこの能力も、狂気に関係がないわけではないけど、そちらは、管轄外で、今はあまり関係ない。

 

 

っと、そろそろやばいかな。

フランがバタリと倒れて、何度も手を握るモーションを繰り返している。周囲の木々を破壊し尽くして、尚、破壊対象を求めるその様は、呼吸を求めて喘ぐ病者を思わせた。

 

その狂気に呑まれる寸前の兆候を限界だと判断したルーミアは、今、ちょうどやって来た風に装ってフランに近づこうとした。

「フラ――」

ヒュン!風切り音とともに、鋭い爪が、ルーミアに向けて、振り抜かれていた。

その攻撃は下手すれば、首を切り裂かれていたのだろうが、寸前の殺気立った気配は、全く隠せていない。浅く頬を切り裂かれるだけに留めたルーミアは、軽く流れ出た頬の血を指の先で拭う。

 

「あちゃー、ちょっとタイミングミスっちゃったな?私。」

まだ大丈夫かなって思ってたのに、失敗失敗。これだから、狂気のご機嫌ってのは、度し難いんだ。

 

禍々しい妖力をそよ風同然に、受け流し、正気を失ったフランの眼光を真正面から受け止める。

「仕方ない、相手してあげるよ、フランちゃん。あっ、会話はいいっか。どうせ聞こえないもんね。」

 

 

ルーミアは、視線を固定させないように、闇を介して、次々に瞬間移動することで、能力を発動させないように立ち回る。フランは、能力が発動しないと、気づくやいなや、身体能力を生かして、ルーミアへと接近しようとする。

 

地面を砕く殴打や腸を抉り取りかねない爪の引っかきを全て紙一重で躱し、フランとの距離を必要以上に空けないように立ち回る。

だが、しばらくすれば、足元の地面までも穴ぼこだらけになり、逃げ回るのも難しくなってきた。

 

「おっとっと。」

地面の小さなクレーターに足を取られてたたらを踏んだルーミアをチャンスとばかりに、飛びかかるフラン。

致命的な隙を完全にものにしたはずだったが、のしかかった先にルーミアがいない。

「エッ――

フランは、背後に表れた気配を敏感に感じ取り、振り向きと同時に即座に振るわれる彼女の掌。しかし、そこに闇が纏わりつく。

――ァア!?」

 

同時に上がった悲鳴は、酸に焼かれる皮膚の痛みによるもの。五指を含む手全体を瞬く間に侵食した闇は、液体にも見えるが、振り払おうにも振り払えず、血管のように結合して、フランの指の動きを的確に阻害する。

 

レミリアにも使ってやった闇とは、少し違い、相手の行動を妨害する性質しかないが、対フラン用の闇、として性質を改造したものだ。掌で握ることで、能力が発動するその始点を対策した。

 

どんな能力も起点が在る、故にその起点を潰してしまえばいい。ルーミアにとって、その発想が浮かぶのは、そう時間がかかることでもなかった。生かす必要は確かにあるが、逆に言えば最悪死ななければいい。狂気の時は、本人の意識がないのだから、むしろ最適解を実行することに、なんら躊躇いを覚える必要はない。

 

 

狂気の人格にも痛みはあるし、怯む。

狂戦士のように無闇矢鱈に突っ込んでくるというわけではないから、なまじ、赤子の手をひねるのとは訳が違う。

とはいえ、いくら万力を引きちぎる力はあってもルーミアは大妖怪。

止める手段はいくらでもある。

 

「えいや。」

闇を振り払おうと、フランの意識がこちらから逸れる。

その隙を狙って、ルーミアは接近し、無造作に回し蹴りをがら空きの胴体に放る。

 

吹き飛ばされたフランは、衝撃で気絶したかと思ったが、まだ目から光は消えていない。

一旦、静まりかけた禍々しい妖力は再び、勢いを取り戻す。

その様子に、ルーミアは短く舌打ちし、毒づいた。

「チッ、飼い主の私が躾けてるんだからさー、大人しく引っ込んでろよ。」

人差し指でフランの胸を指差すと、何かに打たれたかのように彼女は仰け反り、発する妖力の禍々しさが弱まった。だが、それでも中々妖力を収める気配はない。

「思ったよりしぶといな。」

あろうことか、蹴りの衝撃から立ち直ってこちらに飛びかかろうと、地面を踏みしめる脚に力を入れ始める。

 

すぐに、収まるかと思っていたルーミアも、これには、少し不快げに眉をひそめ、

彼女に向ける掌を開き、闇を溢れさせる。

 

一瞬の後、形成された大口が、バクリっ!と大気を食むと、スゥーっと、禍々しい妖力は、綺麗サッパリ消失し、ドサッと音を立ててフランは倒れ伏した。

 

「やれやれ、手間がかかる吸血鬼だね。」

手に負えないよりは、いいけど。そう思ってルーミアは、フランを介抱し始めた。

 

ー少女休憩中ー

 

「落ち着いた?」

「うん、ありがとう。ルーミア。」

 

目が覚め、近くの泉でパシャパシャと顔を洗ってきたフランはスッキリした顔でふるふると首を振る。

 

犬みたいだな。顔にかかる水滴を払いながら、ルーミアはそう思った。

 

それはともかくとして、フランの視線が落ち着かない。

 

両手をバランスを取るように広げて、芝生の地面に立つルーミア。

その傍ら、フランはおずおずと両手を胸に当て、その視線はどこか申し訳なさそうだった。

 

「ルーミア、怪我とかしてない?」

「ん?してない、してない。怪我しても別に大したことないし。」

 

最初、頬に付けられた傷は、フランが目覚めるまでに、完治して傷跡も残らなかった。

「えっ?私の攻撃、当たっちゃった!?」

「大丈夫大丈夫、私は無傷だから、それよりもフランこそ、身体痛いとこない?

私、割りと思い切り蹴っ飛ばしたりしちゃったんだけど。」

 

「ない!ピンピンしてるよ、私!」

手を広げて過剰とも言える元気アピールは、逆に怪しい。

ルーミアは、ニヤニヤと笑って、追求を続けてみる。

「ウッソだぁ、絶対痛いとこあるんでしょ?」

「いいいい、痛くないよ?」

 

声が震える、何とも分かりやすい反応なことで。

 

「え~じゃあ、触っても大丈夫だよね?」

「へ?さ・・・触るの?」

「痛くないなら、別に、ボディータッチくらい良いでしょ?」

「え・・・えっと。」

 

フランの返事をルーミアは待たない。

「えい」

ツン。フランに詰め寄り、人差し指でガードがら空きの鳩尾を突いてみた。

ちょうど回し蹴りで当てた箇所を。

「痛ったぁ!」

すると、案の定、フランに文字通り、飛び上がる程の痛みが奔って、蹲って悶える。

「ほら、痛いんじゃん。」

 

その反応が、面白くて、しばらくカラカラと笑ったルーミアは、続いて、フランを若草の地面に横たわらせた。

 

そして、彼女のブラウスに手をかけると、軽くそれを捲くり上げる。

 

深紅のブラウスの下から、傷一つないシルクのような柔肌が、顕わになると、ルーミアの眼が一瞬細まる。

そしてその肌に一点、斑点のように青痣がついてしまっていることにすぐに気づいた。

その青痣は、まだ穢れを知らぬ少女には、異様に生々しく奇特に映った。

 

バツが悪そうに横を向いて、ルーミアの視線から逃れるフラン。そんな可愛らしさ満点の仕草にルーミアの邪な心がそそられる。

 

ブラウスを捲る手とは反対の手、その指をスゥッと下りて、フランの肌にぴたっと触れた。

「ひゃん」

フランは、唐突にやってきた感覚に驚いて、変な声を上げてしまった。

意図を求める彼女の視線を意に介さず、彼女の肌を指先で、絵でも描くようになぞり始める。

 

 

「やせ我慢はいけないよー。紅魔館で怪しまれたら私が、困っちゃうんだから。いくら再生能力があるからって、傷が残るときもあるんだから。

痛かったら正直に言わないと・・・ほら、私に言うことあるでしょ?」

 

怒っているのか、楽しんでいるのか、フランには判別がつかず、ただ求められるままに、謝る。

「ぅ、んっ、ごめんなさ―――んぁ、ぁ、ひゃ、ごめ――んぅ―――なさい。」

 

さわさわと徐々に身体全体に広がってく感覚が、やがて、彼女が知らない未知の感覚を伴い始め、声の性質が艶っぽく変わりかけたところで、ルーミアが、弄る手を引っ込めた。

 

 

「よく言えました。」

「はぁ、はぁ、はぁ。」

息荒く、呼吸を整えるフランの頬は僅かに上気し、赤く色づいているのが、まるで、私みたいだ。

 

「ふふ、今日は少し、一緒にいる時間、延長しなきゃね。」

「い・・・いいの?」

「傷が治るのには、すこし時間がかかりそうだからね。フランが望むなら、いつまでも一緒にいてあげる。私は暇を持て余しているからね。」

「やった!一杯お話しようね、ルーミア!」

 

―少女談話中―

 

「今日遅れちゃったのはなにか理由があるの?」

「大した理由じゃないんだけど、ちょっと太陽に目を焼き付けてたら、遅れちゃった。」

突拍子もない答えにツッコミを加えるフラン。さすがに観察してたとは言えないからね。

 

「本当に何をしてるの!?」

「まぁまぁ、妖怪、たまには、太陽を見上げたくなるものだよ。フランも見上げたくなる時が来るって。」

「いや、ルーミアはともかく、私が見上げたら、灰になっちゃうよ!吸血鬼だもん。ていうかルーミアも太陽見上げちゃったら、目が見えなくなっちゃうよ!」

「人間の理屈を妖怪に当てはめるなよw」

 

確かに、太陽でくらんだりする時はあるけど、人間と違って、眼が見えなくなるなんてことはないから、心配無用の話だ。そういえば、生きたくない人間っていうのはよく下向きになって、眩しい太陽を見上げるのを恐れるんだ。

物理的には見上げることはできないけど、その光を享受することすら恐れる理由は、私には分からないし、理由を知りたいとも思わないな。

ただ私にとって、闇の中が最も居心地がいい場所であるのはきっと不変なんだろうけど。

 

 

「そういえば、人間と言えば、紅魔館にメイド長さんって人がいるんだけど。」

メイド長、聞き慣れない名前に、ルーミアは首をひねったが、頭に思い浮かべた紅魔館メンバーの容姿ですぐに当たりをつけた。

 

「あぁ・・・もしかして美人というより美形な人のこと?」

恐らくアリストスとの死闘で、何回か、見かけたことがある妙に場馴れした執事服の女のことだ。

 

「そうそう、私も最近知ったんだけど、あの人、妖怪のハーフなんだって。」

「へぇー混血か。珍しいね。」

「だよね、私も最初はなんでいるんだろうってずっと思ってた。

あっ、別にいてほしくなかったわけじゃないよ?メイド長さんは、すごいの。

体力も妖怪並みにあって、私が破壊した紅魔館をパチュリーと一緒に何回も直してくれてるの。」

「縁の下の力持ちってことだね。」

 

直す、ね。あまり気にしたことはなかったけど、面倒な能力を持ってそうだな。

フランの記憶には、情報がなかったし、本格的に戦ったこともないからひょっとしなくても一番情報がない相手かも。

 

ま、人間だろうが、混血だろうが、できることなんて、たかが知れてるから、警戒だけは程々にしておこう。

 

 

そんなこんなでお喋りしていると、時間もいい頃合いに。

青痣もすっかり完治したので、そろそろフランを紅魔館に帰らせることにした。

日が沈みそうだ。吸血鬼の生活としては、昼夜逆転もいいところで、けどそうしないとレミリアやアリストス共に怪しまれることだろう。

 

「今日は遅れちゃってごめんね、ホントなら、狂気を発症する前に、私が沈静させる必要があったのに。」

「ルーミアは、謝らなくていいの。私が悪い。だから、もっと頑張らなくちゃ。」

気丈にそう言ったフランは、やや早足で紅魔館に戻っていった。

 

 

一人になったルーミアは、しばらくして、ポツリと呟いた。

 

「・・・フランの肌、キレイだったなぁ。」

シルク?食べられない絹で表現するなんて、無粋すぎるよ。

シルクなんてもんじゃない。真っ白できめ細かくて、触覚越しでも感じた甘美な柔らかさは、思い出しただけでも涎を漏らしそうになってしまうくらい美味しいそうだった。

 

 

一目見た瞬間に、齧り付きそうになるのを抑えるのが大変だった。

その後の悪戯の反応も何?あのまま食べられたかったの?ねぇ、食べられたかったんだよね?

 

頬に両手を当てて身体をくねらせるルーミアが、スッと紅魔館の方向に眼を向ける。

正確には、彼女が歩いている方向、気配、匂い。

手に取るように分かる彼女のあらゆる情報がルーミアの食欲を刺激する。

 

「今から追いかければ、追いつくよね。」

背後から襲いかかれば、フランに抗う術はない。

無茶苦茶に貪って齧り付いて、絶望させれば、その味は、どれほど美味しくなるだろう・・・。

 

「あぁ、ダメダメ、ダメだよ、私。」

ルーミアは自分に言い聞かせるように、何度もダメと首を振って、短絡的な欲求を封じ込める。

 

フランを信頼させるのは、計画のうちだけど、食べるために、彼女を生かしているわけじゃない。

 

交流を重ねて半年も経てば、フランの信頼は大凡、獲得したと言っていい。

こちらのペースに引き込むにはまだまだ掛かりそうだけど、踏み込んだ言動をしなければ、フランもこっちの意図を疑いもしない。

 

一つのことに多くの時間を費やすのは、私のポリシーってのから大きく外れた行動だ。

それでもフランと秘密の交流を続けるのは、一つ、計画があるから。

 

彼女と出会ったあの時に思いついた計画は、順調に進んでいる。

軌道に乗り始めるのもそう遠くない。

 

更に月日を重ねれば、かくして、紅魔館を壊滅させる刺客として彼女を差し向けることができるようになる。

「ふふ、楽しみだなぁ。」

 

それまでは、私の本性はひた隠しにしなければならない。

そのためにも彼女の努力は目一杯応援させてもらうことにしよう。

「フランにはたくさん頑張ってもらわないと、私が面白くないし、面白くなってくれないだろうから。命を擦り減らすくらい頑張ってね。」

 

薄暗闇に包まれ始めた森と影と輝く月。

 

月光に照らされるルーミアの口元は歪んだ笑みを描いていた。

 

 





ルーミアさん、貴女さぁ・・・もっとやったほうが良かったか?


さて、ルーミアさんが、フランちゃんを使って何をしようとしているのか、物語はそろそろ加速しそうで、作者はちょっぴり安心しております。エンジン使い切らないように注意していきたいですがね。



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