今作以外でも気が付けば最後の更新から三ヶ月経ってた作者です
本ッッッ当に、おまたせしました!〈土下座〉
※アンケートの結果『洞窟が文に見つかり新聞に載る』に決定しました
その日、射命丸文は普段誰も近寄らないような切り立った崖に囲まれたとある場所に向かっていた
「山の麓に突如として現れた謎の洞窟…
特ダネの臭いが…じゃなくて!
天狗の一員として、山に起きた異常は見逃せませんね
さっそく取材…もとい調査しなければ!」
そう自身に言い聞かせるように呟くと文はその背の翼を羽ばたかせ噂の洞窟まで急ぐのだった──
「ふむ、此処が噂の洞窟ですか…
なんと言うか…恐ろしい見た目してますね」
烏の本能か虎の見た目をした洞窟を前に恐怖する文、しかし自身は記者であると己を奮い立たせると洞窟に入ろうと近寄った
すると砂で出来たその洞窟が動き出しあろう事か言葉を話してきた
「ダイヤの原石…つまりは善人ですね?
ならばこの清く正しい射命丸文の出番!」
そう言って文は洞窟に足を踏み入れた
その瞬間、砂で模られた虎が口を閉じて文は生き埋めになった
…かと思えば洞窟が崩れ砂と共に文が流れ出てきた
「あやや…私は原石では無かったのでしょうか…」
口に入った砂を吐き出し服や羽についた砂を払いながら言う文
そんな文の周囲の砂が動き出すと元の洞窟に戻りまたも言葉を話した
挑発するかのように文に向かってそうとだけ言うとただの洞窟に戻った洞窟を見て記者の本能が何かあると告げる文
そんな文は着崩れた服を正すとその洞窟に向かい宣言した
「良いでしょう、必ず原石を見つけ出して見せます!」
そうしてさっそくこのことを記事に、そして原石を見つけ出し洞窟の秘密を暴かなければ…!
そんな意気込みと共に飛び去っていった文、その場には変わらず口を開く虎頭の洞窟だけが残っていた…
その僅か数日後、幻想郷中に新聞がばら撒かれた
妖怪の山…その麓に突如として現れた洞窟とその洞窟が喋り『ダイヤの原石』と呼ばれる者のみが中に入ることが出来ると告げた事が書かれていた
そしてその記事を見た面々は皆それぞれの想いに震えていた
あるところでは──
「コレって…映画に映ってたアレよね?」
「ですよね、もしかしてこの洞窟…」
その洞窟が出てくる映画を知る姫君とその従者である月兎…
またあるところでは──
「この洞窟はもしかして…!」
幼い頃に見たその洞窟に目を輝かせる元外の世界の住人である風祝…
またあるところでは──
「突如として現れた洞窟…ね」
「まぁ…そんな事が出来るの、彼くらいのものよね」
その記事を見て溜息を付く紫色の魔女と苦笑を浮かべる紅い館の主たる吸血鬼…
そんな様々な想いが交錯する中、幻想郷の時は流れて行くのだった
※先にネタバレです※
Q.ダイヤの原石は何者?
A.回りくどく言ってるだけで【客人】です
Q.文が入れなかったのは何で?
A.客人としてでは無く、洞窟を調べるために来たから
要するに洞窟に『良からぬ事を考えてる奴』カウントされた
この後どうなる?
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洞窟に客人が来る
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ジーニーがお出掛け
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短編集的なの
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その他(活動報告へどうぞ)