・ランプが八雲紫に奪われる
・ランプの存在が射命丸により知れ渡る
の2つになりました
ジーニーに探りを入れながらどさくさに紛れて魔理沙の腰に下げられたランプを奪おうとした霊夢
しかしその時ジーニーがその場から消え、それに気を取られ目を離した隙にランプも消えていた
「なっ!?」
「ラ、ランプはどこっ…!?」
それに驚く2人があたりを見渡しランプを探していると目の前の空間に両端にリボンが結び付けられ中から目玉除く裂け目、スキマが開かれた
「残念だけど…これはもらっていくわね?」
そのスキマの中から上半身を乗り出しながらニコニコ笑いつつ幻想郷の賢者である八雲紫が姿を現す
その手には先程まで魔理沙が持っていたはずのランプが掴まれていた
「返せ紫!
それは私のランプだぜ!」
「残念だけどそうはいかないわね
正直なところ…即物的な願いならまだしも、幻想郷が壊れかねない願いをする輩も出ないとは限らない…
その可能性がある以上、これを放置はできないのよね」
抗議する魔理沙に反論しつつスキマを閉じてその場を去っていく紫
そのままその場に残された霊夢と魔理沙は悔しそうに顔を歪めるのだった
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「れ、霊夢!
大変だ…これ見てくれ!」
翌日、慌てた様子で神社へやってきた魔理沙は一枚の新聞を差し出した
「これって…あの烏天狗の新聞よね?
このガセネタ新聞がどうしたの?」
「良いから!
早く読んでみてくれよ!」
急かされるまま霊夢は新聞を読み始め---
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《新たな争いの火種か?博麗神社に現れた魔人は今何処に》
○月○日16時頃、博麗神社にて張り込みをしていたところ博麗霊夢(以降霊夢)の友人である霧雨魔理沙(以降魔理沙)が訪れた。
なんでも霊夢に見せたいものがあるのだという、その見せたいものというのが気になり隠れて様子を伺っていたところ魔理沙が取り出したのは一見するとなんの変哲もない古びたランプのようであった。
守銭奴である霊夢はそれを見て換金しても端金にしかならなそうだと即物的な感想を抱いたようだ。
その言葉を受け魔理沙は某物語のようにランプを擦り始めた、するとなんとランプから煙が立ち上がった。
まさに物語の通り登場した魔人にそれでも驚かない霊夢、その姿に悔しさを覚えたのか魔理沙が願ったのは自身の魔力の増強であった。
その結果見事に魔理沙の魔力は増大、記者の私見では幻想郷一の魔力量となったと言っても過言ではないだろうと思われる。
その後見事に魔理沙の願いを叶え本物だと自ら証明した魔人に興味を持ち霊夢はランプを奪おうとする素振りを見せるも賢者である八雲紫に奪われてしまったようだ。
その後八雲紫はスキマを開き姿を消した、その後ランプと魔人がどうなったのか気になるところである。
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「こ、これって…!」
「あぁ、昨日の出来事を見られていたみたいなんだ!
しかも…あの烏天狗、号外にして幻想郷にばら撒きやがった!
人里の連中は作り話だの捏造だのと気にしてなかったみたいだが…
このままじゃランプとジーニーを手に入れようとする輩が出てくるのぜ!」
このままでは最悪の場合ランプを巡って各勢力間での抗争が起きかねない
そう頭では理解しながらもランプを持った紫が姿をくらましている以上、根本的解決ができない二人は焦りを覚えるのだった…