天才の試験型による青春物語   作:graphite

1 / 8
プロローグ~邂逅~

 

 

東京の埋立地にある日本政府が作り上げた、未来を支える人材を育成する全国屈指の名門校。希望する進学、就職先にほぼ100%応える学校。3年間外部との連絡は断たれ、学校の敷地内から出るのは禁止され、寮生活になるが、60万平米を超える敷地内は小さな街になっており不自由なく過ごせる楽園のような学校。

 

この春入学を果たした綾池拓斗は同中の彼女と出会った

 

「もしかして.......軽井沢か?」

 

「え?...........綾池.....君」

 

彼女は呆然としていた。当然だろう..........俺は彼女が知られたくないだろうことを知っているからだ

 

「えっと............元気そう........だな?」

 

「う、うん.......綾池君こそ」

 

彼女は特に気まずい様子だが、二人でクラスわけが張り出されている場所へと歩き始める

 

だが、クラス分けを見て余計に彼女は気まずそうになった。理由は単純............

 

「同じクラスだな..........なんかごめん」

 

〝Dクラス〟の欄。そこに2人の名前ともう一つ......忘れることができない〝名前〟を見つけた

 

「うん..........って、何で謝るの?」

 

「いやだってほら............〝あの〟こと知ってる俺がいるのは嫌なんじゃないか?」

 

「............嫌なんかじゃない。私.........聞いたの綾池君が色々と.........その助けてくれたこと」

 

「え?」

 

「冨岡先生.........良い先生だよね?綾池君の担任の冨岡先生が虐められていた私を色々と気にかけてくれていたこと教えてくれたの」

 

彼女........軽井沢恵は虐められていたのだ。色々そのことは調べていたから理由も知っている。いわゆる女の嫉妬。彼女の優れた容姿が気に食わなかったそうだ

 

そして話題に上がった冨岡先生と言うのは俺が三年のころの担任で、男の体育の先生である。俺のことをなぜか気に入っていたようでよくラーメンを食べに行ったりとかしていた付き合いの深い先生だ。

 

「あ~..............まぁ、気まぐれみたいなものだ気にしないでいい。できたことと言えば少ないしな」

 

「それでも嬉しかった..........味方がいるんだと思ったらすごく..........ずっと言えなかったけどありがとう」

 

本当にできたことは少ない。虐めていたやつらの証拠を匿名でそいつらの家に送り付けてやったりうまく人を誘導して虐めさせる機会を潰したり位しかできなかった。でも彼女の感謝には答えるべきだろう

 

「まぁ.........なんだ.........どういたしまして。それと3年間これからよろしくな」

 

「うん!」

 

こうして新たな二人のスタートを切ると自分たちの教室に向かった

 

****************

 

 

教室に軽井沢と入るとすでにいくつかのグループができていた

 

(なんか思ったより普通か..........って、マジで〝アイツ〟もいるし.........同姓同名なだけかもとか思ってたけど.........まぁ、接触してみるか)

 

自分の席を確認すると丁度〝彼〟の前の席だったため都合がいいと考える。軽井沢とは席が離れているためまた後でと別れた。彼女はどうやら変わろうとしているらしく女子達になじもうと話かけている。

 

(さて俺も........)

 

向こうは知らなくても俺は知っている。俺みたいな〝試験型〟とは違う〝完成形〟............

 

「初めまして。俺は綾池拓斗。これからよろしくな」

 

「あぁ.........俺は綾小路清隆だ。よろしく頼む。.......なぁ、一ついいか?」

 

「どうしたんだ?」

 

「俺と友達になってくれないか?」

 

「は?」

 

これから始まるのは人工的に作られた天才とその元になった試験型による普通でない学園青春物語

 

二人の天才に紡ぐ物語の行く末は一体――

 

 

 

 

 

---------------------------------------------------

 

 

 

設定

 

オリ主:綾池拓斗

 

ホワイトルーム提唱者綾小路清隆の父が参考にした多くの優秀な遺伝子同士を組み合わせ意図的に遺伝子を優秀なものに組み替えて子を産み、並びに高度な教育機関によって天才を創造する実験の被験者。ただ、ホワイトルームと違うのは研究員たちが主人公を〝人〟として育てたこと、そして途中でその実験は研究者たちはあまりよく思わなくなり取りやめ中学時代は普通に過ごしたことで原作主人公:綾小路清隆よりも劣る部分は多々あるがその分人間らしくなっている。因みに拓斗の存在は理事長である坂柳理事長も坂柳有栖も知っている。

 

【評価】

学力 B

知性 B

判断力 A

身体能力 A+

協調性 A

 

面接官からのコメント

 

総じて能力は過去最高レベルに高く、Aクラス配属予定だったものの中学以前の経歴は不明。両親についても既に他界してるとあるが詳細は不明。不確定な情報が多いうえ、入試の回答に不可解な点が見られたた事、理事長がDクラス配属を命じたこともあり綾池拓斗をDクラスの配属とする。

 

 

本気の綾小路と本気のオリ主の比較

 

学力

綾小路>=綾池

 

知性

綾小路=綾池

 

判断力

綾小路>綾池

 

身体能力

綾小路<綾池

 

協調性

綾小路<<綾池

 

総合力

綾小路>綾池

 

おまけ

 

チェス

綾池>綾小路>坂柳

 

何故チェスが強いかと言うと元々研究者たちに実験の一環でよく仕込まれたこと。その上、中学の時ノー○○○・ノー○○○とコード・○○○を見たことで「」と0に強く憧れたためである(黒歴史)。因みに、10の120乗の盤面の記憶はチャレンジ中で今のところ10の75乗までしか覚えきれていない。だが、駆け引きや戦術・感情の機微に長けてるため作中の二人よりも強い。

 

 

 

 

 

 




ヒロインに関しては自分が一番好きなヒロインである軽井沢です。サブヒロインで一ノ瀬、椎名を考えています。ハーレムにするかは未定(しない予定)。オリ主の試験の取り組み方については気分次第です。ただ、基本的に本気で取り組むことはせずに清隆同様な傍観者でいるか少し口出しする程度が主になります。清隆とは敵対させるつもりはなく、できれば清隆がオリ主に影響されて普通の高校生らしくなっていくような話にできたらなんて考えていますが、そこも未定です。ロクアカとダンまちがメインなのでそのどちらかがある程度落ち着くか気分を変えるために書いたりすると思います。もしもこんなどこかにあるような物でもコメントなどがあれば書くと思います。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。