ダンボール戦機×装甲娘 セイバークライシス    作:謎のコーラX

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(´・ω・`)装甲娘が終わるのでWikipediaやpixivも頼れない感じなので自分で設定集作ります、公式とオリジナルどっちも混ぜて、陣営分けはしますが。




3話 新生オメガダイン 後編

「さてと、ここなら誰にも聞かれないし、誰も立ち入れないよね」

 

琉我は二代目レックスの少女を案内と称して、特別LBXバトルルームの中に入った。

 

「二代目レックスちゃん、名前を聞こうか」

 

二代目レックスは一礼すると、胸ポケットから1体のLBXを取り出す。

 

禍々しい黒を基調とした、琉我がやっていたゲームでご存知の機体だ。

 

(イフリート改……)

 

「わたしは檜山蓮香(ヒヤマレンカ)、パラダイス事件の罪人、檜山真実の娘です」

 

「割と重要機密っぽいのさらっと言っちゃうんだね、で、何がお望み?、ほいほいとついてきちゃうわけだし、何かあるよね」

 

「ただ一つだけですよ、貴方の素性は大体あらい出しましたしね、イフリート改」

 

蓮香は真ん中に設置されたジオラマに、LBXを操作して立たせる、望みは見ての通りだろう。

 

「ふーむ、ま、ここで出し惜しみは失礼かな、ファントム」

 

琉我も懐からファントムを取り出して、ジオラマに操作して立たせる。

 

「本気でいかせてもらってもいいよね、蓮香ちゃん」

 

「ご自由に、ですが……()()()()()()()()()()()

 

まるで全てが見透かされているような目線に、琉我はたじろぎ、苦笑いがでてくる。

 

「大丈夫、私の本気と機体の本気は違うから」

 

「そうですか、できればどちらも本気のほうとやりたかったですが、まぁ仕方ないですね、では行きましょうか」

 

イフリート改は重厚で、凄まじい加速でファントムに近寄っていく。

 

その拳はファントムに当たる直前、ファントムの姿が見えなくなり拳は空を切る。

 

「ほう、ステルス機能ですか、大したものをお持ちのようだ」

 

蓮香は驚いてるのだろうが、顔は一切動いていない

 

「まともにやり合うつもりはないからね、そのLBX普通じゃないだろうし」

 

琉我は何度も瞬間移動のように攻撃のとき現れて離れると消えを繰り返し、ファントムの槍でイフリート改に攻撃しているが、まるで全て見えているかのように流されている。

 

「当然ですよ、レックスの魂がこもってるんですから」

 

「そっか、それは怖いな」

 

近接では(らち)があかないと、離れて今度はファントムの羽に内蔵されているビームで攻撃を行う。

 

それが()()になった。

 

「焦りましたね、やはりあなた、そのLBX、いやLBXの操作の才能がないようだ」

 

イフリート改はファントムから放たれるビームのほうに向き、まともにくらう。

 

「必殺ファンクション」

 

【アタックファンクション!ヴォルゾダース!】

 

イフリート改は炎を身に纏い(まとい)、ビームが放たれた方向へ飛んでいった。

 

(あ、駄目(だめ)だ間に合わん)

 

イフリート改のヴォルゾダースはファントムに直撃、しかしマントが功を奏して(こうをそうして)盾になり、ブレイクオーバーはまぬがれて、地面に落下する。

 

「あーこれは……だめだな、こうさんこうさん、スクラップにしたくないからなかい一点モンだから」

 

「そうですか、残念ではありますね」

 

蓮香はイフリート改を胸ポケットにしまい、(きびす)を返す。

 

「あ、本当に一つだけなのか」

 

()()()もやっておきたかったですが、それは流石に他の人にバレるリスクが高すぎますからね、ではこれにて」

 

それだけ言うと、そのまま蓮香はこの場から立ち去っていった。

 

「まさかこの世界では真実に娘がいるなんてな、まぁいてもいい年齢だったろうし、ま、とりあえずまた会えそうな感じだな」

 

蓮香もマントが壊れたファントムを回収し、修理室に向かった、簡単には治らない破損具合に、いくらかかるのか怖くなりながら遅い足取りではある。

 

 

「お?、おつかれー、どうでした?」

 

蓮香は自動ドアを通り、ある一室の奥にあるチェアに腰掛ける

 

「LBXの腕は期待以下、本人に関しては底が知れませんね」

 

「へぇ、貴女とあろう者でもわかりませんか、ちょっと会ってみたいですね」

 

蓮香に砕けた感じで話している少女は蓮香の座っている椅子の前にある机に腰掛け、琉我の写真を見る。

 

「ご自由にどうぞ、あなた達のプライベートには無干渉なので」

 

「あんがとね、()()()()()んじゃ、時間取れたらいきますか」

 

「おい、何時までもこないからこちらから来てやったぞ、ガキンチョ」

 

再び自動ドアが開き、一人の男が入ってくる、黄色がかった髪のどこかやる気のなさそうだが、その瞳には生気が感じ取れる。

 

「キリト先生じゃん、ごめんねー、ちょと総帥ちゃんと話し込んじゃって」

 

「ふん、どうだっていい、早く来い、他の奴らは揃っているぞ」

 

「はいはい、じゃね総帥ちゃん、()()()()()()()()()頑張ってねー」

 

少女はキリトと共に自動ドアの向こうに去っていった。

 

「……さて、どのような変化が起きますかね、我がことながら珍しく高ぶっています」

 

蓮香は小さく笑みを浮かべ、イフリート改を机に置き、仕事を始めたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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