「お腹すいたね...」
「そうだな...あっあそこにダニーズがあるぞ」
「いこうせーくん...」
「さんせーい...あれ?」
「あれフワくん成美くん...びっくりしたどうしたの?」
「これからお昼食べるの...あーちゃんも一緒にどう...?」
「いいの?ならお言葉に甘えて...ヒロキくん怒るかも...?」
「あー...呼ぶかなあーくん頼んだよ」
[はーい!]
カランコロン
「いらっしゃいませ!何名様でしょうか!」
「4人です」
「ではこちらのお席へどうぞ!」
すたすたすた...すとん
「おなかすいた...」
「ひとまず腹ごしらえしようか...」
「2人ともなんでそんなに疲れてるの...?」
「後で話すから...」
食事中...
「ふぅ...実は悩み事の相談であちこち歩き回っててね」
「猫探してたんだよ...」
「えっ2人だけで!?」
「また無茶してるね...」
「いや...あーくんのおかげでなんとかなったよ...」
「まじ助かった...」
[いぇーい!]
「まぁその猫は探し当てて依頼人に渡したんだけど...その後にひったくりとかコンビニ強盗とか殺人事件に巻き込まれて...」
「今日はオレもフワも運が悪いのか...いつもより多かった気がしたよ...」
「「うわぁ...」」
「もう事件にあいたくないお昼寝したい...帰ったら寝るんだ...」
「オレも今日は精神的にも体力的にも疲れたし...一緒に昼寝する...」
「あれ!?フワくん久しぶりやなぁ!」
「...なっなんでここにいるの?カズハちゃん...!?ここは大阪だった...?」
「んなわけあるかーい!」
「今日もいいツッコミだね...あれ?ヘイジは一緒じゃないの?」
「うん今頃毛利探偵事務所にいると思うで?ところでなんでこんな綺麗な人たちと食べとるん?」
「同じ職場の仲間だよ...あえーとねこの子はカズハ大阪の子だよ」
「案外フワって顔広いよね...」
「まぁねちなみにカズハちゃんの幼なじみが西の高校生探偵さんなんだよめっちゃツッコミ上手なの」
「あー...服部平次さん?」
「おー!よくわかったね!頭いいんやなぁ」
「ふふありがとう!」
「トイレで人が死んでいる!警察を呼んでください!」
「...(あー...今日は厄日だね!やだー!)カズハちゃん外出ちゃダメヘイジくんに電話して」
「誰も外に出ないでください!いいですね!」
「(おお...あの人しっかりしてるな場馴れしてる感があるね...ひょっとして警察関係者かな...?ひとまず現場保存しないとね)」
「...またか...」
「...もう僕はどうやったら早く帰れるかで考えてるよ」
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「ふわぁ...つかれた...」
「ありがとうなフワ」
「わーくんの力になれたなら嬉しいよ」
「あれ!?フワお兄ちゃん!?」
「んやっほーコナンくんヘイジくんも久しぶり色々話したいけど...ひとまず簡単に話しちゃうね〜」
かくかくしかじか
「...ところでヘイジはなんでそんなに殺気立ってんの?怖いよ...?」
「西と東どちらが名探偵か決めるんや...!」
「...あのねぇヘイジくん...人が亡くなってるんだからゲームみたいに遊ばないんだよ不謹慎にも程があるからね...ってかそもそも探偵って浮気調査とかだと思うんだけど...事件解決したら名探偵って...」
「なんや機嫌悪いなぁ...」
「フワお兄ちゃんさては眠いね?」
「だいせいかーいはやくかえってねたーい...」
「なんなんや...」
「...なぁこの人は?」
「...ん?君は初めて...(ん?どこかで見たことがあるような...?)えーと僕はフワよろしくね」
「...!ボクは世良真純!」
「!えっ大きくなったねぇ!?何年ぶりだろ...」
「えっフワお兄ちゃん世良のお姉ちゃんと知り合いなの?」
「昔にちょっとあったことがあるだけだよ...10年くらい前かな?」
「ああ!フワはあの日から一切変わってないんじゃないか?」
「多少は大きくなったと思う...はず!」
「やっぱ顔広いな...」
「いや...今回はたまたまだよ?...ふわぁそろそろ現場の方調べたらどう?なんかあったらここにいるから」
「ってそうだった...いってくる!」
タタタッ
「...どっちが上かなんて決めなくていいと思うんだけどなぁ」
「同感」
「考え方がきっと違うんだよ」
「帰るのいつ頃かな...」
「フワはなんで行かないんだ?」
「え?普通に行きたくない...僕は探偵じゃないし...(毒で死んだことあるからあんまり見たくないかな)もし僕にこの事件を解決して欲しいなら報酬ちょーだいな」
「あの時はちゃんと推理してくれたのにやってくれないのかぁ...」
「...今日ね...猫探して飼い主に届けたあとひったくりとかコンビニ強盗とか殺人事件に巻き込まれて...やる気出ないから」
「...今日殺人事件ひょっとして2件目?」
「このよのなかはクソです...なんなら今月入って2件目の凶器:毒...それに探偵がいるなら任せていいでしょ...?僕はもう疲れたんだよ真純.ちゃん..」
「そして普通に寝不足で我らが所長はこうなってるんだ休ませてあげてくれないか...?死ぬほど疲れてるんだ」
「仕方ないなぁ次があったら期待してるね!フワお兄ちゃん?」
すたすたー
「...真純ちゃん大きくなってたなぁ...」
「仮眠しようよ...」
「さんせーい...」
「...一応殺人事件起きた建物内なのに...」
「フワは眠る事が大事だからね」
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「辛いラーメン...?あの人塩ラーメンじゃなかったっけー...(うとうと)」
「今調べて見たけど関西弁だと塩辛い事を辛いって言うんだってー...(こっくりこっくり)」
「じゃああの人が犯人かなぁ...(うとうと)」
「だろうなぁ...てかよく覚えてたな...(こっくりこっくり)」
「あそこの空間に入ると眠くなりそうだな...」
「見てるだけでも眠くなってきそうやな...」
「何喋ってるんだろうな?あの4人」
「いえば早く帰れるかもよ...?(うとうと)」
「...ここの席日当たり良くて...離れたくないな...(こっくりこっくり)」
「じゃああと1時間かかっても分からなそうだったら助ける...?(うとうと)」
「それでいいんじゃない...?(こっくりこっくり)」
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「ふわぁ...眠い...」
「なんで起きて一言目が眠いやねん」
「...あれ?もう事件終わった感じ?」
「フワお兄ちゃん!関西弁適当に喋れ(小声)」
「えっ...ほんならぼくらかえってもええか?眠くて眠くてしかたないんやぁ...」
「なんで外国の人なのに喋れるんや!?」
「日本はすきだからなぁ方言もすこーし調べたんや...ほんであんたが犯人で確信されとるみたいやけど...へいきかぁ?」
「へ?」
「ふふふ...あんまり無茶ぶりせんといてよコナンくん?」
「...思ったより上手で僕もびっくりなんだけど...」
「えっとあなたハーフとかじゃないのよね...?」
「?どちらさま?あと僕はハーフじゃないよ〜(こっちでは)イギリス人だよよろしくね〜仲良うしてや」
「てめぇ!はめやがって!」
カチャ!
「っ!フワ!」
「ふわぁ...早く帰らせてくれないかな」
ドサッ!
「...は?」
「僕はねいまとっても眠たいんだよ...これ以上僕の安眠を妨害するなら次は容赦しないよ...?」
「(今何が...!?全く見えなかった...!)」
「わーくんあとは頼める?」
「あっあぁ!ありがとうなフワ!確保ー!」
「どういたしまして〜...なんかみんなびっくりした顔で面白いね僕これでも自衛くらいはできるよ〜...まってなんでせーくんとあーちゃんもびっくりしてるの?」
「ちなみに自衛を覚えた理由は?」
「よりよいねむりのために決まってるよ...そろそろ帰ってもいい?」
「あぁありがとうな!フワまた頼むぞ!」
わしゃわしゃ
「あははできる限りはお手伝いさせてもらうよわーくんまたね」
「カレー美味しかったし買って帰るか」
「おっいいね」
「僕も父さんのために買っていこうかな?」
「んじゃ奢るよ今日はごめんねヒロ」
カランコロン...パタン...
「...いっちゃった」
「...フワお兄ちゃんあんなに強かったんだ...」
「そういえば...フワくんって新一のお母さんから聞いた話だと10歳くらいに誘拐犯に捕まっちゃったらしいんだけど...自力で出ていったって...」
「人は見た目で判断しちゃだめやな...」
「ご飯美味しかったね事件も無事解決出来て良かった...」
「そうだねでも関西弁上手なのオレもびっくりした」
「ふふ方言気になって一時期調べたことがあるんだよだいぶ昔だから間違ってたらどうしようって思いながら話してたよ...」
[フワ!頼まれたものできたよ!]
「?何をノアズアークに頼んだの?」
「いやうちのお悩み相談所って依頼人が来てくれて僕らが解決するってやつだからネットにホームページ作ったんだよね」
「今までなかったの...!?」
「作るのすっかり忘れてたからね...って訳でこれでもっと仕事が増えるだろうから頑張っていこうね!」
「「「おー!」」」
というわけでこんな被害者(or犯罪者)を助けて欲しいこの人を相談所のメンバーに入れて欲しいとかあれば感想などで教えてください!よろしくおねがいします!<(_ _)>