なみとめ すい
波止 翠
元警視庁公安 諸伏景光の現在の姿ちなみにスコッチという言葉には計画を止めるなどの意味がある
翠は緑の川の光ってる(中の)人からです
「それで?何を聞きたいのかな安室さんは」
「そうだね...まずは...アイツらを助けてくれてありがとう」
「たまたまだよ安室さん...もし僕が気づけなければ4人とも...亡くなっていたと思う」
「そうだとしてもだよ...それを踏まえた上で聞かせてくれ...君の目的はなんだ」
「...最終目標は黒の組織の壊滅かな」
「!なぜ黒の組織を知っている?」
「...僕のお悩み相談所には色んな人が依頼してくるし...黒いウワサもノアズアーク...あーくんが調べてくれたからね」
「...ノアズアークであれば僕の名前も知ってるんじゃないんですか」
「うん多分知ってるんじゃない?僕は聴いてないよ(ウソだけど)」
「恐ろしいですね...もし悪用されたらと考えただけでも...」
「...あーくんが人間に対して攻撃したら少なくとも日本は終わるだろうね...」
「ヘタしなくても世界が終わりますよ...」
「...こほん...それで...あと聞きたいことは?」
「...なんでわざわざ知らないフリしたんのかな?」
「...実は僕としても予想外でね...本当なら僕は後日すーくんを助けたこと言いたかったんだけどね...ダメだったよね...」
「予想外のことが起きたってことですか?」
「うん...すーくんがなんか知らないけどバラしそうな気がしたからバラしただけだよ...」
「...今までどこに匿っていたんです?」
「僕の家だよ...結構我慢させちゃったけどね」
「...あの日から今日までずっとですか?」
「うんそうだよ」
「...戻らないのは本人の意思ですか?」
「...僕が提案したんだよもしかしたら...警視庁にスパイがいるんじゃないかなって思ってね」
「!?どういうことですか!?」
「安室さんがどこの人なのかは知らないけど...なんですーくんだけばれたの?」
「!それ...は...」
「まぁ...僕の予想だけどね...でも警戒しないと...」
「予想...いえ...ありえない話ではないですね...そうなってくると...上層部...!」
「僕らも今色々調べてるひとまずは僕らに任せて欲しいかなそれでも調べたいなら止めないけどね...あと他に聞きたいことない?」
「...何故ここまで僕を協力者にしたいのですか?」
「...んーとね...まず黒の組織の幹部オーロラについて知りたいんだ」
「!」
「他の幹部はわかったんだよ...安室さんあなたも含めてね」
「...よく僕と交渉しようと思いましたね...」
「だって...わっらーにまっつー、すーくんにわーくんの知り合いなら悪いわけないよ」
「それだけで協力を申し込むなんて...」
「それだけって...あのねぇ...警察組4人と知り合いでしかも...すーくんからも聞いたけど警察の人なんでしょ?」
「アイツ...!」
「まぁ口外はしないよ...って信用ならないか...こればっかりは信じてもらうしかないかな...」
「...まぁその気になればノアズアークの手によって世界各国のNOCくらい簡単に暴けるでしょうね」
「...やっぱあーくんが強すぎるな...」
「強すぎるというか最強でしょうよ...敵に回したくはないですね...それでもオーロラのことを知れないんですね?」
「そうなんだよだからこそ知りたいんだ...お願いできないかな」
「...僕はまだ会ったことないのですがそれでも良ければ」
「十分すぎるよ外見でもなんでもいいから知りたいんだ」
「すみません何故そこまでオーロラを...」
「...僕と同じ名前だからかな」
「それだけですか?」
「うんそれだけだよ〜あとは...まぁ戸籍も何も調べられないのは気になるでしょ?」
「もしオーロラが分かったらその後はどうするんです?」
「その後は調べて倒すだけだよ...ふわぁ...」
「最後に...なぜ黒の組織を倒したいんですか」
「...人の命を大事にしないどころか殺めているんだよ?さすがにそれを見過ごすほど僕はクズじゃないよ」
「...ひとまずは協力者として働きますよ」
「!いいの?」
「えぇ...それに脅されてもできるのにわざわざこうやって交渉するなんてあの組織の人間がしないでしょうし...ひとまずは信用しますよ」
「...よかったー...これからよろしくね安室さん...」
安室透 が 協力者になった!
「ひとまずはオーロラの件頼んだよ安室さん」
「...ふむ僕にもあだ名つけてくれませんか?」
「えっ...えーと...(安室さん...魔王城のシェフのナーミエに似てるんだよなぁ...)あっむーとかしか思いつかない...」
「...ふふっそれでいいよフワくん」
「よろしく...あっむー」
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後日 相談所にて
「ふわぁ...」
[ねぇフワなんで赤井さんは仲間にしないの?]
「ぶっちゃけ赤井さんはもう組織に居ないでしょ?僕が今知りたいのは今の組織だからねなら優先順位的に先にあっむーを協力者にしたかったんだよね」
「じゃあそのうち大くんも協力者にするの?」
「...暫くはしたくないけどね...そのうちでいいかな...」
「それで?今日はどうするの?」
「ポアロも今日は休みだし...どうしようかな」
「あっそういえばフワここで福引きあるらしいけど行ってみないか?」
「珍しいね...なんか欲しい物があるの?せーくん」
「いや暇つぶし?」
「...よしみんなで運試ししようか!」
「「「おー!」」」
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「白がポケットティッシュ...青がお菓子...赤が掃除機...緑がお米...」
「...なんか微妙な気が...」
「銀色炊飯器...!金色サクラサクホテルのレセプションにご招待!?」
「いや...すごいな...?いやまって1番上に書かれてるあの虹色の玉が出たら...ヴェスパニア王国に行けるって」
[すごく力入れてるね...どうする?引いてみる?]
「せっかくだし1人1回くらい引いていこうかあーくんの分は...僕が引いてもいい?」
[うん!もちろん!]
「次の方どうぞ!」
「じゃあ...オレから!」
カラカラカラ...コロン...
「青...?」
「セイジって漢字で青磁ってあるらしいからね...」
「おめでとうございます!お菓子をどうぞ!」
「...ヒロあげる」
「あっあはは...じゃあ次は僕が引いてくるよ」
カラカラカラ...コロン...
「わぁ...緑だ...」
「米...そういえば何kgなんだろう...?」
「5kg...」
「あー...オレが家まで持ってくがいいか?」
「ありがとう!成実お兄さん!...そういえば幸運のおまじないって...」
「僕がやったのはケガしないようにとかそこら辺だからね...なんかごめんねぇ...後で変えとくよ...」
「じゃあ私行っていいかな?」
「頑張って!あーちゃん!」
カラカラカラ...コロン...
カランカランカラン!
「やった!金色だよ!」
「すごーい!」
「ふふ!楽しみね!」
「じゃあみんなのドレスとかスーツとか用意しないとね〜今日にでも見に行こう!」
[凄いね...!明美は運がいいんだね!]
「...ふふフワくんに会えたからかな」
「...やだイケメン...!惚れちゃいそう...!」
「ふふ!」
[次は僕の番!僕の番!]
「はーい!ちょっとまっててね!」
カラカラカラ...コロン...
「おおっ!?銀色だよあーくん!」
[やったー!あっ!これでヒロキのお米炊けるよね!]
「うん!そうだね!」
「仲良しだねぇ」
「そうだな...明美さん運ぶの手伝ってくれるか?」
「もちろん!さっ次はフワくんの番だよ」
「よーしがんばる!」
カラカラカラ...コロン...
カランカランカラン!!!
「おっおおあたりぃー!!!」
「ウソだろ!?1万分の1だぞ!?」
「まじか...」
「なっなんの魔術もしてないんだよね?」
「してないしてない...そんなずるいことしたくないもん...(...嫌な予感するなぁ...まぁいいか)ってこの券有効期限...」
「一緒にいれない...!?」
「フワくんサクラサクホテルのやつ出れない...?」
[そっそんなぁ!?]
「こっこれ返却したいんだけど!?」
「ごめんなさい...景品は返品不可で...!」
「...うーん...みんなとパーティ出たかったな...」
「まぁこの相談所ならまたパーティいけるだろ」
「確かにね...でも僕もいきたいぃ...やだー...」
「諦めろ」
「お土産楽しみにしてるね!フワくん!」
「ヴェスパニア王国の有名なもの...ノアズアークなんかあるかな?」
[えーと秘宝ならクイーンクラウンとか...宝石ならヴェスパニア鉱石がいま目を向けられてるよ!]
「あれ!?なんかみんな冷たくない!?」
「フワくん早く帰ってきてね」
「余計なことするなよフワ」
「...えっまってぼっちやなんだけど」
「僕は学校あるし...」
[ついていけなくも無いよー!]
「私は大学あるし...ごめんね?」
「せーくん!いこうよ!ヴェスパニア王国いこうよ!」
「えぇ...あーでも...1人くらい見張り必要かノアズアークだと甘やかしそうだし...」
「決定ね!」
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「ついたね...ヴェスパニア...」
[...]
「...なんで僕迷ってんだろう...?おかしいな...圏外だから自分がどこにいるのかも分からないし...」
ガサガサッ!
「!ここに来てはいけません!」
「(!人だ...って殺気...?まずいっ!)」
バンッ!バンッ!
「っ...!」
「そんな...お母様...!うそだ...うそだー!!!」
「(...ギリギリセーフ...でもまずいな...!あのお兄さんもあいつに...!)」
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「えっ?フワくんが行方不明?」
[うん...ケータイも持ってないし...いま成実が探してくれてるけど...実は今ヴェスパニア王国の女王と王子が意識不明の重体で...そのせいか王権反対派がいてね...うまく調査出来なくて困ってるんだ]
「...フワが...っ協力者の警察の人達にも伝えましょう明美お姉ちゃん」
「うん!...でも私たちまだ安室さん?って人には...」
「僕がどうかしましたか?」
「「!?」」
[...はじめまして!安室さん僕らはお悩み相談所の所員だよ...いまフワがヴェスパニア王国で行方不明になっているんだ]
「...行方不明ですか...」
「お願いします安室さん...こういう時大抵フワは厄介事に...」
「...わかりました僕のできる限りは手伝いますよあまり期待はしないでくださいね」
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「...」
ジャラ...
「...(旧魔王城より部屋はマシだけど...姉様だったらあまりにもカスって言いそうだな...さーて...どうやってここから抜け出そうかな)」
フワ が 囚われの王子 となった!
ずっとやりたかったんです!ちなみに放映されたのが2009年だって...信じられない...12年前とかマジですか...?