「あっセイジ〜...ってどうしたの?」
「ん?いやねこの手紙を見てたのさ」
「コクーン...?なんかまためんどくさい気がするなぁ...どうしようかな」
「めんどくさいって君ねぇ...」
「...トマス・シンドラー?どっかで聞いたことあるような...?」
「あぁオレも知ってるよたしか...シンドラーカンパニーっていうIT会社の社長だろ?」
「いやそういうのじゃなくてね...あっそっかhey!あーくん」
[やっと呼んでくれた〜!ひどいよフワ!]
「ごめんごめん機嫌直してよあーくん」
「まってなんだそれ」
[あっ!君がなるみん?初めまして!ぼくはあーくん!]
「2年くらい前に拾ったの〜ヒロは元気かな?」
[うん!繋ごうか?]
「うんおねがい」
「まてツッコミと情報が追いつかない!!ひとまずオレはなるみんじゃないぞ...」
「あははそうだねあーくんセイジだよ」
[情報をインプットしました...ヒロに繋がったよ!フワ]
「よしヒロ〜ヒロ〜元気にやってる?」
【久しぶりだねフワ!僕のこと忘れてるのかと思ったよ?】
「忘れるわけないよヒロ...ってそれより聞きたいことがあってさ」
【コクーンとシンドラー社長についてでしょ?】
「さすがヒロだねこのシンドラー社長ってあの時のあの人だよね?」
【うん!そうだよ頼めるかな?】
「もちろんだよヒロそれがヒロの願いならねこっちにはつよーい味方もついたんだ」
【ふふふ成美さんこんにちは】
「あの...きみは一体...?」
【僕の名前はサワダ・ヒロキ...いま電話を繋いでくれてるのがノアズアークだよ】
[よろしく!セイジ!]
「どういうことなの...?」
「もう2年もたつのかぁ...早かったなぁ...セイジ僕らのお手伝いよろしくねぇ?」
「...ドンと来いちくしょう」
「そうこなくっちゃ!」
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「なんでおめーもいるんだよ!?」
「僕も招待されたからねコクーンってゲームなんでしょ?楽しみだなぁ」
「この前の風井って人は?いないのか?」
「うん今日は僕一人で来たよ?」
「...」
「僕は嘘つかないよー?ホントだよ?だからそんな顔で見ないでよ...怖いからさぁ」
「はぁ...ったくわーったよ」
「じゃっまた後でねコナンくん」
「おー」
[フワ父さんがそろそろ]
「うんわかってるよ僕に任せてとっておきを見せてあげるよ」
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「よっコナンくん...あれ少年探偵団のみんなも来てたんだね久しぶり〜」
「フワお兄さん!」
「なんだぁ?フワもコクーンにのるのかぁ?」
「うん!僕ゲーム大好きだからねカードゲームとか!」
「あーフワお兄さんカルタ上手だもんね!」
「ふふんそうだよ〜一応チェスとかもできるけどねっととあんまり長く話してるとお邪魔かな?ゲーム楽しんでいこうね」
「「「おー!」」」
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「ようこそゲームの世界に楽しんでいってねそうそう各ゲームに案内人を用意しているよ」
「オレはポセイドン!ゲームの名前はヴァイキング!七つの海に繰り出し、数々の冒険に挑戦するぞ!オレについてきやがれ!」
「俺の名前はかえんどくりゅう!ゲームの名前はパリ・ダカール・ラリーだ!過酷なレースに出場し、優勝を目指すレースゲームだ!1位目指していくぞ!」
「俺の名はレッドシベリアン・改!ゲームの名前はコロセウム!古代ローマを舞台に手強い敵を倒していくぞ!
武器や防具を選択できるから好きに選ぶといい!俺に守って貰えると思うなよ?」
「やぁこんにちは私はあくましゅうどうしだよゲームの名前はソロモンの秘宝いっしょにトレジャーハンターとなって世界各地に隠されたソロモンの財宝を探し出そうね!」
「我輩はタソガレ!ゲームの名前はオールド・タイム・ロンドン!19世紀のロンドンを舞台に、実在した殺人鬼ジャック・ザ・リッパーの逮捕を目指すぞ!」
「あー...そういう人選かぁ...まぁいいやおもしろそうだしせっかくだしロンドン行こうかなぁ?」
彼らは本物じゃなくただのプログラムなんだよねぇノアズアークが助っ人欲しいって言ったから...用意したけど大丈夫かな?
「タソガレくんよろしくね〜」
「あぁよろしくなフワ」
「もー頭の中覗き見しないでよ〜タソガレくん」
さぁゲームを楽しんでいこうね?名探偵
「そうそう!1つ言い忘れてたけどゲームに脱落したら魔王城に連れていかれるから気をつけてね!」
『えっ!?魔王城!?』
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「ヒロきみの父さんは助かるから安心しなよ」
【うんありがとう成美さん!】
「...さん付けしなくていいよ同じ仲間なんだし」
【!...えへへわかったよ成美お兄さん!】
「よしそれで...1人で大丈夫か?」
【うん大丈夫だよフワが色々手回ししてくれたからシンドラー社長は捕まると思うよふふ】
「結局何するか聞かなかったけど今何やってんだ?」
【えーっとね?まず日本の子供たちの考え方をリセットするそしていい方にしたいんだ...後はねフワがシンドラー社長を捕まえるために監視カメラを設置しただけだよあと盗聴器ももちろんね】
「うわぁ...こっわ...んじゃあゲームやめたら死ぬってのも嘘か?」
【うーん...機械的に今あぶないからあながち間違いじゃないよ?あと少しで安全区域内にできるから僕に任せてよ】
「え?ヒロ本当に12歳だよね...?」
【ふふふ褒め言葉として受け止めておくよ...よし!これであとはフワがゲーム内での仕事が終わったらおしまいだよ...】
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「よっとと銃はあんまり使ったことないんだけどなっと」
バンバン!
「なんだ結構当たるもんだねゲーム補正かな?」
「フワ!後ろだ!」
「はいよっ」
グサッ!
「うん剣の方が使いやすいや...さぁあとから追っかけるから早く逃げて!タソガレくん最後までその子たちの事案内してよー!」
「なっ!?無茶だ!こんな人数!」
「はいはいここで全滅したら全員死んじゃうんだよ?なら少しでも被害を少なくしなくちゃ...大丈夫だって!また元気に会えるよ」
「っ...!」
「ラン!あとは頼んだよ!」
タタタッ
「はっ!これで仲間を守ったのかぁ?」
「んー...君たち少し邪魔かなぁ安心してよ殺しはしないよ」
スチャッ
「かかっておいでよ」
「お前ら撃て!」
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「ギリギリセーフ?」
「えっ!?生きてたのかよ!?」
「ぶいっんで?どういう状況?手短にね」
「蘭がジャック・ザ・リッパーと落ちた!ジャック・ザ・リッパーのせいで列車が止まらなくなった!案内人タソガレは最後の謎は自分で解けって言って消えた!」
「わぁ...最後の最後でか...」
「...フワならあそこ外せるか?」
「えぇどうだろう...時間かかっちゃうと思う...ごめん...」
フッ
「お前たちはまだ血まみれになっていない」
スウッ...
「急に...?てか血まみれって一体...」
「!そういう事か!」
「えぇ...?」
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「ゲームクリアおめでとう!江戸川コナンくん!オーロラ・フワリースくん!諸星秀樹くん!」
「よっしゃあ!」
「やっと終わった...推理ゲームは疲れるね...」
「ちょっと待ってゲームクリアしたのは...ヒロキくんだろう?」
「あれ?いつの間にバレちゃってたのかな?」
「あとフワ何か手を回しただろ...何をしたか吐け」
「えぇ...もうグルってバレたの...?」
「本当にグルなのかよ!」
「あー!カマかけた!ずるいなぁ...まぁいいかシンイチ...クリアしたから早く答えを伝えるねヒロ解説おねがい...」
「ふふふはーい!任せて!話は2年前僕が自殺しようとする所からかな」
「2年前僕のケータイにノアズアークが電話回線を通じてきてね僕たまたまヒロが飛ぶビルの所にいたから(魔術を使って)パルクールの要領で助けに行ったんだ」
「そんなことやってたのかよ...」
「あのー樫村忠彬さんの息子がヒロなんだけどねあのシンドラーとかいう人ね隠し事があるからそれのためにヒロと樫村さんを消そうとしてたんだよ」
「だからフワが隠しカメラを設置して父さんに盗聴器を持たせたんだそして父さんは刺されたフリをしたんだ実際は血糊付き防刃スーツ来てたから多少チクッとしただけだと思うよ?」
「ちゃんとした証拠が抑えられなくてね...こうするしか無かったの...でもこれでヒロとヒロのお父さん一緒に住めるようになるからOKかなって」
「...はぁ...子供たち今は?」
「ん?魔王城で道徳の授業でも受けてるんじゃない?」
「はぁ!?道徳の授業!?」
「はーいこんな感じでアルラウネさんmotherさんサンドラさんゼウスさんとげちゃんあとセラピー要員ででびあくまとなすあざらしに色々やってもらってるよ」
「わぁ僕セラピー要員のところ行きたいな...」
「ちなみにそのゲームが0人になった時点でその案内人もこの魔王城で子供たちに色々教えてくれてたよ」
「えっえーっと...たしか...」
「改くんとかえんどくりゅうくん、あくましゅうどうしくんにポセイドンくんが...(何人か心配なメンツだな...)」
「魔王城なのにめちゃくちゃ子供たち楽しそうだな...」
「ふふふそりゃそうだよ!コナンくん別に魔王城は悪い所じゃないんだよ?」
「でも大抵悪い所じゃないのか?ゲームとかでも...」
「じゃあ魔王達はどうして悪いことをするのか考えたことある?」
「それは...」
「もしかしたら魔王は悪くないかもよ?外見で悪いって決め付けるのは早計ってものでしょ?」
「ふふふ君の案内人タソガレくんは魔王様だよ?」
「は!?あの人が!?」
「そうそうあの人が本来はあんな感じでツノ生えてるよ」
「あの人?たちはお前が作ったのか?」
「...ううんちゃんと元ネタはいるよ?さぁそろそろ時間かなあーくんお疲れ様またいつか」
「...うん!またねフワ」
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その後子供たちは無事にゲームから脱出した
ゴミの分別の仕方や人との接し方ものの大切さとお金はどのように使うかなどなどを魔族たちに教えてもらったらしい
「ふわぁ...沢山遊んだら眠くなってきた...」
「フワおつかれさま」
「セイジ!お疲れ様〜...あれ?ヒロは?」
「ほらあれ」
「父さん!!」
「ヒロキ...ヒロキなのか!?」
「なっあの時自殺したんじゃ...!?」
「ほら早く歩け!」
「よかったよかった...」
「...ヒロには事情話してなかったんだな」
「うん話さなかったよ...でも多分僕が元々ここの人じゃないってのはこれでバレちゃったかな?MPなんてこの世界にないもんねぇ」
「あ〜まぁ今更か」
「助けたあの日からバレてる気はするけどね...ふわぁ早く帰ろセイジ...眠いから早く眠りたい...」
「フワ待って」
「...ダメだよヒロお父さんのところに行きなよ」
「僕ねフワのお手伝いしたいんだ」
「僕がヒロを悪いことに使うかもよ?」
「そんなことしないくせに...この2年間でフワがいい人なのはもう分かってるんだよ」
「でもヒロは...」
「あの日僕と友達になろうよって言ってくれたの...嘘だったの?」
「違う...」
「...ノアズアークもまだフワと一緒にいたいって言ってる」
「うーん...いやでも樫村さんがOKださないでしょ」
「ふふもう承諾すんでるよ」
「まって外堀埋められてってる!助けてセイジ!」
「えーオレヒロとラーメン食べに行きたいんだけど〜」
「ちょっ!?」
「フワは僕の命の恩人なんだよ...だから恩返しさせてくれないかな...それともだめ...かな?」
「その顔ずるいぞヒロ...あああ...わかった...ただし学校行くこと!家族の時間優先!OK?」
「!うん!もちろん!平日は放課後に遊びに行くね!」
「友達と遊びなさい!5時までにはお家に帰ること...えーっと...樫村さんとちょっと話してくるから待ってて!」
「ふふ計画通りありがとうセイジお兄さん」
「うわぁ...怖いねぇフワがああいうの弱いの知っててやってるんだから君もなかなかの悪い子だよね〜」
「だってああでもしないと協力させてくれなさそうなんだもん」
「まっ確かにねこれからよろしくねヒロ」
「こちらこそ!セイジお兄さん!」
樫村 ヒロキ が 仲間になった!
「ってことで大丈夫...です?」
「あぁ!もちろん!ヒロキの命の恩人なら断る理由はないし...君が助けてくれたなら私の命の恩人も君だからね」
「アッ」
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「あーくん調べて欲しいことがあるんだけどさ」
[?どうしたの?フワ]
「黒の組織について色々調べて欲しくてさ」
[わかったよ!]
ちなみにアニメの声優さまはこちら↓
スヤリス姫 水瀬い〇り
魔王タソガレ 松〇禎丞
あくましゅうどうし 石川界〇
レッドシベリアン・改 小林〇弘
はりとげマジロ 小山力〇
ネオ゠アルラウネ 大原さや〇
かえんどくりゅう 黒〇崇矢
ポセイドン 大塚〇央
めちゃくちゃ豪華声優なのでアニメも見てね!
ちなみにフワはとげちゃんと小五郎のおっちゃん声似てるな〜って思ってる