・だからあのゴレーンジャイみたいな感じでさ仲間増やしていこうよね?
・だからその顔やめてよセイジ!!!Byフワ
「はい!この話もう終わり!」
「はいはい...というか婚約者って...早くないか?」
「僕の世界じゃふつーだよそれに一応これでも王子やってるからね...それに婚約しても幸せになれるかどうかはわからないんだよ?」
「うわぁ世知辛い...」
「まぁ...僕より姉さんの方が大変だと思うの...」
「...?」
[フワ!宮野明美さん見つけたよ〜!]
「ナイス!あーくん!」
[えへへえっとね場所は...]
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「っみつけた...」
「あなた...誰...?」
「後で色々説明するからお願い今は僕のこと信じて」
「急にそんなこと言われたって...」
「あー...僕はフワ...君の事情は知ってる...妹さんに会いたいんでしょ?」
「!なんでそれを...!」
「しー...悪い人に気づかれちゃう...ここで殺されたら妹さんに会えないから...おねがい僕のこと信じてくれないかな?」
「...えぇと...」
「...もう時間が無い妹と生きたいの?それとも生きたくないの?」
「っ!生きたいに決まってるじゃない」
「そう来なくっちゃ!それじゃ...一芝居打とうか」
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「よっと...ここまで来れば安全だよ宮野明美さん」
「ここあなたの家...?」
「まぁそんなものだよ...あの時僕を信じてくれてありがとう」
「あのあと一体どうなったのかしら...?」
「はいはいお客さんいらっしゃいお茶いれるからのんびり話そう」
「ありがとうセイジ宮野さんもひとまず座って座ってこれからの事を少し説明するからさ」
「えっえぇ?」
「...今回はなかなかギリギリだったー...(ごろごろ)」
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「えーとね...まず宮野さんを説得して安全な場所に移動させましてその後身代わり人形を使って殺したように見せかけただけだよ」
「まっ待って!そんな人形なんてすぐにバレちゃうんじゃ...?」
「安心しなよ宮野さんこのフワは魔法使いなんだよ正真正銘の」
「...へ?」
「あれ?移動させるとき一瞬で場所変わるのってあんまり珍しくなかったっけ?」
「いや...たぶん気が動転しててよく覚えてないんじゃないかな?」
「...ちょっと待ってくれるかしら...?」
「んじゃあ...このカップ浮かせてみようか?」
「えっ」
「おいいなやれやれ〜」
「成美お兄さんも結構楽しむようになってるよね...」
「これを浮かせるよ〜せーの」
ふわふわ〜
「本当に浮いてる...マジックとかじゃないのよね...?」
「タネも仕掛けもございませーん!それで話の続きしちゃうけど大丈夫?」
「...えぇもういいわ大丈夫」
「んちなみにその身代わり人形がこちら」
「本当に私にそっくりね...」
「まぁこの人形を作って僕が動かして喋らせれば...」
「こんにちは広田雅美です」
「って感じで本当に生きてる人みたいにできるんだよ」
「オレの時はどうしたんだ?」
「え?えーと...セイジの体の情報をまんまコピーした人形を焼いただけだよ宮野さんも一緒だよだから...申し訳ないけど宮野明美はもう死んでいるんだ...って訳でhey!あーくん!戸籍の準備は?」
[バッチリ!]
「申し訳ないけど別の人として生きてもらわないといけないんだ...でも僕の方でも調べて妹さんに会えるようにしてみるから...だから...」
「...」
「...フワこの人と少し話したい席外してもらってもいいか?」
「分かったよセイジ...あーくんヒロあっちでおやつ食べながら待とうか」
「えっ」
パタン
「...さー...死んだもの同士少し喋ろうか?」
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「即分かったって言ったのは少しびっくりしたよ」
「結局あの2人は僕のせいで死んで生きてるからね...僕のエゴで助けてるだけなんだよ」
「あぁ...たしかに」
「...ヒロもそうだけどさ生きてくれれるのが僕は1番嬉しいから助けてるんだ...死んじゃったらこの世界で蘇生魔術なんて使ったら...死んだらそこまでなんだからいのちだいじにして欲しいんだよ...でも本人が死にたかった場合...僕は助けても良かったのかって今でも考えてるよ」
「あの時は自由に行動できなくて僕は一生このままなら...もういいと思ってあの日ノアズアークを逃がして僕もあの日あのビルから落ちようと思ったんだ...そしたらフワが来てくれた...僕はこの2年間すごく楽しかった...今は父さんとも会えてさ...すごく幸せだよ」
「ヒロ...」
「それにその言い方だと僕以外にも自殺しようとした人がいたのかな?たぶんだけど...きっとその人も今は幸せだと思うな」
「!...すごいなぁヒロは...」
「フワの方が僕はすごいと思うけどね助けられるだけの力もあるし...成美お兄さんの場合は自分で偽物の戸籍作ったんでしょ?」
「うん...一応怪しまれないようにしたけど合ってるよね...?」
「うんバッチリだったってノアズアークも言ってたよ」
「...あー...あの二人何を話してるのかな...?」
「さぁ?まぁゆっくり待とうよ成美お兄さんはきっと...」
「オレがなんだって?」
「わっびっくりした...ひどいよ成美お兄さん!」
「あはは...」
「フワさん...」
「宮野さん...どうしたの?」
「...まずは助けてくれて本当にありがとう心の底から感謝してるわ」
「僕はただ僕のしたいことをしただけだよ...」
「それでもよ...私の新しい名前あなたがつけてくれないかしら?」
「!...いいの?」
「えぇ」
「なっなにか名前にこれ入れたーいとかある?」
「風の漢字と...私も名前そのままにしてくれない?」
「ならセイジと一緒に風井にする?」
「うーん...それもいいけど私だけの名前がいいかしら」
「うーん...セイジは浅井成美から浅を風に変えただけだからね...うーん?風田?風野?宮風?...うーん...ん!hey!あーくん!柳の花言葉って自由だよね?」
[うん!柳全般の花言葉はそうだよ!]
「なら...風柳 明美でどうかな?」
「えぇ!ありがとう今日からよろしくねフワくん!」
「うん!よろしくね!アケミ!」
風柳 明美 が 仲間になった!!
[あと従順て意味もあるんだけどな...]
「それは多分気づいてないんじゃないかな...変なところでおっちょこちょいだからねフワは」
「まぁ...命の恩人だし従順にもなるだろ」
「そういえば明美さんと何話したの?」
「んー?ナイショ」
「あれ残念」
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「すやぁ...」
「おい起きろオーロラ」
「んん...?ふわ...」
「ほら起きなさい眠り姫」
「...ぎんぱつ...?」
「チッなんだってこいつがコードネームもっているベルモット」
「ふふふ実はあの方も気に入ってるのよ?オーロラは」
「(眠い...もう一眠りしよう...)」
「そうそうオーロラ今から1つ仕事をしてほしいの」
「ぬ?」
「この組織消してもらえるかしら?」
「...それだけ?」
「えぇ終わったら私かこの銀髪に伝えて」
「わかった(姫様は仕事が終わるまで寝てはいけない...!)」
「おいこの組織って」
「えぇ構成人数は少ないくせに妙に技術が高いからヘタに潰せなかったのよね...これであの子があの組織をつぶせたらどうかしら?」
「はっあの虫も殺せなさそうな奴がそんなことできるとは思えねぇけどな」
プルルピッ
「ぎんぱつ終わった迎え来て私は眠る...すやぁ...」
ツーツーツーピッ
「ね?言ったでしょう?オーロラには...才能があるのよ」
必殺仕事人オーロラ(なお仕事が終わったら必ず眠る)
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「あれ?」
「わぁ」
「この前ぶりだな」
「まさかこんなところで会えるとはな」
「うっわマジ久しぶりじゃーん!陣平ちゃんとはよく会うのに伊達ちゃんとは何故か会えないんだよねぇ」
「たしかにな所属してるところ松田とは一緒なんだがなぁ?...あそうだこの近くに美味いラーメン店があるんだが行かねぇか?」
「へぇ?そんなのがあるのか?」
「美味しくなかったら伊達ちゃん怒るからね〜?」
「いやマジで美味いぞ〜?」
ガララッ
「いらっしゃい!おっ久しぶりだな!兄ちゃん!連れも一緒かい?」
「あぁ閻魔大王ラーメン3つ頼む!」
「あいよ!テーブルに座って待っててくれ!」
「ってことで座ってくれよ?」
「へーへー」
「お邪魔しまーす!」
「これ本当に美味しい...」
「日本にこんな美味しいものが...!?」
「はぁぁぁ...マジで美味しい...」
「あははそんなに喜んでくれるなら連れてきたかいがあるね!」
「ってフワ!?」
「ん?...んー!わーくん!わらくん!まっつー!3人揃っては初めてかな?」
「まっって伊達ちゃんも知ってるの!?」
「はぁ!?聞いてないぞ!?おい伊達!」
「っえ待て!?お前らも知ってるのか!?」
「うーん店内はお静かにだよ〜」
「...フワくんって色んな人助けてるんだね?」
「うんそーだよ...ふわぁ早く食べないとラーメン伸びちゃうよ?」
「あっ」
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「えっとねこっちのおまわりさんがまっつーでこっちがわらくんこっちがわーくんだよ」
「ちゃんと紹介しろよ...あー...俺は松田 陣平」
「はじめまして〜俺は荻原 研二!よろしくね!」
「ったく変わらないな俺は伊達 航だよろしくな」
「3人とも結構ギリギリだったよね...たしかわらくんが7年前に爆弾に生身で挑もうとしてたのを止めて...3年前に僕が病院で爆弾見つけてその後観覧車行ったらなんか死を覚悟してる顔のまっつー見つけたから止めて...1年前メモ帳拾おうとしたらトラックに轢かれかけてる人がいたから止めたんだよね...」
「やめて!俺の黒歴史だから!やめて!」
「覚悟してた時に爆弾見つけてるから早く解除してよーって言われた俺の気持ちを考えたことはあるか...?」
「あの時は本当に助かったよトラックの運転手も無事だったしな」
「ってな感じで7年前からの知り合いだよこの3人はね」
「もうそんなに経つのか...」
「そうなのか...ならオレも自己紹介しなくちゃなオレは風井成美だ」
「えっとはじめまして!樫村 ヒロキです!」
「風柳 明美と言いますよろしくねフワくんのお知り合いさん」
「... か の人多くね?」
「そこから突っ込むの?まっつー...別にいいけどさ...」
「たしかに言われてみれば...」
「(僕の本名もカイミーンがあるから か の人だなぁ...)」
「しっかしフワの親戚か風井さんは」
「えぇまぁ彼が小さい時から知っていますよ」
「うんうんウソ言わないでねセイジ年齢そこまで変わらないんだから」
「ふふふ冗談だよ?」
「セイジの冗談は分かりづらいよ...ところで3人ともお仕事平気?」
「あぁ大丈夫だからちゃーんと説明してくれよ?」
「まっつーこわーい...何を説明すればいいの?」
「まずは伊達から聞かせろ」
「えぇ...さっきも言ったけど1年くらい前に僕がたまたま散歩してたら高木刑事とわーくんが歩いててねそしたらわーくんがメモ帳落としててその後ろからトラック来てるの気づいてなさそうだったからわーくん吹っ飛ばしたの」
「「はぁ!?」」
「吹っ飛ばされたなぁ...」
「僕もびっくりしたよ...?わーくん飛ばせるとは思えなかったから...幸い植え込みがあったからそれがクッションになったみたいで...」
「まぁ飛ばされてなければ俺は死んでたかもしれないからな...」
「...まぁそんな感じで助けたよ」
「松田刑事?はどうやって助けたんだ?」
「んー?まっつーは...僕が病院でちょっと用事があってねそれで子供が転んじゃってね?それを助けようとしてしゃがんだら怪しい箱があってねわらくんの時に見たやつに似てるなーって思ったからねすぐに病院の人と警察の人に連絡して...そしたらわらくんがまっつーやばいって言うから急いで観覧車に行ってギリギリで乗ってまっつーのことを説得して...って感じかな?」
「すごいね...フワ...」
「どやここまで来たらわらくんも説明しちゃうね...わらくんの場合は僕の前の家が爆弾仕掛けられてたらしくてさその事全く知らないで僕眠っててさそしたら爆弾ここに設置してある!って言ってる癖に防護服的なの着てなかったから僕が怒ったのさ」
「めっっちゃ怒られた...」
「フワくん怒るんだ...」
「僕も人間だからねそりゃ怒るよ仕事をちゃんとやらない人は大嫌いなんだ(ニッコリ)」
「怖いから!その笑顔やめようね!ね!?」
「はいはいそれで説教しながら外に行ったら友達そうなグラサン...要するとまっつーがいたからまっつーにあとは任せて僕は眠たかったから幼なじみのお家に行ってまた眠ったんだよね〜」
「ブレないなぁ...後で俺も説教するからな荻原」
「ぴえん...」
「ふわぁ...他に聞きたいことある?」
「...お前に親戚がいるのは驚いたが...その子供とその人はなんなんだよ」
「あぁヒロもアケミも僕の仕事のお手伝いさんだよ」
「あー...ヒロキくんでヒロね...ちょっとびっくり...」
「?」
「あぁ気にするな俺たちの同期にもヒロってあだ名の奴がいたんだ」
「ゼロの奴も景光の奴もどこで何をしてんだか...けっ」
「そっか〜はやく会えるといいね僕の方でも探そうか?」
「...そういえばフワってなんの仕事してるの?」
「今更過ぎない?わらくん...えーとこほん...僕は風和お悩み相談所所長のオーロラ・フワリース改めてよろしくね?」
「お悩み相談所って...具体的に何するの...?」
「えーとね報酬を貰う代わりにそのお悩みを解決するんだ仕事手伝って欲しいとか...ああでも最近多いのは人を殺したいって人かな...そういう人たちには説得して殺させないようにしたりそれでも危険そうな場合は警察に引き渡してるよねっわーくん」
「あぁいつも感謝してるぞ」
「それ誰かを殺せとか来たらどうするのさ...」
「まず依頼人調べてその後その殺せって言われてる人を調べて...どっちもヤバそうならどっちも突き出すしどっちかがヤバいならどっちかを突き出すだけだよ」
「おい待てどっちもやばく無かったらどうするつもりだ?」
「本人達を呼んで和解させるとかかな案外上手くいくんだよね」
「まぁ要すると何でも屋って事だオレも含めてこの3人はフワに助けて貰ったからな」
「僕もフワに恩返ししたかったからちょうど良かったんです」
「最近所員になったばかりですがなかなか楽しい職場ですよ」
「副所長とかは?いないのか?」
「うんセイジもまだ所員になって1年も経ってないから...この中で年数的に言うなら副所長はヒロになるかな?」
「えっそっそうなの?」
「うんうんまぁ年齢がアウトだからダメだからね」
「うっ残念...」
「...ふふまぁそんな感じでのほほーんってやってるから僕たちで手伝えそうなことがあったらなんでも言ってよ報酬さえ払ってくれれば手伝ってあげるからさ」
「...なんでお金じゃなくて報酬なの?」
「おっすごいねバレちゃった?お金がない人が悩ん出る時にも報酬は貰ってるよウワサとか色々ね」
「うわぁ...フワってあえて言わないよねぇ...」
「報酬は報酬だからねきっちり貰うよ慈善事業じゃないからね」
「でもそれだけで食っていけるのか...?」
「暇な時はバイトやってるよ?そろそろ新しいの増やそうと思って」
「さすがにお悩み報酬だけじゃ生きるのに不自由だからなオレもフワとは違う場所で働いてたりしてるぜ?」
「この街ってほら...いつ立てこもり事件とかダイナミック入店とか起こってもおかしくないから...最悪爆発しそうだし」
「気持ちはわかるが言い方どうにかしろ」
「昔からもそうだけど最近はかなり増えてきたよねぇ...この前も爆弾処理班出動したし...」
「あー...森谷帝二の?」
「ううん数日くらい前のやつ」
「...ホームセンターに行けば爆弾てあるのかな...」
「あるのかもね...」
「気持ちはわかるけど...あるわけないからね!?」
「...まぁなんかお悩みがあったらいつでも来てよ僕らでできることがあるなら喜んで手伝うよ〜」
「助かるよ...っとそろそろ行かないとな」
「もうこんな時間か...あっという間だったね」
「またなフワ」
「うんうんまたね〜」
「...警察とツテがあるのはつよいな」
「そうだね...他にもどんな人を助けたの?」
「ふわぁ...えー?...多分そのうち合うと思うからナイショ...じゃあ帰ろうかぁ」
「「ずっる!」」
「ふっふふふ!えぇそうね帰りましょ!」
「あっ!アケミ笑ってくれた嬉しいよ」
「ふふふこれからよろしくねフワくん」