時間停止の能力あるなら、他に能力いらなくない?   作:Firefly1122

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四層

「おお。三層突破した」

 エデンの中で過ごすプレイヤーを観戦する神は、無感情のままつぶやく。人間が自分の作った世界を攻略していくのに、何も思わないのは、三層が突破されるのは想定内であるからだ。わかりきった結果を見ても、やっぱりそうなった程度の感情しかわかない。

 二層、三層のボスは、一層のボスを倒せるのであれば大した相手ではない。三層のボスを倒した時より一層のボスを倒した時の方が面白かったものだ。もっとも、一層を突破できなければゲームとして欠陥で、それはそれで面白くないため、倒せるようにはなっている。この世界は神にとってはゲームでしかないのだ。しかし、彼らにとっては現実である。

「エルディアよ。こいつはどういうことだ?」

 エルディアと呼ばれた少女のような姿の髪は、ちらりと声の主の方を見る。黒と赤と金でで構成された祭服をまとう後ろで髪をまとめた黒髪の女。怒ったような目から覗く赤い瞳。彼女は閻魔である。

「どういうことって?」

 閻魔はエルディアの上司にも当たる存在であるのに、エルディアは礼儀を弁えずそういい放つ。その様子に呆れる閻魔。モニターに映し出されるプレイヤーたちを指さし、答える。

「そいつらだ。そいつらは一層で始末され、私の元へ召されるはずだろう」

 閻魔の仕事は死んだ者たちの業を裁き、決められた世界へ渡すことだ。ここでいう世界というのは現世、天界、地獄、冥界、幽世といった世界で、例えるならばこの神の世界という宇宙の中に、現世や天界という銀河があり、その銀河の中に科学の世界という星があるという感じのものだ。すなわち、現世とは程遠い世界であり、予想だにできない世界である。

 エデンに飛ばされたプレイヤーは全て現世のプレイヤーであり、本来彼らは閻魔の裁きでほかの世界へ行くことになるのだが、それをエルディアが自分の娯楽のためだけにエデンへ集めているのだ。

「安心したまえよ閻魔よ。どうせ彼らは四層で死ぬ。ま、そこが突破されたとしても生き返らせるつもりはまるでないからさ」

 神は娯楽に飢えている。娯楽を求め暴れだした神すら存在するため、閻魔はこれをやめろとは言えないのだ。とはいえ、もし彼らの中から生き返りを果たすものが出たら、それこそ閻魔の責任問題になる。そのため、エデンの中で必ず死ぬようにエルディアには言い聞かせる。そのため、塔を登るプレイヤーが出てくるたびに閻魔は存在しない胃が痛む思いをするのだ。

「まあいい。そいつらは四層で死ぬんだな?では彼らはどうなんだ?」

 四層を突破したプレイヤーはいないわけではない。特別強いプレイヤーが数人おり、八層を突破するプレイヤーすらいる。

「最上層は神の領域だ。現世のやつらごときが勝てるわけがない」

 その自信はどこから来るのかわからないが、閻魔はエルディアに念押しする。

「よいか?もし最上層を突破されるようなことがあれば、お前の格は落ちることとなる。くれぐれもそのようなことが起きないようにしたまえよ」

 神の格とは神の世界で自由に動く際に必要なものだ。格が高いものは世界のルールすら変えられ、低いものは天使たちのような雑用程度しかできなくなる。

 エルディアは一つの世界を作れるほどの格を持つ。これは13の格の10に当たるものだ。ちなみに閻魔は12である。

 閻魔は自分の仕事へ戻っていき、エルディアは舌打ちをしながらモニターに目を戻す。

「せいぜい私を楽しませくれよ?現世の者たちよ」

 そう愉快そうに笑う。

 

 四層、ここの印象は一言でいえば死だ。日が存在しない暗闇に、ポツンポツンと経つ灯篭の火が唯一の色である。黒と白と灰の世界で、暗い印象しか受けない。転移してきた先は今までは神殿のような場所であったが、今回の場所は申し訳程度の大理石の柱に屋根がついた遺跡のような印象を受ける。その柱も屋根も一部が欠け、柱には蔦が絡みついてる。

 灯篭の火に照らされて見える風景は、白い壁に黒い屋根。屋根の上に金色の十字架が飾られた教会で、その正面には墓が無数にある。その雰囲気に、先ほどの高揚は消え失せ、この先に不安しか覚えない。

 俺たちは教会の扉を開き、中に入ると、外の暗い雰囲気はなく、明るい空間が広がっていた。シャンデリアはフロア全体を明るく照らし、花瓶には色とりどりの花が飾られている。その花はよく見ると造花であるが、それでもこの空間を明るくするのには十分だ。教会の隅には黒いフードを被った者がいた。

「あの……」

 俺はそっと声を掛けてみると、フードを被った者はその顔を見せる。それはゾンビであった。腐りきって今にも地面に落ちるのではないかと思うほど爛れた皮膚、むき出しの歯はところどころ抜け、目は怪しく赤く光る。俺はぎょっとして思わず距離を取ってしまった。

「いらっしゃいませ。何か入用ですか?」

 見た目とは裏腹に、丁寧に話すゾンビに俺はほっとし、話を聞く。

「ここはどういう世界ですか?」

 俺の質問にゾンビは答えず、再び同じ言葉を紡ぐ。

「いらっしゃいませ。何か入用ですか?」

 俺はその問答に頭が動かなくなったが、すぐにこいつがNPCであると理解した。NPCがこの世界にいるということは知らなかったために、プレイヤーであろうと思い話てしまった。

「あの……この人、なんで同じことを?」

 葵は不思議そうに俺に聞く。

「この人はNPCと言って、プレイヤーではない存在だ。まさかNPCがこの世界にいるとは思わなかったけどな」

 NPCという言葉を知らない他の世界の人たちは、俺に聞き返す。俺は丁寧に説明し、話しても無駄だということを説明した。

「なるほどな。とりあえずプレイヤーがいないか探してみるか」

 リーグはそういいながら、教会の中の探索を始める。教会の奥に扉があり、そこから地下へと続く道があった。地下に降りてみると、そこはNPCが店を営んでいる。回復アイテムやちょっとした料理等の消耗品であり、武器などは置いていない。その奥は宿屋のようだが、広い空間に布団が敷いてあるだけだ。プレイヤーはいなかった。

 それから俺たちはこの四層を探索する。四層は広々とした墓地と枯れ果てた木、黒い霧が立ち込めるだけで目立ったものはなかった。ダンジョンは一際でかい墓から地下へ降りる道だったり、壁や屋根が壊れた教会から地下に降りたりと、地下に降りる形となっていた。

 出てくるモンスターはゾンビやスケルトン、レイスなどのアンデット系等のモンスターが至る所にいる。空を見ても骨の鳥やまだ肉や羽はまばらについているゾンビの鳥やらがおり、地上だけでなく空にも気を配らないといけない。ダンジョンに潜れば中身が空っぽの鎧騎士や、教会にいたNPCと似たフードを被ったゾンビなどがいる。さらには体が透けた人型だったりとアンデットの見本市と言っても過言ではない世界だった。

 葵はそんな相手に怯えてしまい、俺の後ろに隠れる。対して美子はアンデットを魅了してアンデット同士で同士討ちさせたりしていた。

「ここならあたしも活躍できる!海斗!見てて!」

 美子は海斗に助けられたことにより、海斗に乗り換えたようだ。助けられたらすぐ好きになるってどれだけちょろいのかわからないが、俺からすればアプローチもなくなって一安心といったところだ。まあ、どれだけアプローチしても自分になびかない俺をあきらめたと言った方がいいかもしれない。海斗は美子に注目され始めて少し浮かれているようで、自分のカッコよさを見せようとアンデットの群れに突撃していく。俺は葵の頭を撫でながら先に進む。

 墓のダンジョンの分岐を幾度か曲がった先にあった行き止まり、そこは今までの暗い空間とは違い、どこからか日が差し込み、その空間だけ明るくなっていた。日があたる地面は草で覆われており、ここにきて久々の緑を見る。部屋の端を水が流れ、それがここに植物を生やす要因となっているのだろう。そして一際目立つのが七色に輝くいくつもの花だった。

「なんだこれ」

「きれー」

 率直な疑問を口にする海斗と純粋に感動する美子。俺もこれが何なのかわからないが、とりあえずいくつか集めていくことにした。おそらくは何かに使える素材アイテムだろう。俺たちは分岐地点まで戻り、行かなかった道を進む。その先はボスのいる広間に当たり、そこには杖を持ったフードを被るゾンビがいた。名前はエルダーリッチ。魔法に特化したアンデットモンスターだ。

「魔法に気を付けて、戦闘開始!」

 といったものの、美子の魅了が無事通り、海斗のハルバードでぼこぼこに殴って終わり。その戦いは一方的なものだった。

 俺の取得者で得られたスキルは、魔力極大と魔力回復、魔力消費軽減だ。そして魔法はヘルフレア、アイスピアー、サンダーボルト、ダークぺリル。魔法特化のアンデットなだけあって、魔法系のスキルや魔法が大量に手に入った。今までの相手で魔法を使ってくる奴はいないわけではなかったが、ここまで魔法特化ではなかった。そのため俺のスキルに魔法関連のスキルはなかった。

 俺がスキル取得を喜んでいると、海斗と美子は宝箱を開けて喜んでいる。宝箱の中身はかっこよさげなコートで、海斗はさっそくそれを着ていた。

「お、いいじゃんこれ!」

 赤いコートの首元は白い毛で覆われており、模様は黒と白で構成される雲の模様。男が好きそうなコートに海斗はご満悦である。しかし、海斗はそのコートの性能を見て少々がっかりしたようだ。防御力はそれなりに高いものの、いま装備している装備よりは低い。そして特性は魔力上昇のみ。つまりは魔法使いが使えば役に立つかもしれない程度の性能しかない。海斗は魔法を使わないため、この特性は完全に腐る。特性のない俺の装備よりは強いため、コートは俺が貰うことにした。

 

 教会へ戻るとプレイヤーたちは何やら騒がしくしていた。

「どうかしたのか?」

 俺がそう聞くと、リーグがことの顛末を話始める。

「四層の敵にゾンビがいるだろ?あいつに噛まれたプレイヤーがいて、何やら見たことのない状態異常にかかったようだ」

「見たことない?」

 俺はそれを聞き、その様子を見に行く。横たわるプレイヤーは苦しそうにうめきながら、噛まれたであろう腕を抑えながらじたばたとしていた。その噛み痕から体に向かって血管が浮き出たように紫色の模様が出ており、それは首元まで伸びている。確かに見たことのないタイプの状態異常だが、ゾンビに噛まれたという説明から予想するにゾンビウイルスの感染だろう。しかしそれが分かったとしても治し方などわからない。

「何か状態異常を治す薬は売ってなかったか?」

「すでに持っていた状態異常全回復のポーションを掛けてみたが効果はないし、売り物にもここにしか売っていないアイテムなんてなかった」

 それではどうしたらいいのかわからない。他に噛まれたプレイヤーはいないか聞いたが、幸いこのプレイヤーだけだ。俺はダメもとでNPCに聞いてみる。

「……それはゾンビ感染の状態異常です。治療するにはダンジョンの中にあるという不死の花という花があります。それを毒薬と混ぜて治療薬を作る必要があります」

 ダンジョンの中の花と言われ、俺は七色に光るあの花を思い出す。

「誰か毒薬持ってないか?」

 そう尋ねると、盗賊職であろうプレイヤーが毒薬を持っていた。ポーションはお任せくださいという薬師のプレイヤーが名乗り出て、無事不浄のポーションという薬ができた。それを苦しんでいるプレイヤーにかけると、傷口は治り徐々に症状は治まっていった。

「まさかこんな状態異常があるなんてな。薬も量産できるものでもないし、噛まれないように気を付けないといけない」

 それを聞いたプレイヤーたちは、どうやってレベル上げしたらいいんだと声を上げる。遠距離職ならまだしも近接職のプレイヤーはレベル上げが難しくなるだろう。ここはレベル上げは諦めてもらうのが安全かもしれない。一応ダンジョンは入るたびにリセットされるため、花が復活してる可能性がないわけではない。だが花は何とかなっても毒薬の方も問題だ。俺は薬師のプレイヤーに聞いてみる。

「毒があるアイテムがあれば、それだけで作ることはできます」

 毒があるアイテムなんてどこでゲットしたらいいだろう。

「スキルで作った毒はダメなのか?」

「はい。アイテムから抽出する形でないとすぐに毒の効力が切れて、うまくいかないのです」

「仕方ないか……薬の量産の目途が立つまで、レベリングは控えてくれ。レベリングするにしてもゾンビを避けるようにしてくれ」

 俺はそういうと、海斗と美子に指示を出す。

「海斗と美子は毒があるアイテムの調査。四層に毒があるアイテムがないか探してくれ」

「了解」

「わかったよー」

 海斗と美子を見送って、俺と葵は先ほどのダンジョンへ戻ってみる。

 結論から言うと花は復活していなかった。花を採った場所は枯れたように茶色くなっており、そこがすぐに採った場所だとわかる。残っていた花は全て回収してしまったため、いまある分の花がそのまま薬の数だ。

「ざっと40ほどか。少ないな。だが復活しないなんてことはないと思う。そのうちまた行ってみる必要がありそうだな」

「どうしてそう思う?」

 リーグはそう聞いてくる。

「たった40だと先に来たプレイヤーにすべて採られているはずだ。にもかかわらず咲いていたことからおそらくは時間経過で咲く花なんだろう。その時間がどれくらいなのかはわからないけどな」

 なるほどなとリーグは言う。

「俺にもその場所を教えてくれ。定期的に見に行ってみる」

「いいのか?あのダンジョンはレベリングには向いていないし、狭いうえに入り組んでるから危険だぞ?」

「問題ない。そういう場所はいくらでも踏破してきた」

 リーグは胸を叩きながら誇らしげに言う。

「それじゃあ頼んだ。俺もたまに見に行くよ」

 俺は花の場所を地図に書き、リーグに渡す。そうこうしていると、美子と海斗が帰ってくる。

「戻ったか。毒アイテムはあったか?」

「ああ、あるにはあったんだが……」

 そういいながらアイテムを出す。ポイズンボーンと府食肉というアイテム、その数合計で10ほどだ。

「少ないな」

「だよなぁ。それにこれドロップアイテムなんだ」

「ドロップ?」

 海斗はうなずきながら、地図を取り出す。

「塔より北東に行った先に沼地があったんだが、そこに出てくるポイズンゾンビが落とした」

 この教会の場所は塔より南に位置する。距離的にはかなりあるうえ、ただでさえ厄介なゾンビが毒まで持つとなればかなり危険だ。

「毒アイテムは俺たちが集める。みんなは教会周辺でのレベリングを頼む」

 こうして方針は決まった。

 

 この四層に来てから眠るたびに悪夢を見る。それは俺の過去の夢で、俺がゲームの大会への出場を禁止されたときの夢だ。

 VRゲームが普及し、いくつもの大会が開かれた。大小さまざまな規模の大会で、賞金も用意されていたりした。生まれたころからVRゲームに触れ、ゲームの中でしかできない高度な技術を使ったプレイをしてきた俺は、当然大会にも出た。初めて大会に出た時は緊張したが、その大会で優勝すると、みなから注目されるし賞金ももらえるしで、無茶苦茶嬉しかったのを今でも覚えている。そのプレイスタイルは常軌を逸したレベルだったようで、ネットでは俺の動きを真似ようとするものや、研究をするもの、バグ技やグリッジ、チートを使ったと糾弾するものなどが出てきたりして、話題になった。

 そんな俺は幾度も大会に出て、そのたびに優勝しており、いつしか俺が大会に出るなら出場しないというものが現れ、観客もどうせ俺が勝つから見どころないと大会の注目をなくす結果となった。そのため、大会側から出場禁止を言い渡される。もちろんチートやバグ技などの検査をされたこともあるが、当然そんなものを使ったことはないため、俺の潔白は常に証明され続けた。

 大会への出場ができなくなった俺は、仲間内で楽しむことにした。最初はすげーと言っていた仲間も日が経つにつれて俺を疎ましく思うようになった。

「お前がいたらゲームが簡単になって面白くなくなるんだよ。一人で目立ちたいならソロでやってくれ」

 そう言われて、俺は孤立した。その日から俺は手加減をするようになった。今までのプレイはソロ限定モードやソロプレイ専用ゲームなどで行ってはいたが、オンラインで複数人でプレイする場合は無意識に手加減をするまでに至った。それは俺にとって忘れたい記憶であり、悪夢だ。

 悪夢を見るのは俺だけでなく、他のプレイヤーたちも悪夢を見ることが多かったようだ。どうやら四層は悪夢を見る頻度が高いようで、ついには寝ないようにするプレイヤーも現れる。

 そんなこんなで4年が経った。この四層でやることはレベリングくらいで楽しいことはなく、ただでさえ暗い雰囲気に心が荒む者が現れる。ゾンビ問題は皆対処方法が分かり、戦い慣れてきたおかげでたまに薬を消費する程度で、薬は余るようになった。そして事件は起きる。

 夢の中でトラウマを呼び起こされたプレイヤーが、唐突に自害し始める。また、他のプレイヤーに当たる者も現れ、いよいよ内部崩壊が起こりそうな勢いでみな心が病んでいった。葵もたまにただただ地面を掘るという無意味な行動をとるようになってきており、限界が近いようだ。

 美子と海斗は付き合い始めて仲良くダンジョンデートをしているし、リーグは皆を励ます言葉を掛けたりして、元気な者はいるものの、元々心に闇を持つ者が先に壊れる。

「そろそろ五層に行かないとな」

 俺はリーグと相談しつつ、明日、五層へ向かうことを決断する。しかし、不安もあった。そもそも四層に4年も留まったのは、二層での話があったからだ。四層で絶望を味わい、二層に戻ってきたというプレイヤーたちの話だ。ギリアスもその一人で、彼は四層のボス、死神により、絶望を味わい生き返りを諦めたと言っていた。

 皆にカリュブディスという絶対的な信頼を得るプレイヤーがついていたものの、それでも絶望するほどの圧倒的強者である死神がどれほど強いのか、俺には想像もできなかったのだ。

 俺たちのレベルは50になっており、美子と海斗は47。リーグとオリーブも45で、他のプレイヤーも40から35と高くなっている。正直心配ではあるが、十分勝てるであろうと思い、今回決断したのだ。

 今思えば、俺はこの時この世界がゲームではないということをしっかりと認識し、本気を出すべきだったと思う。しかし、この時の俺は頭の中ではわかっていながら、無意識にこの世界はゲームであると思っていた。そのため、過去のトラウマから本気を出すことはなかったのだ。それが取り返しのつかないことを引き起こす。

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