真剣で恋するかなんて知らない!   作:辻 京也

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すいません。自分で見てて気持ち悪くていきなり加筆修正とかしちゃいました。
5日掛かってこの程度ですみません。



東西交流戦 二年の部 前編

もうちょっとの間は直江視点でいきます。

 

 

_川神工業地帯内 夜 川神学園側本陣付近 高台 直江視点

 

前の時からだいたい二日経った。今は二年の部が行われている。

この二日の間にあった一年の部と三年の部の結果は省略して伝えよう。

一年の部、川神学園側の大将がなぜか敵陣に突っ込み瞬殺。

天神館の一勝。

 

三年の部、川神百代に対して合体技で挑んだ天神館だが、レーザー的なもので瞬殺。

よって川神学園の一勝となり勝ち負けがついてない状況になった。

……省略するところないじゃん。

 

・・まあ、だいたいこんなかんじで今に至る。

二年の部ではついさっきまでこちら側がおされていたのだが、西方十勇士達を次々と敗走させ、大将である九鬼英雄の鼓舞により士気があがり、流れが確実に此方に向いてきている状況だ。

 

「さっきから大和君は何をぶつぶつ言っているのですか?」

「いや、なにかの衝動に駆られて」

「なるほど。ユキの行動と同じようなかんじですね」

「うぇーい。おーなじー♪」

 

こいつは俺を電波と言いたいのか。いや確かにこの行動については否定できないのだが。前よりはマシになってきてはいるからもう少しすれば治る・・だろう。

 

こいつの名前は葵冬馬、川神市の大病院である葵紋病院の一人息子であり、常に学年成績一位の優秀者である。俺と同じく相手の裏をかくのが得意でSクラスの参謀的な立ち位置にいる。俺はライバルは誰だと聞かれて答えるのなら間違いなくこいつだろう。ルックスもよく女子に大人気だ。実際に女の子を口説いたりしているのだが・・

 

「ん?どうしたのですか大和君。僕をじっとみつめて。もしかしてお誘いですか?」

「誘ってないから近寄るな」

「おや。つれませんね。でもそんなところも素敵です」

「他をあたってくれ」

 

どうやら男もいける口らしく気に入った男に対しても口説いてくる。見ての通り俺も気に入られた一人のようだ。

ちなみに葵の横にいる彼女は榊原小雪、アルビノの美少女でプロポーションもよくかわいいのだが、天然というより電波に近い行動により友達も少ない。いつも葵とロリコンハゲ井上と一緒にいる。マシュマロ好きで気に入っている相手にはこんなように・・

 

「ん~。マシュマロ食べる?」

「ああ。もらうよ。お返しにいちご味のマシュマロをあげるよ」

「わ~い。ありがと~」

 

とくれることがある。

彼女自身何も武道はやってないのだが脚力が高く、ついさっきも西方十勇士のひとりであるオイルレスラーを空高く蹴り上げて、そのまま海に蹴りこんでいた。

 

話が長くなったが向こう側に残っている西方十勇士は残り二人。

戦力も此方側が押し始めている。

 

「ふふふ。さて相手方はどう出てくるでしょうかね大和君」

「なんで毎回俺にに話しかけるんだよ」

「意味はありません。ただ話しかけたいだけですよ」

 

そういいながら急接近をしてくる葵。

 

「ついでに愛でるような手つきで俺に触ってくるな」

「これは無意識なので無理です」

 

姐さんとかより怖いんですが。

 

 

_川神工業地帯内 夜 天神館側本陣 ????視点

 

 

「クソッ。よもや長宗我部までやられるとは」

「・・なあ、石田。これってもしかしなくても負けてるよな?」

「ああ。認めたくはないがこちらが劣勢であることはたしかだ」

 

石田と島が眉間にしわを寄せて頭をつき合わせている。

ちなみにおれはパイプの上で寝転がっている。

 

「(いや、これは劣勢ってレベルじゃねーよ。西方十勇士ほぼ壊滅してんじゃん)」

「相手があれほど手練れ揃いとは予想外でしたな」

「いや、川神の奴ら相手なんだからある意味予想できただろ。逆に」

「阿呆どもには西方十勇士の名はふさわしくなかったようだな」

「おいおい、仲間に阿呆はないだろ三郎クン」

 

まあ、頭がいいバカとはよく思うが。こいつらはなぜ戦いの話になると相手を見下す癖がある。

 

「おい、その名で呼ぶな。イライラしてくる」

「いや、お前の名前だろ~」

「そんな平凡な名前など、出世街道を歩む俺にふさわしくないのだ」

「三男って長男が優秀だと大概落ちこぼれれるよな三郎クン」

「その名で呼ぶなと何度いえば気が済む!そして俺は一人っ子だ!」

「なんでお前の親がわざわざ三郎って名前付けたか考えないか?」

「今そんなことはどうでもいい!今重要なのはこれからどう行動するかだ」

 

あ、話を戻された。実際に気になってもいるのだが。

 

「御大将。いかがされる」

「とにかく総大将たる俺は身を隠そう。そう簡単にやられてやるつもりはない」

「ならそれがしも共に」

「じゃあ面白そうになってきたし俺も闘い行くか~」

「ついにお前が動くか・・ふ。頼んだぞ。恭介」

「オッケー。やれるだけやってやんよ三郎クーン」

「クソっ。いつか絶対改名してやるからな・・!」

 

ちゃんとおちょくるのも忘れない。

さて。どうしよっかな~・・?

 

 

_川神工業地帯内 夜 川神学園側本陣付近 高台

 

っとクリスからの電話だ。

 

「<大和。今、敵の最前線にいるんだが・・敵の大将らしき姿が見当たらないぞ!?>」

「状況不利とみて隠れたか。了解。そこらへんで暴れといて」

 

クリスとの電話を切り、自分が動く準備を始める。

 

「行くのですか?大和君」

「ああ、今回はあんまり効果的な作戦を立てたわけじゃないからな・・みんながんばってるんだ。俺もなにかしないとな」

 

ここが出番だと思い、俺は行動を起こした・・・

 

「大和君・・。ふふ、あなたも男の子ですね」

 

 

_川神工業地帯内 夜 某所

 

 

「時間稼ぎとは気にいらんがこれもいたしかたあるまい」

「恭介め・・奴がまともに動けば戦況も変わるものを・・・」

「奴は気ままな奴だ。指示を聞く玉ではない。放っておくしかあるまい」

「しかし、いつの間にこのような場所をお探しに?」

「勘だ・・・ふ。ここなら奴らも気づくまい。俺のように小狡い保身に長けた人間しか見つけられまいよ・・もっとも俺は他にも兼ね備えているがね」

「小狡い保身・・か的を射すぎて悲しくなるな。だがおかげで見つけたぜ」

 

「ッ!?なにやつ!」

「ほう。ここがわかるとはな。貴様・・何者だ」

 

 

_視点 直江

 

もし相手がピンチになったとき隠れるであろう場所は粗方下見のときに調べておいたんだ。

こんなにもうまく見つかるとは思っていなかったが・・

 

「俺は直江大和。大将を討ち取りにきたぜ」

「ここを見つけるとはいい読みだが1人で来るとは阿呆だな、直江!!」

「我は西方十勇士が一人、島!いざ尋常に・・」

 

島がおれに向かって構えをとってくるが・・

 

「いや、あんたの相手は俺じゃない」

「あんたの相手はわたしよ!」

 

犬笛で呼んでおいたワン子が島に切りかかる。

 

「くッ。援軍か!御大将!そちらは・・」

「安心しろ島。俺に1人で挑もうとは・・やはり阿呆だな」

 

石田が悠然とした立ち姿で俺に体を向けてくる。

その動きに応じて俺も戦闘態勢をとる。

 

「っ!?なに!・・その構えは・・!」

 

ふ・・さすがに気づいたか。

 

「ど素人じゃないか!!嘗め腐りおって!この阿呆めが!」

 

一瞬でバレた。

 

「貴様に本当の戦いの仕方を教えてやる・・!」

 

そういって石田は俺に日本刀を向けてきた。

だがそのとき

 

「おいおい、素人相手なら抜かんでもいけるだろ」

 

背後から声が聞こえた瞬間。俺の視界は真っ黒になった。

 

 

_??恭介視点

 

「ほい。一ぴき目~」

 

直江という男を学校から借りていた日本刀の柄で殴って気絶させる。

まったく。なんで二人しかいないの思ったのか理解に苦しむ。

 

「お前・・もしや俺を餌に・・?」

「当たり。さすが出世街道爆進中の石田。頭の回転速いなッ・・と」

 

石田に喋っているといきなり殺気に溢れた弓矢が飛んできた。

おそらくこの男を倒したせいだろう。

男の服から携帯を回収して物陰に飛び引く。

ちゃんと毛利が爆薬つきの弓矢でやられたことも考慮して隠れる。

石田もそれに気づき同じ場所に入ってくる。

 

「おい。あいつの携帯なんぞ取ってどうするつもりだ」

「簡単。隠れ場所もばれてるし、こちらが負けてる。ならもうここを相手に教えて来てもらおうという考え」

 

石田が頭に手を置きながら俺の案にゆっくりと頷く。

 

「たしかに勝つなら今からまた隠れるよりもその方がいいかもしれん。やれ」

「りょーかい。え~と、一番最近掛けたやつは~っと」

 

携帯履歴の一番上にあるクリスという名前に電話をかける。

 

「<ん?大和か。どうした?今、おまえの言う通り敵本陣であばれているが・・>」

「へぇ~。この携帯の持ち主の名前って大和なのか」

「<!?貴様は誰だ!なぜ大和の携帯を・・>」

「ちょいと拝借中。なんで持ってるかはわかるだろ」

「<ぐぬぬ。いったい何が要件なんだ!>」

「ここに大将いるんで倒したければこいって味方さん達に伝えてくれませんかね」

「<罠を仕掛けてるんじゃないのか>」

「来なければそれはそれで時間稼ぎにはなるしな。お好きなように」

「<・・・場所を教えてくれ>」

「宜しくお願いしま~す!」

 

場所を教えた後、電話を切って直江の体の上に携帯を投げておく。

殺気が全然止んでないので今出ると確実に弓が飛んでくるのがまるわかりだからだ。

石田と向き合ってやることを決める。

 

「石田は島の方の援護に行ってくれ。敵の本隊が来る前にこれ以上の戦力ダウンは避けておきたいし」

 

まったくもって島が戦ってたことを忘れてたなんてことはない。

 

「ふ。俺一人で阿呆どもを蹴散らすこともできるがな」

「光龍覚醒・・だったっけ?たしか体に負担あんだろ?どうでもいい時に使うなよ。いざって時に使え」

 

こいつは寿命が減るとかいうハイリスクな技をいつもポンポンだそうする。

「それもそうだな。では俺が直々にあの雑魚を屠ってやろう」

 

そういって二人の戦っている方向へ歩き出す。

 

「よろしく~」

 

では自分もできる範囲で戦いますか。

 

「お前はその間何をしておくつもりだ」

「じゃあ上から降下中のなんかの相手しとくわ」

 

すぐさま俺は後ろに跳躍する。

するとついさっき自分がいたところに上から高速な何かが通過した。

それは俺がいた場所を通過した後に止まってこちらに振り向いた。

それの正体は川神学園の制服に身を包んだ黒髪ポニーテールの女だった。手には俺と同じく日本刀。

彼女はこちらに顔を晴れやかにしながら喋りかけてきた。

 

「今のを避けるとは。義経はとても驚いた!」

「俺は上からいきなり襲ってきたことに驚いたよ」

「そ、それはすまなかった。戦と聞いてヘリで急いできたから投下されるしか方法がなくて」

 

急いでくるのになぜへりが必要なのかとは言わない。ついでに相手も謝ってはくるが構えはとかない。

 

「とにかく敵ってことで間違いないな」

「義経もそう思う」

「了解・・っと!?」

 

その言葉と同時に両方が躍り掛かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




キャラの性格軽く変わってたり、オリキャラとの会話でなにかおかしくなったり・・・なんか自分でもあんまり納得できてないんで指摘とか助言ほしいかもです。
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