東方既想録   作:名無しのぼっち先輩

4 / 4
今回も見てくれてありがとうございます!ではどうぞ!


第4話

「それにしても君は面白いねー」

 

「ありがとうございます」

 

あの後お茶でもどう?と誘われて世間話をしていると妙に気に入られてしまった。

 

「すみませんが今日はこれくらいで…」

 

「敬語は良いよ。私たちの仲じゃん!それに今日はここに泊まりなよ!そうすれば時間は気にしなくていいでしょ?」

 

私たちの仲って言われる程に仲良くなったらしいぞ。やったね。

 

「分かった。けど本当に良いのか?神様と寝るなんて…」

 

「いいのいいの!気にしないで!楽しい方が私も好きだから!」

 

そして1晩明け…

 

「諏訪子様!大和の国がこの国を今日奪いに来るそうです!」

 

「なんだって!?それは不味いことになったね…」

 

「何がマズイんだ?」

 

「相手は軍神でもあるのさ。けど私は…」

 

ふむ…それは確かにまずいな。俺がやってもいいが神が人に頼ったとあっては面目丸潰れだしな。仕方がない。

やるか…悪役ごっこ

 

「分かった。俺が何とかしてやる。」

 

「何とか出来るのかい!?」

 

「出来るが諏訪子の協力が必要だ。」

 

「分かった。私に出来ることならなんでも言ってくれ。」

 

「ならこの国を相手の軍神と2人で統治することと俺とは会わなかったことにしてくれ」

 

「最初はそれしか方法がないって事で理解できるけど最後の会わなかったことにするってどういう事?」

 

「俺とあったことにすると都合が悪いだけだ」

 

「…分かった。でもそれが終わったら普通にしてもいいんだよね?」

 

「あぁもちろん構わない。」

 

そして…

 

「私は大和の国の神。八坂神奈子だ!諏訪の国の神はいるか!」

 

「私がそうだよ」

 

「私たちが来た理由は分かるな?」

 

「国取りでしょ?いいから始めよう。」

 

「いいだろう。では行くぞ!」

 

結果は神奈子の勝ちだった。諏訪子もかなり善戦したがやはり軍神である神奈子には勝てないようだ。

 

「さてと、そろそろ行くか。」

 

「そこの神共!国は俺が貰い受ける!取られたくなければ戦え!」

 

すると諏訪子と神奈子が同時にこちらを向いた。陰キャにその目はキツいっす……

 

「貴様何者だ!」

 

「何者と聞かれて答えると思っているなら相当な阿呆のようだな?俺は戦えと言ったはずだぞ?」

 

その瞬間俺の背中から黒い翼のようなものが噴出した。

 

「来い神共。2人まとめて返り討ちにしてやる。」

 

そう言うとまず神奈子が御柱を飛ばして来た。

 

「その程度か…」

 

俺はすぐさま反射させ御柱が跳ね返り神奈子に確実に当たるように神奈子を後ろから殴り飛ばした。すると思いっきり飛んだ神奈子が自分で飛ばした御柱にぶつかり倒れた。

 

「そちらの神は?来なくていいのか?」

 

「私はもう動けないよ…」

 

「そうか。なら」

 

そう言って俺は神奈子を起こし

 

「この国は2人で統治しろ。それが出来ないなら俺がこの場から引く事は無い。」

 

「分かったよ…」

 

「それが聞ければ充分だ。神が自分の言ったことを曲げるとは思わないからな。良かったな諏訪子。俺はもう行く。」

 

「あっ!待っ」

 

最後まで聞かないまま俺は背中の翼で飛び立った。

 

さてと、次はどこに行こうかなー

 

あれ?あれは…天狗かな?

 

「こんにちはー。ここはなんて言うところなんですか?」

 

「ここは鬼が支配している妖怪の山だ」

 

「入っても良いですか?」

 

「ダメだ!ここに入ることは出来ん!」

 

「あじゃあ力づくで入らせてもらいますね」

 

普通に殴ったらすぐに気絶してくれたのでこれは入るしかないですよね。

 

色んな天狗が道中侵入者を排除するーとか言ってかかってきたのでもれなく全員返り討ちにしてあげた。

 

そして今俺の目の前には…

 

「お主が侵入者か。私は天魔と呼ばれている天狗の長だ」

 

前世で魔王と呼ばれていた存在がいます…

 

「いえ人違いです。いつの間にかここにいただけです」

 

とりあえず誤魔化そう!戦うのなんか無理無理。僕平和大好きー棒

 

「そんなわけなかろう…ここには天狗たちを倒さないと来れんはずだぞ。」

 

呆れられたしバレちゃったよ

 

「えっとすみません。どうしても入ってみたかったので…。」

 

「はぁ。分かった。特別に許そう」

 

よっしゃァァァ!!!戦わずに済んだー

 

「ありがとうございます!じゃあひとつ聞きたいのですが…」

 

「なんじゃ?」

 

「この山の頂上に鬼はいますか?」

 

そういった時天満の目つきが変わった。

 

「お主…鬼になんの用じゃ?」

 

「会いたいです」

 

「やめておけ。どうせ戦いを強いられて殺されるぞ」

 

「心配してくれるんですか?可愛いところもあるんですね」

 

「あまり年寄りを揶揄うでない」

 

「からかってません。本心です。」

 

「そ、そうか」

 

あれちょっと気持ち悪かったかな?まぁいいか

 

「大丈夫です。こう見えて結構強い方なんです」

 

「分かった。どうしてもと言うなら止めんが、絶対に死ぬでないぞ」

 

その言葉は2回目なんですよねー

 

「分かりました。ではいってきます」

 

その後必死に山を登った。虫が嫌いだから何度も諦めそうになった。けど頑張った末にやっとたどり着いた。

そしてやっと…

 

「人間がここに来るなんて珍しいね。私は伊吹萃香よろしくね」

 

「私は星熊勇儀だ。よろしく」

 

「やっと会えたァァァァァァァァ!!!!!」

 

「うわっ!ビックリした!」

 

「急に叫んでどうしたんだい?」

 

「俺鬼に会いにここまで来たんです…」

 

「へぇ?なんだって鬼に会いにここまで来たんだい?」

 

「可愛い鬼を探して目の保養にする為です。」

「…え?ホントに?それだけ?」

 

「それだけとは何ですか!?今まで神様だからとか仕事だからとかで諦めてましたがもう我慢の限界です!俺だって恋人が欲しいんですよ!」

 

「じゃあ私たちを恋人にする為に来たのが本心じゃないのかい?」

 

「いいえ!本当に目の保養に来ただけです!それにお2人はとても綺麗だし可愛いので俺には勿体ないです!」

 

まぁ本当に綺麗で可愛いしな。鬼は嘘が嫌いだから本音で話さないとガチで怖い…

 

「まぁいいや。それよりここまで来たなら相手してよ」

 

「そうだな。私たちどちらかと戦おうじゃないか」

 

あっこれもしや死亡ルート?

 




今回もありがとうございました!次回も是非よろしくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。