The end of the journey 〜最果ての旅〜   作:カズめぐ

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アスカ視点です。


Another Side 3

第14使徒戦、早朝。

 

「初めまして、セカンドチルドレン。いや、君も初めましてではないのかな?」

 

「挨拶なんてどうでもいいわ。それより、アンタに話があるのよ。」

 

「僕に話かい?ちょうどよかった。僕も君に聞きたいことがあるんだ。」

 

「何よ?」

 

「おや?僕から先に聞いてもいいのかい?」

 

「いいから、早く言えっての。」

 

「じゃあ、聞かせてもらおう。なぜ、君は全てを知った上で、こんな事をしているんだい?」

 

「…。答えたくないわ。」

 

「なら、質問を変えよう。なぜ、君がそのような辛い役目を果たそうとするんだい?」

 

「私しかいないのよ、あそこには。だから、私がやるしかないの。」

 

「それは、義務感からかい?」

 

「それも、あるわ。でも、半分以上は復讐のためよ。」

 

「復讐か。ふふふ。君は素直じゃないんだね。」

 

「それが私の取り柄だもの。」

 

「そうか。なら、僕からの質問は終わりにしよう。」

 

「じゃあ、次は私ね。まず、一つ目はお願い事よ。」

 

「君からのお願い事?それは気になるね。」

 

「いちいち、勘に触る言い方ね。まあ、いいわ。今日、使徒が来ることは知ってるのよね?」

 

「あぁ、もちろん。」

 

「そいつがめちゃくちゃ強いことも?」

 

「うん。」

 

「なら、シンジが危険な時はアンタが助けてあげて。」

 

「僕が?どうしてだい?」

 

「私は私のことで手一杯であいつのフォローまではできないのよ。」

 

「でも、シンジ君なら普通に勝てると思うけどな。」

 

「それはあいつが冷静な判断ができた時よ。でも、多分あいつは私が危ない目に遭うと、私を庇って自分が危ない目に遭うはずよ。」

 

「なぜ、そう言い切れるんだい?」

 

「あいつは私を助けれなかったことに負い目をかんじてる。だからよ。」

 

「なるほど、半分正解だけど、まだ半分足りないな。」

 

「はっ?何言ってんの?」

 

「なんでもないさ。わかった。その役目、引き受けよう。」

 

「ふん。しくるんじゃないわよ。」

 

「そんなことはしないさ。シンジ君のためだからね。」

 

「やっぱり、アンタってホモだったのね。」

 

「ホモ?それは、ホモサピエンスのことかい?それなら僕は違うよ。」

 

「違うわよ。同性愛者のことよ。」

 

「それも違うさ。そもそも、僕には性がない。使徒だからね。それに、シンジ君は僕の大切な友達さ。」

 

「あっそう。じゃあ、最後に質問するわ。」

 

「どうぞ。」

 

「アンタ、シンジにS2機関のことは任せろって言ったらしいわね。」

 

「あぁ、言ったさ。」

 

「アンタ、もしかして。」

 

「その、もしかしてだよ。」

 

「なんで、そんなことをするわけ?」

 

「僕はシンジ君の幸せを願ってるからね。」

 

「あいつはそんなこと望んでないわよ。」

 

「望んでなくてもしなくちゃならないんだよ。僕の存在はシンジ君の幸せの邪魔でしかない。」

 

「だけど、他にやり方があるでしょう。」

 

「これが、最適解だよ。」

 

「なんで、言い切れるのよ。」

 

「あとでわかるさ。それより、君はそろそろ行かなきゃだろ?」

 

「そうね。まあ、あとは任せたわ。」

 

「ふふ。やはり、君たちに純粋な幸せは似合わないね。でも、苦労した先に掴める何かがあるはずだよ。」

 

「ふん。どうでもいいわ。」

 

こうして、私はナルシスホモと別れて、ネルフにむかったのであった。

 

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