世界を行き来する転生者   作:削除済

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鷹野 折紙様、SA9RA様、愚物様、
クロストフューチャー様、前島 亜美様

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第13話 【世界樹ノ神狼】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーノルド

「オーウェン!!!そいつが城に入って来たら客室に連れておけ!!!!我自らの手でそいつの首を斬り落とす!!!!!!」

 

レッドオーガの騒動から数日後、

異世界ではアルセリア王国の王城の謁見の間でレクシアの父『アーノルド・フォン・アルセリア』が怒鳴りながら【斬剣グレイクル】を振り回していた。

 

 

オーウェン

「陛下!!落ち着いてください!!!

それに殺してはいけません!!!!」

オーウェンは我を忘れ暴走しているアーノルドを落ち着くように説得している。

 

何故このようになったのかは少し時間を遡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーノルド

「面を上げよオーウェン。」

 

オーウェンは【大魔境】で雄助と会いその後の報告をアーノルドに伝えた。

 

アーノルド

「まさか本当にあの【大魔境】に人が住んでいたとは。」

 

オーウェン

「ですが陛下、ユウスケ殿は信用に足る人物です。

ひと月後にこの城に招待する手筈になっております。

歓待の際に「その者が……」えっ?」

 

オーウェンが話している途中アーノルドが口を開く。

 

 

アーノルド

「その者がレクシアに求婚したというのは本当か?」

 

オーウェン

「いいえ、ユウスケ殿ではなくレクシア様の方から求婚をしました。」

 

アーノルド

「そうか………」

 

オーウェン

「……………あ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーノルド

「おのれぇぇぇぇぇ!!!!絶っっっ対に許さあああん!!!!」

 

オーウェンがアーノルドの言葉をうっかりと答えてしまったことによって今に至った。

 

 

オーウェン

「何で貴族というのはこうも面倒なんだぁぁぁぁ!!!!!!」

 

アーノルド

「神よぉぉぉぉ!!!我の娘を穢した愚者に裁きをぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

オーウェンはアーノルドとの会話のやりとりで謁見の間でそう叫んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄助

「さて、今回の戦利品は。」

 

同時刻、雄助は【大魔境】の探索で出会った【キング・オーク】を倒して戦利品を確認していた。

 

 

雄助

「…遠くから殺気を感じたので【千里眼】で確認しましたがあれがアルセリア王国でしょうか。」

 

雄助は【全知全能】のスキルの一部、【千里眼】でアーノルドの殺気を感じた方向に顔を向けるとアルセリア王国が雄助の目に入った。

 

 

「ヴヴヴ………」

 

すると雄助の近くから何かのうめき声が聞こえた。

そこには全身が傷だらけの黒い子犬が雄助を睨んでいた。

 

 

 

 

 

 

【ブラック・フェンリル】

 

レベル:500

 

魔力:10000 攻撃力:10000 防御力:10000

俊敏力:15000 知力:10000 運:10000

 

雄助

「…………フェンリル。」

 

雄助はブラック・フェンリルに向けて手を翳す。

すると、先程まで大怪我していたブラック・フェンリルの傷が無くなった。

 

 

雄助

「これで大丈夫ですよ。」

 

雄助

(お爺さんでしたらこの子を絶対放ってはおけないですし、助けなかったらバチが当たりますからね。)

 

 

雄助はその場を去ろうとする。

 

 

ブラック・フェンリル

「ワン!」

 

『スキル【テイム】を拾得しました。』

 

するとブラック・フェンリルが雄助の足に擦りつくと同時にメッセージが表れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄助

「只今戻りました、『ユグル』君。」

 

翌日、雄助はブラック・フェンリルを家族として迎い入れた。

雄助はブラック・フェンリルにユグルと名付けた。

 

だが、ユグルの見た目は雄助と出会った時と全く異なっていた。

 

 

黒色の他に、金、銀、白、緑、黄、橙、赤、青、紫色等様々な色が所々に生えており、体毛からは光沢が現れて夜空に見る星を表現するかのような美しさが溢れ出していた。

何故この姿になったのか、それは雄助がユグルをテイムした時の事だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『【ブラック・フェンリル】が進化を致します。』

 

スキル【テイム】を獲得した直後、ユグルの体が光始めた。

 

 

そして、光が収まるとユグルは雄助が家族として迎い入れた時の姿になっていた。

 

雄助

「体毛の色が増えてますね。」

 

雄助はユグルが進化したというのに顔色を変えず、ユグルのステータスを確認する。

 

 

 

 

 

【ユグル】

 

種族:世界樹之神狼(ユグドラシル・フェンリル) レベル:超越

 

魔力:超越 攻撃力:超越 防御力:超越

俊敏力:超越 知力:超越 運:超越

 

スキル:【完全なる存在(アースガルド)(現在使用不可)】

万物の掟(ヴァナヘイム)(現在使用不可)】

神聖なる光輝(アルヴヘイム)(現在使用不可)】

生命の理(ミズガルズ)】【原初の巨人(ヨトゥンヘイム)】【鍛造の魂(ニダヴェリル)】【穢れたる邪悪(スヴァルトアルヴヘイム)(現在使用不可)】【破滅の業火(ムスペルヘイム)】【永久凍土の極寒(ニヴルヘイム)】【無間の冥界(ヘルヘイム)(現在使用不可)】

【世界樹ノ神狼式魔法】

 

備考:【神譲 雄助の配下】【超越者】

 

ユグルの種族は前の種族の面影はなく、様々なスキルや称号を獲得していた。

 

雄助

「…………成程。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄助

「ユグル君、散歩に出かけますよ。」

 

ユグル

「ワン!」

 

数日後、雄助達は充実していた。

2つの世界を行き来して楽しく過ごし、今日はユグルと共に現実世界の河原付近から公園まで散歩に行く。

 

 

 

 

「あれ?雄助さん?」

 

すると後ろから雄助の名前を呼ぶ声がして、後ろを振り向くと佳織がいた。

 

 

雄助

「佳織さん、こんにちは。」

 

佳織

「こんにちは、ところで雄助さんその子は?」

 

佳織は雄助の隣りにいるユグルに目を行く。

 

 

雄助

「紹介します、この子は僕の新しい家族ユグル君です。」

 

ユグル

「ワン!」

ユグルは元気よく吠えて佳織に挨拶した。

  

佳織

「はじめましてユグルさん私は佳織と言います。」

 

佳織は自分の名前をユグルに教えて頭を撫で始めた。

 

 

ユグル

「わふ~」

 

ユグルは佳織に撫でられたこと嬉しく尻尾を左右に揺らす。

 

 

佳織

「ユグルさん、とてもフワフワしていますね。

雄助さん、ユグルさんの犬種は何ですか?」

 

佳織は雄助にユグルの犬種を聞き出す。

 

 

雄助

「それが分からないんです、家の帰りに偶然出会った子ですから。」

 

雄助は異世界の犬、又は魔物だと言えない為誤魔化した。

 

 

一般人1

「スゴい!!……マンガでしか見られないイケメンとワンちゃんと美少女のコンボ!!!」

 

一般人2

「マンガだけかと思った!!!」

 

雄助の他にもこの道を通ってる一般人は雄助達との関わりを見ていた。

 

 

 

「あら?もしかして雄助さん?」

 

するとまた佳織の時と同じように名前で呼ばれ、雄助は振り向くとそこには、モデル撮影の為、一緒に撮影した美羽と再会した。

 

 

雄助

「お久しぶりです美羽さん。

美羽さんはもしかしてここをよく通るのですか。」

 

美羽

「はい。

私の家この近くにあるので、この時間ではよくこの辺を散歩してるんです。」

 

佳織

「あの…雄助さん、そちらの方は……」

 

雄助

「紹介します。

この方はモデルの美羽さん、以前一度だけモデル撮影をしたんです。

そして美羽さん、こちらは佳織さんで僕の友人です。

そして佳織さんが抱えている犬は僕の家族ユグルです。」

 

ユグル

「ワン!」

 

雄助は佳織と美羽にそれぞれの人物について説明し、ユグルは佳織の時と同じように美羽に挨拶した。

 

 

美羽

「初めまして佳織さん、モデルの美羽です。」

 

佳織

「こ、こちらこそ初めまして。」

美羽と佳織はお互いに挨拶する。

 

美羽

「あの…雄助さん。

もしかしてよくこの辺を散歩するんですか?」

 

雄助

「はい、ユグル君が来てから毎日ここを通るのが日課になっています。」

 

美羽

「……そうですか、ふふっでは私はこれで。」

 

美羽

(これからは毎日この時間にここを散歩しようかしら。)

 

美羽はその場を去り、今日からこのルートを毎日通る事を決めた。

 

 

佳織

「あの……雄助さん。」

 

雄助

「何ですか佳織さん?」

 

佳織

「美羽さんととても親しく話していましたが、もしかして……お付き合いされているんですか。」

 

雄助

「いいえ。」

 

佳織は勇気を持って雄助は美羽と付き合ってるか質問するが雄助は美羽とは付き合ってないと即答した。

 

 

雄助

「僕と美羽さんでは釣り合いませんよ。」

 

佳織

「………そんなことはありません。」

 

雄助

「気を遣わなくて結構ですよ佳織さん。」

 

佳織は雄助には聞こえないよう言ったが雄助にはハッキリと聞こえた為すぐに返答した。

 

 

「だ、誰か、ひったくりよ!!!」

 

話の最中、悲鳴が聞こえその声の方に向くと、お婆さんがその場に倒れて、その先にいるジャージを着た男が鞄を持って逃げていた。

 

 

雄助

「ユグル君、頼んでいいですか。」

 

ユグル

「ウォン!!」

 

ユグルは鞄を盗んだ男を追いかけ、雄助は倒れたお婆さんに近づく。

 

 

佳織

「おばあちゃん大丈夫ですか。」

 

お婆さん

「大丈夫、でも鞄が……」

 

雄助

「大丈夫ですよお婆さん、見てください。」

 

雄助は指を指しお婆さんと佳織はさされた指の方を見る。

 

 

ジャージ男

「放しやがれこのクソ犬…ァァァ!!!!」

ユグルはジャージ男が盗んだお婆さんの鞄を器用に頭に乗せ、ジャージ男の服を引きずりながら戻ってきた。

 

雄助

「お手柄ですよユグル君。」

 

ユグル

「ワン!」

 

雄助に褒められたユグルは、尻尾を勢いよく振った。

 

 

ジャージ男

「糞が……ッ!!?」

 

ジャージ男が体を起こそうとした瞬間、地面に叩きつけられた。

 

雄助

「無駄な抵抗はやめて下さい。

警察を呼んだので逃げられませんよ。」

 

雄助はジャージ男が逃げないよう足で頭を押さえ、両腕を背中に抑え込んだ。

 

 

 

 

 

佳織

「雄助さん…大丈夫ですか。」

 

雄助

「はい、体には傷1つついていませんよ。」

 

ジャージ男は逮捕され、と婆さんやその周りにいた人達は雄助に歓声や感謝された。

だが佳織だけが雄助の心配した。

 

 

佳織

「でも、雄助さんに何かあっても心配する人はいると思いますよ。

 

 

 

 

………私は心配しました。」

 

佳織は頬を赤らめ恥ずかしながらも雄助に自分の気持ちを出した。

 

 

雄助

「………そうですね、すみませんでした。」

 

雄助は自分の行動を改め、1日を終えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   ここに到達した者へ

   ~賢者の手記(しゅき)~

 

ある日、雄助は一冊の本を手に取る。

 

 

 




読者の皆さん、大変長らくお待たせしました。

実は魔改造したキャラの見た目やスキルを考えるのに約2ヶ月も経ってしまいました。

話は変わりますが、
『異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する~レベルアップは人生を変えた~』では人気投票をやっていますが皆さんは誰を入れましたか。

ちなみに僕は天上 優夜君とNo.7とNo.14です。

この作品を読んで原作を読み始めた人の為に2人だけ名前出さないでおきます。

誤字報告宜しく御願いします。
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