世界を行き来する転生者   作:削除済

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烈火の明星様、コードロイさま、ω0様、
最古の神様、シロクロs様、
星空星空星空星空星空様、

お気に入り登録有難う御座います。

それと皆さんにお伝えします。
雄助の言葉や今までの話の内容を直しましたので、気分次第でも良いので読み返して見て下さい。





第15話 初めての遊び

 

 

 

賢者の力を受け継いだ雄助は翌日、【王星学園】に登校する。

 

雄助

「お早う御座います佳織さん、楓さん。」

 

登校時雄助は、佳織と楓に挨拶をする。

 

楓

「あ、雄助君!佳織さん、おはよう!!」

 

佳織

「おはようございます、雄助さん、楓さん。」

 

2人も雄助と同じように挨拶する。

 

雄助

「お二人共今日は嬉しそうですね、今朝何か良いことがあったんですか。」

 

雄助は2人の機嫌が良いことに気づいた。

 

佳織、楓

「「え?」」

 

2人は雄助の言葉を聞いて顔を見合わせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沢田

「さて、年間行事予定にも書いてある通り、来週は野外学習が待っている。

お前ら準備はできてるかー?」

 

雄助以外全員

『はい!』

 

HRが始まると担任の沢田はクラス全員にそう話した。

 

雄助

(野外学習……確か正式名称は野外教育と言い、

野外教育は自然の中で組織的、計画的に一定の教育目標を持って行う自然体験活動の総称とパソコンに書いてありましたね………)

 

沢田

「そういえば、神譲は知らないんだったな。

それじゃあ改めて説明しよう、うちは将来的にエリートと呼ばれるような立場になるに違いない者が集まる。

実際、【王星学園】の卒業生は皆各業界で活躍しているからな。

そこでお前たちは社会の荒波に揉まれても大丈夫になるよう、自然の厳しさを体験し、どんなに辛さも耐え抜けるような精神性を身につけるよう行うんだ。」

 

沢田はクラス全員に野外学習について説明した。

 

雪音

「……先生はああ言ってるけど、要は新しい環境に馴染むためにキャンプをするだけ。

まあ貴重な体験にはなるし、成長もできるはず。

一泊二日で、準備が必要なモノをまとめた紙が配られると思うから、それを参考にすればいいと思う。」

 

雪音は雄助により詳しく説明する。

 

雄助

「成程」

 

沢田

「さて、それじゃあしおりを配るから準備はしておけ。」

 

沢田はクラス全員にしおりを配り、雄助は直ぐ内容を見た。

 

 

 

 

 

 

1.本人

 

2.鞄。リュック等の大きめの物が望ましい。

 

 

 

雄助

(確かに本人がいないと意味がありませんね。)

 

雄助は必要な物に本人と書かれていることが普通に書いてあると勘違いしたまましおりの内容を読み続ける。

 

 

 

 

 

 

楓

「雄助君、よろしくね!!!」

 

晶

「やあ、雄助君!僕も一緒の班さっ!」

 

雄助

「宜しくお願いします楓さん、晶君。」

 

その後雄助達は沢田に班を決められ、楓と晶が雄助と同じ班になった。

 

晶

「君付けなんてよそよそしいじゃあないか!

僕のことは気軽に晶と呼んでくれ!!

それか貴公子でも………」

 

「前振りが長い!そこどきな!!」

 

晶

「酷い!?」

 

晶は吹き飛ばされ、後ろから1人の女子が前に出てきた。

長い黒髪の長身で綺麗な容姿をしなながら、気の強さを感じる女子は雄助に語りかける。

 

凛

「アタシは神崎 凜(かんざき りん)。

呼び捨てで構わないからさ、よろしくね雄助。」

 

雄助

「宜しくお願いします神崎さん。

ですがすみませんこれが普通なので呼び捨ては流石に無理です。」

 

凜

「…噂通り、【王星学園の王子】って呼ばれているだけあるわ。」

 

凜は雄助の顔を増し増しと見つめる。

 

雄助

「噂ですか?」

 

雄助は首を少しだけ傾ける。

 

凜

「いや、こっちの話さ。

そこのアホも黙ってりゃ【貴公子】って言われても頷けるんだけどねぇ。」

 

晶

「本当かい!?ぜひ呼んでほしいな!!!」

 

凜

「ずっとこの調子じゃ呼ばれる機会はないだろうけど。」

 

晶

「何故だ!?」

 

雄助

「…………」

 

雄助は凜達のやり取りを見て内心楽しく感じた。

 

楓

「ねぇねぇ、何持ってく?」

 

凜

「やっぱりトランプとかは必要じゃない?」

 

晶

「君たちがゲーム類を担当するなら、僕はお菓子を持っていくよ。」

 

楓達は当日、持っていく物について話す。

 

雄助

「しおりに書いてない物を持ってって大丈夫何ですか?」

 

雄助は楓達に質問すると、驚いた表情を雄助を見ていた。

 

楓

「え?せっかくのキャンプなんだし遊べるもの持ってこないと楽しめないよ。」

 

凜

「そうそう、ていうかそういうのは中学までじゃない?」

 

晶

「なんだい雄助君、君はキャンプ初心者なのかい?」

 

雄助

「うん。」

 

晶

「それじゃあ【キャンプの貴公子】である僕が―――」

 

凜

「アンタは黙ってて。」

 

晶

「喋らせて!?」

 

晶は雄助にキャンプについて説明しようとしたが、凜にもう一度止められてしまった。

そうしている内に当日の準備は決まって終わりを迎える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

亮

「ヨシ!!それじゃあ遊びに行くか!!!」

 

楓

「オー!!!」

 

慎吾

「た、楽しみだね。」

 

凜

「緊張しなくてもいいよ慎吾。」

 

雄助

「晶君と雪音さんを連れていけなかったのは残念ですけど。」

放課後、雄助は亮と慎吾、楓と凜

 

 

 

 

佳織

「皆さん、今日はよろしくお願いします。」

 

そして佳織と一緒に遊びに出かける。

 

慎吾

「だ、だって緊張するよ!

あの佳織さんと遊べるなんて……!!」

 

亮

「それにしても雄助すげぇな、佳織さんと知り合いなんて。」

 

凜

「そうそう、佳織さんって【王星学園】の理事長の娘さんだし身に纏っているオーラが高貴すぎるから!」

 

亮と凜の言葉を聞いた佳織は苦笑いするしかなかった。

 

雄助

「亮君、凜さん、佳織さんはそんな大層な人じゃありません。

理事長の娘だからそう思っていますから佳織さん自身は僕達と変わりはありません。」

 

雄助は亮達に佳織はどういう人物かを話した。

 

慎吾

「す、すごいね雄助君。

そういうこと言えるの雄助君だけだよ。」

 

亮

「皆、ついたぜ!!!」

 

そうやり取りしている内に目的地に辿り着いた。

辿り着いた場所は八階建ての百貨店だ。

 

亮

「ここで買い物して、皆でゲーセンで遊ぼうぜ。」

 

佳織

「私、大勢でこういうところで遊ぶの初めてです!」

 

雄助

「そうなんですか、実は僕もなんですよ。」

 

亮、慎吾、楓、凜

「マジで(そうなの)(ウソでしょ)!!!?」

 

亮達は雄助と佳織の言葉に驚愕する。

 

楓

「こ、こんなところに絶滅危惧種が2人いるなんて………」

 

亮

「そ、それじゃあ2人にも楽しませないとな。」

 

凜

「そうだね、佳織さんとアタシで服も見に行きたいし。」

 

亮

「おいおい、まずは雄助のリュックを買わねぇと。」

 

そうして雄助達は百貨店に入る。

 

 

 

 

 

雄助

「ここがゲームセンター………」

 

佳織

「すごいですね!!」

 

買い物を終えた雄助は佳織と共に人生初めてゲームセンターに入った。

 

楓

「私たちには普通のゲーセンに見えるけど、初めてならではの感じだねぇ。」

 

亮

「それじゃあ遊ぼうぜ!!」

 

雄助達は早速ゲームセンターで遊ぶゲームを探す。

 

慎吾

「こ、これは!!」

 

すると慎吾はUFOキャッチャーの前で立ち止まった。

 

亮

「どうした慎吾。」

 

慎吾

「あ、あのね、あのクレーンゲームに僕の見てるアニメの好きなキャラのフィギュアがあったからさ……」

 

慎吾はクレーンゲームに指を指す。

指した先には、魔法少女のフィギュアが入った箱が置かれていた。

 

慎吾

「で、でもこのクレーンゲーム苦手なんだよね……

今回はあまりお金はないし、また今度にするよ。」

 

雄助

「では、僕が変わりにやりましょう。」

 

慎吾は諦めようとした時、雄助はUFOキャッチャーに挑戦する。

 

亮

「お、やるのか雄助。」

 

凜

「初めてのクレーンゲーム、楽しみだねぇ。」

 

楓

「頑張れー雄助君!!」

 

亮達は初めてやるクレーンゲームを応援する。

 

雄助

「………………」

 

慎吾

「ゆ、雄助君?」

 

佳織

「どうかしたんですか?」

 

中々始まらない雄助に亮達が心配する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄助

「どうやって操作すればいいのか分からないんです。」

 

慎吾達は雄助の言葉を聞いて盛大にズッこけた。

 

亮

「そ、そうだったな雄助は初めてだもんな。」

 

亮達は取り敢えず雄助にUFOキャッチャーの操作を教える。

 

雄助

「では、行きますよ。」

 

雄助は亮達に教えられた通りにクレーンを動かすと、箱を掴んで入り口に落とすことが出来た。

 

雄助

「慎吾君、どうぞ。」

 

入り口から取り出したフィギュアの箱を慎吾に渡す。

 

慎吾

「え、ええ!?

そ、それ雄助君が取ったんだよ!!もらえないよ!!!」

 

雄助

「慎吾君が欲しがってたので僕はこのクレーンゲームをやったんです。

それとこれは僕と佳織さんをゲームセンターに連れてってくれたお礼として受け取って下さい。」

 

慎吾

「ゆ、雄助君がそういうなら……」

 

慎吾は最初は遠慮したが最終的にはもらうことになり、慎吾の表情は嬉しそうだった。

 

亮

「それにしてもすげぇな、もしかしてこれ確率機ってやつじゃねぇの。」

 

佳織

「確率機?それは一体どういうものですか?」

佳織は確率機という見知らない単語を聞く。

 

雄助

「名前から考えて一定の確率で取れる機械だと思うんですけど何か違いますし…亮君、確率機とは一体どういうものですか。」

 

雄助は確率機の意味を答えようとしたが自分が出した答えとは違う気がする為、亮に聞いた。

 

亮

「確率機っていうのは一定のお金を入れたらクレーンのアームが強くなる機械なんだよ。」

 

雄助

「…………詐欺みたいなものですよねそれ。

それに知らない人からすれば怒りませんか。」

 

雄助は亮に確率機の説明を聞いた雄助はそう言葉を返す。

 

慎吾

「で、でもこの確率機っていうのはほぼ全てのゲームセンターにあるから普通なんだよ。」

 

楓

「雄助君!!!これ取れる!!?」

 

会話している間、楓は雄助を別のクレーンゲームに連れていく。

楓が指を指した先は、巨大な猫のぬいぐるみだった。

 

亮

「楓、さっきのはたまたま良かっただけだから失敗したらどうすんだよ。

さりげなくお金も入れているし。」

 

雄助

「やってみます。」

 

雄助はもう一度クレーンゲームをやると、フィギュアの時と同じように一発で取れた。

 

雄助

「取れました。」

 

雄助は取った猫のぬいぐるみを楓に渡す。

 

楓

「ありがとう雄助君!!このぬいぐるみ欲しかったんだ!!!」

 

亮

「な、なあ雄助。」

 

すると亮は雄助に声を掛けた。

 

雄助

「はい。」

 

亮

「このゲーム欲しいんだけど取れるか!?」

 

凜

「アタシはこのぬいぐるみが欲しいなぁ。」

 

佳織

「どれも初めて見ますが、このぬいぐるみが欲しいです!」

 

2回連続一発で取れたからか、亮達は全員自分が欲しい物を雄助に取ってもらうことをお願いする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄助

「これで終わりですね。」

 

雄助は取ったぬいぐるみを佳織に渡す。

 

亮

「すげぇな……もう人間業じゃねぇ。

UFOキャッチーの景品を簡単に取る人間なんて初めて見たぞ。」

 

結果雄助は全ての景品を一発で獲得する事が出来た。

 

凜

「雄助はよかったのかい、自分のは取らなくて。」

 

凜は雄助は自分の分は取らなかったことを聞く。

 

雄助

「はい、僕は元々欲が無いので大丈夫です。

それよりも皆さん、他のゲームもしていきましょう。」

 

楓

「そうだね!!それじゃあ、思いっきりあそぼー!!!!」

 

そして雄助達はゲームセンターで思いっきり楽しむ。

そして雄助は初めてのゲームセンターで様々な結果を残す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楓

「スゴイよ雄助君!!ダメージ受けてないでクリアしちゃった!!!」

 

慎吾

「し、しかも最高スコアを塗り替えたよ!!!!」

 

 

 

 

シューティングゲームをプレイすると楓達が最高スコアを塗り替えた雄助に驚愕し、

 

 

 

 

 

亮

「ちょ、雄助速いって!!

ってかなんだそのドライビングテクニックは!!?

このゲームそんな動きできんの!!!?」

 

凜

「悪いね雄助、1位になるの止めさせてもらうよ。」

 

雄助

「では僕はこのアイテムで回避します。」

 

佳織

「えっと、このまま走ればいいのでしょうか?」

 

楓

「佳織、逆!!逆に走ってるよ!!!!」

 

 

 

 

レースゲームでは常に1位を維持して勝利し、

 

 

 

 

 

亮

「すげぇ!!雄助ミスなしでクリアした!!」

 

雄助

「慎吾君が言ってましたよ。

譜面を覚えれば誰でも出来ると、先程慎吾君がやった曲の譜面とタイミングを全部覚えれば誰でも出来ますよ。」

 

凜

「いや雄助、普通は無理だよそれ。」

 

 

 

 

 

太鼓のゲームでは慎吾の真似をして最高スコアを塗り替えた。

 

 

 

 

 

 

亮

「ふぅ、久々に大はしゃぎしたぜ。」

 

慎吾

「ぼ、僕も………」

 

凜

「それにしても雄助すごすぎじゃない?」

 

楓

「だよねー、色んなゲームしたけど雄助君全部のゲームでハイスコア塗り替えたもんね。」

 

雄助

「そうでしょうか、僕は只ゲームをしただけですから。」

 

様々なゲームをした雄助達は一度休憩していた。

 

佳織

「でも、こんな風に大勢の方と遊ぶは初めてですから………とても楽しかったです。」

 

佳織は嬉しく雄助達に言った。

 

楓

「佳織さん………よし!!

それじゃあ一緒に服を見に行こう!!!」

 

すると、楓は先程の疲れが嘘のように勢いよく立ち上がる。

 

佳織

「ふ、服ですか?」

 

凜

「そう、アタシらみたいな女子高生は見た目に気を使わないとね。

てなわけで、アタシたちはちょっと上の階で見てくるから、ここで待ち合わせしましょ。」

 

凜は女子全員で服を見に行くことを伝える。

 

亮

「俺らも付き合おうか。」

 

凜

「いいのかい亮君?

女子の買い物は君が思っているより長いよ?」

 

亮の返答に凜は悪戯な笑みを浮かべてそう返答した。

 

亮

「……やっぱ遠慮しておく。」

 

亮は凜の言葉を聞いて遠慮した。

 

雄助

「では僕らも何処かに行きましょう。」

 

亮

「そうだな。」

 

慎吾

「う、うん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

慎吾

「良かったぁ〜、欲しかった本が買えたよ。」

 

亮

「良かったな慎吾、それじゃあ集合場所に集まるか。」

 

下の階に行った雄助達は、本屋や装飾店等を周っていった。

 

雄助

「亮君、慎吾君。」

 

すると雄助は2人の名前を呼ぶ。

 

亮

「どうした雄助?」

 

慎吾

「な、何か買いたかった物があったの?」

 

2人は雄助に尋ねる。

 

 

 

 

 

 

雄助

「火事(・・)が発生しています。

直ぐに此処から出ましょう。」

 

亮

「え、雄助何言って……」

 

 

 

客1

「火事だぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

亮が雄助が言った事をもう一度聞こうとした瞬間、1人の客が大声で叫びだした。

 

そして上の階から煙が流れ、状況が一変し始めた。

 

客2

「うわああああ!!逃げろォ!!!」

 

客3

「おい、押すな!!!」

 

客4

「早くここから出ないと!!」

 

他の客も慌てて建物に出る。

 

亮

「ダメだ、繋がらねぇ!!」

 

雄助

「すいません火事の発生場所は何処からですか。」

雄助は先程火事だと叫んだ客に発生場所を聞く。

 

客1

「ゲームセンターの一角からだ。

それより君も早く逃げるんだ!!!」

 

亮

「ゲーセンの一角!?

マズいぞ!!上の階には服を見に行った楓たちが!!」

 

慎吾

「ど、どうしよう!?」

 

そうしている間にも火事は広がっていき、上に行く事がきわめて困難になった。

 

 

雄助

「亮君、慎吾君。

僕は佳織さん達を助けに行きます。

お二人は直ぐ此処から出て下さい。」

 

亮

「雄助!!お前何言って……!!?」

 

亮は雄助を止めようとするが、雄助は瞬間移動でもしたのかと見間違えるスピードで上の階に駆けつけ雄助を止めることが出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

雄助

(この建物に取り残されているのは3人…つまり佳織さん達だけ。

ですが消防隊が来るまでには佳織さん達はこのままだと死んでしまう早く探さないと……………いました。)

 

駆け上がった雄助は佳織達がいる場所に辿り着く。

 

雄助

(女性トイレですがこの状況で立ち止まるわけにはいきません。)

 

雄助

「佳織さん、楓さん、凜さん大丈夫ですか。」

 

雄助は女子トイレに入り、倒れていた佳織達に声を掛ける。

 

楓

「ゆ…雄助……君。」

 

楓は意識は失いそうながらも返事をすることは出来た。

 

雄助

「直ぐにここから出します。

もう少しの辛抱ですので。」

 

雄助は3人を抱えて女子トイレから飛び出して下の階に続くエスカーレーターに駆けつける。

 

雄助

(可笑しい火災報知器が機能していません……まさか)

 

雄助は先程通り過ぎた場所にあった火災報知器に目を向ける。

そこには人には知覚することが出来ないよう結界が貼られていた。

 

その瞬間、雄助の足場が崩壊し落下していく。

落下した直後、辺り一面火に包まれこの階が意志を持っているかのように雄助に襲いかかる。

 

だが、雄助は水のバリアを貼り襲いかかった火は消火された。

それを終えると雄助の足元に1階に繋がるワームホールが現れた。

雄助はそれに入り、建物から脱出した。

そして出ると消防隊が消火作業をし始めてたころだ。

 

消防士1

「君、大丈夫か!?」

 

消防士が雄助に声を掛ける。

 

雄助

「僕は大丈夫ですがこの人達は今危ない状況なんです。」

 

雄助は消防士に佳織達を預け亮達の元に行く。

 

雄助

「亮君、慎吾君、只今戻りました。」

 

亮

「戻りましたじゃねぇよ!!!心配したんだぞ!!!」

 

慎吾

「そ、そうだよ!僕たち雄助君たちのこと心配したんだよ!!!」

 

雄助

「すみません。」

 

雄助は亮達に心配させたことで謝罪をし、消防隊にも怒られ今日という日は幕を開ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神様

「……駄目じゃ、やはり見つからん。」

 

その後、神界では雄助を転生させた神様が巨大な水晶を見つめていた。

 

神様

「探している雄助にも悪いがどうすればよいのか………ん?」

すると、神様の横からワームホールが出現した。

 

 

 

 

 

そしてその空間からは雄助が現れた。

 

神様

「雄助、すまんのぉまだ見つからんのじゃ……!?」

 

神は言葉を失った。

何故なら、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぐぁぁぁ……あああああ!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

雄助

「神様、貴方の力を貸して下さい。」

 

苦しみ続けている金髪碧眼の男の首を持って神のもとにやってきたからだ。

 

 

 

 

 

 

 

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