世界を行き来する転生者   作:削除済

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アリス(アルターエゴ)様、YUKI AKASE様、



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第21話 思わぬ待遇と新たな家族【天尊盤古】森羅

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄助

「魑魅魍魎が跋扈しているこの【大魔境】にこんな場所があるんですね。」

 

ユグル

「わふぅ…」

 

レクシア達を見送った雄助は、【大魔境】を捜索していたが、目の前の光景に感嘆(かんたん)した。

いつ魔物が出ても可笑しくない【大魔境】で、神聖な場所と見間違えるような湖を見つけたからだ。

 

 

雄助

「この世界では【大魔境】の捜索や魔物との戦闘ばかりでしたから此処でゆっくり休みましょう。」

 

ユグル

「ワン!」

 

 

 

 

 

 

 

 

雄助

「【大魔境】にこんな場所があるとは……ん?」

 

ユグル

「ワンワン!」

 

「ブヒィ!」

 

雄助は木にもたれいるとユグルの近くに生き物の気配を感じ取った。

ユグルの方に目を向けると黒い目と紅い毛が特徴の猪と戯れていた。

 

 

雄助

「害は無いようですね、それにあの猪、神聖の類を感じますね。」

 

雄助は猪のステータスを確認する。

 

 

 

 

 

 

孟槐(もうじゅ)

 

レベル:490

 

魔力:60000、攻撃力:5000、防御力:5000

俊敏力:3000、知力:10000、運:10000

 

雄助

「孟槐といえば山海経(せんがいきょう)*1に記されている獣じゃないですか。

魔物は西洋のものだけだと思いましたが東洋もいるんですね。」

 

ユグル

「ワン、ワンワワン!」

 

孟槐

「フゴ?ブヒィ!」

 

雄助は猪、孟槐のステータスを確認していると、ユグルは孟槐を雄助の所まで連れて行き、孟槐は雄助に挨拶をした。

 

 

 

『【聖】に懐かれた為、テイムに成功しました。』

 

雄助は挨拶する瞬間、目の前にメッセージが出現しだして、孟槐の体が光り始めた。

 

 

孟槐

「フゴォ!!!?」

 

ユグル

「ワフゥ!?」

 

雄助

「ユグル君と同じように進化ですか。」

 

すると、また雄助の目の前メッセージが出現した。

 

 

『これから【孟槐】の進化を行います。』

それが出ると同時に、光が一層強まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

孟槐

「フゴォ…ブヒ!!?」

 

そして光が弱まると、孟槐の姿は変化していた。

紅かった毛は、朝昼夕夜(ちょうせきちゅうや)と1日の流れを頭から尻まで表されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

天尊盤古(てんそんばんこ)

 

レベル:超越

 

魔力:超越 妖力:超越 攻撃力:超越

防御力:超越 俊敏力:超越 知力:超越 運:超越

 

スキル

【神通力】【極楽浄土】【厭離穢土(えんりえど)】【六道輪廻】【千変万化】【百鬼夜行】【天尊盤古術】

 

 

 

 

『条件が満たされた為、ユグルのスキル【神聖なる光輝(アルヴヘイム)】が開放されました。』

 

 

ステータス確認をしていると、ユグルのスキルが1つ開放させた。

 

 

雄助

「今日からは貴方は僕の家族です。

そして僕は君に名前を付けます。」

 

ユグル

「ワン!」

 

天尊盤古

「ブヒ!」

 

天尊盤古は、雄助の家族になれた事に飛び跳ねた。

 

 

雄助

「シンラ、今日から君はシンラですよ。」

 

雄助は天尊盤古にシンラと名付け、家族として向かい入れた。

 

 

 

 

 

 

       ✽✽✽✽✽✽

 

 

 

 

 

 

沢田

「お前ら、そろそろ球技大会の時期だぞー。」

 

生徒1

「キタァァァ!!」

 

生徒2

「いい成績を残して学園祭の予算をいっぱいゲットしてやるぜ!!!」

 

現実世界に戻り学園に登校した雄助は、沢田の話を聞いているとクラスメイト達全員がやる気を出してきた。

 

 

沢田

「ああ、雄助は王星学園の学園祭の規模が分からなかったな。」

 

沢田は、雄助が分からない事に気付き説明する。

 

 

沢田

「ウチの学園祭はよその学校の規模が違うんだ。

毎年テレビ局が取材に来る上、超有名アーティストの生演奏も行われたりするんだ。

まあ、最低限の予算で出店するのは大差ないがな。

屋台の作りも他教室から机とか借りてセッティングをするんだ。」

 

雄助

「成程…」

 

沢田

「だがな、ウチの学園祭は豪華だから屋台は全部業者に任せられるし、お化け屋敷なら内装やカラクリも本職の物も使えるんだ。

劇をするなら豪華な衣装は予算で使えるし、舞台装置や照明器具も全部外部発注できるんだ!!」

 

雄助

(……学園祭。

学校に入学した際に様々な行事を調べましたが、楽しみになってきました。)

 

雄助は王星学園の学園祭を聞いて顔には出さなかったがワクワクしていた。

 

 

沢田

「それじゃあ話を戻すが、まず球技大会だが知っての通りここでの成績も学園祭に反映されるから頑張れよー。」

 

沢田は最後にそれだけ話して今日のホームルームは終了した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大岩

「さて、今日はサッカーをしてもらう。

チーム分けはこっちで決めたからそのチームに動け。

ポジションはチーム内で決めるように。

それと次の授業は、バスケが予定だからそのつもりで。」

 

全員

『はーい!(はい。)』

 

球技大会に向けて体育の授業を行う。

生徒達は担任の大岩(おおいわ)に元気よく返事をし、

チーム分けになったメンバーに集まって早速ポジションを決める。

 

 

「やっほーみんな!」

 

「同じチームだな、頑張ろうぜ!」

 

「亮がいると安心だねぇ。」

 

雪音

「……そうだね。」

 

慎吾

「ぼ、僕はそんなに役に立たないけど……頑張るよ。」

 

雄助

「サッカーはルールだけ知ってるので宜しくお願いします。」

 

雄助

(晶君だけ省かれてしまいましたね。

晶君がいると凄く盛り上がるのですが。)

雄助は中の良いメンバーで晶がいない事に残念たがる。

 

「雄助、サッカーしたことがないのか?」

 

雄助

「はい、昔海外に住んでいましたが学校に通える程の環境ではなかったのでルールだけしか知らないんです。

僕はキーバーをしたいのですが宜しいでしょうか。」

 

「いいぜ、雄助がキーパーなら絶対点は取られないからな!!!」

そうしてポジションは決まり、試合が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒3

「ウォォォォ!!亮を止めろぉぉぉ!!!」

 

生徒4

「ここは通さ――あ、抜かれちまった。」

 

生徒5

「全員死守しろー!!!」

 

「お前ら前とおんなじことやってるぞ!!!」

亮は次々と敵陣から抜けて来たが、雄助がサッカーの見学をした時と同じ様に全員に囲まれた。

 

「亮!ボールはこの【王星学園の貴公子】、一ノ瀬晶がいただくよ!!!」

 

生徒6

「いや晶!!ボールを奪うのはいいが、その動き俺らしても邪魔だぞ!?」

 

 

 

 

 

雄助

「亮君は凄いですね、あれだけの人数がいながらボールを守っていますよ。」

雄助は、亮達のボールの奪い合いを見て感心した。

そして、亮は相手のゴールにシュートし1点獲得した。

 

慎吾

「ほ、他のクラスや先輩たちも亮君と同じかそれ以上の人がいるんだよ。」

 

雄助

「流石、王星学園ですね。」

そうしていると、敵チームの連携が段々と上手くなっていき、ボールを取られる頻度が増えてきた。

 

「わわわ、どうしよう!!」

 

「そうだ、楓ちょっと跳んでみて?」

 

「え?こ、こう?」

楓は凜の言う通り飛び跳ねた。

 

雄助

「?楓さんと凜さんは一体何を――」

 

雄助以外男子全員

『ブッ!!?』

その光景を見た雄助以外の男子は、手で顔を覆い隠し、楓の胸を凝視し、鼻血を出して倒れてしまったりと様々な反応が出てきた。

 

雄助

「此れは一体どういう事ですか…早く保健室に連れていきませんと。」

数人が鼻血を出したのを見た雄助は、保健室に連れて行こうとする。

 

生徒7

「待て待て待てぇぇぇ!!?」

 

生徒8

「死ぬ!!保健室行ったら俺たち死ぬって!!!?」

 

生徒達は保健室に行くことを強く拒否する。

 

 

「反応が薄いなぁ雄助……よし!!このおっぱい兵器め!!!」

 

「ひゃっ!?ちょっと凜ちゃん!!!///」

 

凛は楓の胸を揉みだした。

 

雄助、亮、慎吾以外

『ウォォォォォォ!!!!』

 

その光景を見た殆どの男子全員は雄叫びを上げた。

 

 

「………今のうちに攻めるか。」

 

亮はその隙にボールを相手のゴールにシュートしてもう1点獲得した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒9

「はぁぁぁ……力がみなぎる………溢れる……」

 

生徒10

「勝てる!!今の俺たちならサッカー部にも勝てるぞ!!!!!」

 

「うぉ、マジかよ!!?」

 

生徒達の勢いが強くなり、ボールは取られてしまい雄助の所まで近付いてきた。

 

 

「雄助君、点を取らせていただくよ!!!

そしてこれが【サッカーの貴公子】と謳われた僕のシュートだ!!!」

 

晶がボールを蹴飛ばし、強烈なシュートをおみまいする。

 

 

慎吾

「ご、ごめん雄助君!これは無理……!!」

 

慎吾は晶の蹴ったスピードに追いつけず、それに加え急カーブを描いてゴールポストに突き進んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

が、いとも簡単に雄助が掴み取った。

 

晶達

『え?』

 

晶達はその光景にを目を疑った。

雄助とボールとの距離は離れていた上そのスピードも速く、掴むどころか触れることさえ難しい。

だが雄助の身体能力は桁外れの為、容易に取れた。

 

 

 

生徒11

「あ、ありのまま、今起こったことを話すぜ……!!

俺は、晶のボールがゴールに入ると思ったらいつの間にか雄助がボールを持っていた……何を言ってるのか分からねぇと思うが俺も何が起こったのかサッパリだ…!!」

 

雄助

「では、ゴールキックを行います。」

 

雄助はボールを置き、勢いよく走りをつけてボールを蹴り飛ばし、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相手のゴールに入った。

 

 

 

生徒12

「…………え?」

 

生徒全員は何が起きたのか理解出来なかった。

 

 

雄助

「これで、また1点手に入れましたよ皆さん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやぁ、今日は色々あったなぁ。」

 

慎吾

「う、うん、特に雄助君がすごかったよ。」

 

雄助

「そうでしょうか?普通にやったのですが…」

 

学校を終え、雄助は亮達と一緒に帰っていた。

 

 

「いや普通はキーパーがゴールキックで直接ゴールするのはないからな。」

 

慎吾

「それに今日のチームメンバーで雄助君を入れるのいつもよりすごかったからね。」

 

サッカーを終えた後、球技大会のメンバーを入れる際、各種目のリーダーが雄助をメンバーを入れる為に真剣な表情をしていた。

 

 

「でも、動機は不純だったけどな。」

 

亮はそう口にした。

雄助を入れれば試合で勝つ確率が上がる、だが自分達を応援してくれる女子達がやってくるという欲を表に出し、ジャンケンで雄助を入れようとした。

 

 

雄助

「ですが、結果は慎吾君と同じ卓球に入りました。」

 

結果、雄助は不純な動機を持たなかった慎吾がジャンケンで1人勝ちをし卓球に入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「神譲 雄助さんですか?」

すると、後ろから雄助に声を掛けてきた。

 

雄助

「…?はい。」

雄助は、振り向くと黒いスーツを着た男性と後ろで腕組をしている女性が立っていた。

 

 

 

 

 

 

黒沢

「私、芸能事務所に勤めております、黒沢(くろさわ)と申します。」

黒沢は雄助に名刺を差し出し簡潔に自己紹介をし、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒沢

「神譲 雄助さん……芸能界(・・・)に興味はありませんか?」

と雄助にそう告げた。

 

 

*1
中国の地理書。解り易く言うなら中国のモンスター図鑑。




『異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する』略していせれべがアニメ化決定しました!!

正直楽しみになってきました!!!

誤字報告、文章が可笑しかったら報告をお願いします。
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