那由多0823様、一番いいのを頼む様、イカカ様、
アストロイア様、書卯様、魚介類愛好家様、
ななやまま様、謎ノ転生者様、
お気に入り登録有難う御座います。
☆9イカカ様
評価有難う御座います。
第22話 この世界で何が起きているのか
雄助
「芸能界ですか?」
黒沢
「はい雄助さんは以前、美羽やカメラマンの光との撮影を手伝ったとお聞きしました。
それを聞いた社長が是非うちに来てほしいとここで待っていました。
因みに後ろにいる方がうちの社長です。」
黒沢は後ろを向くと、腕を組んだ女性が雄助に向けて笑みを浮かべていた。
亮
「スゲェじゃねぇか雄助!!」
慎吾
「芸能界にスカウトされるなんて凄いよ!!!」
亮達は興奮して雄助を褒める。
亮
「雄助って編入した時から普通の人と違って有名人のオーラがあったから、芸能界に入ってもおかしくないって思ってたからな。」
慎吾
「り、亮君の言うとおりだよ。
い、今まで無名でここまでこれたことの方が凄いよ……」
亮
「そうだよな、雄助みたいなのがいれば話題にならないはずがないし、雄助が通ってた高校や中学も俺の通ってた中学と近かったのに話題が出なかったのが不思議だったな。」
慎吾と亮は雄助が今まで話題にならなかった事に疑問を持った。
雄助
(疑問を持つのは当然ですね。
この世界に転生した時には僕は日本には居なかったので。)
黒沢
「それで雄助さん、どうでしょう?
芸能界に興味はありませんか?」
黒沢は雄助に、芸能界に興味があるのかを聞く。
雄助
「芸能界への勧誘、有難う御座います黒沢さん。
ですが芸能界には興味がないのでお断りします。」
だが、雄助は黒沢の勧誘を断った。
亮、慎吾
「ええ!?」
社長
「嘘でしょ!?」
黒沢
「……」
黒沢は一瞬だけ眉を動かし、亮と慎吾、黒沢の後ろにいた社長は声を上げる。
亮
「雄助、いいのか!?芸能界だぞ!!?」
慎吾
「て、テレビに出ているアイドルや声優さんとも知り合いになれるかもれないんだよ!!?
もしそうなったら紹介してね!!!」
雄助
「気が早いですよ慎吾君。」
社長
「ちょ、ちょっと貴方、本当にこの話に断るつもりなの!?
皆が憧れる芸能界よ!?しかも、ウチの事務所は最近業績を伸ばして将来性もあるのよ!!!」
社長が雄助に近づいて勧誘しようとする。
雄助
「はい、僕は芸能界に興味がありません。
大勢の人の前で注目を浴びる事は多々ありますが好きでやっているわけではないので、芸能界に入っても思い通りに上手くいくとは限りません。
一歩でも間違った行動をすれば世間の人々から批判を買われますので…」
社長
「……………」
雄助
「それにもし芸能界に入ってしまえば友達と気軽に遊ぶ事も出来なくなるので芸能界には入りません。」
雄助は芸能界に入らない理由を説明し、黒沢達に頭を下げた。
黒沢
「……分かりました。
社長、今回の件は無かったことにしましょう。」
社長
「なっ、黒沢!何言ってるのよ!?」
黒沢
「雄助さんは今の生活に満足していると言っています。
私は『コンタクトを取る』ように言われただけで、芸能界に入るように説得せよとは言われていません。
私自身が芸能事務所に所属しておりますので、スカウトをしただけです。」
社長
「屁理屈こねてんじゃないわよバカ!!!
コンタクトを取れって言えばスカウトするのが普通でしょうが!!」
社長は黒沢の言葉を聞いて怒り出す。
黒沢
「冷静に考えて下さい社長。
雄助さんを無理矢理芸能界に入れてしまえば我々は一気に叩かれてしまいます。
何処の事務所も結局は他事務所を蹴落とそうとしているので此処でそんな隙を与えるのは良くありません。」
黒沢は社長を諦めさせようと説得し続ける。
社長
「でも芸能界よ!?若い子なら普通飛びつくはずよ!?」
黒沢
「ですが雄助さんは、芸能界に興味がないので飛びつく事無く断ったんですよ。」
美羽
「社長、あまり雄助さんに無理を言わせないで下さい。」
黒沢と社長の仲裁に美羽が入り込んだ。
社長
「美羽、貴女まで何言ってるのよ!!?
雄助君をスカウトする為に呼んだのだから説得しなさいよ!!!」
美羽
「ですが雄助さんは、芸能界に入る事をハッキリと断りました。
無理強いするのは良くないと思います。」
社長
「ぐぬぬぬ………」
美羽にも止めるように言われた社長は唸り出す。
亮
「人気モデルの美羽さんまで来てるぞ……」
慎吾
「前の写真で一緒だったのは知ってるけど、本物を見れるなんて……やっぱり雄助君は凄いよ!!!」
雄助
「そこ褒められる所でしょうか?」
雄助はこの光景を見ていると、社長は何かを思いついたのか雄助に近付いた。
社長
「それじゃあ、雑誌の特集企画なんてどう?」
雄助
「もしかして、【王星学園】の球技大会で僕が活躍する場面を雑誌に載せるおつもりなのですか?」
社長
「そう、理解が早くて助かるわ!
黒沢!早速【王星学園】の理事長にアポを取りなさい!!!」
黒沢
「眠くなってきたので帰っても宜しいですか?」
社長
「アンタせめて最後まで真面目に仕事しなさいよ!!!
それによく社長である私の前でそんなこと言えるわね!!!!」
雄助
「黒沢さん、社長さんの前で眠いので帰ると言えるなんて凄いですね。」
亮
「ああ、普通は出来ないからな。」
慎吾
「ある意味凄いよ…」
社長
「それじゃあ雄助君!
今回はこの辺にしておくから入りたくなったらいつでも言って頂戴!!!」
社長はそう言って立ち去り、黒沢も社長の後を追った。
美羽
「……雄助さんすみません、うちの社長が。」
美羽は、立ち去った社長の行動に謝罪をする。
雄助
「気にしないで下さい美羽さん。
社長さんに説得させてくれただけでも嬉しいです。」
美羽
「……………………良かった。
では、私もそろそろ行きますね。」
美羽は社長の後を追ってその場を立ち去る。
亮
「……何か、色々あったな。」
慎吾
「う、うん。
雄助君をスカウトする為に社長さんも来ただけじゃなくて人気モデルの美羽さんも来てたからね。」
雄助
「すみません、まさか学園全体にまで巻き込んでしまいました。」
雄助は亮達を含めた生徒達、いや学園全体を巻き込んでしまったことに頭を下げる。
亮
「気にすんなって!
皆がこれ聞いたら一層やる気になるからさ!!」
慎吾
「亮君の言う通りだよ!た、楽しみにだなぁ。」
その後、理事長の司は喜んで球技大会の撮影を許可を取った。
✽✽✽
クラス全員
「えええええ!!!!!?」
雄助は昨日の出来事を話し、クラス全員の反応は当然驚いていた。
生徒1
「マジで来るのか!!!?」
慎吾
「しゃ、社長さんが諦めきれなかったから雄助君の芸能界入りの代わりに【王星学園】の特集を撮るらしいんだよ。
も、もちろん許可は撮られてるからスタッフの人達を連れてくるって話なんだけど……」
慎吾の話を聞いた生徒達はざわつき出した。
生徒2
「そんなことがあったのか……」
生徒3
「だけどすげぇじゃんか!!
雄助の活躍が雑誌に載れるなんて!!!!」
晶
「ん?ちょっと待って。」
生徒達がやる気を出すと晶が何かを察した。
晶
「芸能事務所の人達が来るって事は僕達の活躍も雑誌に載るんじゃないかな……」
クラス全員
「!?」
晶の言葉を聞いた生徒達は雷に打たれたかのような衝撃が走った。
生徒4
「そうか!そうすれば一躍人気者になって…」
生徒5
「それを見た他校の女子達がこっちに来て…」
生徒6
「晴れてリア充になれる!!!」
亮
「何でお前らこういう時に限って息が合うんだよ!!?」
亮は生徒達の下心に息が合う事に突っ込む。
生徒4
「雄助君!!!サッカーに参加してくれないか!!!?」
生徒5
「はあ!?何言ってるんだ!!!
バスケに参加するに決まってるだろ!!!!」
生徒6
「いいや、ドッジボール一択だろ!!!!」
生徒達は早速雄助を勧誘させる。
雄助
「皆さん残念ですが参加する事は出来ません。」
全員
「え???」
生徒達が雄助を自分達の所に勧誘するが、雄助は参加出来ないと言われ、生徒達は困惑した。
雄助
「僕は卓球に出ると決まっていますので。」
晶達
「しまったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
他の教室に響く程の声量で声を上げた。
生徒4
「クソッ……あの時チョキを出していれば!!」
生徒5
「すっかり忘れていた…!!」
生徒6
「神様……ジャンケンをする前まで時間を戻してくれ!!!」
雄助
「済んだしまった事ははしょうがないですよ。
皆さん、本番では良い結果を残していきましょう。」
雄助
「それにしてもこの【大魔境】は面白い物が溢れていますね。」
授業を終えた雄助は、家に帰りユグル達と共に【大魔境】の探索を再開し、奥まで進んだ雄助は黒炭色をした木を触れる。
【
非常に堅い黒色の樹。
並大抵の攻撃や衝撃で折れるどころか傷一つ付かない。
植生域は謎に包まれており、非常に貴重な素材としてオークション等では凄まじい金額で動く事もある。
エルフ族の【精霊魔法】やドワーフ族の秘伝の技を使わなければ
雄助
「………」
雄助は【黒堅樹】の枝を折ろうと試みる。
結果、説明の内容が嘘のように簡単に折れた。
雄助
「やはり僕のステータスで簡単に折れてしまいますね。
……そろそろ魔物が此方に向かって来てますし撃退しましょう。」
雄助は自分達の所に魔物が近付ている事に気付く。
中型トラックより大きく、2本の鋭い牙が下顎から伸び、全身が白銀色に輝き、体毛が無い猪が突撃してきた。
【キング・ミスリル・ボア】
レベル:3
魔力:5000 攻撃力:60000 防御力:100000
俊敏力:50000 知力:3000 運:1000
【スキル】
【突撃】【鉄壁】【魔法反射】【超嗅覚】
【魔力操作】【土属性魔法】
キング・ミスリル・ボア
「ブギィィィィィ!!!!!」
キング・ミスリル・ボアが段々と雄助に近付いて襲いかかる。
が、雄助に蹴り飛ばされ悲鳴を上げることなく体がバラバラに飛び散ってドロップアイテムがその場に残る。
【
キング・ミスリル・ボアの大牙。
あらゆる魔法を無効化するミスリルで構成された牙であり、生半可な攻撃では傷一つ付ける事が出来ない。
武器として加工する際に特殊な技術が必要だが、加工すれば魔法を反射、又は切り裂く武器となる。
【無魔王猪の大皮】
キング・ミスリル・ボアの大皮。
あらゆる魔法を無効化するミスリルで構成された皮であり、物理攻撃に対しても高い耐性を誇る。
ミスリルそのものでなく皮である為、ミスリルと比べれば軽い。
その為、防具などで使用され、その防具は冒険者の間でも幻の逸品として扱われる。
【無魔王猪の肉】
キング・ミスリル・ボアの肉。
少し癖のある味と匂いを持つ肉だが、一度食べればこの味の虜になる。
数百年に一度、市場やオークション等で出回ればいい方、この味を知る者からすれば喉から手が出るほど欲しい食材。
【魔石:SS】
ランクSS魔力を持つ魔物から手に入る特殊な鉱石。
【破魔の
キング・ミスリル・ボアから手に入る、レアドロップアイテム。
どれだけ頑固な汚れや
自動でゴミが箒に着く為、どれだけ掃いてもゴミが飛び散る心配は無く、掃除が終われば自然と箒からゴミが離れる。
ゴミ以外にも霊や呪いを祓う効果を持つ。
雄助
「今回は箒ですか、しかもおまけ程度に霊や呪いを祓う力を持ってるとは………
そろそろ出てきても構いませんよ。」
ドロップアイテムを確認した雄助は体を後ろに向け、そう口にした。
《【キング・ミスリル・ボア】を一撃で仕留めた上に俺の存在に気づくとは………お前余程手慣れているな。》
そこには、ウサギが2足歩行で立って前足で腕を組んでいた。
雄助
(見た目とは裏腹に渋い声をしていますね…)
雄助は兎の第一印象が声が渋いとだけ思い、ステータスを確認した。
【キック・ラビット】
レベル:4
魔力:10 攻撃力:500000 防御力:10
俊敏力:500000 知力500000: 運:500000
【種族スキル】
《兎蹴術》《兎耳術《
【固有スキル】
《蹴聖術》《耳聖術》
【武術スキル】
《魔闘術》《噛みつき》《体当たり》
【通常スキル】
《愛嬌》《気配察知》《心眼》
【称号】
《蹴聖》《耳聖》《二天聖》《
《癒しの死神》
雄助
「キック・ラビットさん、貴方の称号に《蹴聖》と《耳聖》、そして《二天聖》という称号の内容を調べたのですが貴方は何者なんですか?」
雄助は兎に称号について聞き出す耳を真っ直ぐ立てた。
キック・ラビット
《《心眼》が反応をせず俺のステータスを見る程の力を持っているというのに《聖》を知らないのか……》
キック・ラビットは雄助の言葉を聞くと突如その場から消えた。
否、正確には消えたと思う程のスピードで雄助の背後に回り込んで雄助の後頭部に目掛けて蹴りを喰らわせた。
キック・ラビット
《!?》
雄助
「いきなり攻撃してくるなんて危ないですよ。」
雄助はキック・ラビットの動きをハッキリと見えてた為、手の平で攻撃を受け止めた。
ユグル
「グルルル……」
シンラ
「ブヒィィ……」
ユグル達はキック・ラビットが攻撃してきた為、戦闘態勢に入る。
キック・ラビット
《………俺の攻撃を手の平で止めるとは。
お前、名前は何だ。》
ウサギは名前を聞き出す。
雄助
「神譲 雄助です。
キック・ラビットさん、貴方の名前は何ですか?」
雄助は自分の名前を言うとキック・ラビットの名前を聞く。
ウサギ
《ウサギだ、それ以上でもそれ以下でもない。》
ウサギは自分の名前はウサギだと答えた。
ウサギ
《ユウスケ、さっきの質問に答えてやる。》
ウサギは雄助がステータスで確認した3つの称号の説明をする。
ウサギ
《この世界には『聖』と『邪』と呼ばれる存在がいる。
『聖』は星に与えられる称号で俺は【蹴聖】と【耳聖】と2つの聖を与えられている。》
雄助
「成程『聖』についての説明に頂点に至ったものに与えられる称号というのはこの星そのものに与えられていたのですね。」
ウサギ
《ああ、【剣聖】や【魔聖】、【弓聖】とその分野を極めたものに与えられる。
そして何故星が『聖』を冠する称号を与えられるかだが、この星の自浄作用と捉えてくれ。》
雄助
「それは先程言っていた『邪』に対抗する存在にですか?」
ウサギ
《ああ、『邪』というのはこの世界の生物達の負の側面が結晶化して命を得た存在だ。
当然俺達にとってそれは害でしかない。
そんな『邪』から他の生物達を守る為に俺達『聖』が存在する。》
雄助
「成程……ふと思ったのですが『聖』を冠するヒト達はそれ以外にも何かあるのですか?」
雄助は『聖』と『邪』について理解した後、それ以外の事についてをウサギに聞いた。
ウサギ
《後継者を作る事だ。
星から与えられた称号でも不死身でないからな。
俺が生まれる前まにも『邪』は存在していた。
『聖』は『邪』と戦う義務があり、それは熾烈を極めた戦いになる。
後継者を作るにはそれを受け入れる覚悟とそれに備わった者が必要だ…………此れで俺がお前に攻撃した理由が分かるか。》
ウサギは説明を終えると雄助を真っ直ぐに見つめる。
雄助
「僕に『聖』の称号を継いで欲しいというわけですね。」
ウサギ
《ああ、因みに拒否する事も出来るがどうする?》
雄助
「『聖』の称号を受け継ぎます。」
雄助は躊躇う事なく答えた。
雄助
「半端な覚悟で受け継ぐわけではありません。
『聖を受け継ぐ事はこの世界を救う使命があってそれがどれだけ重く重要なのかも分かります。
それに、世界を脅かす存在と戦うのは慣れています。」
ウサギ
《慣れているか……》
雄助が『聖』を受け継いだ後、ウサギは魔物を倒しながら【大魔境】から出ていく。
ウサギ
《戦いのセンスに俺を見つける程の勘の鋭さ、そして未知のスキル……面白い………否、恐ろしいな。》
ウサギは草食動物とは思えぬ笑みを浮かべる。
ウサギ
《【聖王】になれるかもしれんな。》
雄助
「『聖』と『邪』について情報はこれで終わりですね。」
雄助は無限に等しい数の本棚がある空間で本をじっくり読んでいた。
雄助
「今異世界にいる殺害対象の転生者は1200人、ですがこれで対処ができましたし最後に話をしましょう。
すると、雄助の上から眩い光が現れる。
読者の皆様、大変長らくお待たせしました。
小説を読んでいる方なら分かるワードでこの展開どうなるのかを楽しみにしてくれるなら幸いです。
誤字報告も宜しくお願いします。