TAEKO様、空論様、無限の魔神様、
ASTRAY・Silver Flame様、破打眠眠様、
TAKI様、毒・虫ポケ大好きおじさん様、
saiko89様、夜空を見上げて様、仮屋和奏様、
Aura様、マーマレード坂口様、黒うさぎ隊様、
みかげまゆら様、戦う弟子様、
☆0
地図餓鬼様、
☆10
神浄零様、
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沢田
「お前ら、もうすぐテストだがちゃんと勉強してるかー?」
楓
「うわああああああ!!!
先生、テストの事は言わないでええええ!!!」
晶
「と、ととと、ととととと当然じゃあないか!!!!!!!
【対策の貴公子】にし、ししかかしか死角はは、ななななければばばばばば!!!!!!」
雄助
(していないんですね。
それにしても晶君もの凄い動揺ですね……)
アルセリア王国の一見が解決してから、雄助は帰りのホームルームで2人がテスト対策をしていない反応をまじまじと見ていた。
亮
「普段から勉強していれば焦ることねぇのに……」
慎吾
「か、楓さんも晶君も、勉強苦手だもんね。」
雄助
「亮君と慎吾君は大丈夫ですか?
因みに僕は問題ありません。」
亮
「ああ、テスト勉強はちゃんとやってるしな。」
慎吾
「ぼ、僕も普段の復習に加えて、テスト勉強してるから。」
亮達はテスト対策はしてる為特に問題はなかった。
他の生徒を見渡すと、楓や晶みたいに慌てる生徒はいなかった。
雄助
「さて、今日はテスト勉強をしましょう。」
雄助は早速家に帰って勉強を始めようとすると、
佳織
「雄助さん?」
佳織が雄助に声を掛けてきた。
佳織
「今日はお一人ですか?」
雄助
「はい、亮君達は用事で先に帰りました。
寄り道する事はないので帰ろうと思いましたが、一緒に帰りませんか?」
雄助は自分から佳織に家まで一緒に帰ると誘う。
佳織
「……はいっ!!」
雄助
「全教科のテストは特に問題ありませんが、佳織さんはどうですか?」
佳織
「英語や古典等が苦手で……」
帰る際、雄助達はテスト勉強について話し合っていると佳織はハッと何を思いついた。
佳織
「ゆ、雄助さん……」
佳織はソワソワと雄助に声を掛ける。
佳織
「明日、一緒にテスト勉強しませんか!」
佳織は決心して一緒に勉強すると誘い出した。
佳織
「す、すみませんっ!!//
雄助さんの都合を考えていませんでした!!!//」
雄助
「いいえ大丈夫ですよ。
1人で勉強するつもりだったんで佳織さんと一緒に勉強しても構いませんよ。」
雄助は、佳織の誘いを断らず一緒に勉強する事を約束した。
雄助
「それじゃあ僕の家で勉強していきませんか?」
自分の家で勉強しようと佳織に誘い返した。
佳織
「え!?////」
雄助の家で勉強しようと聞いた佳織は頬を赤くする。
雄助
「ああ、すみません。
よくよく考えれば図書館等、静かな場所でやった方がいい効率が良いですよね。」
佳織
「い、いえ違います、大丈夫です!!!////」
雄助
「それなら良かったです。」
こうして、2人は雄助の家で一緒に勉強する事になった。
***
雄助
「……これで一通りの対策は終わりましたね。」
翌日、雄助と佳織は丁度テスト範囲の対策を終えていた。
佳織
「はい、それにしても雄助さんは凄いですね。
古典と英語の説明が先生達より上手でしたよ。」
雄助
「そうですか、先生方には申し訳ありませんね。」
シンラ
「ふごぉ〜。」
2人が話し合っているとシンラは丁度目が覚めた。
佳織
「それにしてもまた賑やかになりましたね。
シンラさん、でしたよね。」
雄助
「はい、僕の新しい家族です。」
佳織
「成程…宜しくお願いしますね、シンラさん。」
シンラ
「フゴ〜。」
佳織に頭を撫でられながらシンラは片足を上げて気軽に挨拶する。
佳織
「雄助さん…お手洗いを借りてもいいでしょうか?//」
佳織は気恥ずかしながらそう訊いてきた。
雄助
「いいですよ。
では御手洗いまでの案内とついでにこの家について説明しますよ。」
佳織
「有難う御座います。」
雄助は佳織をトイレの場所まで案内とする時に【異世界の扉】が置いてある倉庫以外の部屋について教えた。
【転生世界に存在する殺害対象の転生者、2万1406人殺害又は消滅に成功しました。】
【転生世界に殺害対象の転生者が自動的に殺害又は消滅させる機能が何者かに停止されました。】
【転生者と必ず対面する運命を押し付けられました。】
佳織をトイレに案内し客間で本を読んでいると、メッセージが現れた。
雄助
「2万1406人ですか、結構この世界に転生させてきましたね。
各平行世界から都合のいい転生者をここに転生してるようですかまだ少ないほうかもしれませんね。
それにしても機能を停止された上に必ず対面するという事は僕がどれだけ強くなったか見たいのでしょうね。
………なら殺害対象の神を一瞬で終わらせないように手加減しなければいけませんね。」
雄助はメッセージを確認し終えると、またメッセージが出現し内容を確認する。
【倉庫に貼られた隠蔽魔法が剥がされました。】
ユグル、シンラ
「ッ!!?」
客間に寛いでいたユグルとシンラも雄助が突然立ち上がった事に驚く。
雄助
「ユグル君、シンラ君、どうやら倉庫の事がバレました。」
ユグル、シンラ
「わふぅ(ブヒィ)!!?」
ユグル達は雄助の言葉を聞いて体毛を逆毛にして驚く。
雄助
「行きますよ。」
雄助は直ぐ様倉庫の方に行くと、佳織が【異世界の扉】の前で呆然としていた。
雄助
「………佳織さん。」
佳織
「あっ、雄助さん………これは………」
雄助
「言いたい事は分かりますよ佳織さん。
僕は……今まで隠してきた事を説明します。」
好奇心でここに入った事にどう答えるか佳織は考えるが、雄助はこの倉庫や異世界についてを語りだす。
雄助
「………以上で説明は終わりますが、理解して頂けましたか?」
佳織
「はい………雄助さんは、神様によって別の世界から来たということでいいんですよね?」
雄助
「はい、転生という形でこの世界に参りました。」
雄助は佳織を【異世界の扉】に通し、異世界とユグルとシンラ、そして…………自分が転生者であるという事を佳織に話した。
佳織
「………雄助さんはどうしてそんな人に教えられないような事を私に話してくれたのですか?」
佳織は当然その事を話した雄助に聞く。
雄助
「佳織さんが信頼できるからです。」
佳織
「信頼、ですか?」
雄助
「僕の力は人から見れば恐ろしい代物です。
その力を持ちながら人の世界に紛れて生きていくというのなら信頼できる人間が必要だとこの家の持ち主【賢者】さんがそう手記に書き残していました。」
雄助は、賢者の手記に書き残された言葉を佳織に話す。
佳織
「………………」
雄助
「いきなりこんな事を言われて黙ってしまうのは当然ですよね。
僕が佳織さんを勝手に信頼できるからと言ったので今までの事を考えれば軽蔑するのは当然………」
佳織
「いいえ、そんな事ないです!!」
雄助は自分の事を佳織に説明して軽蔑されるのは当然だと言おうとしたが、佳織はそれを否定する。
雄助
「……佳織さん、無理に気を遣わなくていいんですよ。」
佳織
「本当に私はそう思いません。
私がレッドオーガの人達に目を付けられてしまった時、雄助さんは、私を助けてくれました。
神様に与えられた依頼とは関係無く私を助けてくれましたのはどうしてですか?」
雄助
(……佳織さんの言う通り、僕は神様と転生者を殺す為にこの世界に転生しました。
佳織さんを助ける事にメリットは………………いいえ、1つだけありましたね。)
雄助は佳織に言われた事を瞬時に考えると理由があったのか思い浮かべた。
雄助
「……亡くなられたお爺さんが僕にこう言っていました。
『困ってる人には優しく、優しくしてくれる人には大事に』……それが佳織さんを助けた理由です。」
佳織
「素敵なお爺さんですね……」
雄助
「はい、そして僕の正体を教えたのでお聞きたい事があります。
佳織さん………これからも、僕と仲良くしてくれませんか?」
佳織
「勿論です、雄助さんが私を私と見てくれたように私は雄助さんを雄助さんとしてこれからも接していきます!!」
雄助
「………有難う御座います、佳織さん。
では、これからは親友として宜しくお願いします。」
佳織
「…はいっ!!」
こうして雄助は佳織と握手を交わって、2人は友達から親友へと互いの信頼が深くなった。
***
佳織
「それにしても本当に地球とは違うんですね。
魔法や魔物なんてものがここには存在しているなんて………」
雄助は自分が2つの世界を行き来できる事と、転生者である事を佳織に話してから数日が経つ。
佳織は今異世界の空気を味わっている。
雄助
「僕達の住む地球が科学で発展したなら異世界は魔法が発展しているので、空気が汚染されていないのでいいですよ。」
佳織
「そうですよね、科学が発展した世界で生まれた私達からすれば不思議で………きゃっ!!」
佳織は異世界の空気を味わっていると、目の前に突然半透明のボードが現れて驚いた。
【宝城 佳織】
職業:なし レベル:1
魔力:10 攻撃力:10 防御力:10
俊敏力:10 知力:10 運:10
BP:0
スキル
なし
称号
【異世界人】
佳織
「雄助さん、これは一体……」
雄助
「それはステータスといって佳織さんの能力が数値で表示されているんです。」
佳織
「私の能力値……どうなのでしょうか?」
雄助
「どうと言われましても……
僕の場合はこの世界に来た瞬間にスキルを獲得、進化、統合やステータスは肉体の再構築としたせいでステータスの基準がいまいち分からないんです。」
佳織
「進化、再構築?」
佳織は雄助の言っている意味が分からなかった。
雄助
「当然そういう反応になりますよね。」
雄助は佳織に自分のステータスを見せる。
【神譲 雄助】
種族:AtoZ 職業:なし レベル:超越
魔力:超越 攻撃力:超越 防御力:超越
俊敏力:超越 知力:超越 運:超越
スキル
《無限の可能性》《全知全能》
称号
《扉の主》《家の主》《異世界人》
《初めて異世界に訪れた者》《超越者》
《転生者》《転生者殺し》
《全知全能の転生者》etc…
佳織
「……………………」
雄助
「佳織さん、大丈夫ですか?」
佳織
「あっ、は、はい、すみません。」
雄助
「大丈夫ですよ。
これを見て黙ってしまうのは当然です。
それと佳織さん、この世界に住む人達が今こちらに来ています。」
佳織と話している最中、結界の貼られていない所から複数の人間がこちらに来る事に目を向ける。
レクシア
「ユーウースーケーさーまーあああああ!!!!!!」
レクシアが笑顔でルナとオーウェンと兵士達、そして【ゴブリン・エリート】の群れを連れてこちらに向かってきていた。
ルナ
「ユウスケ助けてくれ……ッ!!?
ユウスケ!!隣の女は誰なんだ!!?」
オーウェン
「お前もかルナッ!!!
魔物の餌食になるぞ!!!!」
ルナ
「餌食になりたいならオーウェン1人でやってろ!!!!!
私は今忙しいんだ!!!!」
オーウェン
「私では【ゴブリン・エリート】1体で足止めが限界だ!!!」
ルナ
「私も似たようなものだ!!!
文句があるならそこのバカ王女に言え!!!!」
雄助
「【ゴブリン・エリート】に襲われているというに互いに会話できる辺り意外と余裕がありますね。」
ユグル
「ワフゥ…」
シンラ
「フゴォ…」
雄助達は、レクシア達のやり取りを見て相変わらずだと口にする。
レクシア
「ユウスケ様あああああ!!!!!その隣の女は誰よおおおおおお!!!!!
レクシアはルナ同様否それ以上に、佳織を見た瞬間と同じ様な言葉を上げた。
佳織
「雄助さん、あの方々は?」
雄助
「この世界に住む人達です。
助けに行きますのでここで少し待ってて下さい。」
雄助は真っ先にレクシアに迫る【ゴブリン・エリート】に向けて飛び膝蹴りを放つ。
見事頭部に命中して破裂させ、その勢いを止めずルナの方にいる【ゴブリン・エリート】の頭を踏み込み、オーウェンと兵士達に襲いかかる【ゴブリン・エリート】に目掛けて右足を前足に伸ばして全滅させた。
雄助
「皆さん、大丈夫ですか。」
オーウェン
「助かりました、ユウスケ殿。」
雄助
「どう致しまして、それにしても皆さん大変ですね。」
ルナ
「全くだ、ユウスケの家に行くといきなり言い出したからな。
私達の事も考えてほしいものだ。」
ルナ
(まあ、私もレクシアと同様ユウスケに会いたかったがな。)
ルナはレクシアの行動に愚痴を言いながらも自分も雄助に会いたいと思っていたためあまり否定はしなかった。
ルナ
「それよりユウスケ、あれは放っておいていいのか?」
雄助はルナが示した方に視線を向けると、いつの間にか庭に入ったレクシアが佳織に近づき対峙しているようになっていた。
レクシア
「…………貴女、お名前は?」
佳織
「………宝城 佳織と言いますが、貴女は?」
レクシア
「私はレクシア・フォン・アルセリア。
私の事を知らないって事は貴女もユウスケ様と同じ同じ国の人なわけね……」
2人は、お互い自分の名前を名乗り終えると雄助の方に顔を向けた。
佳織、レクシア
「雄助さん(ユウスケ様)………
この人との関係は!?」
2人が重ねて言った最後の一言が【大魔境】全体に響いた。
読者の皆様すみません。
前に新作を作ろうと言いましたがやめました。
1つの作品に1話を投稿するのに時間がかかり過ぎているのでこの作品だけに集中していきます。
因みに投稿するのに時間が掛かるのは3つの理由があります。
1つ、新作品のアイデアに没頭。
2つ、世界を行き来する転生者をの10話分作成。
3つ、FGOをプレイ。
殆どFGOが投稿に遅れた理由です。
どうでもいい個人の情報ですが、
今回のLostbelt.N.o.7からバレンタインまでのピックアップガチャに15万課金して回してみたのですが、入手した☆4、☆5のサーヴァントだけを記入しました。
☆5
ククルカン3枚
テスカトリポカ5枚
女教皇ヨハンナ1枚
オデュッセウス1枚
ナイチンゲール1枚
☆4
ヘファイスティオン1枚
タマモキャット1枚
フィン・マックール1枚
エミヤ〔アサシン〕1枚
キルケー1枚
巴御前1枚
フランケンシュタイン1枚
ワルキューレ1枚
エリザベート・バートリー1枚
ケイローン1枚
茨木童子1枚
トラロック24枚
初めて☆5を宝具レベル5にしましたがトラロックだけ異様に引けました。
そして、昨日いせれべの特番を見たんですが、PVの出来や声優やキャストの豪華さに驚きしかでん出ませんでした。
誤字報告や感想をお願いします。
P.S.去年の11月からFGOを始めましたが素材集めが大変です。