また、このすばに関する知識はアニメとマンガとウィキ関係が大半で、原作はかじる程度の認識となってます。
数ある宇宙の中の一つ
〜超時空消滅爆弾、起動!〜
闇に堕ちた悪の戦士“ウルトラマンベリアル”が用意した兵器の起動により戦いの場である地球、ひいてはこの宇宙「サイドスペース」そのものが滅びへと向かっていた。
〜この宇宙はもう保たない…〜
〜っ!…そんな…〜
ベリアルと因縁ある者の一人“ウルトラマンゼロ”を始めとした宇宙警備隊の戦士達はその暴挙を食い止められないまま滅んでいく地球と宇宙をただ眺める事しかできず、彼等の心中は無念と悔しさで一杯だっだ。
そして超時空消滅爆弾の影響はサイドスペースだけでなく他の宇宙やとある場所にまで影響を及ぼしていた。
〜…少し見誤ってしまったか…〜
ある星にいる者はポツリと呟き。
〜あ〜もう!まったアイツらやらかしてるのね〜!〜
ある空間にいる水色髪の少女は地震の様に激しく揺れ動くこの場で叫び文句を散らしていた。
人為的に起こされた宇宙崩壊、通称「クライシス・インパクト」はウルトラ戦士達にとって神とも言われる伝説の長老“ウルトラマンキング”の介入により崩壊を食い止める事が出来た…キングの身と引き換えに。
ベリアルが引き起こした戦争「オメガ・アーマゲドン」は苦々しい結果を残しながらも一旦の終戦を迎えた。
それから数年の年月が経ちサイドスペースで新たなる戦いが行われていた頃。
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別の宇宙のとある惑星。
「な、なんなのかしら…これって」
辺り雪一面のこの場所に落ちて来た謎の物体を見ながら一人の少女が動揺を隠しきれずに呟く。
彼女の名は“ゆんゆん”、冒険者稼業の一つアークウィザードを職業とし紅魔族と呼ばれる種族の族長の娘でもある。
そんな子が何故この様な山の中にいるのか?
遡る事昨夜の時間帯、山の麓の小さな村で宿に泊まっていたゆんゆん。
この日の夜は夜空一面に至る所で星が輝く中、偶然にも一筋の流れ星を目撃したゆんゆんは早速願い事を言った。
〜どうか私に友達ができますように〜
…彼女は紅魔族の中でも珍しい控え目ながら常識的思考を持つ性格故に浮いた存在となってしまい、俗に言う“ぼっち”的な生活を送っていた。
一部ゆんゆんと関わりのある人物はあれど先の言った生活もあって喉から手が出る程に友達を欲し、「もう悪魔が友達でもいいかな」と悪魔を召喚しようとする程の始末。
藁にもすがる…とまではいかずとも軽い気持ちでもその様に願うのは無理もなく、ゆんゆんは流れ落ちる星に自身の願い事を送ると温かいベッドに潜り眠った。
しかし翌日、辺りがまだ薄暗く殆どの住人が眠ってる中でゆんゆんは自身でも珍しいと思う程に早起きをした。
“胸騒ぎ”・“女のカン”と言った物に突き動かされたゆんゆんは徐に窓の外に目を動かした、すると。
〜…えっ!?〜
肉眼でも見える程の小さいが確かな火の玉が雪山の方へ流れ落ちるのを目撃。
最初は驚くものの、すぐに昨晩の自身の行いを思い出し。
〜もしかして、願いが叶ったのかも!〜
と言う風に受け取ったゆんゆんはいても立っていられず、寒さ対策の防具服を着込んで火の玉が落ちて行った雪山へと向かい、そして現在に至る。
「思わず勢いで来ちゃったけど…まさかこれが私のお友達なの〜!?」
白く丸い形のそれはただの物に過ぎず、ここに辿り着くまでに火の玉の正体を想像していたゆんゆんはあんまりな結果に思わず肩を落とす。
「はぁ〜…やっぱりそう都合良くいかないか」
ため息を吐きながら愚痴るゆんゆんは目の前の物体へ無意識に手を伸ばして軽く触れてみた。
固いことは分かったが手袋を履いてた為にイマイチ感触が掴めれず、どうせ放ったらかしにするんだと考えたゆんゆんは片方を脱ぎ、素肌になった手で目の前の物体に触れた。
“バチッ!”
「きゃっ!?」
すると弾ける音と共に触れた手に痛みが来た直後。
『★●▲■◆▼#*♯¶』
「ひぃっ!なになにぃ!?」
丸い塊の物体から聞いたことのない未知の言葉を発すると、ブルブルと揺れ動かしながら光を放出し始める。
突然の自体にゆんゆんはパニックを起こすものの、幾度もモンスター退治等で培った戦いの経験が身体に染み込んでいたのか、無意識に物体から離れ手袋を履くと同時に自身の武器であるワンドを取り出し何時でも迎え撃てるように構えた。
時間的に1分程経過すると揺れと放出する光両方が静かに収まり、今度は“プシュー”と言う音と煙と共に物体が開き始めた。
「(こ、怖いけど…でも)」
中にいるのが凶暴なモンスターならば、ここで自分が逃げてしまえば近くの村に被害が及ぶかもしれない。
気弱で人見知り且つぼっち気質ながらも根は善人のゆんゆんは、恐怖を押し殺し恐る恐る開き切った物体へ近づき中身を覗いた。
その中に入っていたもの、それは。
「こ…こども?」
腰掛けに座りながら目を瞑る銀髪又は白髪の者は姿形からして紛れもなく人間であり、14歳のゆんゆんから見てもその子はあまりにも幼く自身がライバルと思ってる少女(向こう曰く自称との事だが)の妹を連想してしまう程だった。
またも予想外の事に呆気にとられるゆんゆん、だが同時にその子の姿を見てある事に気付くと同時に別の意味でパニックを起こした。
「え!?な、なんでこの子裸で、ししししかもこここの子っておとおとおと!?」
そう、その子供は服どころか下着すら着てない素っ裸の状態。
故にある部分の有無で男か女の判断が出来るのは明白であり、不運にも見てしまった事でその子供が
性格やら生活等の後押しもあり、男に免疫力が無いゆんゆんにはいくら自分より小さいとはいえ裸の状態相手に動揺しないなど到底無理な話である。
顔を赤くし慌てふためくゆんゆんだったが、そこへ凍えた風が熱くなってる顔に軽く当り冷たさを感じるとそのおかげか冷静になると同時に迷い始める。
「この子…どうしよう」
果たしてこの子供を連れてくべきなのだろうか…姿形が子供とはいえ未知なる存在には変わらず危険が無いとは言い切れない、目を覚まして襲うと言う最悪の結果を齎す可能性もあり迂闊に手を出せなかった。
数十秒程迷っていたゆんゆんだったが再び凍えた風が顔に吹き当ると、それが切っ掛けとなったのか彼女は決断した。
「こんな寒い所に…やっぱり放っておけない!」
お人好し故に優しい心を持つゆんゆんには
防具服の1枚を脱ぎ眠ってる少年に羽織ってあげると自身の背中に乗せる、見た目通りの苦のない重みにこれなら手間取らずに済むと一安心した。
「だいじょうぶだよ、直ぐ村に着くからね」
未だ目を覚まさない少年に言っても意味が無いと分かりつつも、安心させる様にゆんゆんは眠ってる少年に語りながら村まで一直線に走り出した。
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ゆんゆんが少年を連れてから約10分後、少年が入ってた物体の元に一人の女性がやって来た。
銀色の髪と右頬に傷痕のある彼女の名は“クリス”、冒険者としての盗賊を職業としているクリスは中身の無い物体を眺めながらポツリと呟く。
「先を越されちゃったか、まさかアタシ以外の誰かが来てたなんて…ちょっとマズイかな」
自身の頬傷をかきあからさまに困った表情を作るクリス、がその直後。
〜ウィーン〜
「ん?」
物体から奇妙な音と共にペンダントと2つの箱の様な物が現れた。
「これって…」
クリスは現れた道具を手に取り観察し始める。
円形の物をチェーンで繋げた至って普通のペンダント、そして残り2つの箱を徐に開けて中身を確認するとそれぞれに3つの物が入ってた。
形状は細長な四角、大きさは4センチ程と小さく、片方は銀・青・赤、もう片方は黒・緑・金と統一性のない色となっている。
だが詳しく調べると計6本となるソレには横に小さなスイッチと言う共通するギミックがある事に気付いたクリス。
その内の一本(自身の髪と同じ銀色の物)を手に取りカチッと押してみた…しかし。
「何も起こらない…故障なのか、それとも特定の
考察するクリスだったがこのままここに居ても埒がないと判断し、まずは自分より先にこの場に訪れた者の追跡だと決めた。
幸いにも今日の天気は晴れでなお且つゆんゆんが去ってから10分程な事もあり、ゆんゆんの足跡はくっきりと残されたままであった。
「できる事ならマトモな人であって欲しいなぁ」
そう願いながらクリスはペンダントと6つの物を戻した2つの箱を持参してる布袋に入れ、足跡を頼りに少年を連れたゆんゆんの跡を追った。
これはサイドスペースで生まれたベリアルの遺伝子を受け継ぐ戦士“ウルトラマン