『ヒャー!シビイな!女子リスナー!!
受験者7111くんもナイスなお便りサンキューな!
四種目の
そいつは言わば
スーパーマリオブラザーズやったことあるか!?』
スーパーマリオブラザーズ…?
何それ、、
『あれのドッスンみたいなもんさ!
各会場に一体!
所狭しと大暴れしている「ギミック」よ!』
スーパーマリオブラザーズってなにー?
それわかんないから
他の人納得してるけど、私納得できないんだけどー
「有難う御座います
失礼致しました!」
礼をしながら座る真面目くん
『俺からは以上だ!!
最後にリスナーへ我が校の"校訓"をプレゼントしよう
かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った!
「真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者」と!!』
『"
さっき文句言われたばかりだから
声には出さなかったけど
私も心の中でプレゼントマイクと共に叫んだ
『それでは皆
良い受験を!!』
ーーーーーー
それぞれ会場に別れた
それぞれに準備運動なりなんなりをする中
私は街へ入る1番前で
その時を待ってた
あちらこちらで
私のことを話してる気がするけど
まぁ、よくある事だ気にしない
『ハイ
スタートー!』
その瞬間、私一人が模擬市街地へ飛び出した
これは試験じゃない
この先で
もしかすると被害者がいるかもしれない
助けなければいけない
一刻を争う事態、ほかのヒーローと争っている時間はない
思考というのは面白いもので
試験だと身構えているとできなくなることがある反面
実践だと思えば緊張感が増し
周りがよく見えるようになる
いつだって本番のつもりで…!
走っていると横の壁から突然1
私は個性で圧縮する
ベシャッとジュースの缶のように潰れる
たまに
助けながら
ありがたいのが
相手が
私は対人戦闘ができないから
それができるほど力のコントロールができていないから
下手をすると命を奪ってしまうかもしれない
だからこの試験はほっとした
突然、背後から大きな音
振り返るとそこには超巨大な四種目の
「っ、まずい」
現れた
そりゃそうだ
あんなの、勝てないのに相手にする理由がない
そんな逃げ惑う人々に押されたのか躓いたのか
ひとり
個性で他の人たちを安全な方に風で押しつつ
自分にも追い風をつける
(逆方向に風を動かすの、難しいんだよな…っ)
でもそんなこと言ってる暇はない
転けている子を抱きかかえ、
1度全ての個性を解除し、
手を巨大な
ぐっと力を入れる
でかい
硬い
他のように簡単には潰れない
でも、これは野放しにしておくと街や市民への被害が大きくなる
ぐ…ぐぐっ…
少しずつ
ある一線を超えると簡単にベシャッと潰れた
「っ、はぁ……」
疲れた
久しぶりにこんなに力を入れたから、
「あ、あの」
助けた子に声をかけられて
振り返る
「ん?」
「ありがとう」
「ん!怪我はない?」
と、黒髪の前髪斜めにパッツンの子をみる
「うん、大丈夫」
「よかった〜」
怪我がないようで安心して笑顔をうかべる
『終了〜!!!!』
「あら、終わったのね
それじゃ、お互い合格してまた会えるといいね」
「あ、うんっ」
手を振って別れ、次の試験に向かった
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