ちいさきヒーローのアカデミア   作:ASAHINE

4 / 18
3話 合格発表

入試日から一週間後__

 

結果が来るのが今日か明日

特にやることがある訳でもなく

だからと言って散歩をする気にもなれず

家で適当に過ごしていた

 

試験自体は緊張することは無かったが

自分からスカウトを蹴った手前

学校側が怒って落としたらどうしようなんて思ってたり

結果を知らせると言われると変に緊張してしまう

 

でもまぁ、スカウトを蹴ったのは

自分の実力を見て欲しかったから

"普段の行い"や"ちいさきヒーローだから"ではなく

他の人と平等に判断して欲しかったからだ

 

コトン

 

玄関の方で音がして見に行く

郵便受けに雄英からの通知が来ていた

 

封筒を手に取り

リビングへ戻る

 

ちょっと緊張して

何故か身だしなみを整えつつ

封を開けると

中から楕円の何かが出てきた

 

机に置くと、モニターのようなものが現れる

そして

 

[んっんん"〜〜〜!]

 

「!?」

 

[私が投影された!!!]

 

「オールマイト!」

 

おー!

と、つい拍手してしまう

私だって憧れはあるもん

 

[私がこの街に来たのはね

他でもない

雄英に勤めることになったからなんだ]

 

「!!」

 

オールマイトが!?

雄英に合格できてたら、こんなすごい人の講義を受けれるの!?

 

[ええ何だい!?

巻きで!?]

 

そりゃ、時間が無いから急がなきゃだよね

 

[前代未聞の雄英のスカウトだったのに

そのスカウトまでも蹴ったそうだね!?]

 

「ぁっ、はい…

他の人と、平等に見てもらいたくて…」

 

やっぱり怒ってるかな…

つい俯いてしまう

 

[いや素晴らしい!!

この試験では君の本気が伝わってきたぞ!!]

 

怒られない!?

ばっと顔を上げると笑顔のオールマイト

 

[筆記はもちろん満点(パーフェクト)

実技試験も異例の100P(ポイント)超!121P(ポイント)!!

それと!!]

 

[先の入試!!

見ていたのは(ヴィラン)P(ポイント)のみにあらず!!

人助け(正しいこと)した人間を無視するヒーロー科など

あってたまるかって話だよ!!

きれい事!?上等さ!!

命を賭してきれい事実践するお仕事だ!!]

 

胸が熱くなる、

そうだ、ヒーローだ

ただ強さ、成績なんかを見てるところとは違う、

 

[救助活動(レスキュー)P(ポイント)!!

しかも審査制!!

我々雄英が見ていたもう一つの基礎能力!!

風吹 刹那(かぜふき せつな)!!79P(ポイント)!!

合計200P(ポイント)!異例のP(ポイント)で合格だよ!!]

 

ガタッ

つい興奮して立ち上がってしまう

 

[来いよ、雄英に!!]

 

「っっはい!!!」

 

嬉しい、嬉しい

誰かにこの気持ちを共有したい

自分の事のように喜んでくれる人と

手を取って喜び会いたい

叫びたい

 

私にはそれが出来ない

 

両親はもう居ない

友達だって、

「ちいさきヒーローだ」って

何故か壁を作られたりしてきたから

 

でも有難い

浮かれたままじゃいけない

気を引き締められるから。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。