遺跡平原に、火薬特有の重低音が響く。
羽がちぎれ、甲殻が焼け焦げ、アルセルタスが地に落ちた。
再び飛ぼうと力を入れ、その細い手足を無造作に振り回すのだが――次第に力を失い、静かに痙攣するに留まった。
硝煙を立てながら、銃槍を静かに降ろす赤髪の男。
アルフレッドが、小さく息を吐く。
――その直後。
「ちっ、来たな!」
足元の蔦を掻き分けて、鋭い爪が現れる。
しかしそれを横に避け、お返しと言わんばかりに砲口を向けた。
「食らいな!」
炸裂。
詰められた砲弾が炸裂し、火炎の奔流が爪の主――ケチャワチャへと襲い掛かる。爆炎が毛並みを焼き、さらにその炎に混じった金属片や火山岩の破片が、毛皮を引き裂くのだった。
悲鳴と共に、ケチャワチャは倒れ込む。
懸命にもがくその顔は青く、荒い呼吸を繰り返していた。
そしてその全身から立ち昇るは、青黒い不気味な瘴気――。
「狂竜ウイルス、か。アルセルタスに続いて、ケチャワチャまで」
手に持った銃槍――エムロードルークを折り畳み、空になった薬莢を吐き出す。そして新たな砲弾を装填し、再び槍を展開する。
鋭く伸びた切先をケチャワチャに向け、アルフレッドは走り出した。
「せいっ!」
走る勢いのままに踏み込み突きを繰り出し、長い鼻を穿つ。
火花散らす切先は、柔らかいその鼻を裂き、花の如き鮮血を咲かす。しかしケチャワチャとて、黙ってはいない。もはや正気かどうかも分からない様子で立ち上がり、どころか飛び上がった。
「牙獣種が飛ぶとは、な!」
砲身を上に向けて、引き金を引く。
しかし、風に乗るようにそれを躱すケチャワチャ。空中から、再びその鋭い爪を掲げ、アルフレッドへと振り下ろした。
まるでノコギリのように、荒い突起が並んだ爪。アルフレッドの体を、易々と切り裂く――。
その、瞬間に。
「ここ!」
盾を振り払い、その爪を逸らす。
触れる直前に、盾で爪を横から殴りつけるようにして、その軌道を逸らした。
切り裂くはずだった相手を逃し、蔦に飲み込まれる。その爪を引き抜こうと、着地して足に力を入れるケチャワチャ。
――その頭に、切先を向ける、アルフレッド。
「ガラ空きだッ!」
竜杭砲を、眉間に放つ。
鋭い杭が頭部に刺さり、それが回転しながら肉の中へ入り込む。
局所を穿たれる痛みにケチャワチャは仰け反り、その反動で腕が抜けた。何とか、その腕を使って頭の杭を取り除こうとするが――。
それよりも早く、杭が炸裂する。
「ドカン!」
皮と肉を、内から吹き飛ばす。
頭部から新たな鮮血が吹き出し、それが間欠泉のように、遺跡平原の金色の絨毯を、絡まった蔦のカーペットを赤く染めるのだった。
「ビンゴ! 眩暈を起こしたな!」
一旦背後に跳び、再装填。
同時に、拡散型特有の榴弾式竜杭砲の衝撃が脳を揺さぶったためか、ケチャワチャが倒れ込む。
隙だらけの頭部に、アルフレッドは飛び込むように薙ぎ払い斬りを繰り出した。
しかし、そこに水を差す第三者。咳き込まずにはいられない悪臭が、彼を襲う。
「うっ……!? くっせぇ!」
思わず手を止め、横に跳ぶ。
跳んだはよいが、匂いは消えず。
見れば、ケチャワチャを中心に、茶色がかったモヤが溢れていた。
この臭いは、アルフレッドにも嗅ぎ覚えがある。
人間でも、モンスターでも、生物であればそのほとんどが行う生理的行為の一つ。しかしその乱入者は、それを武器とするのである。
そう、この臭いの原因は――。
「ウンコか……ッ! 一体何が……!?」
臭いの元、茶色い塊を尾に巻き付けながら、緑色の乱入者が舞い降りる。
ケチャワチャ同様の牙獣種にして、その臭いの強さにはある意味定評があるモンスター。
ババコンガ、その亜種だ。
「ババコンガ亜種……しかもこいつまで、狂竜ウイルスに感染してやがる!」
黒い息を吐きながら、恐ろしい形相でアルフレッドを、そしてケチャワチャを見る。
縄張りを守るわけでも、生殖行為を求めているわけでもない。ただ外敵に、衝動的に襲い掛かる。生命維持からかけ離れたその行為は、狂竜ウイルスに罹患したモンスターであることの何よりの証明だ。
「とりあえず、くせぇ!」
懐の消臭玉を取り出して、体の臭いを上書きする。
まだ消えきってない臭いを我慢しながら、彼は続け様に回復薬を口に含んだ。
「マスターの言った通りだ。遺跡平原、えらいことになってんな……!」
最初に狩猟したアルセルタスも、道中見たジャギィの群れも、そしてこのケチャワチャやババコンガ亜種も。
みんな、狂竜ウイルスに侵されている。
先日のバー•ラージャンハートでマスターが語っていたこと。それを物語るように、この遺跡平原はウイルスに感染したモンスターで溢れ返っていた。
「これは……まさか、あれか? 昔天空山に巣食ったっていう古龍がまた現れたのか?」
なんて、思考に耽る暇もなく。
ババコンガ亜種は、アルフレッドに向けて襲い掛かる。
「ちっ……!」
同様に駆け出して、すれ違うように刃を振り抜いた。
それによって毛皮を斬り裂くが、ババコンガは気にすることもなく振り向き、その鋭い爪を振り抜くのだった。
「おっと!」
盾で、爪を振り払う。
が、続け様に反対の爪が飛ぶ。
アルフレッドは仕方なく、腰に力を入れて盾を強く前に押し出すのだった。
「ぐっ……!」
二撃目、三撃目。
盾越しとはいえ、爪の直撃は強烈だった。ウイルスによって普段以上の力が引き出されているために、その反動はいつも以上に彼の体を蝕んでいく。
しかし、流石のババコンガも、疲れは溜まる。四撃目を放つ前に、息が切れたように転倒した。
「ここだ!」
痺れる右手の平を開き、盾を地に落とす。そして、両手で握ったエムロードルークを、さながら気刃突きのように構え、鋭く放った。
重い感触。
しかし確かに、その皮膚を貫いたことを、アルフレッドへと伝える。
「食らいな!」
深々と刺さった切先と、同時に埋まった砲口。
引き金を三度引き、込められた拡散型の砲弾を放つ。肉の内側で弾けるそれに、流石のババコンガも悲鳴を上げる。
砲撃の反動で、ずるりと刃が肉から抜けた。
これだけの出血量なら、もう動けないだろう。
そう考えるとアルフレッドだったが――。
「マジか!」
立ち上がり、怒りのあまり吠えるババコンガ。
同時に放屁をしながら、その巨体を走らせる。
「ちっ!」
横に跳んで、それを躱す――のも束の間、今度は頭上から振り下ろされる長い爪に、アルフレッドは気づくのだった。
「ケチャワチャか!」
さらに横に跳んで辛うじて躱すものの、そこには方向転換するババコンガ亜種の姿が。
二体の獣に追われ、避けることもままならない。リーチと重さによるガンランスの取り回しの悪さが、浮き彫りになる瞬間――。
アルフレッドは、穂先の刃を外すのだった。
「来い!」
右手に穂先の剣を。
左手に、砲身を。
片手剣のようで、レイピアとは違う、鋭い剣だった。その長さはガンランス用であるため長く、チャージアックスの剣モードを思わせる。
エムロードルークはヘッド独立型という、砲身に穂先として剣を装着させたガンランスである。そのため、その穂先を外し、取り回しを良くすることも可能なのだ。
「これなら動きやすいぞ!」
迫る爪を避けながら、懐を剣で刻む。
悲鳴を上げるケチャワチャは、その身を捩って周囲を薙ぐが、アルフレッドは滑り込むように地を這ってそれを躱す。
飛び込んでくるババコンガ亜種の巨体は、回避に徹する。避けきれなかったケチャワチャは、野太い悲鳴を上げ、痛みを逃すように転がるのだった。
その隙を逃さず、緑毛獣は爪を振りかざす。彼らにとって、アルフレッドは共通の敵というわけでなく、目に映るものが全て敵というだけだ。
「……今のうちに」
二頭の獣が暴れる隙に、廃莢。
砲弾を再装填したところで、ケチャワチャが起き上がった。起き上がって、怒りのあまり水袋の水を、ババコンガに向けて吐き付ける。同時に後ろに跳んで、距離を取った。
水を浴びせられ、ババコンガは怒号を上げるものの――何故か、その怒りの矛先をアルフレッドに向けた。
「何で俺なんだよ!」
大きく息を吸って、何かを口から溢れさせる。
それは、好んで食べる毒キノコに染まった吐息。まともに浴びれば、ただでは済まない毒素の塊だ。薙ぎ払うように吐くそれを、アルフレッドは回り込むように走って躱す。
吐いている最中は、隙だらけだ。脇腹の肉を、右手の剣で何度も斬る。電光が火花となり、毛並みを、草木を、荒く焦がすのだった。
「おっ……と!」
同時に、迫り来るケチャワチャ。
大地を駆け抜け、ババコンガへ、もしくはアルフレッドへ、鋭き爪を覆い被る。
「そこだ!」
それが触れる直前に、左手の引き金を引く。
突如向けられた砲身が、自分の胸元を焼いたのだ。
予想だにしないその一撃に、ケチャワチャは思わず体勢を崩す。剥き出しになった胸元に、アルフレッドは右手の剣を突き立てた。
骨を穿ち、脈動する臓器を焼く。
引き抜かれた剣が、まるで絵の具のように、大量の血を引き連れた。
致命的なその一撃によって、ケチャワチャは静かに沈む――。
「……後は、お前さんだけだな!」
死に物狂いで、ババコンガ亜種が暴れ出す。
爪を振るい、尾を薙ぎ、全身で大地を掻き回す。
その猛攻を掻い潜り、アルフレッドは毛並み豊かな背中を起点に、真上に跳び上がった。
「――苦しいだろ? 今楽にしてやるからな……」
空中で、右手の剣を砲身に付け直す。
再び銃槍としての姿を取り戻したそれを、下に向ける。
全体重を載せた下突きを、緑色のその背中に向けて繰り出した。
突き刺さり、鮮血を上げる。
赤黒いその血潮を浄化するように、竜の如き劫火が、遺跡平原を照らすのだった。
⚪︎◎⚫︎
「アルフレッド君、ちょっといいかい?」
バルバレの集会所で、報酬を受け取ったアルフレッド。
そのまま、宿へ向かおうと踵を返したところで、ギルドマスターである小柄の竜人に呼び止められた。
「何だ?」
「このまま、残ってくれないかい? これは、ギルドマスターとしての頼みなんだが」
「個人的か? それとも業務上か?」
「……業務上、かな」
ただならぬ様子だと、彼は察した。
集会所を見渡せば、いつも以上の人だかりがある。
いつもなら、酒を飲んだり腕相撲をしたり、にぎやかに狩人たちが騒いでいるのだが――今日は違った。
みな神妙な面持ちで、何かを待っている様子だった。
そしてその誰もが、上位相当モンスターの防具を身に纏っている。
駆け出しの下位ハンターではない。経験豊富な、上位ハンターであることの証明である。
「何が始まるんだ?」
「もうすぐ、ギルドからの狩猟要請がある。ギルドマスターとして、是非キミを推薦したいんだ」
「へぇ。あのディアブロスの時を思い出すな。あんな感じか?」
「……あの時よりも、大掛かりだろうね」
そんな雑談をしていると、ざわついていた会場が静まった。
何事かと、アルフレッドはカウンターの方から、大銅鑼の方へと目を向ける。映るのは、青い鎧を着込む男。白い長髪を棚引かせながら、ハンターたちの前に歩み出る。
集まったハンターたちに目をやり、それでも全く表情を変えることなく、口を開いた。
「今回集まってもらえたこと、感謝する。私は本作戦の担当者、ジュリアスだ。これから私が話すことは、命令ではない。あくまでもギルドとして、狩猟を要請する。そのことを念頭に置いた上で、話を聞いてもらいたい」
理知的な口振りで淡々と話すその男性。
アルフレッドは、そっとギルドマスターに声をかける。
「……あれ、誰だ? ギルドの偉い人か?」
「元筆頭ハンターのリーダーだよ。まぁ、ギルドの上層というのは間違ってないが」
「筆頭ハンター……へぇ」
かつてバルバレやドンドルマで活動していた、少数精鋭のハンター四人衆。そのリーダーこそ、今高らかに演説しているあの男である。
彼らが狂竜ウイルス騒動の鎮圧や、ドンドルマの防衛に尽力したことは、アルフレッドにも聞き覚えがあった。
「なるほど。それでか。今回の事態の、アドバイザーって感じか?」
「どころか、本作戦の責任者を名乗り出てくれたよ。多忙だというのにねぇ」
本作戦。
それが指し示すのは一体何なのか――。アルフレッドがそう考える間もなく、元•筆頭リーダーであるその男は、作戦のあらましについて語り始める。
「皆も知っていると思う。昨今の狂竜ウイルスの蔓延を。感染したモンスターが猛威を振るっていることを。渦中の場所は遺跡平原だ。あそこのほぼ全域で、ウイルスが蔓延していると言っていい」
あの遺跡平原の生態が、ウイルスの脅威に晒されている。
ラージャンハートのマスターが言った通りだ。
アルフレッドはそう実感した。
「ギルドは人海戦術の調査によって、奴の存在を確認した。黒蝕竜――ゴア•マガラだ」
その言葉に、会場はざわついた。
かつて終息したと思われた狂竜ウイルスの感染源。討伐されたはずのそのモンスターが、再び確認されたのである。ざわつくのも当然と言えるだろう。
「奴は遺跡平原の高台を陣取った。そして、恐らくシャガルマガラになるための脱皮を始めている。そうなってしまえば、人の手に負える事態ではなくなってしまう。早急な対応が必要だ」
「ちょ、ちょっと待った!」
淡々と語るその言葉に、グラビドシリーズを着込んだ槍使いが声を上げる。
「ゴア•マガラって……どういうことです? あれは、あんた達筆頭ハンターが、対処したんじゃ――」
「ああ。正確には、私ではなく、私の友人が、だが」
もっともな疑問を、彼は頷きながら答えた。
最も嫌な予感を、的中させるような言葉で。
「かつてのゴア•マガラ騒動でシャガルマガラが生まれ、それが大規模な生態系異常をもたらし、狂竜症個体、さらには極限状態のモンスターを生み出す結果となった。我々ハンターも対処をしたものの、全てを狩ることは不可能だった。つまり、人知れないところで、生まれてしまったのだろう。新たなゴア•マガラが」
「生まれた? 一体……」
「知らないのかね? シャガルマガラの撒き散らすウイルスは生殖細胞を伴う。それが感染した個体の中で潜伏し、成長し、最終的に宿主を食らって生まれ出る。そういう生き物なのだよ、あれは」
およそ常識の範囲内では考えられない生殖方法に、会場は困惑の雰囲気に包まれた。
人智を超えた、古龍の及ぼす影響力。その計り知れなさを、アルフレッドは実感する。
筆頭リーダーの語りを待つよりも、その困惑を周囲に分かち合うように、会場のざわめきは止まらなかった。
「その時生まれたゴア•マガラが成長して、今各地を賑わせてるってことか。そんなに成長が早いっていうのか?」
「研究が進んでるとは言い難い、よな。寿命も、成長速度も未知数……過去の個体の兄弟が、少しずれて今目覚めたという可能性もある」
「そんなのが何匹も? どうなっちまってんだ……」
「関係ねぇ! とにかく狩ればいいんだろ! あのマガラだぜ! 古龍だ!」
最終的に、気合の入った声に、各々の気持ちがまとまり始める。
狩りを前に、疼いている。
そんな熱気が会場を包み、筆頭ハンターは静かに笑うのだった。
「ふっ。かつて私が共に戦ったハンターも、そんな目をしていたよ。君たちが古龍の脅威を前に、戦意を失わずにいてくれること、嬉しく思う」
一瞬の微笑みを、すぐに消して。
元•筆頭リーダーは、高らかに宣言する。
「このゴア•マガラの出現に対処するため、今回ギルドより同時狩猟を依頼する! 目的は遺跡平原の沈静化だ。複数パーティーでゴア•マガラ、及び狂竜症感染個体たちを同時に仕留め、このウイルス騒動を早期に鎮静化するのだ! 新たなシャガルマガラを生み出すことがないよう、この依頼は上位ハンター専用とする! 確実な討伐を期待する! また、そこらの飛竜よりも比較にならないほど危険な依頼となる。心して掛かるように!」
その言葉に、会場は野太い歓声に包まれた。
黒蝕竜ゴア•マガラ及び狂竜症個体同時討伐作戦。その発動を前に、彼らの熱気は留まることを知らなかった。
「本作戦は遺跡平原で、人数制限を取り払ったクエストとする。メンバーや討伐対象は、実績を鑑みてギルドで調整する。つまりメンバーの希望は必ずしも通るわけではなく、ゴア•マガラと必ず戦えるわけでもない。確実な根絶のための処置である。承知してほしい。以上だ。諸君らの狩りの無事を祈る」
そう締め括り、彼は大銅鑼の前から立ち退くのだった。
その代わりのように、ギルドガールが箱を持って前に出る。
「参加希望用紙はカウンターのギルドマスターから貰ってください! 用紙はこの箱に入れてくださいね! バルバレのため、生態系のため、皆様のご協力をよろしくお願いします!」
アルフレッドは、ギルドマスターの方へ振り返る。
彼は静かに微笑んで、参加用紙を差し出すのだった。
「わざわざ呼び止めたのはそういうことか。おかげで、一番乗りだ」
「やってくれるかい?」
「やらせてもらうよ」
積まれた参加用紙の一枚目を受け取って、アルフレッドは歩き出した。
テーブルの羽ペンで名前を書き、押印して、箱を持つギルドガールに向けて、再び足を運ばせる――。
「アルフ!」
用紙を箱に入れるその瞬間に響く、彼を呼び止める声。
振り返った視線の先には、かつて戦闘街で共に戦ったハンターたちがいた。
「一緒に行くよ!」
「わたくしたちを呼ばないなんて、お水が臭ってましてよ!」
「お嬢様、それを言うなら水臭い、です」
セレス、ウルティナ、セバスチャンが、それぞれ参加用紙を持ちながら歩み寄る。
ガンランス使いは嫌われている。
以前のディアブロスの狩りを受注した時は、アルフレッドが名乗り出たら誰もが同行を渋っていた。
そんなことをふと、彼は思い出すものの――今の彼らには、あの冷たい視線はない。どこかくすぐったさを覚えるような、そんな柔らかい視線だけが、そこにある。
そんな不可思議な状況に、アルフレッドは少し照れくさそうに笑った。
「何だよ、いたのかお前さんたち。気づかなかったぜ」
「あたしたちからは、アルフが見えてたけどね」
だってアルフ、大きいもん。
そう付け加えて、セレスは優しく微笑んだ。
「……よっしゃ。行くか!」
「うん!」
「行きますわよ!」
「ご同行致します」
四人分の参加用紙を、まとめて箱へ押し詰める。
黒蝕竜ゴア•マガラ及び狂竜症個体同時討伐作戦――始動。
モンハンワイルズ、発売日決定!
年明けが楽しみですね。それを支えに辛い現実も乗り越えて参りましょう。
先行映像でいろいろ明かされてますが、やはり目を引くのは竜撃砲の圧倒的射程!もはや竜餐祈祷ブレスかというほど前に伸びる。これ、いたわりとか緩衝とかないとやばくない?もはやここまできたら、FFはなしにしていいと思うの!でも、ライズ系にあった竜撃砲のガード判定はなくなっちゃったみたいですね。悲しい。その代わりのように、ほとんどのリロードにガード判定がついたようで、ブレイヴガンランスを思い出す立ち回りができるのかもしれませんね。
今回の戦闘描写では、槍の穂先を外す戦い方にフォーカスを当てました。銃剣のように穂先の剣を外して戦えるのも楽しそう。アルフレッドの体格なら、穂先のない大砲も左手に持ったまま、某獣狩りのハンターになれるでしょう。拡散パリィからの内臓攻撃でフィニッシュ!あぁ〜!リゲインの音ォ〜!
ワイルズはセクレトに武器二種類載せれるようですし、ガンランスと片手剣を担げば銃剣スタイル、穂先分離スタイルを擬似的に楽しめそうです。他にも、ガンランスとスラアク(剣モード)を担げば片手持ち、両手持ちを擬似的に再現できるかも?楽しみでなりません!
…語り過ぎました。次回で第三章も終わりです。それでは、次回の更新で!閲覧ありがとうございました!