Assault Lily〜御使いの妹   作:ラッファ

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第80話

 

ヒュージ出現の現場に到着したグランエプレの面々と悠夏。視界に飛び込んで来たのはヒュージの多さだ

 

「この多さ‥皆気を引き締めていきましょう」

 

叶星はそう告げるといつもの様に高嶺と共に前に出ていく。

 

「(いや、気を引き締める前に陣形とか方針を‥)」

 

スモール相手ならば隊長が指示を出さずとも自分達で考えて戦えと言うことだろう。

 

「姫歌達も行くわよ!」

 

「(張り切ってんな‥空回りしないと良いけど‥)」

 

基本的な陣形を組まない以上各自で判断し対応するしか術は無い。ここまでの疲労も考慮するならば早々にバテる者が出て来てもおかしくはない。

 

不安を持ちつつも彼女は自分の持ち場へと向かい、ヒュージを相手取る

 

「(余り近づかないように‥!)」

 

近接特化の機体を使いながらもヒュージに近づくのを嫌う理由。余計な攻撃を受けないようにする為だ。ヒュージと言うのは現状では生き物として認識されており、その攻撃方法も爪や触手で相手を貫く。もしくは切り裂く。強固な体を使った体当たりと接近戦を仕掛けてくるパターンが大半。これがラージ級以上ならば熱線なども含まれるが大半は近接戦だ。相手の土俵に立って戦うのではなくあくまでも自分の土俵で戦いたい彼女にしてみれば近接特化の機体だとしても子機の射撃を行いながら相手と距離を取って戦うことを選ぶ。そして射撃機能の搭載されていない親機でもそれが可能‥その理由は

 

「行けっ‥!!」

 

親機から射出された刃。ワイヤーで繋がっているこの刃は本人の意志で自由に動かせるのだ。

縦横無尽に動く刃は変則的な動きでヒュージを撹乱し死角に回り込ませた上で切り裂いていく。そして他の個体が刃の動きに気を取られ、生じた隙を見逃す彼女ではない

左手に握った子機の射撃で隙を見せたヒュージを素早く仕留める

 

この一連の流れで一度に10体は撃破している。一見すると物凄く強力な武装に見えるが彼女としては手応えがない

 

「(うーん‥狭い所だと使えないな‥)」

 

あくまでもワイヤーで繋がっているから出来る事。これが木々の生い茂る山奥ではワイヤーが絡んでしまうし、萩窪のような地域での戦闘も電線や付近の住宅に注意しながらの動きになってしまい、調子に乗って使いすぎると痛い目を見る。もっと狭い路地裏ならさらに出来る事が狭まってしまう。

奇襲、不意打ちを得意とする彼女としては掴んだ感触がない。勿論便利ではあるし、手札が増えたと考える事も出来る。

 

「(使い所は考えなきゃな‥)」

 

何も無い更地の様な所ならば遮るものが何もないため有効な手段となる。意図的に隙を生み出し、不意をつくことや死角に刃を飛ばし切り刻むと言った攻撃が可能だ。だが狭い所で刃に直線的な動きをさせるならばわざわざ刃を飛ばさずとも射撃で十分。勿論、弾とマギの節約を考えると便利ではあるが、それならばユーバーザインで撹乱しながら切り込めば済む話

 

「(応用してこれとか出来る‥?本来は一人でやる物じゃ無いんだけど‥)」

 

今度は別の使い方。本来ならば一人でやる動きではなく複数人で行う連携攻撃。スモールからラージ級までならば有効なのは相模女子時代に証明ずみ。

 

まず初めに横に広がったヒュージの群に対し刃を再度射出する‥が

 

「(いや、駄目だ!)」

 

途中で刃を戻す。親機を持っているのは右手、この状態ではこの後の動きに支障が出てしまう。

 

「(ここは持ち替えて‥!)」

 

ここで彼女はCHARMを持ち変える。今までは右手に親機、左手で子機だったが今度は右手に子機、左手に親機へと。

そして、同じ動作を再会

左手に持った親機から刃を接近するヒュージの群れに対し射出。それと同時に彼女は子機で射撃しながら右側に移動。走るというよりもマギを用いて地面を滑るように

 

「ヒュージを中心に集め、その場に固定!」

 

親機の刃繋がっているワイヤーでヒュージを切り裂くのではなくその場に押し止める為の楔として使用。円を描く形で移動しながらの攻撃でヒュージを中心に集める。

 

「火力を集中させつつ同時並行で刃を回収‥!!」

 

子機での射撃と並行しながら刃を親機本体へと収納。集まったヒュージに対し弾丸を打ち込む。

次の動作を素早く、流れ作業のように やる必要がある為、忙しいなんてレベルではない。本来は複数人で行う連携技。それを一人でやるのだから当たり前と言えばそれでおしまい。

 

「こっから止めの‥!!と行きたいんだけど」

 

ここからは締めとなる最後の動作。一気に駆け出す‥のだが彼女はその場から動かない

 

「スモールだし、これで終わり!!」

 

この一連の動作でスモール級の群れは簡単に殲滅。スモール以上であったりスモールの中でもしぶとい個体ならばこの後にもう一動作。止めとなる攻撃を加えるまでが一連の流れとなるが今回は行う前に決着がついてしまった

 

「それ、誰かに教わったの?叶星様じゃないよね?」

 

一連の動きを見ていた悠夏はヒュージを倒しつつ彼女に近づき尋ねる。叶星や高嶺ではやらないような戦い方。ならば誰か、と気になるのは当たり前

 

「相模時代に、ね。

今のは消化不良だし、完全版はまた今度」

 

「何?続きが有るの?」

 

「当たり前。まぁ、お楽しみに」

 

相模時代に教官から教わった動き。当時のイルミンシャイネスの代名詞とも言える連携技だったと言う。本来ならば現在に至るまで継承されてもおかしくはない程に協力な連携技だが色々あって継承されなかったと語っていた。イルマ赴任後も教え子に継承したかったみたいだが厳しかったと語っていた

複数人での連携が基本的な運用だが教官含め当時のトップエースは単独でもこなしていたという

『当時と比べて今はCHARMの性能が格段に上がっている。コツさえ掴めば単独でこなせる』などと言っていた。

 

「それにしても減らないしケイブの反応も無い‥どっから湧いてきた?」

 

「さぁ‥ねっ!!」

 

雑談は終わりとばかりに互いにヒュージを蹴散らす。

一人対複数を得意とする彼女とパワーが自慢の悠夏の倒すペースは他の者と比べても凄まじく早い。それでいて二人共マギ、スタミナのペース配分を考えながら戦っている為、まだまだ戦える‥が

 

「(他はキツそう‥かな。)」

 

連戦の疲れとペース配分をせずに全力で戦ってきたツケ払わされる形。そして動作にも無駄が多い。一体相手に手数を無駄に使い体力をしょう

 

「流石に疲れて来ましたね」

 

「ヒュージいっぱいだもんね」

 

後衛を務める紅巴と灯莉はそんな事を漏らす。この二人に限らず誰もが感じた事‥なのだが

 

「あーちゃん達、疲れないのかな?

僕達よりもヒュージ沢山倒してるのに」

 

灯莉は今現在も変わらないペースでヒュージを倒し続けている海漓を見る

射撃と格闘を使い分ける形になってはいるがヒュージを倒すペースは一向に変わらず淡々と倒している。

自分達が1体倒している間に彼女は複数体を平然と倒す。疲れているはずなのだ、先の発言でも疲れたと言っていたのだから。

 

「疲れてもあの精度を維持できる‥と言う事ですよね」

 

疲れの中で戦えば当然技の精度や行動そのものが鈍くなる。だが彼女達は普段通りに戦い普段通りに倒しているのだ

他は消耗し多少なりとも動きに翳りが出てきている。その中でも消耗が酷く顕著なのは高嶺と姫歌。元々ペース配分や適度に手を抜くなど知らぬと言わんばかりに常に全力で戦う高嶺と最近の気の荒さが戦いに出始めている姫歌だ、無理もない

 

「もう‥一体‥!!」

 

力任せにCHARMを振りかざしヒュージを斬り伏せる。常に全力で戦ってきたことで息も上がっている

 

「ちょ、ちょっと、無理し過ぎ!何やってるの!?」

 

姫歌が目に入った悠夏は一度海漓から離れ姫歌の元へと向かう。無理矢理戦っている所を見かけた以上、注意は必要だと判断したのだ

 

「だ、黙っててよ‥

ここは、無理のしどころなんだから」

 

「それで戦場で倒れたり、やられちゃったら不味いでしょ!!

無理なら下がりなよ!」

 

悠夏の言う通りだ、先の見えない状況でペース配分を考えない戦い方をすれば必ず反動が来る。疲れて倒れ込む、無理をした結果判断が鈍りヒュージの攻撃で負傷する可能性を考えれば止めるのは至極当然だ

 

「海漓みたいな生ぬるい事言ってるんじゃないわよ!

これ以上、叶星様と高嶺様に頼るわけには行かないのよ!!」

 

そう言いながら力任せ、八つ当たりのようにヒュージを叩き潰す姫歌

彼女からしたら休め、下がれと同期の経験者はこの状況でどうして生温い事しか言えないのかという怒りだ

 

その光景を見て驚き、何処か納得する悠夏。海漓が何を言ったのかは彼女は分からない。だが、分かる事もある

 

「(悠夏、言い方が間違ってたんだ‥)」

 

今までの姫歌への発言に悪意など一欠片も無い。彼女としては善意の助言だ。反発されたとしてもどうにかしてあげたいと言う思いがあった。それは彼女の為だと言う思いがあったから

彼女の動き、海漓の言う気性の荒さ、それらを踏まえてどう伝えれば良いのか、どうすれば届くのかそれが分からない悠夏ではない。

 

「あのさ!」

 

「何よ!!」

 

「叶星様と高嶺様の為になりたいならそんな所で戦ってちゃ駄目

貴方の魅力を最大限に発揮して輝ける場所があるわ!!」

 

「え?」

 

迂回せずに伝えたかった事をストレートに伝える。彼女が望む事とそれを叶える為の手段を

 

「(大分減ってきた‥?)」

 

悠夏と分かれた海漓は一人、大群を相手に健闘。倒した数ならば叶星と高嶺を追い越さんとする勢いだ

増援を始めとするイレギュラーを頭に入れつつも終わりが見えてきた‥そう思ったのだが

 

「はぁ!?何してんだ!?」

 

周りを見渡す為に一度高く飛び上がり電柱の上に立つ。高い所から戦場を見渡すと高嶺が突如ラストスパートと言わんばかりにペースを上げる光景が目に入る。

 

「(さっさと終わらせろって指示が出た?それとも高嶺さんの暴走?)」

 

高嶺に指示を出せる人物、その指示を素直に聞く人物など叶星しかいない。消耗の激しい高嶺にスパートをかけさせる理由がない。この行動が叶星の指示ならば彼女のミス。高嶺の暴走ならば静止させる義務が彼女にはある。

 

「(これ不味いやつ?)」

 

確かに彼女のスパートとそれに煽られるようにギアを上げるグランエプレの活躍でヒュージは急激にその数を減らしていく

その中で高嶺が一瞬、ふらついたのを見逃す彼女ではない。過度な負担の反動で意識を失う典型的な兆候だ。ここまでの連戦で心身共に疲労が蓄積されている中で更に過度な負担。体が悲鳴を上げても不思議ではない

 

電柱から飛び降り、合流を急ぐ。だが時既に遅し。ヒュージの全滅とほぼ同時に高嶺がその場に倒れ込む

 

「高嶺ちゃん!!」

 

「高嶺姉様!!」

 

その中でも酷く同様するのは叶星と悠夏。

 

「た、高嶺様!!」

 

他の1年生も皆同じだ

 

「(呼吸はしてる‥)」

 

海漓は冷静に近づき高嶺を観察。気を失い倒れ込んでいるが呼吸はしている。恐らくは連戦による疲労の影響だろう

 

「‥そんな所でボサッと突っ立ってないで早くガーデンに帰りなよ。周囲の警戒は私やっておくから」

 

「そんな事務的な言い方‥高嶺様が心配じゃないんですか!?」

 

眉一つ動かさず、事務的に、言い捨てるように伝える彼女に対し流石の紅巴も否定的な事を言う。先輩が倒れたにしてはあまりにも酷いと感じたのだろう

 

「私が泣いて、心配して、動揺して。この状況が収まるならいくらでもやるけど?」

 

泣くなとは言わない。心配するなとも言っていない。だがこの場でそんな事をしても事態は何も好転しない。そもそもの原因は根性論や戦場で謎の暴走行為をした高嶺と静止せずに黙認した叶星だ。海漓からするならば悲しんだりするほうが難しい

現時点で必要な事は悲しみ、動揺することでは無い。戦闘が本当に終わったのかと確認する事と高嶺をガーデンの医務室に運び込み適切な処置を受けさせる事で、その為の行動をしなければならない。本来ならば指示を出すのは隊長の叶星、次点でサブリーダーの姫歌だ。だが二人共動揺しまともな指示を出す気配がない

この場で黙っていたって事態は何も変わらないのだ

 

「人の心がない残酷な奴って思いたいならそれで結構

私からすれば現場で倒れた人間を放置して何もせず突っ立ってる連中の方がよっぽど残酷な事してると思うけどね」

 

出撃前に休みを入れろという提案に対しあそこまで非難した上で起こした事なのだから自業自得と言う思いもあるが言葉に出さないだけ。悠夏には無関係で、尚且つ人の身内を皆の前で馬鹿にする程彼女は腐っていない。

 

どのみちこうなってしまってはグランエプレは戦闘不能。速やかにガーデンに帰還する必要がある。倒し漏らしが居ないかの再確認や急な増援への警戒を行う必要があるが現状では高嶺と叶星をガーデンへと帰還させる事が最優先。動けない者、戦意を喪失した者がいても邪魔なだけだ。

 

「‥そうね。悠夏が高嶺姉様を背負っていくわ」

 

彼女の言う事が正しい事は悠夏だって分かっている。包み込むような優しさで諭すよりも背中を蹴るような言い方をしてでも人を動かし状況を打開しなければならないという思いもある事だって理解できる

 

その後の動きは早かった

 

「高嶺姉様、すぐにガーデンに付きますからね!」

 

「叶星様、いきましょう。大丈夫ですよ」

 

悠夏が高嶺を背負い、姫歌達は泣き崩れている叶星を慎重に立ち上がらせその場を後にする。残ったのは彼女一人だけ

 

「さて、お仕事しますか」

 

ここに残ったのは事後処理の他にもう一つ。ネストの調査だ。

今回の戦闘において自分達はケイブを一切破壊していない。大群が出現した以上、必ず有ると思っていたがその予想は外れてしまった。

ならば、ヒュージはどこから来たのか。事情を知らされている海漓からすれば答えは簡単

 

「(アイツら全員ネストから出撃してき個体‥でもどうやって?)」

 

ケイブを使わず、あれだけの数の個体が出現したとなると何処かに有るネストから直接出撃してきた、と考えるのが自然だ。だが、分からない事もある

それはネストの場所とヒュージの移動方法

 

「(出てきたヒュージは全て歩行型、移動方法としてのケイブが無し‥)」

 

例えば今回現れたヒュージが浮遊していたり鳥のように空を飛べる個体ならば萩窪からかなり離れた場所、もしくはネストそのものが空中にあるという事になるが、その説はない。付け足すならば先程現れたヒュージの出現時に地表に激突するような衝撃音も響かなかった事も裏付けとなる。

 

「(ボスによって何らかの手段でネストを地上の何処かに隠してるって考えるのが正解なんだろうけど‥)」

 

ボスとなる個体によってネストそのものを何らかの手段で隠していると考えた場合、ヒュージがどのように現れるかが分かっていない。ネストから生み出されたヒュージをケイブも使わず大量に送り込み、自分達の本拠地ネストの場所を特定させないなど至難の技‥なのだがヒント自体はある

 

「(確か悠夏ちゃんが始めて来た時に現れた個体は‥確か‥)」

 

悠夏が始めて神庭に来た時に対処した個体。その個体は地中を掘って現れていた。そうならばヒュージが現れた方向を辿っていけば移動した際に生じた痕跡がある‥と思っていたのだが

 

「何も無い‥ん?」

 

付近をくまなく捜索してもそのような痕跡は一切ない。移動によって抉れた地面や大穴の類が何も無い。‥かに思えた

 

「何だこれ‥?」

 

少し進んだ先にある小さな公園。一部の遊具が奇妙な壊れしていた。ヒュージによって破壊された‥というよりも遊具の一部分が地面に沈んでいるのだ

 

「遊具だけじゃない‥花壇も崩れてる」

 

小さな花壇も崩れてしまっている。その崩れ方も上から強い力をかけられた、というよりも下から崩れたと言う風に。その証拠として花壇の土や上部にヒュージの足跡の類が一切ない

 

「もしかして‥!?」

 

付近をくまなく調査。不自然な壊れ方をした塀、膝位の高さしか無い電柱、不自然に地面にめり込んでいる車両などおかしな光景が次々と目に入ってくる。

そしてそこから離れた場所からはヒュージの足跡や破壊した痕跡が次々と見つかるのだ

 

「(ヒュージが出てきたのはここだ‥)」

 

公園やその近隣がヒュージが最初に出現した場所で、今回はここから各地に散らばり襲撃を仕掛けたとみて間違いないだろう

その際、地下から何らかの方法で現れた。だから不自然な沈み方や崩れ方をしたという予想も出来る

 

だが分からない事はある

 

「(仮に地下から出てきたとして‥何で大穴みたいなのが出来ず、私がこの場に平然と立っていられるの?)」

 

地下から現れたとして、その痕跡は必ず残るはず。大穴のような視覚的、物理的に分かりやすいものが何故無いのか

そして、もう一つ、そんなものが生み出されていたとして何故彼女はこの場に立っていられるのか

試しに地面を足で強く踏みつけてみてもその反動で足が痛くなるだけで崩れたりすることはない

 

「(とりあえず帰って秋日さんに報告するか‥)」

 

時間的にも今回はここまで

ガーデンに戻り、秋日への報告等を行わなければならない為ガーデンへと戻る。





海漓がせっせと仕事してる裏でたかなほ病室であのやり取りがあります←
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