Assault Lily〜御使いの妹   作:ラッファ

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※作中で表した陣形は投稿可能になり次第追加します

作中にて、陣形を追記しました。
数話は前書きor本文にて再度提示します


第84話

 

海漓と祥枝が話している最中にもヒュージは出現。当初の予定通り自分達は出撃しない。

その間に2人も適宜昼食を取りつつ今後についての打ち合わせを行っているとあっという間に時間が経過

午後のミーティングとなる

 

「揃ったし‥ミーティング始めますね

あ、聞きやすい体制で大丈夫です」

 

隊長の海漓が取り仕切る。

 

「祥枝さんとも話したんですけど‥陣形には従来の固定式をベースにします」

 

「あら、よろしいので?貴方、グランエプレから来たんですのよ?」

 

林乎はそのように問う。海漓はグランエプレから来たのだ。事情を知らない彼女達からすればこのレギオンも可変フォーメーションを行うとばかり思っていた

 

「別に構いませんよ。従来の方式を捨て、新たに可変フォーメーションを行う方がレギオンとしてマイナスです」

 

「隊長以外は従来の神庭式で戦ってきたしそれで、行こうって。」

 

説明に祥枝が補足。グランエプレを筆頭とした昨今のトレンドである可変フォーメーション。聞こえは良いが実際に行っているのは極僅かの上澄みのガーデンとレギオン。ここは高等部からリリィを務めた者と神庭生え抜きで占められており、今日まで積み重ねた努力と経験により得られた自信の型を捨てさせ、可変に対応するための新たな型を作る事になってしまう。

従来の方式を止め、可変にした事で調子を崩す者や力を発揮出来ずに命を落とす者が出るリスクを考えると安易に可変フォーメーションを行う事はできない。

それと、理由がもう一つ

 

「後は‥選択肢を与えるってのも有りますね」

 

「選択肢を、と、言いますと?」

 

「ご存知の通りグランエプレは可変フォーメーションです。恐らく再編成してもそれは変わりません

私達まで可変をやっちゃうと‥ココは可変に切り替える、と誤解されたく無いんです。カリキュラムとしてはまだ固定式‥ですよね?」

 

「可変に切り替える‥と言う話は聞いていませんわ。少なくとも私の知る範囲では」

 

「相性の良し悪し、適性の有無もあります。可変と固定。どっちを取り入れるかを選ばせて上げる方が良いのかなと」

 

「成る程‥グランエプレとはあえて真逆の事をやる。いいではありませんか」

 

固定式ではギガント級やアルトラ級はおろか、ラージ級すら満足に倒せない。と定義づけられているならば可変に切り替えなければならないが、そんな事はない。

既にグランエプレは可変式を取り入れているのだ。自分達まで可変式を行ってはガーデンとしての方針が変わったと言う間違った解釈をされてしまう

神庭は自主性を尊重するガーデン。固定式をやめ可変式に切り替えろという外圧を加え、選択肢を無くしてしまっては神庭の良さが消えてしまう。正式にカリキュラムを切り替えるのであれば話が変わってくるが、現時点では可変式を基準にすると言う話もない。可変と固定、どちらが良いかという選択肢は用意するべきなのだ

勿論、一番良いのは両方ともやる事だ。

 

「従来の方式なら私は都合いいけど‥貴方は大丈夫なの?林乎も言ってたけどグランエプレから来たのに否定するような方針打ち立てて」

 

「構いません‥というか可変だとこの後の陣形とか戦術に支障出るんで」

 

結弦の問にも躊躇う事なく回答する。何も批判を込めた陣形変更ではない。この後、海漓が考えた陣形、戦術を行うに際に可変フォーメーションは都合が悪いのだ。

 

「あ、そうだ‥司令塔経験者って誰か居ます?」

 

海漓は念の為、全員に確認。自信が隊長兼司令塔となるがこの場に他に司令塔がいた場合、問答無用で勤めた形だ。トラブル防止の為にも確認する必要がある‥が

 

「いない。少人数への指示って言うなら2年だと私や林乎‥祥枝が該当するけど本格的なレギオンの司令塔って言うのは‥いないんじゃないかな」

 

「秋日様と叶星様が居るし‥そもそも神庭だと9人制の司令塔教育はされてない。

やりたいなら自主的に学ぶしか無い‥まぁ学んだ所で9人の時は御三家が主導権持つけど」

 

「おおぅ‥マジか」

 

「‥確か相模って8人だったから9人は皆初めてになる‥」

 

「練習しなきゃねー。」

 

学ぶのは御三家以外で標準的となっている5人体制のみ。今回のような大所帯での経験は皆無。有事の際は防衛隊の秋日、もしくはグランエプレの叶星が指揮を取る形となり、他の者は独学でやる形だそうだ。

海漓も相模時代は8人制が主であり9人制は初であり練習が必要だ。

 

現行の東京で9人制を行う場合は御三家の増援を待った後に彼女等の主導で行う。合同レギオンにおける百合ヶ丘と神庭のような関係。百合ヶ丘が主導し、神庭がその指示の下で動く

 

「で、隊長さん。ノインは後々やるにして、陣形の案はあるの?」

 

「えぇ。‥とりあえず‥」

 

彼女は黒板に陣形を記していく

相模女子時代に得た知識、今までの経験を土台に自分達の現状に適した形にアレンジしていく。

 

「はいぃ!?」

 

「いや‥ちょっと‥これは‥」

 

真っ先に反応したのは結弦と薫

他の面々も言葉を失っていく

 

「草案としてはこんな感じですかね」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

全員の方を振り返る。他の面々は皆、言葉を失う

 

「フルメンバーで出撃する時はこれで行きます。勿論、休みとか離脱により変わりますが‥」

 

13名全員で出撃しヒュージ迎え撃つ。

故に陣形には13名全員の名前を記す

 

「13人って‥ノインヴェルトは9人でやるものなの、分かってる?」

 

「えぇ、分かってます。ノインヴェルト時はこの中の9名で行い4名はサポートです」

 

穂の言う事も最もだ。ノインヴェルト戦術とは9人で行うのだから陣形も9人で組み他は除外というのが世間一般的な常識。9人以上の人数がいるレギオンでは先発のみを記載、控えは記載せずに陣形をガーデンや外部に発表するのが常識となっている。

13名全員で行う事は現状では不可能。条件を満たしていないのだ

 

「可変しなくて良いなら覚えるのは楽だけど‥13人フル出しはやるのは初めてじゃない?」

 

「えぇ。新生レギオンが行う、神庭として初の試みです。良くないです?

やる事は単純ですし」

 

春音は陣形をみた上で感想を告げるが他も似た感想を抱いている。13人全員での出撃など前代未聞。人数しか見なければ確かに初だ、しかしやる事は単純

 

「単純?」

 

「現れたヒュージに対し火力を叩きつける。ラージまではノイン無し。

ギガント級が来たらノインを行う、それだけです。」

 

現状、自分達は防衛、つまり現れたヒュージを迎え撃つのが役割だ。戦いの基本は守備から。なんて言葉もあったりする。

 

「ラージが来たらどうするつもりだ?」

 

説明を聞き玲奈が問う。ラージ級への対処法が抜けている。どう倒すのか気になったのだ

 

「祥枝さん達3人で突撃し食い止め、他の面々が火力を叩きつけます、終わり。生き残ってたら祥枝さんが再度突撃して止め。」

 

「た、単純だな」

 

「こちらの数が多いだけでやる事なんて単純ですって。」

 

やる事は至極単純、大型ヒュージとの戦いは一対一に見せかけた集団戦術だ。前に突撃する祥枝達をレギオン全員でカバーし、圧倒的火力にて叩き潰す

 

「正面以外から来た場合どうするの?可変?」

 

「両サイドならそのまま対応します。祥枝さん、林乎さん、楊美ちゃんは

背後は玲奈さんと私を入れ替え、私をAZとした逆三角形で」

 

海漓も考えていない訳ではない。結弦の疑問にも回答する。敵は正面以外からもくる。背後を突かれることもあるだろう。勿論、この後の訓練で検証を行い、実戦の中で見える課題もあるが、理論としては適切だ

 

「最後方に玲奈さんを配置しているんで万が一の事態が起こる前に対応が可能だとは思いますが‥起こった場合は慌てず、適宜対応ですね」

 

何が起こるか分からないのが実戦でありどれだけ訓練を行い最悪の事態に備えても想定を上回ることは起こり得る。そうなってしまえば初めて臨機応変な対応だ。

最後方に鷹の目を持った玲奈を配置したのも不足の事態を予防する意味もある

 

「うーん‥この図面だとAZとTZBZが離れてるのが気になるけど‥戦場に出たら気にならない距離になる?図面通りがっつり離す?」

 

「ポジション分かりやすくするために書いただけで実戦だと引き離さないよ。大丈夫」

 

図面を見て、話を聞く上で楊美は距離が離れている事が気がかりだったようだがあくまでも紙面上の話、実戦ではもう少し距離が縮まる

 

「‥AZは木澤さん以外は上級生を多め‥に配置。

‥TZ、BZは初心者へのフォローを考慮しつつバランスを取ってる‥」

 

「レジスタ持ちの私と1年の二松さんを対角線に配置してるから連携技の同時使用も可能だねこれ‥可変しないなら‥」

 

薫、結弦の2人は再度紙面を見て、大まかに確認。可変を行わない為、頭の中でシュミレーションをしているのだろう

 

「試し打ち含め、まずは訓練場でやってみましょう。時間はまだありますし。」

 

ミーティングからまだ1時間程度経過したがまだ日は沈んでおらず訓練を行う時間も残されている。紙とにらめっこしても進まない。体を動かして感覚を掴んで貰う必要がある。

 

「一足先に対ラージ級の基本的な動きを教えますね」

 

訓練場に入り、各々CHARMの準備を整えると先ずは彼女が皆の前に立つ

 

「私抜きで陣形作って貰って良いです?とりあえず、私はヒュージ役です」

 

彼女の一言と同時に先程説明したポジションにつく。

 

「海漓はさっきはくっつくって言ったけど‥やっぱし後衛は少し離れた方が良いかも」

 

「私達よりも結弦と春音様はどうでしょう?」

 

「後衛、近いかも‥春音様は?」

 

「こっちも気持ちもうちょい離れて欲しいかなー」

 

図面と実際ではやはり感覚が違う。楊美が真っ先に言っただけで他のAZ組も似たようなリアクションをしている

 

「後衛組、全体的に下がりますか」

 

「大体図形通りの距離でいいか?」

 

「そうしてみましょう」

 

玲奈の誘導でTZ.BZ組は後退。結果的に図形とほぼ同じ距離となる。気を取り直し、再度海漓は皆の前に立つ

 

「じゃ、対ラージ級ですね

いや、すっごい簡単なんですけど‥祥枝さんがまず突撃します」

 

「ほーい‥とりゃー」

 

あくまでも見本を見せるため突撃とは言ったが歩いて海漓に向かい互いに軽くCHARMを接触させる。

正面で打ち合っているフリ、だ

 

「で、楊美ちゃんと林乎さんも祥枝さんをカバーしつつ私に突撃」

 

「じゃ左から回り込むかなー」

 

「私は右からしましょう」

 

楊美、林乎で祥枝をフォローしつつ両側から突撃。この際、祥枝は2人が来るのを認識するのと同時に後退し、2人の攻撃のスペースを生み出す

 

「で、この間に結弦さんと春音さん。TZBZの皆は私をロックオン」

 

各々が銃口を海漓に向ける。海漓がいない為計9人が一斉に狙いをつける形だ

 

「3人が射線上からいなくなったと同時に一斉射撃‥なので、今私を抑え込んでる3人は早々に離れる形ですね」

 

抑え込んだ状態で攻撃すると3人が巻き込まれるので当たり前のことだがその前に退避して貰う必要がある

 

「攻撃してUターンかなぁ?」

 

「私はレアスキルが有りますので何処にでも逃げられますわぁ」

 

「クッソ‥縮地持ちめ!!私はそのまま下がるかな」

 

楊美、林乎、祥枝は各々回避パターンを思い浮かべる。退避、という点では縮地持ちの林乎が有利

 

「今回は説明かつ訓練場っていう限られた空間でやるんで、本番だと‥もう少し変わりますね。相手はラージ級なんでデカイですし、戦場の地形も変わってきますし‥」

 

今のはあくまでも説明の段階。本番ではこれらの動作を素早く、確実に。どんな時刻や地形でも行う必要がある。真っ昼間の更地で戦える事など殆どない。

本番ではラージ級が相手だ。狙いもつけやすく、リリィの立ち位置によっては攻撃に角度もつくため狙いやすくはなる

 

「索敵と情報共有はレアスキルの他にCHARMに備え付けのヒュージサーチャーとデータリンクシステムでどうにでもなる‥けどいきなりやったらどっかでミスりそう」

 

穂の指摘も間違いではない。既存の技術で十分に実行可能だが、あくまでも理論上の話。今回は出撃をしなかったがここ最近の状況では完成を待たずに強制出撃なんて事も起こりかねない

そうなってしまえば必ず、何処かでミスが生じてしまう。特に狙いをつける場面が一番危険性が高い。勿論、付近にいるラージ級以外の個体を掃討するが、その最中に狙いをつけても対処できない‥と言うのが一番ありえるケース 結成して間もない面々で行うからには 目に見える形での合図が必要となる

 

「慣れるまでは補助として外付けでレーザーサイトでも装着して貰おうかなって考えてたんですけど‥」

 

対策も勿論考えている。日の浅い中で行う為の補助装置として3名にはCHARMにレーザーサイトを装着して貰うつもりではあった。神庭に常備されていれば即投入‥と彼女は考えていたのだが

 

「神庭の備品で見たことないかも‥玲奈様は見たことあります?」

 

「いや‥私も無いな‥」

 

アーセナルとして、CHARMの整備等に関わっている絵麗奈、玲奈の2人は見たことはない。そもそも使わないのだ。あるはずも無い。

 

「なら取り寄せか‥ヒヒイロカネは取り扱ってるけど他のメーカーはどうなんだろ?」

 

無いならば取り寄せるしかない。相模時代。入学した当初は使っていた為ヒヒイロカネで生産しており、ヒヒイロカネ製のCHARMならば全ての機体に対応した物があるのは知っているが他社に関しては皆無‥この中にはヒヒイロカネ以外のメーカーを使っている者も居るのだ

 

「うーん‥あった。‥ユグドラシルとヒヒイロカネは販売してる。他は無し。在庫の有無や直ぐに届くかは確認してみないと分からないけど‥」

 

薫は直ぐに調べるとどうやらユグドラシル社も生産しているようだ。しかし他は全て無し‥在庫の有無も不明。訓練後に問い合わせる必要がある

 

「突撃する3名含めAZは装着して貰う形で良いですか?後は私もつけるし‥他につけたい人いますー?」

 

「全員つけても訳わからない事になるし、一先ずその面々でいいんじゃない?」

 

春音の意見もあり、一先ずは6名分の発注。その後も現時点で出来る事を行う。固定フォーメーションと言う事も有り立ち位置と役割りが明確となる為、各々対応は出来た。やはり鍵となるのは連携攻撃だ。模擬のラージ級で試すがやはり補助装置が無いとタイミングにズレが生じてしまう

 

「補助装置つけてでも訓練で成功させないと難しいですわね‥これ」

 

「やる事は分かってるだけに余計にね‥本番だとスモールやらミドルもわんさか居るし‥」

 

「これはこれで大変かも‥」

 

鍵となる突撃を担う3名は手応えを掴みつつもやはり、成功していないことへの不安がある。ぶっつけ本番とはいかないのだ

 

「私達は外さない事を考えれば良い‥んだよね?」

 

「まぁ、そうなるね。間髪入れずに行きたいし仕留めたら次に切り替えるから」

 

「が、頑張る」

 

後衛を務める寧々は再度確認。海漓としても外さずに仕留め、間髪入れずに次の獲物、もしくは止めに繋げたいのだ

 

「ラージが複数来たら?分散する?」

 

「そうなりますね‥3人を分けつつ結弦さん、春音さんも必要に応じて突撃してもらえれば‥と。‥その分援護の火力が下がるんでAZ組には粘ってもらう必要有りますけど」

 

欠点の一つはやはりラージ級が複数現れた時の火力の分散だ。AZに追従する形でTZ.BZも割り振る為、当たり前だが火力も落ちてしまう。そうなると他のグループの到着を待つ形となってしまう

 

「粘るでいいの?撃破じゃなくて?」

 

「はい。撃破出来るならそれに越した事は無いですけど、厳しいなら無理せずに引き付けることに専念した耐久戦です。特攻だけはマジで止めてください」

 

「オッケ、オッケ。なら大丈夫。AZはそれも役目みたいなもんだし伊達に6年間リリィやってきた訳じゃないから任せといて」

 

倒せるならそれがベスト。無理ならば回避、防御に専念した耐久戦を指示。そこに引き留めてさえいてくれれば誰かが増援に駆けつけられる可能性が高い。ヤケクソを起こした特攻さえしなければ後はどうにでも出来るのだ

 

その後は数度、陣形での戦闘を確認し訓練を終える。窓の外を見ると日も沈んでいた

 

「今日はここまで‥ですね

朝に結成から始まって色々ありましたけど、一先ずお疲れ様でした」

 

一度集まり、海漓が取り仕切って簡単なミーティング

 

「明日以降は‥追って伝えます

今日は解散‥あ、明日も出撃は無しで

訓練メインで行きます」

 

結成から訓練と始めての事ばかりで目に見えない疲れも溜まっているはず。早々に解散だ。出撃しないようにと告げる事も忘れずに

 

「形は違えど久しぶりに訓練に時間をかけられましたし暫くの間訓練漬けも良いのかもしれませんわ。」

 

「皆出たがりなんだって‥まぁ、実戦至上主義な風潮あるし、分かるんだけどね」

 

「実戦至上主義は神庭に限った話では無いだろう?」

 

祥枝や玲奈の言う実戦至上主義とは簡単でリリィは戦いを重ねる事に強くなる。訓練よりも実戦を優先する考え方。

 

「本当は祥枝のやり方も見習うべきなんだろうけど‥実戦至上主義で強くなったのがウヨウヨいるからね」

 

「私みたいな高等部組みはいつの間にか実戦至上主義になってる所あるよね。一年生も同じでしょ?」

 

実戦至上主義が全てではないと分かっているがそのやり方で強くなった者が多いのも事実。そして、そういう者は大体大きな戦いで武勲を上げ、それに続こうという流れが自然と出来てしまうのだ。海漓も理解している。

当然、暴走防止の為にガーデンの大人がコントロールしなければならないが、基本的に大人はリリィに自由を、の名目で放置。海漓達の場合は教導官が管理していた為、訓練を無視した実戦至上主義は起きていなかった。エレンスゲも同様だと聞いたこともある

 

「祥枝様は違うんですか?」

 

「私?適度に出撃拒否して訓練と休暇取ってたよ‥体と機体のメンテナンス。戦闘で見つかった課題の克服とかさ?」

 

「祥枝は元々実戦至上主義に疑問感じてた所に重なるように去年に怪我もあったからね‥それで御台場出れなかったし」

 

「怪我さえ無ければ御台場で無双してスターの仲間入りでしてよ?私達の世代では頭2つ位抜けていますわ」

彼女にも色々とあったようだ。だが実戦至上主義だけが全てではないと言う考えがあったからこそ先の海漓の発言に同意するかのような反応を示したのだろう

 

新生レギオンの初日はこうして終えるのだった。

 




補足プロフ

一年

天野 海漓(絵画科)
ポジション AZ/TZ
レアスキル ユーバーザイン
サブスキル 虹の軌跡 インビジルワン ??? ??? ???
使用CHARM トリグラフ グラーシーザ量産型(一部違い有り)
グランエプレ→新生レギオンへ移籍。隊長兼司令塔を務める

篠木 紗鳥(絵画科)
ポジション BZ
レアスキル フェイズトランセンデンス
使用CHARM グングニル
リリィは高等部から

木澤 楊美(絵画科)
ポジション AZ
レアスキル フェイズトランセンデンス
サブスキル インビジルワン
使用CHARM ブルトガング

朱羽 寧々(絵画科)
ポジション TZ
レアスキル 鷹の目
所有CHARM グングニル
リリィは高等部から。

二松 薫(造園科)
ポジション BZ
レアスキル レジスタ
使用CHARM アステリオン
海漓のルームメイト。
何度か防衛隊の助っ人経験あり。

村上 絵麗奈(造園科)
ポジション TZ
レアスキル 天の秤目
使用CHARM グングニル
アーセナルとしてグランエプレの整備を担当していた一人
今後は現レギオンを担当

二年生

岡元 八智代(建築科)
ポジション BZ
レアスキル ブレイブ
使用CHARM グングニル
リリィは高等部から

湶 結弦(声楽科)
ポジション AZ
レアスキル レジスタ
使用CHARM ダインスレイフ
防衛隊助っ人常連枠。

葉木原 林乎(声楽科)
ポジション AZ
レアスキル 縮地
使用CHARM クルッジ

西舘 祥枝(造園科)
ポジション AZ
レアスキル ルナティックトランサー
サブスキル Awakening 約束の領域 聖域転換 軍神の加護
使用CHARM クリューサーオール
新生レギオンでは副隊長を務める
御台場迎撃戦は怪我により欠席。

加登脇 穗(造園科)
ポジション TZ
レアスキル フェイズトランセンデンス
サブスキル 魔眼
使用CHARM アステリオン

 
三年生

鷹津 玲那(建築科)
ポジション BZ
レアスキル 鷹の目
使用CHARM グングニル
リリィは高等部から。
基本的にはアーセナルとして活動。前線に出る際は戦闘よりも鷹の目を生かした情報収集と伝達を主な活動としていた

新城 春音(建築科)
ポジション AZ
レアスキル この世の理
所有CHARM グングニル
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