百武照! お前もえいえいむんって言え! なゲームの実況プレイはーじまーるよー。
前回は百武照と藤川歌夜の間に因縁があることを察したところで終わりましたね。
今回は部室にはーちゃんがやってくるところから再開です。ゲーム制作を一緒にするということで度々部にやって来るはーちゃんですが、彼女はイラスト部であってSNS部ではありません。
そんなはーちゃんが今日やって来たのは、Iri§先生に会うためですね。事前に連絡を受けてメイクしに行った関あやめことIri§先生が戻ってくると、はーちゃんはそんな彼女にデレデレ。たまちゃんもIri§先生=あやめに甘えているはーちゃんに嫉妬の念を向けています。
お前、あいつのことが好きなのか?(青春)
ともあれ、はーちゃんに対抗して部長とイチャつこうとするたまちゃんが部長のパソコンを使って絵を描こうとしますが、そこでふと写真を発見。内容は百武照にうさ耳カチューシャを装着させられているちょっと若い部長でした。
即座にウィンドウを
……その裏ではIri§先生がはーちゃんとの会話で墓穴を掘ったり掘らなかったりと大変な目に遭っていますが、高校2年生にもなって厨二病エミュは恥ずかしいとかそういうレベルではないからね、仕方ないね。
たまちゃんはその光景を見て『恋人でもないのにベタベタするなんて変ですよ! せめてタケノコですよね!』と怒っています。*2
………………ですね!(燎原くんを見ながら)
たまちゃんに対してこいつマジかよみたいな顔をしている燎原くんは、Iri§先生の
──と、本来の用事に戻ったはーちゃんが、Iri§先生に頼み事をしてきます。
ゲーム化を目論む†星屑のインテンツィオーネ(前編)†のワンシーンにおけるスチル……挿し絵的な一枚絵の構図が思い浮かばず、是非とも先生にラフをお願いしたいんです! とのこと。
やめろアーク! どうしてわかってくれないんだ! 関先輩は絵が描けないんだよ! それが理由で文字書きになる人だって居るんだ!!
……はい、ここで突発イベント。
イラストのスキルレベルが1以上だとここでIri§先生に代わってラフを早描きするのですが、やるかやらないかは選べます。やると庇ってくれたというポイントからあやめの好感度が上がりますが……別にあやめは攻略するつもり無いのでスルーしましょう。許せサスケ。
イベントをこなさない場合は原作通り部長がコラ画像を作って誤魔化してくれるので安心ですね。言うほど安心か?(セルフツッコミ)
などと言っていると、時間も過ぎてIri§先生とはーちゃんのお話も終わり。はーちゃんはたまちゃんに渾身のドヤ顔をしていますが、それに反発して彼女もIri§自慢を開始。部室で『私とこの子どっちが大事なの!?』とばかりに昼ドラが始まり、そんな時に歌夜が合流してきました。
絵が上手いのは俺だ俺だ俺だ俺だァ!(タカトシ)と自己主張する二人に挟まれるIri§先生。
燎原も混ぜたいところさんですが、残念なことにスキルレベルの概念がある以上、最終的に1番絵が上手くなるのはシステム上オリ主で確定なんですよね。*3
やんややんやと話をしていたはーちゃんが部室から出て行くと、おもむろに部長がたまちゃんに声をかけます。質で張り合うな、持ち味を生かせ! 的な話ですが、はーちゃんとの張り合いで珍しく気が立っていたたまちゃんがレスバで部長を泣かせます。いーけないんだー。
慌てて部室から出たたまちゃんはこのあと廊下でパソコンを落としてしまうのですが、これは次のイベントに繋がるため放置。それでは部長を慰めながら今回はここまで、ではまた次回。
──たまが出て行くのを見送った俺は、目尻に涙を溜めている部長にハンカチを差し出す。
「……ああ、すみません。みっともないところを見せてしまいましたね」
「いえ。俺としても、たまが気が立っていたのが珍しくて叱り損ねましたから」
「えっ、犬井くんもあんな感じの本田ちゃん見たことなかったの?」
あとから合流してきた歌夜さんがそう言って目を丸くする。そもそも温厚……いや、天然なたまはそうそう怒らないし、滅多に語気を荒らげることもない。改めて想起して、頭を振る。
「そうですね。まあ、水葉がいい具合に刺激になってくれたみたいなので、そのせいでしょう。たまにライバルは居ませんでしたし」
「犬井さんは違うのか?」
キョトンとした関さんがIri§先生のガワ──ではなくメイクを落として眼鏡を掛けながらそんな事を言ってきて、俺は一拍置いて口を開く。
「──皆さんから見た俺は、たまの
「お父さん?」
「保護者かな」
「……右に同じ」
「そういうことですね」
直後、『あ~……』というため息混じりの声が三人から聞こえてきた。
察されるのもどこか納得いかないが、とどのつまりそういうことである。
「保護者として少々甘やかし過ぎましたね」
「言い方がもうお父さんじゃん」
「歌夜さん」
くつくつと笑う歌夜さんだが、確かにと内心で独りごつ。小さくため息をついてから、俺は鞄を肩に提げて三人に会釈する。
「では、俺も帰りますね」
「ん。お疲れさーん」
「じゃーね、犬井くん」
「……お疲れ様です」
ガチャリと扉を開け、廊下に出ると、鞄の中で鳴った携帯を取り出す。耳を当てた先から──たまの声が聞こえてきた。
「たま。どうした?」
『……りょーくん、どうしよう……』
声色を震わせて、それからたまは、俺の思考を一瞬停止させる爆弾発言をする。
『ぶ、部長のパソコン壊しちゃった』
「…………あー、もう一回言ってくれ」