魔女想う、剣士の旅々   作:蛇廻

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仮面ライダーセイバー、一年間ありがとう・・・!!


第二十一話

「っ・・・!」

 

奴を追いかけ、俺はこの自由の街クノーツへと辿り着いた。あいつは街の上空を旋回すると、急降下して建物にぶつかったり、再び上空に上がっては滑空し、街を壊す。突然のことに、街の人々は驚き逃げ惑っているのがわかる。さっきから耳には人々の悲鳴が聞こえてくる。

 

「まずはあの暴れ馬を止めなくちゃな・・・・・変身!」

 

『ジャアクドラゴン!』

 

変身し、取り出したのはバスターが使っていたブック。

 

『必殺リード!ジャアクな豆の木!』

 

月闇から伸びる数多の蔦が飛行する鳥を掴み掛かろうとする。一部に火がつき燃え始めるが、それを気にする訳にはいかない。流れるように二冊目のブックをリードする。

 

『必殺リード!必殺リード!ジャアクケルベロス!』

 

蔦に沿ってまっすぐと鳥へと向かっていくケルベロスのエネルギー体。そのまま鳥に食らいつく。

 

「多少は怯んだか・・・・ふっ!」

 

少しだけ奴の動きが遅くなった。ここを逃す手はない。

 

俺は奴の頭上まで飛び上がると、そのまま三冊目のブックを取り出した。

 

『必殺リード!必殺リード!必殺リード!ジャアク玄武!』

 

「はぁ!!」

 

玄武神話によって月闇の・・・そして俺自身の重量を増し、一気に鳥を叩き落とす。流石に奴も重さには敵わなかったのか、そのまま重力に乗って地上へと落ちた。

 

「ふぅ・・・・」

 

続くように俺も地上へと降りる。鳥が落ちた場所からは砂煙が上がっており、現状の確認が難しい。だが、まだ終わってはいないはずだ。俺は月闇を砂煙の中にいるであろう奴に向けて構える。

 

その時だった。

 

「ユウマ!!」

 

「っ!・・・・イレイナ・・・」

 

後ろから投げかけられた彼女の声。振り返ると、そこでは走ってきたのか息を切らして肩を上下に動かしているイレイナの姿が。

 

いや・・・・何を動揺している。彼女がこの街にいることはあの未来を見た時点で分かっていたことだ。何も不思議なことじゃない。

 

「ユウマ・・・・・・ユーリさんから聞きました。私がどういう存在なのか・・・・・・私のためなんでしょう?ユウマが剣士と戦うのは・・・」

 

「・・・・・・・」

 

やはり知られたか・・・・ユーリが彼女のもとに訪れることは前に会った段階ですでに分かっていたこと、だから知られるのも時間の問題ではあった。むしろ知られない方がおかしい・・・・。

 

「そこまで知ったのなら分かるだろう。俺は何がなんでも、全ての聖剣を封印しなくちゃいけないんだ。それが世界を・・・・お前を救う唯一無二の方法なのだから」

 

「・・・・本当に、それが唯一無二の方法なのですか・・?」

 

「・・・・・・・・」

 

・・・・・実のところ、一つだけ可能性がなくはない。しかし、それは不確かな方法であり、まだ一回しか確認できていない・・・・そんなものに賭ける訳にはいかない。

 

「・・・・なーーーー」

 

 

 

刹那、圧倒的なまでのオーラが俺たちを包み込む。同時に背後からは剣を引きずるような音が聞こえてくる。

 

「っーーー!!」

 

急ぐ振り向く。未だ晴れきっていない土煙が背後に広がっていたが、徐々にそこに人のシルエットが浮かび上がってくる。

 

「イレイナ、逃げろ!」

 

「え?」

 

「奴は危険だ・・!」

 

「ほぉ・・・・俺のことを知ってるとは、珍しい剣士じゃねぇか」

 

現れたのは男。上半身裸の上に上着を一枚羽織っている。その手には一本の聖剣が握られ、腰にはスロットが一つだけのドライバーが装着されている。見た感じは俺が保有している火炎剣烈火や、エスパーダが使っていた雷鳴剣黄雷を納刀する”聖剣ソードライバー”と似ているが、一番右側のスロット以外はまるで羽のような造形が施されている。その二つのアイテムは、俺はある光景で見た。

 

「一応、自己紹介でもしておこう。俺の名はバハト、お前たち力有る者を無に帰す存在だ」

 

「無に帰す・・?ユウマ、あの人はなんなんですか?」

 

「詳しいことは俺にも分からない・・・・・だが、あいつを野放しにするのは危険すぎる。それだけは確かだ」

 

俺はイレイナの前に立ち、バハトへと月闇を向ける。少なくともやるべきことははっきりしている。あの未来に到達する前に、奴の聖剣を封印する!

 

俺のその行動を見たバハトは、手に持っていた聖剣を腰のドライバーへと納刀した。

 

「随分とまぁ好戦的な奴だな。まぁいい、相手をしてやる」

 

『エターナルフェニックス』

 

『かつてから伝わる不死鳥の伝説が今、現実となる・・・』

 

ドライバー唯一のスロットへと装填されるブック。続け様に納刀した聖剣を抜刀する。

 

『抜刀・・・・!』

 

「・・ふっ、ふっふっははっははは・・・・・・変身」

 

『エターナルフェニックス!』

 

『虚無!漆黒の剣が、無に帰す!』

 

奴の姿が変わる。今までその存在だけしか伝わっておらず、”無の聖剣”を持つという唯一の情報を除いてその容姿や能力の一切が不明の剣士・・・・それが今、目の前にいる。

 

「無の剣士・ファルシオン・・・・・・貴様を無に帰す」

 

2本の聖剣が交差する。奴の力は未知数、馬鹿正直にぶつかり合うのは得策ではない。俺はファルシオンから一度距離を取る。

 

『月闇居合!読後一閃!』

 

横に一閃、真っ直ぐに飛んでいく闇の斬撃。それは確かに、確実にファルシオンへと直撃したが、ファルシオンは痛みは愚か痒みすら感じていないのか、全く怯む様子もない。

 

「・・・今、何かしたのか?」

 

「全く効果なしかよ・・・・」

 

多少のダメージが入ることを期待したんだが・・・・しょうがない、さっさとこっちを使うか。

 

『ジャオウドラゴン!誰も逃れられない・・・・』

 

「ふっ!はっ!」

 

背中のマントから闇のエネルギーが溢れ出し、俺の体は空中へと浮かぶ。その際に一閃の斬撃を繰り出したが、ファルシオンはそれを易々と無の聖剣で受け止め、斬撃はまるでエネルギーを失ったかのように消滅した。

 

「なんだ、次は空中戦か?」

 

そう答えると共に、ファルシオンの背中からは燃え上がる羽が出現し、すぐさま俺の目前に迫ってくる。

 

「速っ・・」

 

「どうした?これで終わりじゃねぇぞ?」

 

振り下ろされる無の聖剣をこっちも月闇で受け止める。しかし、この距離なら・・・・!

 

「はっ!」

 

「っ・・・何?」

 

月闇から発生した闇がファルシオンを拘束する。どれだけ強力だろうと、その能力が不明だろうと、身動き一つ取れなければ意味がない。この機を逃すわけにはいかない!!

 

「はぁ!!」

 

「ぬぅ・・・!」

 

五体の龍を召喚、ファルシオンに向かわせ食らいつかせる。相も変わらずダメージ自体はそこまでないようだが、それでも一瞬の隙が生まれる。

 

「今だ・・!」

 

『ジャオウ必殺読破!ジャオウ必殺撃!』

 

「はぁあああああ!!」

 

五体の龍と闇のエネルギーが拘束しているファルシオンとすれ違い様に一閃叩き込む。そのまま流れるように俺は地面へと降り立ち、その後ろでファルシオンが落下した音が聞こえた。

 

「ふぅ・・・これで、封印完了・・・あの未来は訪れないはず・・・・」

 

「ユウマ、後ろ!!」

 

俺が一息吐いていると、背後からイレイナの叫び声が聞こえてきた。何事かと振り返ると、確かに聖剣を封印したはずのファルシオンは変身したまま、聖剣を俺に振り下ろそうとしていた。

 

「なっ・・!?」

 

「惜しかったな、闇の聖剣だけじゃなかったら、また封印されるところだったよ」

 

慌てて闇黒剣で無の聖剣を受け止める。おかしい・・・確かに封印したはず・・・なぜ変身したままでいられるんだ・・?とにかく、もう一度・・・!再び闇でファルシオンの拘束にかかる。

 

「なんだ、また同じ手か」

 

「っ・・・な、何!?」

 

ファルシオンを拘束しようとした闇は、ファルシオンに到達した先から消滅していく。もう一度闇を出すも、同じように消滅してしまった。

 

「な、なんで・・・」

 

「勉強不足だったな、それとも俺の属性を忘れたか?」

 

俺が動揺している間にも、ファルシオンは剣に加える力を徐々に増していき、俺は片膝をついてしまった。

 

「どうした?もっと聖剣の力を引き出してみろ。もっとも、何の意味もないがな」

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

一体どういうことでしょう・・・・・。

 

先ほどまで、2人の剣士の戦いは闇の剣士・・・ユウマの方が優勢に見えていました。いえ、実際に優勢だったのでしょう。空中で相手の剣士を闇と五体の龍で拘束し、そこに自らの必殺技を叩き込んでいました。今までの剣士と同じように、聖剣を封印した・・・・・はずでした。

 

どういうわけか相手の聖剣は封印されることなく、さらには必殺技を受けたにも関わらず何事もなかったのように立ち上がり、そのままユウマへと迫っていった。おそらくもう一度封印を試みようとしたのでしょう、ユウマはまた闇の使って拘束しようとしましたが、先ほどと違い拘束は叶わず、闇は消滅してしまいました。

 

「勉強不足だったな、それとも俺の属性を忘れたか?」

 

あの剣士の属性・・?確かに剣士はそれぞれの属性を持ち合わせています、今のユウマのカリバーなら闇、ユーリさんの最光なら光と・・・・・ですが、あの聖剣の属性は一体・・?先ほど上空に姿を現したあの鳥の容姿や、先ほどの羽を見た分には炎のようにも見えますが、炎の聖剣は別にある・・・・駄目ですね、視覚だけで得られる情報ではまるで検討も・・・・。

 

「ようやく追いつきましたよ、イレイナさん!!」

 

「って、おいおい・・・・なんだよこの状況・・・」

 

「あのカリバーはユウマですよね・・・では、ユウマと戦っているあの剣士は一体?」

 

私を追いかけてきたのか、後ろから先生やサヤさん達が追いついてきました。私やサヤさんよりも剣士に精通しているであろうフラン先生やシーラさんですら、ユウマと戦っている剣士のことは知らないようです。やっぱり誰も分からない・・・・そう思った時、唯一知っていそうな人物が、姿を現しました。昨日骨董堂のアジトに向かう際に別れたユーリです。

 

「あの鳥の姿からまさかと思ったが・・・・・やはり復活していたのか」

 

「え・・・誰?」

 

「ユーリさん!」

 

「イレイナ、知り合いですか?」

 

「えぇっと、それについてはまた後で・・・・ユーリさんは、あの剣士のことを知っているのですか?あの剣士は一体?」

 

「・・・・奴はバハト、またの名を無の剣士・ファルシオン。無の聖剣”無銘剣虚無”に選ばれた剣士だ」

 

「無の聖剣・・・・?そんな聖剣、聞いたことないぞ」

 

「それは当然だ。奴は俺がまだ剣士だった頃に聖剣に選ばれて、そして俺が封印した存在なのだから」

 

「封印・・した?あの人をですか?」

 

「あぁ、だが、どういうわけか封印が解かれたらしい・・・・」

 

「あの・・・それで、無銘剣虚無の能力は・・?」

 

「・・・無銘剣の能力は聖なる力を無にする力・・・・要は他の聖剣の能力の一切を無効化する力だ」

 

「え〜と・・・・それってどういうことですか?」

 

「他の聖剣の力を無効化・・・・そうか、それで月闇の斬撃や闇も消滅したし、月闇の能力である封印も無効化された・・・!」

 

「それに加え、あいつはエターナルフェニックスのライドブックを使用している。本来であれば接触する全ての属性を無にしてしまう無銘剣でも、あのブックの力は無効化されることなく、ドライバーを通じて絶えず使用者にその力を送り続けている。それによりあいつは、永遠の寿命と無限の再生能力を獲得している」

 

「それはつまり・・・不死身、ということですか?」

 

「そういうことになる」

 

全くの計算外・・・・・あの剣士の属性、聖剣の能力が判明すれば、ユウマの手助けになる・・・・そう思っていたのに、分かった結果がまるで打つ手無しとでも宣告するような内容だった。全ての属性を無にしてしまう能力・・・・おそらく、私達の魔法も同じように無のされてしまうでしょう。

 

しかし、こうしている間にも戦いは続いていて、ユウマはどんどん劣勢へと追い込まれてしまっています。一体どうすれば・・・そんな時でした。

 

「あの〜・・・一ついいですか?」

 

「どうかしたのか、サヤ?」

 

「その、ユーリさん?がどういう人なのかは正直よく分かりませんが・・・・あの剣士を一度封印したって、どうやったんですか?」

 

「「「!!」」」

 

なるほど、盲点でした・・!500年前にあの無の剣士を封印したのがユーリさんなのであれば、その方法も分かっているはず・・・だったらその方法をもう一度やれば!!

 

「・・・・バハトを封印するには、無銘剣の性質上、従来のやり方では不可能だ。だからこそ、聖剣の中でも特別な2本を同時に扱うことで、あいつを封印することができる」

 

「特別な2本の聖剣・・・?」

 

「・・・・光の聖剣と、闇の聖剣!!」

 

「その通りだ。光と闇の聖剣は最初に誕生した特別な聖剣、その2本の力を同時に使うことで、初めてバハトは封印できる」

 

「闇の聖剣はユウマが持っています・・・なら、あとはその光の聖剣があれば!」

 

「つってもよ、その光の聖剣がどこにあるかなんて、私たちは知らねぇぞ」

 

「問題無い。光の聖剣は俺自身だ」

 

『金の武器 銀の武器』

 

「変身!」

 

『Who is the shining sword?』

 

その姿を剣士・・・・いえ、剣へと変えたユーリさんは、そのままユウマのところまで飛翔していきます。後ろではすごい形相をしている人達がいますが、まぁ置いておきましょう。

 

「ふっ、はっ!」

 

「あ?」

 

「あ、あんたは・・・」

 

「よく聞けユウマ。奴を封印するには闇黒剣だけでは無理だ。光と闇、両方を同時に使う必要がある。さぁ、俺を手に取れ!」

 

「その声・・・・はっはっは!そうか、お前かユーリ!!」

 

「・・・・バハト」

 

彼らは旧知の仲だったのだろう、ユーリさんがバハトのことを知っていたように、バハトもまたユーリさんのことを知っている風でした。

 

「俺がお前を封印してから、500年の歳月が流れた・・・・・未だに力有る者を無に帰そうとしているのか?」

 

「当然だ!聖剣が、魔法が、力があるから!!人は争いを起こし、それを繰り返す!!その度に何十、何百、何千、何万もの人間が死に絶える!!この世から争いを無くすには、争うを起こす力を無くすしかない!!・・・・そのために、貴様ら剣士も、魔女も、全てを無に帰す!」

 

「・・・・やはり、お前を自由にさせられない・・・・!さぁユウマ、俺を使え!!」

 

「・・・・・・」

 

・・?一体どうしたのでしょう?ユウマは一向にユーリさんに手を伸ばさず、下を向いています。それは、十分な隙だったようです。

 

「させるか!!」

 

『永久の不死鳥!無限一突!』

 

無の聖剣・・・・無銘剣虚無から放たれる、まるで不死鳥のような十字の斬撃がユウマとユーリさんの2人に向かって放たれました。その攻撃には2人とも気づき、それぞれ躱しましたが、それによって2人の間に距離が・・・。

 

「500年前、俺はユーリ、お前の扱う光と闇の聖剣によって封印された・・・・・だからこそ、お前たちの2本を揃えさせるつもりなど毛頭無い」

 

っ・・!流石にこちらの狙いにも気付いていましたか・・・!・・・だったら、出来ることは!!

 

「イレイナ、何を!」

 

私が杖を出したことに気づいたフラン先生が声をかけてきます。もしかしたら止められるのかもしれませんね、ですが、例え止められたとしても・・・・!

 

「少しでもファルシオンの気を逸らします。その間にもユウマがユーリさんを掴むことができれば・・!」

 

言うや否や、私は攻撃魔法で電撃を放ちながらファルシオンの後方へと走り出します。放った電撃はファルシオンに直撃し、異変を感じたファルシオンは振り返り、私の存在に気づきます。

 

ひとまず今はこれでいい・・・・・奴から逃げながら、少しでも時間を稼ぐ・・!

 

「イレイナ!!」

 

「ユウマ!今のうちにユーリさんと!!」

 

「ちっ・・・・剣士を始末してからと思っていたんだが・・・・どうやら先に殺られたいようだな!!」

 

『虚無居合!黙読一閃!』

 

 

虚無より放たれた横一閃の斬撃が、私に向かってきます。咄嗟に防御魔法を展開したんですが、斬撃自体にも虚無の力が備わっていたのか防御魔法は跡形もなく消え去ってしまい、そのまま斬撃が私を襲います。

 

「きゃ!!」

 

「はっはっは!!」

 

幸いにも直撃こそは免れたものの、斬撃は私の足元に飛来、衝撃と共に私は吹き飛ばされてしまい、杖も手放してしまいました。なんとかすぐに体制を立て直そうとしましたが、そんな私の目前にはすでにファルシオンの姿が。

 

「へ・・?」

 

「まずは、1人」

 

振り下ろされる虚無。フラン先生やサヤさんがこちらに手を伸ばそうとしたり、魔法を放とうとしていますが、おそらく間に合いそうにもありません。杖が手元になく魔法も発動できず、どう言うわけか体も動きそうにありません。目を瞑り、来る衝撃に身を震わせます。

 

 

 

「ぐぅっ!!?」

 

 

なかなかやって来ない衝撃に代わりに聞こえてきたのは苦しそうな声。それと同時に、私の顔に何かが付着します。

 

恐る恐る目を開けると、私の目の前にはーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

「うっ・・・・・ぐ・・・ぁぁあ・・・・」

 

 

「ゆ、ユウマ・・・・?」

 

変身が解除され、生身の状態の体を虚無が貫かれいて、そこから血を吹き出しているユウマの姿が。やがて、ユウマは力尽きるかのように、私の目の前で倒れました。

 

 

「い、いや・・・・・・・いやぁあああああああ!!

 

 

 

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