「・・・えぇ」
俺は眼を覚まして目の前で繰り広げられている光景に困惑を隠せなかった。
冒涜的で狂気的な怪獣大戦争が、繰り広げられているからだ。
どうしてこうなったのかと問われれば、訳が分からないよ。
俺自身が死んだってのは分かっている。
目の前の光景を見て、冷静に考え思い出したので、あっそっすか。と軽く流した。
その後も色々と考えていると、
「うらっしゃー、この魂は俺のもんじゃい」
そんな冒涜的音声な言葉が聞こえて来た。
知らない言語だけど何故だか理解できた。
もう思ったね。
目の前に居る触手な何かは、神でニャル神だ。
って言う事をね。
泣いていいっすか、俺はこれからどうなるんだろう・・
「んっ、おぉ意識持ちか」
冒涜的な触手で絡め持ちあげられております。
「えっと・・・俺はどうなるんで?ニャル様」
肉体が無いのか、何も出来ない俺はひとまずそう言った。
言葉に出す事は出来るようなので、どちらかというとテレパシーな気がしなくもないが、そんな事はどうでも良い。死んでるけど生き残る事を最優先に考えろ・・・
「むぅ、身構えなくても良いのだが・・・まぁいい、単刀直入に言おう、探索者か眷属化か分身になる。選べ」
やべぇ三択が発せられたよ。
どれ選んでも地獄じゃね?
特に分身は無い、前世?からの経験的に、色々と面倒事を押し付けてくる。
なら探索者か眷属だが、どっちにしよう。
「たn・・・いえ、やっぱもう少し考えさせてください」
探索者は・・・駄目だな、絶対に駄目だ。
本能や直感が止めろ、駄目だ、と警告をフルに発している気がする。
・・・というか、探索者って言おうとした途端の、目の前の邪神と後ろで死屍累々の山と化している邪神(全て同一神)からの殺気が凄いんですけど。
探索者になったら一瞬でぶち殺しにくる奴だ。うん、辞めとこう。
だからと言って、分身は選択にないがな!
「眷属化でお願いします」
肉体が無いからアレだけど、肉体を持ていたら冷や汗を滝のように出していただろうな。
はっはっはっ・・・まじ、ヤバイって・・・(^O^)
「そうか!やっぱりそうか、よしよし了解した。種族は選ばせたやろう、特別だぞ」
殺気は少なくなったけど、アレだな。
あの怪獣大戦は意見が一致しなくて、起こってしまった奴だな。
俺を探索者か眷属化か、分身にするかの三択で・・・。
その中でも眷属化の意見が多かったんだろうなぁ。遠い目・・・
「よし、この中から選べ。異論は言わせん、OK?」
「おっ、おーけー」
あっ、俺に殺気向けていた奴が、フルぼっこにされてるw。