仮面ライダーの世界の力をやろう…って言われてもどうしろと? 作:アークス
ただ、この先はペースが落ちると思います。
なるべく頑張りますので、これからも宜しくお願い致します。
なのはを救うために皆で騒いでから1週間。
あれから公園でなのはを見かける度にミッション発動!!となり、皆で遊んできた。
だが、流石にそろそろ貰った力を試して検証しないと、自分の力も分からないままトラブルに巻き込まれる事態になったらヤバい。
そう思った俺はちょっと離れた高台にある公園に来た。
ここならあまり人目にも付くまい。
さて、それはいいのだが、どうやって検証しようか。
元々何のライダーの力を貰ったか教えてもらってないのだから、とりあえず出来そうな事を試すしかないんだが、そもそも変身に必要なベルトとかすら持っていない。
昭和ライダーやクウガ、アギト辺りは身体からベルトが出現するタイプになるが、平成ライダー等は大体なにかしらのアイテムが必要だ。
身体変化型の響鬼ですら変身音叉が必要だったり、キバもキバットがいないと変身出来なかったり。
となるとアイテムが必要無いやつから試せばいいのだが、クウガやアギトは制御出来る自信がまだ無い。
昭和ライダーはイメージ的に戦闘センスが磨かれていてこその戦力な気がする。
だからまずは今の状態でも使えるタイプのライダーを試して、成功したらラッキーってしたい。
つまり、身体変化じゃなく、ある程度素人でも戦力を手に入れられるタイプのライダー。
鎧武とかドライブとかがベストか?
んー。
しかし、はたと気付く。
だからベルト無いんだってば⤵
どっかから呼び出せるのか、何処かに置いてあるのかはわからんが、とりあえず今は手元に無い。
仕方ない。
1度家に戻るか……と時間を見るために携帯を見た時。
ん?
……へ?
疑問を口に出そうとした時だった。
ベキッ
ズンッ
なんぞ?
前を向くと何やら黒いミノタウロスみたいなのがこっちを見ていた。
……え?
ここってリリカルなのはの世界ちゃうのん?
ついエセ関西弁が出たが、流石にこれは混乱する。
いや、ミノタウロスて!
なのはでもライダーでも無いやん!
いや、響鬼なら居てもおかしくないし、ディケイドでリマジ響鬼の世界に牛鬼て居たけどさ!?
目の前のミノタウロスはこちらを見てゆっくり近付いてくる。
な、なん!
どうしたら!?
と、とりあえずなんか出ろ!
ベルトでもアイテムでもいいから!
ヤケになって両手を前に出した時!
スポン
この出方は無いわぁ。
スポンて。
卒業証書入れ引き抜いたんちゃうんやから。
心無しか目の前のミノタウロスも唖然としているように見える。
……とにかく出た物確認するか。
これは!?
よく見るとそれはアタッシュケースに入ったファイズギア!
ファイズの力だったのか!
これならある程度使えるはず!
急いで俺はファイズギアを拾うと中からベルトとファイズフォンを取り出して装着。
ファイズフォンのキーを555と入力し空高く掲げた。
「変身!」
声と共にファイズフォンをベルトにセット。
横に倒し定位置にセットすると身体に赤いラインが走る。
そして次の瞬間、俺は仮面ライダーファイズに変身していた。
「よっしゃ!」
「gulolololo!」
俺の気合いの声に対して咆哮をあげたミノタウロスはこちらに突進してくる。
ファイズはパワータイプと言う感じではない。
受け流しながら攻撃し、タイミングを見てトドメの一撃を放つ戦法が合うと思う。
俺はミノタウロスの放つ拳を受け流しながら考える。
今、オートバジンはいない。
呼べば来るかもだが、ミノタウロスの猛攻が凄くて呼ぶ隙が無い。
て事は、ファイズエッジも無いって事だ。
どうやら条件でもあるのか、今はファイズアクセルも無いし、ファイズブラスターなんかどう呼べばいいのかすら分からん。
なら隙を見てファイズポインターで拘束しつつクリムゾンスマッシュを決めるしかない!
そう決めるとミノタウロスの後ろに回り込みファイズポインターでポインティングマーカーを放つ。
「gua.gululu」
ミノタウロスは苦しそうにもがきながらもマーカーによって拘束された。
「これで終わりだ!」
大地を蹴り、空高く跳ぶ。
ミノタウロスに狙いをつけて必殺のキック、クリムゾンスマッシュを放った。
「gagagagagaga」
まるでドリルの様にミノタウロスを抉ったクリムゾンスマッシュ。
そして俺はエフェクトと共にミノタウロスの背後に着地。
爆発と青い炎と共に灰となって崩れ去ると思っていたミノタウロスは爆発もせず、そのままブロックが崩れる様に崩壊すると影に溶ける様に消えていった。
オルフェノクじゃ無いからか?
まあ、考えても分からない事は後にしよう。
そしてファイズフォンを取り外し変身を解くと身体に違和感がある事に気付く。
手を見れば灰色。
オルフェノクの手に見える。
そうか。
ファイズの力と共に乾巧のウルフオルフェノクの力も手に入れたのか。
ショックではあるが、まあ、ファイズの力を手に入れられたから仕方ないか。
ん?
それってヤバくないか?
寿命縮まってるって事じゃね!?
どうしよう!?
……しかし、それにしてはトゲトゲも無いし、ウルフオルフェノクっぽく無いな。
ちょっと近くの公衆トイレに人に見付からないように向かう。
そしてトイレの鏡で自分の姿を見た時、俺は今までで1番の衝撃を受けた。
「な…な…なんじゃこりゃぁ!」
俺が鏡の中に見た姿は……
アークオルフェノクだった。
ここでやっと仮面ライダーの世界の力の一端に触れました。
最後に新たな謎も出てきましたし、まだ解決されていない事も多いですが。
そして前書きにも書きました通り、ここから投稿ペースが下がると思います。
出来る限り頑張りますが、昨日今日のようなペースは確実に無理で、数日に1回ぐらいになると思われます。
もし、遅れたら申し訳ございません。