仮面ライダーの世界の力をやろう…って言われてもどうしろと?   作:アークス

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お待たせしました。

この回であるキャラが出てきますが、そのキャラについて後書きにて軽く説明します。

私の頭の中で考えてる事がうまく物語上で説明出来るかわからないので、今後後書きなどでちょいちょい説明が入るかもしれません。


何故お前はここにいる

何が原因か、何がきっかけかはわからないが、俺はなのはに祭り騒ぎの黒幕とバレていたらしい。

 

なんかむっちゃお礼言われてニコニコ顔のなのはに両手を握られている。

 

なのはファンにとってかなり嬉しい事態だが、まず俺の状況を整理しよう。

 

まず、バレずになのはを助ける為に表に出ずに黒幕として祭り騒ぎを起こす。

 

バレる。

 

ニコニコ顔で手を握られる。←今ここ

 

……ただ単に計画失敗しただけやないかい!

 

つまり、今俺は計画の失敗と言う現実をなのはの笑顔って形て見せられているわけだ。

 

まあ、なのは自身に悪気なんざ1ミリも無いし、泣き続けるよりは笑っていて欲しいが。

 

仕方ない。

 

とりあえずちょっととぼけてみよう。

 

「いつも? なんの事かな?」

 

「いつも皆と一緒に遊んでくれてるの!

貴方が皆と私を引っ張って遊んでくれたから。

だから、いつもありがとう!」

 

うん。

 

ばれてーら。

 

なのはさん観察眼すごいすな。

 

って感心してる場合じゃねぇ。

 

どうしよう?

 

ここで肯定するとなんか本編前からガッツリ関わる事になりそう。

 

ん?今更だって?

 

んな事ないさ。為せば成る。

 

とはいえ、ここで否定しても、なのはの観察眼によりバレてるから意味無いし。

 

んー。

 

いっそとぼけまくって変な人判定されてちょっと距離置かれるぐらいが丁度いいか?

 

なのはに避けられるとか泣けてくるが、なんか1回決めた事を簡単に諦めるのも嫌だしな。

 

とりあえず嫌われるとは決まってないしもっかいとぼけてみよう。

 

「知らないな。誰かと間違えてないか?」

 

「絶対に貴方なの!」

 

キラキラした瞳で見つめながら断言するなのは。

 

まぶ!?

 

眩しかっ!?

 

こんな子に嫌われる可能性があるとか吐血しそうじゃー!

 

と…とりあえずめげずにもっかい。

 

そしてそのまま一旦退却だ!

 

「って言っても知らないからな。

とりあえず怪我は無さそうで安心したよ。

じゃあ、俺はここで。」

 

握られた手を優しく解き、別れを告げると颯爽と帰宅の途につく。

 

よし!

 

これで誤魔化せたはず。

 

次からは祭りの時はより目立たないように気を付けよう。

 

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なのはside

 

 

やっと会えた助けてくれた男の子。

 

でも、彼は自分じゃないなんて言うの。

 

なんでそんな事をいうのかはわからないけれど、私は間違えたりしないの。

 

強く絶対に貴方だと言うとなぜか彼は一瞬怯んだような素振りを見せると、ちょっと早口で否定しながら私の握った手を解いて帰ってしまった。

 

引き留めようと思ったけど、優しく手を解かれたのがなんか嬉しかったのと、彼が帰り際になぜか耳まで真っ赤になっていたのを見て可愛く思えて引き留められなかったの。

 

うん。

 

また会えると信じて、次に会った時にもっと、もっと、もーーーっといっぱいお話するの!

 

私はそう決意して彼が帰る後ろ姿を見ていた。

 

 

なのはside out

 

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俺はうまく誤魔化せたと意気揚々と帰宅したのだが、我が家にはまさかの人物が居たのだ。

 

 

 

なぜお前はここにいる

 

「はじめまして。

私の名前は影山冴子と言います。

よろしくね。」

 

ロブスターオルフェノク!!




まず、この時点で説明しちゃいますと、この影山冴子はファイズ世界のロブスターオルフェノク本人ではありません。

しかし全くの無関係ではなく、主人公の能力が関係しているのは確かです。

んー

ちょっと今の時点で説明するのはなかなか難しいですね。

とりあえずどういう存在かぐらいの軽い説明は数話のうちにすると思います。

早く原作開始せねば!

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