神と呼ばれた少年は平穏な日常を夢見るか   作:さとう

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完結させることは難しいと判断しましたので、最後にやりたかった話を簡単にではありますがご紹介します。


最終話:おはなしにもならない

知上村にて、本来の父である千樹郎と親子ではなくただの知人関係になることに決めた輝夜。どうしても微妙な空気になってしまうが、それを何度も緩衝材として繋いだのは妹の春陽だった。

春陽の助力もあって徐々に気まずくならなくなり、最後には一皮むけて一つ大人になる。

 

やっと浦原喜助曰く『ゴタゴタ』が終わったらしい、ということではじめての尸魂界編。

 

いろんな人にマジマジと見られるしみんな自分のこと知ってるしで困惑する輝夜であったが、両親の助けによってなんとか目的の場所に到着した。

そこは、十三番隊隊舎。伯父との対面である。

浮竹は、反抗期だった弟がいつのまにか父親になっていたことにいたく感動し、輝夜を可愛がる。輝夜が語る弟の話から自分に会いたくない、会えないと思っていることが見てとれるので、浮竹は元気にしているだけで良いと遠くにいる家族に思いを馳せた。

 

父親も母親もどこかに行ってしまったようだし散歩でもするかと外をぶらつくと、なにやらふかふかのものにぶつかる。

見上げると、大きな犬。声にならない叫び声を上げて逃げようとしても捕まってしまった。輝夜はこと大きい犬が苦手だった。暴れる輝夜、宥める狛村。まさにカオスな状況を打破したのは、扇子に姿を変えた狂犬だ。輝夜に喝を入れ、狛村に宥め方のアドバイスをし、見事輝夜を落ち着かせることに成功する。

しばらく尸魂界について話を聴きながら、抱き抱えられつつ散歩を楽しむ。大きい犬だけど良い人じゃんと認識を改め、苦手意識も薄れて懐いた。

一方浦原は「さっき子供が狛村隊長と一緒に歩いていた」という話を耳にして探し回る。あの子は大きい犬が苦手だったはず、そう考えてやっと見つけた輝夜は、狛村と仲良く散歩をしていた。心配して損したやら、元気にしててよかったやら。しかし、思い至る限り最悪なケースはビビって攻撃することだったため、そうなってなくて良かったのだろう。

 

他にも、マユリがその貴重な血を採取したり解剖したりしたいと言い寄ってきたり、ネムと仲良くなったり、瀞霊廷のたくさんの人に可愛がられる輝夜。

現世に帰るころにはすっかり疲れて親の背でぐっすり眠っていた。

 

本当は千年決戦編に参加して何度も四肢が千切れては再生したり、狂犬と斬魄刀が力を合わせて卍解したり(卍解したときの名前は血神『不死鳥(しなずのとり)』とか考えてました)、死にかける輝夜の命を繋ぐものとして狂犬が輝夜の心臓部に入りひとつになる展開まで考えてありました。




力不足でちゃんとした最終回が書けずこのような形での完結となりました。楽しみにしてくださっていた方々に、感謝とお詫びを申し上げます。
そして最後に、ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
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