せっかくの連休だというのに、生活必需品の買い出しで休日の1日目が終わろうとしていた。
一人暮らしをしていると、トイレットペーパーや洗剤などといった生活必需品は案外出費を食う。
仕事で忙しくしてると、それらを買いに行く暇もなく、尽きる前に買い出しをしなくてはいけない。
そのせいでこうやって休日が潰れてしまうことも多々ある。
「……はぁ」
しかし、せっかくティッシュペーパーも買い出しをしたことだし、早速新品を使って好意に励みたいと思う。
というわけでターゲットを定めていたとある女性のスカートをめくろうと思う。
早速本を開き、力を使いその本の世界へと潜り込んでいった。
今まで訪れた世界は現代風の世界だったが、今回は森の中だった。
そして自分の姿も今までとは違い、人間の姿ですらなく、肌の色が緑色の、いわゆるオークとかと呼ばれる生命体となっていた。
スマホも腰ミノの中に入っており、激しく動くとスマホが中から落ちてしまいそうになっていた。
今回のターゲットにしているのは騎士である『ツル―ト』という女性だ。
金色でポニーテール、そして巨乳。
そのうえ闘う女騎士であるにもかかわらず黒のミニスカを着用してるという、なんともけしからない格好をしてる。
なんかどっかのVoiceRoidに似たような見た目をしているが、作者の趣味だろうか?
クールな態度で敵を切り裂くという女騎士だが、そんな彼女のスカートをめくったとき、どんなリアクションをするのか……
姿がオークになってるからか、いつも以上に興奮が止まらない。
そんな彼女はこの国の森辺りをパトロールすることがあるらしい。
女騎士として、国を狙う魔物を倒すのを生業としている。
まさに騎士の鏡といったところだ。
俺は森の中で興奮しつつも、ターゲットがやってくるのを待ち構えていた。
そして森の中でじっと待機していると、ツルートが森の中へとやってきた。
腰に剣を携えており、黒のミニスカが歩くたびに揺れる。
しかもその胸は薄い防具で軽く隠してる程度であり、胸の谷間も普通に見えていた。
原作の漫画では男からイヤらしい目で見られているが、なるほどあの格好では無理もないだろう。
彼女自身そんな視線を気にしない性格というのもあるが。
では、さっそく腰ミノからスマホを取り出し、撮影を開始するとしよう。
こんな姿である以上、いつも見たく不意を突く形ではなく、人を襲うモンスターという体でスカートをめくりに行ける。
では、早速そのスカートを――
「はあっ!」
その瞬間。
彼女の剣が目にも止まらぬ速さで抜かれ、俺の首は胴体と別れを告げることとなった。
「……っはぁ!?」
意識を取り戻したとき、そこはアパートのベッドの上だった。
まさか……ほんの一瞬だった。
スカートをめくる以前に、ツルートが俺の姿を認識した瞬間、剣を抜き、首を刎ねられた。
漫画世界で死ぬことがあったら現実に戻るというのは分かっていたが、まさか一瞬で殺されてしまうとは想像もしていなかった。
もし漫画世界で死ぬことが現実世界での死と直結していたら……背筋がぞくっと冷えた。
そして今回のターゲットは、作戦もなしでスカートをめくれるほど甘い相手ではないと認識した。
「……次こそめくってみせる」
我ながら頭の悪い動機だなとは思う。
だが、一度失敗したぐらいでスカートめくりを諦められるほど物分かりは良くはない。
仕事でも俺自身が納得できけりゃ出来が良くてもやり直したりするぐらいだ。
再び森の中にやってきた。
再びオークの姿となっている。
いきなり飛び出しても反応し、斬られたというのなら。
罠を仕掛け足止めをしてからめくるというのはどうだろうか。
森の中の樹をへし折り、なかなか近づけられないように盾らしきものを組み立てる。
その向こう側で俺が待機し、こちらへ近づくのに難儀してる隙にスカートをめくるという作戦を立てた。
オークとなり、人間離れした腕力のおかげで樹をへし折るのは難しくなかった。
そして樹で何本も積み重ね、盾みたいな物を作った。
そしてツルートが俺の姿を確認し、剣を早速抜く。
「……それぐらいで身を守ったつもりか」
だが、ツルートは剣を放り投げ、まるでブーメランのように俺の首をピンポイントに狙い、逆にあっけにとられた俺の首は――
「はああっ!?」
今度もダメだった。
まさか剣を放り投げてブーメランのようにするなど……
さすがにあんなアクロバットな事をされたら身を守りようがない。
「うーん……どうするか」
そもそも絡め手を利用するのに、単純な力押しをするオークでは分が悪い気がする。
ここはオーク以外の生命体に変身できることを願い、漫画の世界に入る。
(……おや、これは?)
変身していたのは、オークではなかった。
言葉を発することは出来ないが、手が緑色の触手となってしまっていた。
鑑がないから、触手でスマホを操り、自分の姿を撮影してみる。
なんと、無数の緑色の触手を持つ、植物が複雑に絡みついて出来上がった魔物のような見た目になっていた。
(これなら……)
なんとかうねうねと移動することは出来たが、オークの時、いや、人間の時よりも歩きは遅かった。
これではあっという間に剣で斬られて現実の世界へと戻されてしまうというのがオチだ。
(うーむ……)
何とか考えるうちに、触手がどこまで伸びるかを確認する。
なんと10m以上も伸ばせることが確認した。
これなら……いける。
ツルートが森の見回りをしてるのを確認する。
触手が長く伸ばせるのだから……目だって伸ばせるはずだ。
見つからないように気を付けながら目を伸ばし、ツルートの姿を確認する。
このままスカートの中を覗いてもいいのだが、それでは満足しない。
あくまで下着を見るというのは二の目的。
スカートをめくり、どんな風に恥ずかしがるのか。
女の子の恥ずかしがる反応を見るのがスカートめくりの本質だ。
そして周りの植物に紛らわせ、触手をゆっくりと剣に向かって伸ばしていく。
まずは武器を叩き落す。
抵抗する手段を奪い、それからゆっくりとスカートをめくり反応を楽しめばいい。
こちらに徐々に近づいてきているが、触手をこっそりと腰に携えられた剣に伸ばす。
そして剣を一瞬で奪い取る。
「なっ―!」
ツルートが剣を叩き落され、地面に落ちた剣を取ろうとする。
だが、そうはさせない。
両手を触手で絡めとり、剣を取る動きを封じた。
「しまった、油断していた……」
クールな彼女らしく、悔しがっている表情をしている。
さてと、先ほどはオークの時に2度首を刎ねられている。
その仕返しも含めて、存分に楽しませてもらおう。
彼女の体を触手で引っ張っていき、目の前に引きずり込む。
「こんな魔物がこの森にいたとは……」
彼女は抵抗しようとあがくが、魔物と化した俺の体はそれぐらいでは解けなかった。
さてと……
まずは足もゆっくりと触手で絡めとり、動きを封じる。
「くっ……何を」
そして触手がゆっくりとスカートに伸びていき、ツルートが何をされるのか察したのかあがく。
「ま、まさか」
さて、どこまでを考えているのかはあれだが……
触手がスカートを掴み、ゆっくりと持ち上げる。
「や、やめて」
ツルートが顔を赤くし、足をもがかせる。
だが、俺の触手は彼女の言葉を無視し、ゆっくりとスカートをめくりあげた。
スカートの中は黒のスパッツで覆われていた。
彼女は顔を赤くしていたが……
当然、スパッツは脱がさせてもらうとしよう。
触手がスパッツを掴み、勢いよく降ろした。
「や、やめ――!」
彼女の嘆願むなしく、スパッツが降ろされピンク色のパンツが露となる。
レースで縁どられ、なかなか可愛らしいパンツが俺の目の前に晒される。
「く、くぅ……」
ツルートは顔を赤くし、うっすらと涙目になっていた。
その一部始終の様子もスマホで撮らせてもらっていた。
だが、今回はそれだけで終わらせるつもりはない。
二度も殺されかけたのだ。
彼女をうつぶせにし、スカートを再びめくる。
ピンク色のパンツはお尻にぴったりと張り付いており、お尻のラインもくっきりと浮かび上がっていた。
そして俺の触手は、彼女のパンツをつかみ引っ張り、無理やり食い込ませてTバック状態にした。
「やああああ」
クールなはずの彼女はすっかりと涙目となり、可愛らしい悲鳴を上げていた。
うーむ、彼女のお尻に食い込むパンツでいい形となり、良き目の保養となる。
当然スマホで撮影し、素晴らしい状態も録画させてもらった。
さてと、十分辱めたし……満足だ。
元の世界に戻り、ベッドの上に座り込んでいた。
スマホを操作している形であり、右腕と左腕を何となくぐるぐると回す。
触手が生えていた時は、まるで数本の腕を自由に動かせるような、今までにない感触だった。
だからこそ人間の体での腕が2本動かせる感じを取り戻したかった。
さて、スマホで今回の戦利品も見るとしよう。
触手で動きを止められ、スカートをゆっくりとめくられていく。
この時はまだスパッツでパンツを隠していたから、顔を赤くしつつもまだ抵抗しようという気が感じられる顔だった。
だが、触手が容赦なくスパッツを脱がそうとしたとき、クールな騎士としての顔から恥ずかしさを感じる女の子の顔となった。
そしてピンクのパンツも太ももの白さと相まってすごくいい見栄えとなっていた。
そしてうつぶせにされた時、これ以上何をされるのかという不安の顔になっていた。
そしてパンツをお尻に食い込ませれTバックにされた際、完全に泣いてしまい、もはやクールな様子などかけらも感じさせない、一人の可愛い女の子の顔になっていた。
2度も殺されただけあって、素晴らしい物を撮れた。
これは早速……
俺はベッドに寝転がり、新品を使いいつもの好意に励んだ。