葉っぱで作られた扇をパタパタと扇ぎ、少女が息をつく。
ツインテールで纏められた黒髪、そして傍にいる狸がその様子をじっと見つめている。
彼女の名は『深里』。
俺が今回スカートめくりのターゲットに定めた少女だ。
「先輩、今度親戚と一緒に遊びに行くんですけど、どこへ行けばいいですかね?」
アイドル好きの後輩が懇願したように話しかけてくる。
昼休みだからこそ思いっきり私情が入ったことを尋ねてくる。
そして後輩の親戚には確か可愛らしい(後輩談)女の子と男の子がいたはず。
それぞれ小学生ぐらいの年齢で、どうやら家族旅行でこの辺を訪れるらしい。
「うーん」
「この近場には確か動物園があったはずっすけど」
近場というわけではないが、俺たちが勤めてる会社がある地域には確かに動物園がある。
というか動物園ぐらいしか観光名所が無いのだが……
一応都会といえば都会なのだが、少し車を走らせれば田舎みたいに自然たっぷりの風景も拝める、そんな感じの土地に俺たちの会社は存在している。
「じゃ動物園でいいんじゃないのか?」
「そうなんすけど、動物園よりもアイドルたちのライブのDVDを見せた方が」
「絶対に動物園にしておけ」
俺みたく趣味で時間を裂ける大人はまだいいが、基本的に小学生ぐらいの子供がDVDを見て時間を潰されるのはあんまりよろしくない。
しかも興味のあるDVDならまだしも、アイドル好きの後輩の親戚の子供たちがそういったアイドル達が好きだという話を後輩から聞いたことなどない。
「そうっすか」
少ししょんぼりした顔をしてくる。
そのような顔で俺を見るんじゃない。
俺にだって罪悪感がないわけじゃないんだ。
「でもまぁ動物園で久しぶりに色々な動物を見るのも楽しみっすね」
そしてしょんぼりした顔から一転して、楽しそうな表情を浮かべる。
感情がころころと変わりやすい後輩で良かったよ本当に。
「後、皆にはなるべく肌が出ない格好をするように言っておけよ。動物園って色んな動物たちがいて楽しめる反面、そういった動物たちの餌を狙って虫がやってくることもあるんだから」
「さすが先輩っす、知識があってためになるっす」
いやそれほどのことではないのだが。
最近の動物園はガラス越しで動物たちを見ることが出来るのだが、近場の動物園は檻で囲まれており、虫などが簡単に出入りできるようになっている。
なので一応という訳なのだ。
「さてと、じゃ相談に乗ってくれたお礼に今日は昼食おごるっすよ」
お、いいのか。
じゃまぁ今日は日替わり定食に美味しそうな焼き魚のおかずがあるし、それにするか。
そして後輩から昼食をおごられ、気分よく今日の仕事をこなすことが出来た。
後輩から食事をおごられただけでこれほどテンションが上がるとは、我ながら単純だとは思う。
だけども食は三大欲の一つを満たす重要な物だ。
それを満たされることで幸せになるのは悪いことではあるまい。
そしてもう一つの欲、性欲を満たしに行こうと思う。
漫画世界に潜り込み、可愛い女の子のスカートをめくることで俺の欲は満たされる。
それが終わった後、睡眠もしっかりとって最後の欲も満たそうと思っている。
さて、今回のターゲットは……へぇ、狸を連れてる軍師っぽい忍びの女の子か。
軍師というと冷静なイメージがあるが、そんな女の子がスカートをめくられたらどういうリアクションをするか。
早速俺はその世界へと飛び込んでいった。
たどり着いたのは、周りを見渡すと一応建物とかはあるのだが、森の中に覆われてる感じがある土地だった。
今までこの世界で出会ってきた忍びの女の子たちが皆都会らしき場所に住んでいたのを考えると、こういった隠れ里みたいな所を見るとやっぱり忍者ってこういうところに住んでるものだよなと再認識する。
さて、そんな場所だからこそ探し人を探し出すのは容易のはずだ。
だが、俺はあくまで部外者。
こういった閉鎖空間ではこういった部外者はあっさりと侵入者として感知されてしまうだろう。
この世界で使えるあの技もあるが、あくまで初見殺しな所もある。
軍師ぶってる深里という少女にその技が通用するかどうか。
とまぁうだうだ考えててもしょうがない。
まずは彼女を探し出さないと話が始まらない。
そして自然に囲まれた里の中を探していると。
「…………」
ベンチに座りながら葉っぱで出来た扇をぱたぱたとあおぐ深里さんを発見する。
その膝の上では彼女が飼っているのだろうか。
狸がのんびりとくつろいでいた。
少し短めのタイトスカートをはいており、露となってる太ももの方でゆったりと寝そべってる狸は本当にゆったりとしてる。
そして彼女はたわわな胸を持っており、考え事をしてる少女というだけでも絵になるのにさらに人の目を惹きつける要素を持っている。
そんな風に考えていたのが悪かったのか。
たぬきが少しだけぴくんと顔を動かした瞬間。
「……何奴!」
突如扇を強く振り下ろし、俺の元に強い風が飛んでくると同時に右腕を斬られる。
切断こそされなかったが、この切り傷は浅くない。
「お前、この里で見ない奴だな」
そして茂みからうっかり姿を出してしまったことで、彼女に感知されてしまった。
「生憎今他の皆は出払ってるからな。私一人でお前を対処する」
彼女の仲間がいないという耳寄りな情報を聞けたが、その代償として右腕を斬られたのはかなり大きい。
動かせないほどではないが、動かそうとすると激痛が走る。
一旦元の世界に戻るか……いやダメだ。
もう一度この世界に来た時、他の忍びたちがいないとは限らない。
不意を突かれたとはいえ一瞬で右腕をやられた以上、腕は悪くない。
「ほら、行くよ」
考え事をする暇も与えてくれないってか。
一気に接近してきてびしばしと攻撃を与えてくる。
右腕をかばいながら攻撃を回避するのがやっとだ。
「よし」
彼女がにっと笑うと同時に足元が崩れ落ちる。
「なっ!?」
お、落とし穴!?
いやまぁ忍の隠里なのだから罠ぐらいあってもおかしくはないが。
攻撃すると同時にここに追いやられていたのか。
足元を見ると竹槍がこれほどかと言わんばかりに落とし穴の中に多く突き立てられている。
しかし、落とし穴を深里さんは覗き込んでいない。
ピンチの中にチャンスあり。
俺は息をつき霧のようにその場から姿を消す。
「……あれ?」
落とし穴の中を深里は覗き込む。
しかし、そこには無様に落ちていったはずの男の姿はない。
「誰かお探しかい?」
そんな彼女の背後から俺は話しかける。
「なっ!?」
そりゃまぁ落とし穴に落ちたはずの男が自分の後ろに立っていればそりゃびっくりするよな。
だけどもその油断が命取りだ。
指を鳴らし、深里さんの上に透明な筒状カプセルを落とす。
「ええっ!?」
背後は落とし穴であり、後ろへの逃げ場を失われてるところで上からの不意打ち。
これほど状況が整っていればこの技は成功する。
そして即座にしびれガスが放たれ、それを吸い込んだ深里さんが脱力する。
「くぅ」
「さて、さっきはよくもいたぶってくれたね。今度はこちらが君に好き放題する番だ」
そう言いながら影で出来た手を彼女のタイトスカートの両端に伸ばす。
グイッ!
タイトスカートが手によってあっさりと翻され、深里さんのパンティが前からも後ろからも丸見えとなる。
「きゃっ!」
先ほどまでの冷静な様子とは一転、パンティを丸出しにされたことで顔を赤くし可愛らしい悲鳴を上げる。
そんな可愛らしい悲鳴とは違い、黒の紐パンという大胆なパンティが露にされている。
しびれガスを受けたことでタイトスカートを覆い隠すことも出来ず、しかもタイトスカートの構造上一度めくられてしまえば、自分の手で降ろさないかぎりずっと翻ったままになるという、スカートめくりをする人にとってはありがたい構造のスカートだ。
「こんな、は、辱しめなんて」
「そういう割には顔が赤いよ?」
それでも余裕そうな態度を崩そうとしない態度は立派だが、顔は正直に恥ずかしいと出ている。
「それっ」
そして影で出来た手が一気に彼女のパンティのお尻部分を一気に食い込ませ、疑似Tバック状態にする。
「ちょ、ちょっと!?」
「こんな辱しめなんて大丈夫じゃなかったのか?」
右腕が痛むが、それでも彼女の辱しめられていく様はきっちりとスマホで撮影してる。
そして若干涙目になってるのがもはや感情を取り繕えなくて可愛らしい。
さて、仕上げと行こうか。
先ほど以上に濃度が高いしびれガスを放ち、彼女はもはや完全に指一本動かすことすら至難なことになっていた。
カプセルから解放されて、外でなんとか深里を助けようとしていた狸が倒れる彼女の元へと近寄っていく。
「そーれっ」
ずるっ。
疑似Tバック状態になっていた黒の紐パンティをゆっくりと降ろしていき、お尻をほぼ丸出し状態にした。
「……っ」
なんとかパンティを上げようとしてるのか、指をぴくぴく動かす。
だがしびれガスが全身に回りその指は動くだけしかできず、パンティを隠すことなどとても出来なかった。
だが傍にいた狸が深里さんの紐パンを上げていき、なんとかお尻丸出しからパンティ丸出しの状態にまで戻した。
再びパンティを降ろしても良かったのだが、この狸さんのご主人想いなところに免じてこれでよしとしておこう。
それに、スマホで先ほどまでの一部始終はすでに録画し終わっている。
元の世界に戻って、深里さんの恥ずかしがる様を何度も再生するのが楽しみだ。
そう思い、俺は元の世界へと戻っていった。