「さーてと……今日も行くとしますか」
本日も1日の仕事を終え、アパートに戻ってきて夕食を取り終わったところだ。
いつもだったら夕食の前にシャワーを浴びる所だが、今日はたまたま仕事の営業先の人に誘われ、スーパー銭湯で入浴を済ませたのだ。
営業先の人が風呂好きで、裸一貫でコミュニケーションを取れる人は信用出来るからいきなりスーパー銭湯に誘う、というのが理由だった。
実際会社から帰る前にスーツからラフな格好に着替えるので簡単な着替え自体は持ってきており、営業先に出向く前にその上司から『風呂でも一緒にどうだい? 話はそこでしようじゃないか』と言われたのであらかじめ着替えなどは用意できたというわけだ。
「うーん……あそこの上司さんは結構独特な人で……さすがに女性の人相手にお風呂に誘うってことはしないけど、まぁ大抵の男の人は誘ってるみたいだし、変な下心とかは無いと思うわよ」
という風に女上司から言われており、少々不安に思いつつもスーパー銭湯に出向いたというわけだ。
そして周りで入浴してる人の迷惑にならない程度の声の大きさで仕事の話をしたり世間話をしたり、体は風呂でゆったりしてても口は少し疲れた。
まぁ最後の数十分辺りはゆったり風呂に入ってお話もしなかったので癒しという目的は果たした。
そして向こうの営業先の上司さんに気に入られ、そのままアパートに直帰し夕食を取ったというわけだ。
風呂で体を癒し夕食を取って少しリフレッシュしたところで、いつもの趣味を行おうと決め、早速ある世界へと飛び込んでいくのであった。
「ここに来るのも何度目やら」
たどり着いたのは『聖櫻学園』という学校がある世界。
ここの女子生徒に何度も俺の趣味である……『スカートめくり』を行い、数多くの女子生徒を辱しめてきた。
本当に数多くの女子生徒がいるのであれだけスカートめくりを行っても、まだパンティを見たいなぁと思うほどの魅惑的な女の子はたくさんいる。
というわけで、俺の欲望を満たすために女の子を辱しめてくるとしますか。
「この学校でさー、女の子をターゲットにした『悪スカートめくり男』っていうのがいるらしいよ」
「えー、やだー」
俺が校舎に入って少し歩くと、たまたま出会った女子生徒2人がそんな会話をしてるのが耳に入ってきた。
俺がこの世界からログアウトしている間は俺に関する記憶が一切なくなるのでそんな噂は立つはずがないが、俺がログインするとすぐにそんな話題が出るあたり、この世界に順応しつつあるということだろう。
だけどもまぁそれを見越してこの学園に来る際、制服以外の見た目を変装によってごまかし、一見さんにはバレないようにしている。
今回はロン毛の黒髪のカツラにメガネ、そして頬に詰め物をして少し膨れ顔の男の顔にしている。
元々現実世界ではイケメンの部類に入らないと自覚しているが、改めて鏡でこの姿を見てみると……うん、なんかちょっと不摂生なキモイ男みたいに見える。
まぁスカートめくりなんてしてる男がキモイわけがないし、こんなキモイ見た目の男にスカートめくりなんてされれば羞恥と嫌悪感が更に上昇するのは間違いないだろう。
というわけで、早速今回のターゲットである女の子を探すと「あの~」……
「その髪型……ちょっとキミ、どうかと思うよ?」
なんかいきなりピンクと紫髪の女の子に話しかけられた。
「このロン毛、そんなにダメか?」
俺はちょっと気に入ってる感じで言うと、その子は少しだけ躊躇いつつもこくんと頷いた。
「うん、君の髪型、ちょっとアレンジすれば輝けると思うんだよね~」
「でもまぁ、俺は気に入ってる方だから」
「そっかー。でもまぁ無理にとは言わないからね」
女の子は心なしかしょんぼりしながらその場を立ち去っていく。
なんかそういう態度を取られるとなけなしの良心がうずく。
だけどもそれと同時に、もしこの変装を解いても彼女は俺がこの変装と同一人物だと気づくだろうかという思いが湧く。
もし気づくのであればこの子は見逃す。
だけども気づかないのであれば、見た目で人を判断したということで……その時は問答無用で辱めを与えることにする。
まずはこっそりとその女の子を尾行し、彼女のクラスをあらかじめ調べる。
そして授業時間中に変装を解き、制服以外はまるっきり別人に見えるようにする。
声質に関しても詰め物で少しくぐもった声になってたので同一人物だとはなかなか気づきづらいだろう。
そして変装も解き詰め物も口から出したが……やっぱり詰め物をしてない時に比べると口が軽く感じる。
変装のためとはいえ、顔の輪郭を変えるのならもうちょっと別のやり方を考えるとしよう。
それだけこの学園でスカートめくりをして警戒されてるという証拠にはなるのだが、それはそれでやりづらいというものだ。
そういやあの子……たまたまクラスに戻る前に他の女の子に『新垣さん』やら『雛菜ちゃん』なんて話しかけられてたから、おそらく本名は『新垣 雛菜』なのだろう。
髪の奇抜さもあり、本人は散髪系の美容を行うのが趣味な女の子らしい。
となると、やはり髪型だけしか見てないという疑惑が出てくるし、そうなったら躊躇う心もなくなるだろう。
そして休憩時間になり、新垣さんが1人で教室から出てきた。
スマホを起動させ、1人しかいない場所に来たところで話しかけてみるとしよう。
そして彼女一人しかいない廊下に来たところで、後ろから声をかける。
「あの、すみませーん」
「ん?」
新垣さんはいきなり話しかけられ、少しだけ訝し気に俺を見てくる。
「さっきなんかロン毛のメガネをかけた男の人と話してるの見たんですけど、髪型を弄るのが好きなんですか?」
「うん。さっきの男の子なんて弄れば輝く要素がある。その様子を見てたのなら君もそう思うだろう」
「ええ、まぁそうですね」
……確定。
彼女は俺が変装後の姿と同一人物だと気づいていない。
なら、遠慮はいらないだろう。
「でも、君にも輝く瞬間があると思うんだよね」
「私に?」
新垣さんはきょとんとしている。
よし、隙あり
「それは……恥ずかしさを感じてる時だよ!」
バッ!
水色のプリーツスカートを両手を跳ね上げ容赦なくめくりあげる。
隙だらけだった新垣さんのスカートは一瞬で翻り、中の薄紫のサテン生地のパンティが露になる。
彼女の髪色に紫色が入ってるからか、普通に似合ってる。
「わ、わああっ!?」
そして何をされたか理解した新垣さんは慌てて両手でスカートを抑える。
だが、すでに丸出しにされたパンティは見られたと理解してるのか、顔を赤くしつつむすっとした涙目で俺を見てくる。
「いきなり何するの!」
「だから、君を輝かせたんだ。パンティ丸見えにされて恥ずかしがる君の姿、最高だったよ」
「こ、この変態! 君が噂の『悪スカートめくり魔』だったのか、こら待てー!」
踵を返して逃げ出し、彼女が追いかけてくる走り音が聞こえてきたが、風呂に入ってリフレッシュした俺の脚はいつもよりも軽かった。
体も精神も軽やかな気分でいつもの行為に励めると思いながら、元の世界に戻るのだった。