「こんにちは」
俺の目の前で挨拶したのは黒い髪の毛が目を引く美少女。
たまたま横を通りすがった俺に挨拶をするとは。
スタイルもいいし、この子を本当に彼女に出来たらきっと一生幸運でいられるだろう。
そんな彼女と疑似的とはいえ恋人として過ごせるサービスがある。
きっと彼女は一番人気なんだろうなと思いつつ、通り過ぎていくのを見送った。
今回のスカートめくりのターゲットは彼女「水原千鶴」。
早速彼女と距離を離して歩いていくことにした。
始まりは数時間前。
「先輩~!」
後輩である眼鏡を掛けた気弱な男後輩が俺に泣きついてきた。
優しく受け止めはしたが別に俺はBLには興味はない。
まあスカートめくりを二次元の女の子にしている方がよっぽどヤバイか。
「どうした?」
「実は彼女にふられちゃったんですよ」
それは気の毒に。
「先輩、この間女の同僚さんの依頼を受けて一緒に食事に行ったとか。女の人の扱いに慣れてそうだし、アドバイスくださいよ~」
んなこと言われても。
あれは依頼をこなしたから食事を報酬にしてもらったから俺が誘った訳ではない。
そもそもどちらかと言うと深い人付き合い自体好きじゃない。
タダ飯の魅力に抗えなかっただけなんだ。
「お願いします、先輩」
必死な顔で泣きついてこられれば俺も弱い。
となれば。
恋愛漫画などを読み耽ればちょっとは形になるアドバイスが出来るだろう。
この間スカートめくりのために潜入した漫画もあるが、今回は恋の形を理解するために読み耽ろう。
しばらくしてある程度読み終わり、息をつく。
ここまで真剣に読んだのは初めてだ。
だが、趣味として目を惹かれるのはあるわけで。
レンタル彼女としてお付き合いしている姿と本来の性格とは違う子。
そんな彼女に興味を持った。
もしスカートめくりをされたらどちらの顔でリアクションを取るのか。
そう思い立ったら漫画の世界に飛び込んでいた。
そして今、ターゲットの「水原千鶴」の後ろを歩いている訳だ。
水色のカーディガンを着ながら白いプリーツスカート。
そして美少女の顔に、良きスタイル。
そんな彼女、現実では話しかける子とすら躊躇うが、この世界は俺が潜り込む世界。
故にスカートめくりなんて大胆な事が出来る訳だ。
「あの、すみません」
俺が話しかけると水原さんは振り返って笑顔を向ける。
「何でしょうか?」
「ちょっとだけ簡単なアンケートに答えていただきたいのですが」
俺はあらかじめ用意しておいたアンケート用紙数枚を渡す。
「答えていただいたらこちらの試供品を渡しますので」
俺が現実の会社で開発してる香水のサンプルを見せる。
「手短でいいですか?」
少々面倒くさそうにしながらもボールペンを紙の上に走らせていく。
本来は地味で真面目な子だからこそ律儀に答えてくれる。
その間に俺はスマホを起動させる。
「これでいいですか?」
「あ、最後にこれいいかな?」
アンケートに解答し終えた彼女に最後に1枚の紙を手渡す。
「えっと……え!?」
彼女が驚くのは当たり前だ。
なんせ。
『今日のパンティの色は?』
なんて書かれてればねぇ。
そして水原さんが俺に質問の意図を確認しようとして顔を上げ、気づく。
「解答を確認させていただきますね」
俺がすでに屈んでおり、水原さんのスカートの裾を掴み、盛大にめくりあげていたことに。
バサアッ!
彼女のスカートはめくれ、パンティを隠すという役割を放棄し、パンティを白日の下に晒す。
ほう、ピンクと白の縞々パンティ。
体つきは大人だが精神はまだ子供っぽい証だ。
「何するの、スケベっ!」
そして顔を怒りと恥じらいで染めた彼女のビンタが俺の頬に炸裂した。
ああ、そりゃ元気な子でも地味な女の子でも、知らない男にスカートめくられたらこういう反応するよな。
そんな事を考えつつ、この世界から脱出するため目を閉じ意識を飛ばした。
さてと、早速スマホでチェックするかな。
最後のアンケートを見た後驚きの顔になる。
その隙に俺は屈み水原さんのスカートに目線を合わせその白いスカートを盛大にめくる。
大学生である水原さんの太ももは肉付きがよく、ピンクと白の縞々パンティが露わになる。
水原さんは慌ててスカートを抑え、怒りと恥じらいが混ざった顔でビンタを放った。
ここ最近は反撃しない子ばかりだったから反撃されたのは不覚だった。
とりあえず後輩には、女の子は恥ずかしい目に遭わせないようにしなさいと助言しておこう。
さて、今日もスカートめくりの戦利品を堪能するか。